2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | comments(-) | TOP↑

≫ EDIT

【第4節】 トッテナム vs バーミンガム・シティ

イングランド・プレミアリーグ09/10 4節

Tottenham 2 - 1 Birmingham City 
         
Stadium:ホワイト・ハートレーン

          前半   後半    合計                               

Tottenham.gif   0      2   2
Birmingham_20090504191719.gif   0      1   1      

得点
Spurs:クラウチ、レノン
Blues:ボウヤー

0910 4
Sub:バットン、ノートン、ベントリー、ドスサントス

ホーム、ホワイトハートレーンに昇格組のバーミンガム・シティを迎えた一戦は後半ロスタイムに劇的な結末。
2-1で勝利し、開幕から無傷の4連勝をキープしています。

先発メンバーは前節ウエストハム戦と同じメンバーに戻してきました。
ミッドウィークのドンカスターとのカップ戦からは7人の変更。現段階でのベストメンバーで臨みます。

開始早々から完全にトッテナムが試合を支配します。お得意の前線、中盤が連動しての鬼プレスで
高い位置でボールを奪取するや、シンプルに両サイドを広く使ってスピーディーな攻撃を展開。
モドリッチ、レノンらが強烈なシュートをお見舞いし、怒涛の波状攻撃を仕掛けます。
しかし、バーミンガムは4-5-1で中盤を厚くし、ピンチになりかけたら徹底して引きこもり。
ゴール前にほぼ全員が戻って壁を作り対抗します。組織的な守備はよく訓練されてるなという印象。
デフォー&キーンの2トップにも再三に渡っていいボールが供給されたものの、この日は2人とも空回り。
ボールが足につかずボールロスト、シュートを打っても枠外・・・となかなか好機を活かせません。

前半はほとんどハーフコートマッチでいつ点が入ってもおかしくないような試合展開だったのですが、
チャンスを多く作りだすものの、アタッキングサードでの崩しでイマイチ工夫が足りないせいか、
決定的な場面にまでは至らず。むしろ、巧く守る相手の術中にはまっていたのかもしれません。
前半だけ見ればたぶんボールポゼッションは70%近くだったと思います。でも、得点はゼロ。
ピンチらしいピンチもカウンターからのラーションのシュートぐらいなものでしたから。
恐らく敵将マクリーシュはしめしめ・・・と思っていたに違いない。守ってカウンターに徹すればいいと。
振り返れば、やはり数多い好機があった前半に2、3点奪って試合を決めておくべきでした。

そんな決め切れないトッテナムに、後半に入り悪夢のアクシデントが3つ降りかかります。

まずは一つ目。キングが足の付け根の負傷により前半だけで退き、ハットンが入ります。
チョルルカがCBに移り、ハットンは右SBへ。これにより途端に守備陣が混乱しはじめます。
チョルルカとバソングのコンビは何度か試されているものの、未だ一抹の不安があるのが事実。
この日も例に漏れず、バタバタする場面も。特にバソングは集中力欠いたプレーが多かったです。
キングと組んでる時は大きなピンチにはならなくても、不在時は別。ここら辺は23歳の若さでしょうか。

二つ目。モドリッチがボウヤーの悪質な後ろからのタックルで負傷してしまいます。
プレー続行が不可能なようで、すぐに交代しました。思いっきりふくらはぎ蹴られてまして、
やばそうな感じに見えました。まず間違いなく来週の代表戦は無理。最悪の場合、長期離脱・・・
という可能性もあるかもしれません。まだ怪我の詳細が入って無いので、入り次第お伝えしますが
※最新情報:公式サイトによると、X線による診断の結果、腓骨骨折が判明(2~3ヶ月の離脱が決定的)
モドリッチ(11)

三つ目。デフォーが相手DFとの接触で負傷。交代でパブリュチェンコが緊急投入されます。
こちらは見た感じそれほど重傷には見えませんでした。ベンチにそのまま戻ってましたし。

そんなアクシデントを相次いで受けながらも、ホームの大声援を背に怒涛の攻撃で攻め続けます。
すると71分。ハドルストンのFKがクラウチの頭にピタリ。脅威の高さのヘッドから放たれたボールは、ゴール左隅に吸い込まれ、ようやく均衡が破れます。クラウチはスパーズ復帰後、リーグ戦初ゴール。
本人も嬉しかったでしょうが、チームにとっても大きな大きな先制ゴールでした。

しかし、3分後に痛恨の失点。ボウヤーに隙をつかれ、せっかく奪ったリードから一転、振り出しに。
この場面は完全にミスです。ハットンとクディチーニの連携ミス。どちらかというとハットンが悪い。
簡単にクリアしとけばいいものをゴール前の危険な位置でボールをバウンドさせた時点でアウト。
たぶんハットンは相手DFをブロックしてる間にクディチーニに処理して欲しかったんでしょうが、
クディチーニからすればなんでクリアしないんだというところでしょう。バックアッパーの二人だからこそ
起こってしまった場面と言えるかもしれません。 これは今後に向けての課題。しっかり修正して欲しい。
ゴメスも当分戻ってこないし、キングも時折不在。であればこの二人も含めた守備陣の連携構築は急務。

これで息を吹き返したバーミンガムが途端に元気に。終盤は押し込まれる展開になっちゃいました。
前線にクラウチ&パブリュのツインタワーがいたせいか、単純な放り込みに終始してしまい、
チャンスがないまま淡々と時間だけが過ぎて行き、気がつけばロスタイムに突入。
こりゃダメかと諦めかけていた94分、ラストワンプレーでレノンがやってくれました!
中盤でボール奪いパブリュが絶妙な折り返し、これをレノンがカットインして右足一閃。
レノン(6)
土壇場で逆転。歓喜のホワイトハートレーン。渾身のバンザイを繰り出すレドナップ爺。
実況は「アンビリーバブルゴール!」を連呼。本当に信じられないミラクルゴールで4連勝!

試合は劇的で、しかも4連勝をキープ。最高に嬉しいです。
でも・・・

早めの先制点、中押しで試合を決めないと足下をすくわれる可能性があるぞ・・・と、僕が試合前の
プレヴューで書きましたが、嫌な予感がもう少しで的中するところでした。
完全に支配しながら危うく勝ち点獲りそこなう所までいってしまったのは反省点。
そして、ただでさえ多い怪我人が更にに3人追加。いくら層が厚いと言っても、これは厳しい。
特にここまで攻撃陣を牽引してきたモドリッチの負傷離脱は、非常に痛手です。
大きな勝ち点3を勝ち取ったと同時に、大きな代償を払った試合となってしまったのが残念です。

今日のGood クラウチ。先制ヘッドはもちろん、クロスバー直撃の惜しい場面も。彼の良さを存分に発揮
今日のBad  ハットン。攻撃は及第点。守備面がお粗末。失点の場面は要反省

スポンサーサイト

| マッチレポート | comments:13 | TOP↑

≫ EDIT

【PREVIEW】 Tottenham vs Birmingham

開幕4連勝を目指して、鉄壁の要塞ホーム・ホワイトハートレーンにて昇格クラブを迎え討ちます。
トッテナムvsバーミンガム・シティ戦のプレヴューを。

TEAM NEWS

TOTTENHAM
引き続きウッドゲート、ドーソン、ベイル、ゴメス、ジーナスが負傷によりアウト。
前節ウエストハム戦で足首を負傷したエコトが微妙。当日のフィットネス次第での出場となりそう。
一方でミッドウィークに休養したキングは戦列復帰しています。
また、クラブからの公式発表は無いですがボアテングの完全移籍、オハラのローン移籍が決定。
共に行先はポーツマス(ポーツマスでは公式発表済み)です。

予想スタメン:Cudicini, Corluka, King, Bassong, Ekotto, Lennon, Palacios, Huddlestone, Modric, Keane, Defoe

BIRMINGHAM
多くの負傷者を抱え厳しい台所事情。ダン、マーフィー、ベント、リッジウェル、ジェローム他数名がアウト。
一方でフィリップス、フェイヒー、ヴィグナルらは戻ってきそうです。

予想スタメン:Hart, Carr, Johnson, Queudrue, Vignal, Larsson, Ferguson, Fahey, Bowyer, McFadden, Benitez

ミッドウィークのCC2回戦のドンカスター戦ではサブ組主体で圧勝し改めて層の厚さを示しましたが、
今節は開幕から3連勝のメンバーに戻してくる事が濃厚。好調2トップの働きに期待したい。
ホームで相手は昇格組で格下。目下公式戦4連勝中で絶好調といい条件が揃いトッテナムが優位
・・・と安易に考えるのは非常に危険です。バーミンガム、非常に曲者揃いです。
何と言ってもプレミアリーグ経験者が多い。(まぁ一昨季はプレミアにいましたからね・・・)
しかも中堅~ベテランで試合巧者がズラリと並んでます。こういうチームは案外やりづらいもんです。

個人的に注目しているのがバーミンガムがクラブレコードの移籍金で獲得したFWベニテス。
エクアドルの選手で知らないんですが、かなりいい選手らしいです。乗せたらヤバそうな気配。
ボウヤー、マクファーデン、ファーガソンなど試合の流れを読める中堅がしっかり脇を固めてますから、
拮抗した展開で終盤まで行ってしまうと足下を救われることもあり得ます。
しかも、一昨季にはダブルをやられてる相手。メンバー違うので苦手意識は無いでしょうが・・・。
ホームですし、最初から全力で飛ばし先制点、早めの中押しで試合を一気に決めたいところ。
リードを奪って後半からは好調をキープしベンチで虎視眈々のクラウチorパブリュ投入も見たいですね。
ホームの堅守を維持する為にも、ここまでの3連勝で達成していないクリーンシートも意識して欲しい。

この日の試合が終わればインターナショナルマッチウィークで2週間空きます。
しかも再開後はチェルシー、マンUとの連戦と序盤で最大の山場がやってきます。
勢いを持続し、最高の状態で2チームにぶつかる為にもここはしっかり勝って4連勝といきたい!

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

シンボンダ、ブラックバーン移籍

シンボンダ2
トッテナムはクラブ公式サイトにてDFパスカル・シンボンダブラックバーン移籍でクラブ間合意に
達したことを発表しました。詳細は未公表も、移籍金は£200万前後とみられている。
シンボンダは2008年7月にサンダーランド移籍したものの、半年でトッテナムに復帰。
今回、再び半年での移籍となる。トッテナムでは通算103試合出場(4ゴール)していた。

まだまだ出場機会さえあれば働ける選手。新天地での活躍を祈りたい。

| THSC期のNEWS | comments(-) | TOP↑

≫ EDIT

【カーリングカップ】 トッテナム vs ドンカスター

カーリング・カップ 2回戦
スタジアム:キープモートスタジアム

トッテナム ネイビー 5
ドンカスター 赤 
得点:ハドルストン、オハラ、クラウチ、ベントリー、パブリュチェンコ

0910CC 1

昨日、行われたカーリングカップの2回戦、対戦相手はドンカスター・ローバーズ。
今季開幕から3試合で控えに甘んじていたメンバーが大量出場しましたが5-1の圧勝です。
この試合は残念ながら観れなかったので例の如く、テキスト、登録ユーザーさんの情報提供をもとに、
簡単に触れたいと思います。あ、ハイライトでは確認しましたけど、短い映像じゃわからんしね。

上記した通り、先発メンバーは前節のウエストハム戦から7人を入れ替えてきました。
まぁ格下相手、しかも2回戦ですから若手や出場機会が少ない選手を使って欲しいと思ってたので納得です。
リーグ戦のここ3試合はレギュラーメンバーを固定して戦っていたので、いい休養になったのでは。
それに加えて控え組(この表現は好まないけど)にとっては、アピールする絶好の機会。
なんせこのメンバー見渡しても各国代表がズラリ。いつもベンチに座らせておくのはもったいない面子。

特に活躍したようなのはベントリー。1ゴール、2アシスト。
ベントリーは個人的には、特に期待している選手だけに復調気配なのは嬉しい限り。
この日の2トップはクラウチ&パブリュというトッテナムが誇るツインタワーだっただけに、クロッサーのベントリーの力が活きたのかもしれません。自ら切れ込んでのお膳立ても見られました。
もちろん先制点挙げたハッドと追加点奪ったオハラ共々今後も中盤の重要なオプションとなります。
左サイドで久しぶりの出場のジオも持ち味の鋭い突破を見せていたようなので、レドナップにとっては
嬉しい悩みが増えたのではないかと。試合途中から流れを変えるカードとしては面白いと思うし。
2トップが共に1ゴール挙げたのも嬉しい。今後は相手や状況に応じて積極的に起用して欲しい。
出れば必ずゴールで応えてくれる・・・そんな期待を抱かせてくれる二人です。
長いシーズン、絶対に彼らの力が必要になる時がきます。

守備陣で目を引いたのがハットンの起用法。本職の右ではなく左のサイドバックを務めました。
これは僕が知る限り初めてじゃないかな?代表でもクラブでもずっと右のみだったはず。
代わって右サイドバックに入ったのは前節デビューを飾った20歳の新鋭ノートン。
彼も左サイドバックをこなせるようなので、この二人が両サイドのサイドバックで起用できるとなると、
チームにとっては大きいです。ハットンの左サイドバックどうだったんだろ?観たかったなぁ。
シンボンダのブラックバーン移籍がほぼ決定している状況だけに、オプションが増えるのは頼もしい。

ノートンはドリブルも果敢にしかけるし、いいクロスを持っていて一枚前でも起用可能なので、
当面はカップ戦中心だと思うが、コンスタントにチャンス与えてあげて欲しい逸材ですね。
バソングとチャーリーは開幕から出ずっぱりで疲れてるでしょうが、よく頑張ってくれてます。
もうすぐウッディ&ドーソン戻ってくるはずだから、それまでなんとか辛抱しておくれ。
あ、チャーリーがキャプテンマーク巻いてましたね。彼はいつも落ち着いていているけども、実はまだ
23歳なんだよね(笑) この日のメンバーはみんな若い。これから楽しみな選手ばかりですよ。
ん?俺は若くないぞ・・・って声が聞こえるな。お、カルロか。ゴメスの穴を感じさせない働きに感謝!

非常にポジティブな要素満載の試合になり、今後に向けて弾みがつく一戦になったと思います。
この日出場した選手達が与えられた少ない機会にしっかりと結果を出した事が、僕はとても嬉しい。
開幕3連勝の主力だけじゃなく、この日のメンバーも一人残らずみんな含めて「チーム」です。
ジェラードやランパード、ルーニーのように一人で試合を決めちゃうようなスペシャルな選手はいない。
でも、今のトッテナムにはそれらにも劣らない「チーム」が生まれつつある。
あとはレドナップ爺がその「チーム」を最大限に活かせれば・・・。おっと、まだ口には出すまい。

| マッチレポート | comments:2 | TOP↑

≫ EDIT

【第3節】 トッテナム vs ウエストハム

イングランド・プレミアリーグ09/10 3節

Westham 1 - 2 Tottenham 
         
Stadium:アップトン・パーク

          前半   後半    合計                               

West_ham_20090507230849.gif   0      1   1
Tottenham.gif   0      2   2

得点
Spurs:デフォー、レノン
Hammers:コール

0910 3
Sub:ブットン、ハットン、ベントリー、パブリュチェンコ

開幕3連勝を狙って、アウェーのアップトン・パークに乗り込んだウエストハム戦は2-1で逆転勝利。
先制され苦しい戦いとなりましたが、執念でひっくり返し貴重な勝ち点3を持ち帰っています。

先発メンバーはほぼ変更なし。前節休養のキングが戻り、チョルルカは右サイドバックへ。
2トップは前節ハットトリックと好調をキープしてるデフォーと主将のキーンのコンビ。
やはりレドナップはターンオーバーでは無く、昨季同様にチームを固定し戦っていくようです。

序盤は連勝の勢いにのってかスパーズが攻勢。ポゼッションしながら何度か好機をつかみます。
この日、特に目を引いたのが両サイドバックのポジションどり。かなり高い位置に張ってましたね。
エコトもチョルルカも攻撃時はハーフラインを少し超えた当りに位置し、組み立てに参加してました。
昨季から基本的な戦い方はほとんど変えていないんですが、このポジショニングは今までに見ていない形。
これはコンパクトに・・・と意図したものなのか、結果的にそうなっていただけなのかはまだ3試合目なので
判断はつかないところではあるんですが、なかなかに興味深いと感じました。

相手のウエストハムも中盤をコンパクトにするチームなので、かなり中盤がゴチャゴチャした感じで、
お互いに長所を出し合うというよりかは、互いの良さを消し合う展開になっていたように思います。
トッテナムはパラシオスとハッド、相手はノーブル、パーカー。4人がガチンコでやりあって我慢比べ。
パスの出所が潰され、受け手のスペースも消されてる為に効果的な攻撃があまり仕掛けられない。
それでもモドリッチは巧みなドリブルで仕掛けて積極的にシュートを打つ姿勢は感じられたものの、
相手を脅かすまでには至らず。レノンにボールが渡っても素早い寄せですぐ2人に囲まれる。
で、頼みの2トップはというと沈黙。なんせボールが来ない。スペースも無い。
キーンはなんとか中盤に下がってパイプ役になろうとしてましたが、相手が堅かったですね。

そうやってなかなか決定機を作れないでいると、流れは次第にウエストハムへ。
さすがはゾラ(というか、アシスタントのクラーク)だなぁと思ったのが、中盤で繋げないと見るや、
ロングボールにスパっと切り替えてた点。ここら辺の判断の早さ、的確さは見事。
最前線で一人張っているC・コールめがけてボンボン蹴ってきました。
しかも、ただ闇雲に前線に放るんじゃなくて、バックラインとGKの間に上手く蹴ってくる。
で、さすがはポストプレーには秀でるコール。きちんと収めるし、いい距離感でヒメネスがサポート。
このヒメネスがかなりの曲者。テクニックが半端ない。状況判断も良く今季は結構やるんじゃないかな?
この2人だけで、かなり怖い攻撃できちゃう。まぁ裏を返せば怖いのはここのラインだけなんだけども。

そんなこんなで二人に手を焼きそうだな・・・と思い始めた矢先に飛び出たコールのスーパーゴール。
DF2人を背負いながらボール受けるや反転して豪快なミドルをズドン。圧巻のゴールでリードを許す。
あの場面、クディチーニは責められない。ブラインドからあんなの打たれたらGKはノーチャンスですよ。
後半立ち上がり早々に決められ、流れが完全に相手にいっちゃったかな・・・と思ったんですが、
5分後に追いつきます。しかも、かなりラッキーな形。見事な先制ゴールを決めたコールが痛恨のミス。
バックラインに返すつもりのパスがゴール前にいたデフォーの足下にピタリ。これを難なく決めます。
0910 3-2
これは非常に有難いワンプレーでした。正に自作自演。作・演出・主演、C・コールですよ。
最高のゴールと最悪のパスミスから相手にゴール献上でプラスマイナスゼロ(笑)
これスタンドで観戦してたカペッロはどう思ったんだろ。やっぱり呼べないな・・・ってなったのだろうか。

ラッキーな形で同点に追いつけたものの、この日のトッテナムは全体的に疲労困憊気味。
そりゃそうか、8日間で3試合目、しかもほとんど同じメンバーで戦ってるんだもの。
相手は1週間ぶりの試合だったわけで、コンディションの差は歴然。終盤は、ほぼ全員足が止まった。
それでもレノンだけは最後まで元気。彼の個人技で逆転。中に切れ込んで、素晴らしいシュート。
0910 3-1
最後もヒヤリの連続だったが、守備陣がなんとか耐え抜きタイムアップです。

苦しい試合でした。内容的には決して良くは無かったです。
再三に渡って決定機を作られ、終始ハマーズに主導権を握られながら耐えるという展開。
こういう苦しい試合を勝ちにもっていくことが出来るのがチームの成長の証ではありますね。

しかし、嬉しいなぁ。開幕3連勝だもんな~。もう最高の気分。昨季と比べたら雲泥の差(笑)
ただ、今のチームに対する期待値や志が高いので、まだまだこんなもんで満足してらんない。
まだ3/38。先は長いですからねぇ。今はビッグ4を崩せるかどうか語るにはまだ早い。
次のバーミンガム戦をどう戦うか。とにかく一戦必勝で一つづつしっかり戦うのみ。しつこいかも・・・だけど。
あ、水曜日にカップ戦あるんだっけ(笑)これももちろん(主力は休ませたうえで)勝ちにいかなきゃね。
破竹の3連勝の歓喜に水を差すわけではないけど、勝って兜の緒を締めよ。これ、大事。
選手達も気を引き締めて、この日の課題を修正し、次に臨んで欲しいと思います。

今日のGood レノン。厳しいマークで難しい試合だったけど、鋭いドリブルからの決勝弾でチームを救った         
今日のBad  レドナップ。結果オーライだけど、交代が遅い。疲労の見える選手を引っ張り過ぎ!

| マッチレポート | comments:12 | TOP↑

≫ EDIT

【PREVIEW】 Westham v Tottenham

開幕2連勝、暫定首位(笑)で迎える3戦目は今季一発目のロンドン・ダービー。
アウェーのアップトンパークに乗り込む、ウエストハムvsトッテナムのプレヴューを。

TEAM NEWS

WESTHAM
アシュトン、ベーラミ、ボアモルテが負傷でアウト。新たにイルンガも骨折が判明。
詳細は不明も、ダベンポートが暴漢の襲撃により足に負傷を負ったという最新情報が入ってきています。

予想スタメン:Green, Faubert, Collins, Spector, Upson, Parker, Collison, Jimenez, Noble, Dyer, Cole

TOTTENHAM
これまでに引き続きウッドゲート、ジーナス、ドーソン、ベイルが負傷により欠場。
しかし、前節ハル戦を休養したキングは遠征メンバーに含まれています。

予想スタメン:Cudicini, Hutton, King, Bassong, Ekotto, Modric, Palacios, Huddlestone, Lennon, Keane, Defoe

恐らくメンバーに大きな変更は無いでしょう。レドナップは昨季から好調時はチームをいじりませんから。
前節ハットトリックのデフォーは古巣との対戦。アップトンパークでは大きなブーイングで迎えられると
思いますが、本人も「ブーイングされると余計に燃える」と意に介していない様子なのは頼もしい。
キーンも中盤と前線を繋ぎ、現在のトッテナムの流動的な攻撃に大きな役割を果たしている。
クラウチとパブリュはなかなか出番がこなくてフラストレーションが溜まっているとは想像できるが、
今の2トップの好調を考えれば敢て外す理由が見当たらない。
試合状況に応じて途中投入はあると思うので、しっかりと戦う気持ちを維持して出番を待って欲しい。
守備陣ではキングが戻ることで、チョルルカが右サイドバックに移る事が濃厚。
しかし、個人的にはアクシデントや疲労を考慮して前節動きが良かったハットン起用も一考かと思う。

フィジカルを前面に押し出すわけでもなく、比較的にスマートに戦ってくるハマーズはやり易い相手。
しかし、パーカーを中心としたパスワークはスムーズだし、守備陣もグリーン、アップソンらで堅い。
C・コールもゾラの就任以来、決定力に磨きがかかった印象があるので決して侮れないだろう。
当然の如く、早めの先制点を奪い試合を優位に運びたい。

開幕戦から2連勝、しかも2試合で7得点と攻撃陣は絶好調。チームのコンディションもいいので、
アウェーとはいえ同じロンドン、しかもここ数年はお得意様になりつつあるハマーズが相手。
9月にはチェルシー、マンUというビッグクラブとの連戦が控える。出来るだけポイントを積んでおきたい。
生まれた勢いを自信に変える為にも、しっかり勝ちきり破竹の3連勝といきましょう!

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

【第2節】 トッテナム vs ハル・シティ

イングランド・プレミアリーグ09/10 2節

Hull City 1 - 5 Tottenham 
         
Stadium:KCスタジアム

          前半   後半    合計                               

hull-city_20090204170904.gif   1      0   1
Tottenham.gif   3      2   5

得点
Spurs:デフォー3、パラシオス、キーン
Hull:ハント

0910 2
Sub:オハラ、シンボンダ、ノートン、パブリュチェンコ

開幕戦の快勝の興奮も冷めやらぬ中行われたアウェーでのハル・シティ戦は5-1の圧勝。
苦手のアウェー戦をしっかり勝ちきり、開幕戦で生まれた勢いを持続した格好です。

残念ながらこの試合は見ていないので、ハイライトで確認。詳細はテキストと当サイトのフォーラムに
登録してくれてるユーザーの方がリアル観戦しての情報提供をアテにして書きたいと思います(笑)
まず先発メンバーなんですが予想してたクラウチ起用では無く、開幕戦と同じキーン&デフォーでした。
その他は概ね予想通り。プレシーズン~開幕戦でチーム状況がいいので、出来るだけ崩さずといった
思惑がハリーにはあるのかもしれません。この2トップとも(特にデフォーは)好調ですからね。

まずデフォーが大活躍したようで、ハットトリックの大爆発で勝利に大きく貢献しています。
ゴールシーンの映像を見ても、流石のキレの良さでストライカーとしての彼の能力の高さを存分に示してました。
0910 2

開幕戦では決定機を外しまくったキーンもしっかりヘッドで1ゴールを挙げ、本人もホッとしたことでしょう。
守備面については正直わからないのですが、1失点(直接FKが流れて入った)のみに抑えた模様。
キング不在をチョルルカとバソングがしっかり頑張って埋めたということでしょうか。
ハットン、エコトも両サイドをしっかりバランスとって守っていたようですから安定感あったのかな。

心配なのは前半開始早々に負傷交代したゴメス。現在はまだ怪我の詳細が入ってきてません。
0910 2-2
もしも長期化するようならチームにとっては痛手ですね。クディチーニが当面は埋めることになるでしょうが、
GKが一人となってしまいますから、ローン移籍中のアルニックとブットンのどちらかを戻すかもしれませんね。

試合のスタッツを見てもハルシティのファールが23ですか・・・。相当ガツガツやられたんでしょう。
イエローカードも両チーム併せて5枚飛びだしてるので荒れ気味な試合だったようですが、
タフな相手にアウェーで完勝できたことは評価したいですね。
これで開幕から2連勝。上々の滑り出しとなり今季はいつもと違うぞ!と感じさせてくれるには十分の
2試合となりましたが、僕はまだ安心も楽観視もしませんよ(笑)
これぐらいで浮かれてるわけにはいきません。今季はシーズン通しての上位争いが目標ですからね。
しっかり気を引き締めて、まずは目先の1試合づつを大事に、全力で戦っていただきたい。

が・・・昨季の悪夢と比べれば開幕から2連勝という結果が嬉しいのも確か。
暫定とはいえ首位ですし(笑)慣れないせいか不思議な気分ですが、悪い気はしませんよね。

| マッチレポート | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

【PREVIEW】 Hull v Tottenham

歓喜の開幕戦から中2日、はやくも次の試合がやってきます。今季は序盤からハードスケジュール。
ハルシティvsトッテナムのプレヴューを。

TEAM NEWS

HULL
マーニーが前節チェルシー戦で負傷。その他ではブラード、フェーガン、アシュビーが欠場
今夏に加入したアメリカの新鋭アルティドールも、労働許可証の発行遅れで出場不可です。 

予想スタメン:Myhill, Mouyokolo, Turner, Gardner, Dawson, Geovanni, Olofinjana, Barmby, Boateng, Hunt, Folan.

TOTTENHAM
前節に引き続きベイル、ウッドゲート、ドーソンが負傷により欠場で、ジーナスも微妙。
加えて膝の状態が思わしく無いキングは週に1試合限定出場の為、この試合は休養します。

予想スタメン:Gomes, Hutton, Corluka, Bassong, Ekotto, Huddlestone, Palacios, Modric, Lennon, Keane, Crouch

開幕戦にリバプールに快勝し、最高のスタートを切っただけに、この試合は非常に重要です。
せっかく生まれた最高の流れと勢いを止めない為にも、しっかりと勝ちきりたい試合。
ただ、トッテナムにとってアウェー戦は昨季からの課題であり、ハルもホームのKCスタジアムではしぶとい。
戦力的には優位ではあるが、決して簡単な試合にはならないだろう。

ハルは開幕戦でチェルシーに敗れたとはいえ、先制点を奪うなど善戦していた印象。
昨季終盤は大失速したものの序盤は一時は3位につけるなど、台風の目になっただけに侮れない。
夏にはレディングからファイターのハントを獲得。さっそく開幕戦でゴールと結果を出した。
左サイドからあげるクロスの精度には定評があるだけに、気をつけなければならない。
そして、ジオヴァンニ。彼のプレースキックから屈強な選手達が飛びこむ攻撃には迫力があるので、
キング不在をカバーするであろうチョルルカ&バソングのコンビを中心に集中して守ることはもちろん、
ゴールに近い位置で余計なファールをしないこともポイントになるだろう。直接FKも怖いし。

高さ対策とアウェーで若干攻撃的に来るであろう相手との関係を考えてクラウチ起用と予想。
しっかりとボールをキープしつつ、早めの先制点で優位に試合を進めたい。
現行のプレミアリーグが始まってからの14年間で、開幕戦から2連勝はわずか一度だけ(2005/2006)。
そのシーズンは5位フィニッシュしており、今季もその再現といきたい。
最低でも勝ち点1はノルマ。だが、上位争いする為に是が非でも3ポイントを持ち帰りたい試合です。

| Article | comments:4 | TOP↑

≫ EDIT

【第1節】 トッテナム vs リバプール

イングランド・プレミアリーグ09/10 1節

Tottenham 2 - 1 Liverpool 
         
Stadium:ホワイト・ハートレーン

          前半   後半    合計                               

Tottenham.gif   1      1   2
Liverpool_20090525044108.gif   0      1   1      

得点
Spurs:エコト、バソング
Liverpool:ジェラード(PK)

0910 1

いよいよ、多くの皆さんが待ちに待ったプレミアリーグが開幕しましたね。
我らがトッテナムの開幕戦の相手は昨季優勝まであと一歩と迫ったリバプール。
いきなりの強敵ですが、相手にとって不足無し。むしろ、いい緊張感を持って戦えるので願ったりです。
いつものようにキーンを中心に円陣を組み、気合十分です。みんな引き締まったいい表情してました。
0910 1-1
さて、先発メンバーですが概ね予想通り。昨季からの大きな変更は無し。
負傷者続出の中でキングがなんとか間に合ったのが朗報で、新加入のバソングと最終ラインを形成。
2トップはキーン&デフォー。新加入のクラウチはプレシーズンマッチで1試合こなしただけということもあり、
頼れる主将と代表戦でも好調をキープしているデフォーでまずはスタートという選択は理にかなっている。
ジーナスが結局ふくらはぎの負傷で欠場。代わりはハドルストンでパラシオスとコンビを組んだ。

プレヴューでも書いた通り、一番のポイントは相手のエース、トーレスとジェラードのホットラインを
いかに分断して仕事をさせないか。X・アロンソが移籍した今季のリバプールにあってやはりこの二人が軸。

結論から言えば、このミッションは成功。ほぼ、この二人を完全に抑え込んだ。
特に前半の試合内容は完璧。運動量も豊富で、全員が自分の仕事をしっかりとこなしましたね。
立ち上がりから落ち着いた入り方で、まずはしっかりと守備組織を形成し、じっくりと対峙する。
中盤では潰し役のパラシオスが激しい寄せで相手に簡単に前を向かせず、ハッドがちょうどいい距離感で、
カバーリング。前線のキーンとデフォーも積極的にプレスをかけ、中盤と連携して相手を囲む。
相手にボールが渡っても守備の連動が上手くとれていたため、常に数的有利で守れていました。
トーレスは前線で孤立し、ジェラードもボールが来ないので中盤まで下がってきて組み立てに参加し、
アロンソがいないためか、大きな展開も出来ず苦し紛れの放り込みというらしくない攻撃に終始。
リバプールを封じ込めるお手本のような守り方が出来ていたと思います。勝因はここですね。

一方の攻撃面では、守備に比べて課題はまだまだ課題は残るものの及第点の出来。
前半、決定機が4度ありましたが、そのうちの一つはしっかりと決めて欲しかったですね。
最初のは、モドリッチがサイドから絶妙なクロス、これをキーンがどフリーでヘディングもレイナの正面。
2つ目はモドリッチからのスルーパスを受けたキーンがループで狙うも、レイナのスーパーセーブ。
3つ目はCKからデフォーがフリーでヘッドも惜しくも枠外。4つ目はキーンが好位置からフリーでシュートも枠外。
決めれる時に決めておかないと、後々しっぺ返し・・・というのはよくあることですからね。
特に3つ外したキーンは反省しなさい。まぁそれだけいい動きでチャンスに絡んでるってことなんですが。

このまま後半に入ったら流れが変わっちゃうかな・・・と心配していた矢先にエコトがやってくれました。
パラシオスの突進で得たFKをハッドが壁に当て、跳ね返りをワンステップで左足一閃!
スパーズファンの想いを乗せたボールはゴール左隅に突き刺さり、スパーズが先制!!
0910 1-2

もう、色んな意味で信じられない。エコっちゃん、あんな凄いシュート打てるのね(笑)初めて見たよ。

後半も立ち上がりからレノンが右サイドをぶっちぎって3人かわしてった場面などでスパーズが攻勢。
しかし、55分にゴメスがやっちゃいました。エリア内に侵入してきたG・ジョンソンを倒しPKで失点。
これはゴメスの課題ですね。辛抱出来ずに飛びだしてひっかけちゃいましたからねぇ・・・。
あそこは判断難しいんですけど、飛びだすなら最悪ボール触らないと。触れないなら出ちゃダメ。
これで振り出しに戻りましたが、直後のFKからバソングの炎のヘッド!再逆転!!
バソングは加入まもなくいきなりの決勝弾。これ以上無いデビューゴールとなりましたね。よくやった。

リードしてからの終盤の20分間ぐらいは、耐えに耐える試合展開。もう、心臓に悪いっての(笑)
開始から120%で飛ばしたせいか、チーム全体の運動量がみるからに激減し、防戦一方。
ベナユンが入って途端に活性化したリバプールの攻撃を受け続けましたね。
微妙な判定が2つありベニテスはゴニョゴニョ言ってますが、あれは2つともPKはとれないと思います。
ヴォロニンのは正当なタックル、エコトは胸に手を置き故意の可能性はゼロ。ホームですしね。
審判によっては取る人もいるでしょうから、ヒヤっとはしましたが、あれでPKとられてたらたまらん。
結局、なんとか集中力を切らさず最後まで耐え抜いてタイムアップ。

いやぁ、この勝利は大きいですよ。今季を占う開幕戦、しかも相手はリバプール。
3ポイント以上の価値がある素晴らしい勝利です。終盤をのぞいて内容でも完全に上回る快勝。
これで勢いに乗っていければいい。なんだか乗って行けそうな気もするんですけど・・・。
水曜日にすぐハル戦があるので、この喜びは一旦忘れて、集中しなおして次に臨んでほしいです。

今日のGood先制弾決まった時のベンチでのクラウチ&パブリュの笑顔が最高。

今日のBad ゴメス、飛びだす時は慎重に、かつ、大胆に、そして正確に防ぎましょう。

それにしても前半にシュクルテルとキャラガーがまともにぶつかったのは痛そうでした。
まともにあごに入ったシュクルテルは途中で退きましたけど大丈夫でしょうかねぇ・・・。

| マッチレポート | comments:23 | TOP↑

≫ EDIT

【PREVIEW】 Tottenham v Liverpool

プレミアリーグ09/10シーズン開幕戦、トッテナムvsリバプールのプレヴューを。

TEAM NEWS

TOTTENHAM
ベイル、ドーソン、ウッドゲートが負傷の為、出場不可。ジーナスも微妙。
ジーナスの出場の可能性が半々の為、仮に欠場の場合はハドルストンの起用が濃厚。
もしくは、キーンを中盤で起用してクラウチ&デフォーの2トップという選択肢も考えられます。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Bassong, King, Ekotto, Jenas, Palacios, Modric, Lennon, Keane, Defoe

LIVERPOOL
アクイラーニ、アウレリオ、エルザールが負傷の為、出場不可。
キャラガー、アッガー、ジェラードも微妙だが、ベニテスは出場可能であることを示唆してます。

予想スタメン:Reina, Johnson, Skrtel, Carragher, Insua, Kuyt, Lucas, Mascherano, Riera, Gerrard, Torres

トッテナムファン目線での願望が多分に含まれるので、多少はひいき目になってしまいますが、
ホームで戦える利点と、プレシーズンマッチの順調さから、強敵リバプール相手にも勝機は十分とみる。
昨季もホームで勝利しており、リバプールのシーズン2敗のうちの一つとなった。
チームとしての完成度や総合力では劣るが、ビッグ4相手に力を発揮する補正効果を期待したい。

両チーム共に守備陣に負傷者を多く抱えるが、なんとかメドはつきそうだ。
攻撃陣は共にタレントが揃っているだけに、拮抗した試合の中での先制点が鍵を握るだろう。
スパーズがジェラード、トーレスのホットラインをいかに分断するか。この一点に尽きる。
しっかり守りつつ、数少ない好機を積極的なプレスからのカウンターで狙うという展開になりそう。

キーン、クラウチは敵将ベニテスに「冷遇された」過去がある。リベンジに人一倍燃えているだろう。
またG・ジョンソンの特徴を一番理解してるであろうレドナップはしっかり対策を練るはずだ。
昨季の完成されたチームからアロンソが抜けて若干の軌道修正が必要になった今季のリバプール。
熟成される前に当る事が出来るのは、考えようによっては幸運なのかもしれない。
厳しい戦いになることは覚悟しているが、勝ち点3をもぎ取りに行って欲しい。
開幕戦のリバプールに勝利出来たとしたら、それはただの3ポイント分の価値に留まらない。
懸案のスロースタートを克服し、文字通りのロケットスタートを期待したい。

| Article | comments:8 | TOP↑

≫ EDIT

【COLUMN】 4強時代の終焉なるか

今回はプレミアリーグ全体を見渡して、僕なりの今季の展望をお届けします。
併せて恒例の順位予想も。(当らないんですけどね・・・笑)シーズン開幕前にするのがフェアだと思うし。

僕は近年のプレミアリーグにおける、いわゆる「ビッグ4による時代」は昨季で最後になったとみています。
マンU、リバプール、チェルシーの3強+アーセナルとマンCによる5強時代に突入するのではないかと。
上記の3強が突出し、それに続く2クラブにエバートン、アストンヴィラ、トッテナムを加えた第二グループが、
4位~8位を争い団子状態のような図式になる・・・というような感じでしょうか。

それを踏まえての順位予想はこんな感じです。
優勝:チェルシー 2位:マンU 3位:リバプール 4位マンC
5位~8位:アーセナル、トッテナム、アストンヴィラ、エバートンによる争い
降格:ハルシティ、バーンリー、ウォルバーハンプトン
Manchester_U_20090426022219.gif

MANCHESTER UNITED


現在、3連覇中。今季は4連覇を狙う絶対王者もC・ロナウド、テベスといった主力の放出で戦力ダウン。
バレンシア、オーウェンを獲得も、前述の二人の穴埋めとなると容易にはいかないだろう。
だが、依然として攻守にバランスが取れた隙の無いスカッドを維持しており優勝争いは十分可能とみる。
トップターゲットのベンゼマ獲得に失敗したが、前線にはルーニー、ベルバトフがおり問題は無い。
MF~DFも多士済々。昨季負傷で大半を棒に振ったハーグリーブス、ブラウンが復帰すれば堅い。
衰えの見えるファンデルサル、スコールズ、G・ネビルらベテランとオーウェンの起用法が注目だ。

Liverpool_20090525044108.gif

LIVERPOOL


昨季は、マンUにあと一歩まで迫りながら競り負けた。今季は悲願のプレミアリーグ初制覇を狙う。
ほぼ完成の域に達しつつあるチームであったが、中盤のX・アロンソ移籍の穴は大きい。
アクイラーニは未知数、ルーカスは役不足でジェラード、F・トーレスへの依存度が昨季以上に増した。
ただでさえこの二人への依存度が高いチームだけに、いかにその他の面々が頑張れるかがカギ。
G・ジョンソン加入、アルベロア放出も純粋な戦力増と言えるかは微妙。タイトルにまでは届かないとみる。

Chelsea_20090204170047.gif

CHELSEA


ビッグ4で唯一、主力の放出を阻止し、昨季のスカッドを維持できているのは心強い。
主力の高齢化を疑問視される声は多いが、昨季の戦いぶりを見ても、やはり強さは健在。
ある意味、現在がピークとも言える状態だけに久しぶりの覇権奪回の絶好期だろう。
不安があるとすればアンチェロッティの技量。これまでの実績は申し分ないがプレミアとなれば話は別。
英語の習得に苦しんでいるようで、オーナーとの関係を良好に保つことなど、悩みは多い。
自分の信念を貫くことも必要だが、上手くいかない時にいかに早く見切りをつけられるか。
実はここがポイントのような気がする。あまり理想に固執しすぎると、昨季の二の舞になりかねない。

Arsenal02_20090204162351.gif

ARSENAL


毎年予想が非常に困難なチーム。主力が数名抜けても、代わりの若手が次々に現れ穴を埋める。
そういう意味ではベンゲルのチーム作りには一定の評価は与えられるが、さすがに今季は厳しいとみる。
トッテナムファンからの期待と願望の意味も込め、今季は遂にトップ4からの転落と予想。
アデバヨルの穴は埋まるだろう。ファンペルシ、アルシャビンら前線には豊富にタレントが揃う。
しかし、気になるのが守備面。コロの放出とセスクのパートナー不在。これは深刻ではないのか。
ベルメーレンも未知数で、ソングやディアビで埋められるのかは疑問符もつく。
若手の経験不足・・・は、言い訳にはならない。そういうチーム作りをしているのは、他でも無いベンゲル自身だ。

Manchester_C_20090507230526.gif

MANCHESTER CITY


何と言っても今季一番の注目を集めると思われるのが、大型補強を敢行したマンCの成否だろう。
テベス、サンタクルス、アデバイヨル、バリー、コロ・トゥーレ。他クラブの主力をかき集めた。
個性が衝突して空中分解か、才能が融合しての爆発か。賛否両論だろうが、後者の可能性は十分とみる。
確かに成熟までには、ある程度の時間はかかるだろう。ヒューズの手腕にもかかっている。
しかし、獲得した選手は未知数な選手達では無い。全てプレミアリーグでの経験と実績がある選手達だ。
攻守に渡って強力な布陣で、少なくとも対戦相手に圧力をかけられるスカッドが完成した。
逆に言えば、これだけのメンバーを揃えて4強入り出来ない結果に終わるとは、僕には到底思えない。

everton_20090204170107.gif

EVERTON


昨季はヤクブ、アルテタら主力を怪我で欠きながらもモイーズの巧みな手腕で5位フィニッシュ。
選手層がお世辞にも厚く無く、資金力にも乏しいクラブながら、そのチームは非常に魅力的に映った。
フェライニ、ケーヒルは顕在。レスコットの慰留に成功すればという条件付きだが、十分に上位争いは可能。

Aston_Villa_20090204162938.gif

ASTON VILLA


昨季は序盤は好調で4位争いに絡むも、終盤は主力の疲労と選手層の薄さから失速。
オニールも立て直しに苦労し、ポジティブに今季を迎えられるかは疑問符がつくのが現状だ。
何より大きいのが大黒柱バリーの放出と、守備の要のラウルセンの引退。両名の穴埋めも出来ていない。
ダウニング、デルフというA・ヤングと同ポジションの選手に偏った補強の意図も見えてこない。
前線にはタレントが豊富だが、守備面での不安は大きく、今季は苦しい戦いが待っていると予想。

Tottenham_20090507224957.gif

TOTTENHAM


最後に我らがトッテナム。昨季は降格危機からの驚異的な復活で8位フィニッシュ。
前回のコラムにも書いた通り、今夏は主力の慰留と効果的な補強に成功し、充実の陣容に。
プレシーズンからじっくり作り上げたレドナップのチームの真価が試されるシーズンとなります。
苦境から救うことには定評のある指揮官だが、シーズン通して上位争いした経験には乏しい。
戦術面や選手起用、交代を含めたチームマネジメント力をどれぐらい発揮できるか注目したい。
主将に任命したキーンの処遇、復活を期すベントリーやベイル、ドスサントスの起用法など課題も多い。
得意の人心掌握術で若いチームを鼓舞しながら、トップ6入りを目指したい。

とりあえず、ビッグ4とトッテナムの当面のライバルになるであろう3クラブを紹介しました。
この他にも着実な補強をしたサンダーランドやマルティネスを迎えたウィガン、ゾラ率いるウエストハムらが
好印象。一方では主力の放出が続くポーツマスと、ELとの並行に耐えられないであろうフルアムは苦戦と予想。
両クラブはチャンピオンシップからの昇格組との降格争いに巻き込まれる恐れもあるとみている。

ここ数シーズンは、ビッグ4とその他クラブの戦力格差が広がる一方だったが、今季はマンCが大型補強、
なんとか牙城を崩そうという野心は示した。あとは結果がついてくるかだが、非常に面白い。
エバートン、アストンヴィラを含めた中堅どころがビッグ4と互角に対峙出来れば盛り上がるし、最後まで、
優勝争いや4位争いががもつれるのかな・・・と思っているので、例年以上に楽しいシーズンになるでしょうね。
もちろんトッテナムも負けてられません。なんとか上位に喰らいついていって欲しいです。

| Article | comments:0 | TOP↑

≫ EDIT

【COLUMN】 トッテナム 09/10シーズン展望

およそ3ヶ月の中断期間を経て、遂に今週末プレミアリーグ09/10シーズンがスタートします。
まだ移籍市場は2週間ほど開いていますが、現段階で大方の陣容が固まりつつあるので、
シーズン開幕前に僕なりの今季の展望をお届けします。

個人的に是が非でも達成して欲しい、今季のトッテナムの目標は3つ。
1.リーグ順位でトップ6入りし、来季のEL出場権を確保する
2.国内カップ戦(FAカップ、カーリングカップ)いずれかの制覇(出来れば伝統のFAカップを!)
3.宿敵アーセナルとのノースロンドンダービーでのダブル達成

今季のトッテナムの戦力を考えれば、CL出場権が得られる4位以内に喰い込むことは難しいでしょう。
ビッグ4の一角を崩す事を期待する方も多いとは思いますし、期待されて当然のクラブではある。
ただ、選手層やチーム戦術の成熟度を含めた総合力を考えれば、残念ながら時期尚早と言えます。
昨季は8位でフィニッシュしたものの、監督交代によるカンフル効果や多少の運に助けられた面もあり、
序盤に大きく躓き、しばらくは最下位に低迷していたことを考えれば多くは望めないというもの。
それでも、後半戦だけの成績だけならビッグ4に次ぐ5位の成績、カップ戦も2年連続でファイナル進出。
昨季中盤~終盤にかけて見せてくれた戦いぶりは、今季に期待を抱かせるに十分なものだったと思います。

今夏のテーマは昨季のチームをベースに大きな改革を行わず、ピンポイント補強で戦力アップを狙う事。
その点から考えれば、今夏に施したここまでの補強はまずまず合格点を与えられるものでしょう。
ここ数年繰り返した主力の放出を喰いとめ、昨季の主力はほぼ全員が残留。
毎年ゼロからチームを作り直していたトッテナムが、今季は昨季からの継続性を維持できている。
昨季で土台がある程度固まり、そこに足りなかったものを補う、文字通りの補強を実践出来ているのは、
チームの方向性としても正しいし、ここ数年に比べて、とてもポジティブな状態だと考えています。

前線に高さのあるクラウチ、負傷がちなCB陣にバソング、将来有望で複数ポジションこなせるノートン。
攻守にバランスがとれた非常にいい補強で、昨季からの上積みは確実に期待できます。
一方では退団したゾコラの穴埋めとなる守備的MFや、チームを鼓舞するリーダーシップのあるベテランの
獲得は今のところ出来ておらず、随所に不安な面がまだまだある・・・という見方も出来る。

だが今季はヨーロッパ戦が無く、リーグ戦と国内カップ戦のみに集中できることもプラスに作用すると思われ、
昨季のような開幕ダッシュの失敗や、怪我人続出といったアクシデントが無ければ十分に上位争いは可能。
6位以内は十分に達成出来る目標だし、最低限のノルマと捉えて欲しい。
これに加えて国内カップ戦のどちらかをウェンブリーで高々と掲げたい。出来れば伝統のFAカップ。
現実的に考えればトッテナムが唯一狙えるのが国内カップ戦のタイトル。伝統的にもカップ戦に強いですし、
毎年何か一つはタイトルを獲り続ける、もしくはタイトルに近い位置にい続けるクラブであって欲しい。

期待を持ってシーズンに入るものの、裏切られ・・・というお決まりのパターンにならないことを祈りつつ、
今季こそはしっかりとしてたスタートを切り、シーズン通して上位争いする姿を見たいですね。
そして、いつものようにビッグ4相手にも噛みつき、リーグを面白く盛り上げる存在になってくれればいい。 
全力で頑張る選手を、こちらも全力で応援していきたいなぁと。今はただ、そう思っております。

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

【お知らせ】 ちょっと夏休み

日頃から当サイトを覗いていただいている皆様、ありがとうございます。
暑い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
いよいよ待ちに待った新シーズンの開幕まで1週間を切り、期待と不安でいっぱいのことでしょう。

さて、私、本日8/10より3日間ほど夏休みをいただきたいと思っております。
ご先祖の墓参りと、入院中のおばあちゃんのお見舞いもかねて母方の実家に行く予定です。
せっかく海と山に囲まれて、夜は空を見上げたら星がクッキリと見えるような田舎なので、
ドップリと浸かりたいと思い、PCなどの類いは完全シャットアウトしようかな・・・と。
年から年中、PCの画面に向かっている日々を送っているので、気分転換もかねて。

なので、3日間ほど、更新を停止します。毎日、楽しみにして頂いている方々には大変申し訳ないですが、
帰ってきたら、新シーズンの展望と順位予想のコラムをお届けしますので、ちょいと待っていてくださいな。

Tottenham Hotspur Supporters Commu 管理人 ゆーや

| 未分類 | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

【プレシーズンマッチ】 トッテナム vs オリンピアコス

プレシーズンマッチ
スタジアム:ホワイトハートレーン

トッテナム ネイビー 3
オリンピアコス赤 0
得点 スパーズ:パブリュチェンコ、チョルルカ、デフォー

前半
プレマッチ3-1
後半
プレマッチ3-2

1週間後の開幕戦を見据えて、開幕戦とほぼ同条件での最終テストとなった試合。
最後のプレシーズンマッチということで、今夏のサマーキャンプ~プレシーズンの集大成という位置づけで、
現段階でどの程度チームが出来上がっているかを念頭に置いて観戦しました。

この試合で新戦力のクラウチとバソングが初登場。さっそくスタメン起用されました。
まだ連携面で課題は残るものの、両名とも上々の出来だったと思います。
まずはクラウチ。前線でのターゲット、起点としてチャンスに絡んだし、チーム全体が彼を生かそうという
意図がしっかり感じられました。彼を経由しての攻撃も機能しそうな予感は感じさせてくれましたね。
続いて、バソング。良かったと思います。急造の割には落ち着いて対処していて好印象。
前後半でキングとチョルルカの2パターンで試されましたが、まずまず安定していたように思います。
ピンチらしいピンチが無かったので判断材料は少なかったですけど、今後に期待は持てそうかと。

そして、怪我で出遅れていたベントリーが初めて長い時間で右サイドで試されましたが、こちらは残念な出来。
コンディションの問題なのか、プレースキックはじめ全てのプレーで精彩を欠いてましたね・・・。
今の感じだと当分はスタートからの起用は難しいのかな・・・と。好調なチームで一人だけ浮いちゃってた。
交代時にはベンチに戻らず、真っ直ぐロッカールームに直行していた姿が気になりましたね。
負傷だったのか、それとも自分のプレーぶりに納得がいかなくてキレたのか・・・。
なんとなく後者のように見えたのだが気のせいか。そうだとすれば今後はますます立場が危ういぞ。
後半頭から左レノン、右ベントリー、中央にモドという布陣の時間帯があり、彼にとってはアピールする絶好の機会
だったはずです。この並びは結構面白いと期待を持って見てたんですけど、レノンが左に回っても
いいプレーしてたのとは対照的に、肝心のベントリーがてんでダメでした。
まぁ、これに懲りずシーズン中も試して欲しい形ではあります。後はベントリーが奮起してくれれば。

モドリッチは相変わらずどこにいてもチームをガラっと変える働きが出来るのがさすがです。
前半とは打って変わって後半のスパーズの攻撃が活性化したのは彼の存在感の大きさを示してます。
改めて、モドリッチとレノン、それからデフォー。この3人が今季の攻撃の軸だと再認識しました。
そしてこの試合一番いい働きをしたのが後半から登場のパブリュチェンコ。1ゴール、1アシスト。
キレのいい動きでシュートも多く放ったし、ほとんどが枠内に飛んでた。素晴らしい出来でした。
クラウチの加入で刺激も受けてるでしょうし、何より彼の今季に対する意気込みを感じましたね。
僕はパブリュは昨季以上に活躍してくれると思っているので、この日のような動きを続けて行けば、
今のところは序列は4番手でしょうけど、自ずと出場機会は増えるんじゃないかな。

非常にポジティブに開幕に臨めると思います。チームの方向性も間違っていない。
みんなコンディションも良さそうだし、後はミッドウィークに多くの選手が代表戦で召集されてますけど、
怪我しないように帰ってきてくれれば、開幕戦は結構面白い試合になるんじゃないかな。
いよいよ、来週は開幕戦。相手はリバプール。やっと待ちに待ったフットボールのある週末が帰ってきます。

余談ですが、この日初めて見たAWAYキット、もの凄いカッコイイです。僕はかなり好きです^^

| THSC期のNEWS | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

【COLUMN】 不遇の2年間を振り返る

2007年にチャールトンから当時のクラブ史上最高額の移籍金£1650万で加入したダレン・ベントが、
今夏2シーズン過ごしたトッテナムから、サンダーランドへと移籍していった。
ベントはサンダーランド入りを喜ぶと共に、さっそく古巣トッテナムでの不遇の2年間について痛烈に批判した。
内容を簡単に要約するとざっとこんな感じになるだろうか。
・トッテナムで過ごした2年間はキャリアで最悪の2年間だった。
・クラブ内で得点王だった昨季さえ、チームから必要とされていると感じなかった。
・レドナップからも全く信頼を得ることが出来なかったんだ。他のFWのことばかり考えていた。
・不遇の原因は僕自身では無く、別のところにあった(クラブ内の序列や政治的な意図云々)


率直な感想として、非常に残念というか、「まだまだ幼い」な・・・という印象を受けました。
せっかく新天地が決まり、快く送り出そうという気持ちに水を差されたようでとても気分が悪いです。
こういう気持ちがあったとしても、胸に留めて頑張るというのが「大人」というものです。
移籍が決まる直前のTwitterでの会長批判の際には、彼も人間だからと寛容に受け止めたのですが、
続けてこういうコメントを発せられると、なんだかなぁ・・・と思ってしまう。

確かに、ベントには同情の余地が沢山あった事は事実。
大きな移籍金でセンセーショナルに移籍してきたものの、出場機会に恵まれない日々。
そもそもあの時点で、彼の獲得の必要性がどれほどあったのか。クラブにも少なからず否はある。
初年度はベルバトフ、キーン、デフォーらとのポジション争いが熾烈で、4番手を脱することは無かった。
上記の3人が揃ってクラブを去った昨季は、10番というエースナンバーを与えれられエースFWとして期待されたが、
蓋を開ければパブリュチェンコと交互に起用されるという、本人には不満であろう起用法が続いた。
得点こそ17点挙げたものの、冬にキーン、デフォーが相次いで復帰し、また序列は元に戻った。
2年間で79試合に出場し、挙げたゴールは25。決して悪い数字では無い。それでも・・・。

£1650万という大金を費やしての加入という事実が、彼のハードルを上げたことは間違いない。
2年間それなりにゴールを積み上げたにも関わらず、ファンの間でも評価は著しく低いままだった。
そこには、クラブ史上最高額相応の活躍を・・・というファン心理が常について回った。
彼に対するサポーターの(そして、僕自身の)低評価は不要に過小評価であったと、振り返れば思う。

だが・・・
結局は勝負の世界なのだ。今回のようなコメントは構想から外れた選手の「負け犬の遠吠え」に他ならない。
ポジション争いで生き残れず、古巣のクラブを批判。そこに残るのは、ネガティブな要素だけだ。
これで完全にスパーズサポーターの大半を敵に回してしまったのだから・・・。

批判したくなる彼の気持ちも少なからず理解できる。しかし、果たして全て周りの責任なのだろうか?
彼が言うように、自分には否が無く、干したトッテナムが悪いということになるだろうか?それは、違うと思う。

ベントの得点力に関しては疑いの余地は無い。それは彼自身が、これまでに十分に示してきた。
チャールトンでも、もちろんトッテナムでも。ストライカーとしては及第点をあげられる活躍だった。
しかし、なぜ彼は指揮官の、そしてサポーターからの支持を遂に最後まで得られなかったのだろうか。
彼自身も素直に受け止め、振り返ることも必要だと思う。彼はまだ25歳。キャリアのピークはこれからのはずだ。

彼をファーストチョイスにしなかったのはレドナップだけでは無い。前任のラモスも、その前のヨルも同じ。
3人の指揮官の下でプレーしながら、一度も絶対的な信頼を得られなかったのは偶然ではないはずだ。
そして、示してきたゴール数と反比例してイングランド代表で重用されないのはなぜか。
エリクソンやマクラーレン、カペッロもなぜ彼をあまり招集せず、召集しても序列が低いままなのか。
彼自身も謙虚に自分を見つめ、今後に生かす姿勢でいないと今後も状況は変わらない、と僕は思う。

スピードはある。裏への抜け出しも巧み。シュートも上手い。ゴール前のポジショニングも良い。
しかし、競り合いに弱く、ポストプレーは並で、クロスに合わせるのは下手。
好不調の波が大きく、全く存在感が無い試合も多い。そして、コンビを組むFWを生かす術を知らない。
よって、アシスト数が非常に少なく、チームの流れるような攻撃に絡む姿はなかなか見れずじまい。
これが2年間ベントのプレーを見続けてきた、一素人の彼に対する評価だ。
彼が多くの指揮官の信頼を得られないという問いに対する答えが、この中に隠されている気がしないでもない。

彼の今回のコメントで多少腹が立っていて、今後も彼を応援しようという気持ちが若干トーンダウンしたのは確か。
だが、2年間の不遇にも腐らず必死にアピールし、黙々と頑張ってきた彼を見続けてきたので、
最後ぐらいは感謝と激励の言葉で締めたいと思う。

ベントよ、スタジアムオブライトで頑張れよ!今度こそ絶対的なストライカーの位置を掴めよ!
2年間、多くのゴールをありがとう。昨季序盤、苦しい時期に幾度も救ってくれてありがとう。
そして、今季ホワイトハートレーンでの試合では盛大なブーイングで迎えるから覚悟しておけよ(笑)

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

セバスティアン・バソング獲得

バソング2
トッテナムはクラブ公式サイトにてニューカッスルよりDFセバスティアン・バソングを獲得したことを発表。
詳細は未公表ですが、一部報道では契約期間は5年。移籍金は£800万とみられている。
なお、オプションで今後の出場試合数、活躍に応じて最大£1200万まで上昇する契約となっている模様。

若干panic buyである感が否めませんが、この状況であればCBの補強もやむなしか・・・。
若くてこれからの選手ではあるので、キング&ウッディに迫る活躍を期待したい。

| THSC期のNEWS | comments(-) | TOP↑

≫ EDIT

【COLUMN】 いま、そこにある危機

今回は前回のコラムでお約束したセンターバック問題に触れたいと思います。

現在のトッテナムのトップチームには有能なセンターバック(以下CB)が揃っています。
プレミアリーグでも屈指のCBであるキング、ウッドゲートと成長著しいドーソン。
これに加えてCBもこなせるチョルルカも控え、レギュラークラスのCBが4人と盤石な陣容。
昨季はホーム戦のシーズン最少失点記録を更新し、今季も守備陣はある程度期待出来る・・・

・・・はずだった。
しかし、レドナップ監督が頭を悩ますアクシデントが立て続けに起こってしまった。
ウッドゲートが昨シーズンのフル回転が祟り、そ頸部の負傷を再発。新たにヘルニアも判明し、
手術の必要があると指揮官が明言している。当然、開幕戦からしばらくの欠場が濃厚に。
そして、ドーソン。アキレス腱の負傷を負い、開幕戦に間に合うのが微妙な状況。
キングは長らく膝の負傷を抱え、今後も完治は難しい。いつ爆発するかわからない爆弾を抱えてる状態。
週に1試合限定での出場、それも毎日のトレーニングは別メニューでほぼぶっつけで試合に臨む有り様だ。

キングの状態はここ数シーズンほぼ同じなので、コーチ陣も計算の範囲内であるだろう。
フル稼働は無理にしても、38試合のうち半分に出場してくれれば御の字と考えているはずだ。
しかし、ウッドゲートとドーソンという主力級の同時離脱は大誤算であったに違いない。
いくら相応のスカッドを擁しているとは言え、レギュラークラスが3人同時に欠けるとなれば戦力ダウンは免れない。
トッテナムに限らず、どこのクラブだって同じ状況に陥れば、頭を抱えるに違いない緊急事態だ。

ウッドゲートとドーソンが戦列に復帰してくるまで最短で数試合、最悪の場合は数ヶ月。
この緊急事態をどう乗り切るか・・・。
方法論は2つ。それぞれの側面から検証してみたい。

1.CBに新たな選手を獲得して危機を乗り切る

一番手っ取り早く、確実に(新獲得選手がフィットするかという問題があるが・・・)穴を埋められる方法だろう。
レドナップ監督も現時点での補強の最優先はCBであると語っていることから、確率が高い。
今のところ噂に挙がっている有力な候補としてはバソング、ターナー、サンバ。
いずれもプレミアリーグでの実績があり、未知数のCBよりかは計算がある程度立つ人材が並んだ。
中でもバソングへの関心度が高く、一部報道ではクラブ間交渉で合意目前とのこと。
実現すれば、怪我がちであるキングとウッドゲート不在時を完全では無いが迅速に埋められる。

しかし、ウッドゲートとドーソンが戻ってきた場合はどうか。ポジション争いは更に熾烈になる。
今後が期待されるドーソン、もしくは新獲得選手の出場機会の激減が予想される。
高いレベルの選手を多く保有することは、同時にそれらの選手のいずれかに多くの我慢を強いることになる。
後々、不満分子の発生に繋がりかねない。
だが、一方ではもうキング&ウッドゲートに依存する体制からの転換を迫られているのかもしれない。
二人が出場可能ならば、盤石。だが、裏を返せば常に「負傷での欠場の不安」が付きまとっている。
今後、彼らは二人としてカウントするのではなく、二人で一人分とカウントすることも視野に・・・
と考えれば、一人くらい将来性のあるCBの補強をするのも悪く無いような気がしてくる。

どのみちキングは週末限定出場。ミッドウィークの試合やカップ戦は出場出来ない。
それならば、キングは頭数として入れず、それ以外で3人のCBを保有出来れば層としては問題ない。
チョルルカはCBもSBもどちらも出来るので、状況に応じて使い分ければいいのだから。

2.獲得は行わずに、現有戦力の配置転換で補う

ここまでのプレシーズンマッチでCBには多くの選手が試されている。
軸はチョルルカで鉄板だろう。昨季もキング不在時は彼が埋めたし、適正も少なからずある。
それではもう一枚はどうするか。シンボンダ、ハドルストン、若手のデルビテが試されたがどれも不安だ。
シンボンダには高さが無くCBも不慣れ。デルビテは経験不足を露呈し、トップでの戦いには準備不足だ。
有力なのはハドルストンのコンバート。バックラインからの展開力もあるし、ここまでは無難にこなしている。
しかし、スピードが無くトップレベルのFWに対してはどうか。CBとしての技量には大きな信頼が置けない。
ただ、この方法論に一定のメドがつけば今後のチーム戦術に幅も出てくるのは大きい。
センターハーフではレギュラーを勝ち得ていないハドルストンが、万が一CBで覚醒する可能性もある。
無用な獲得をしないことで、資金の節約にもなるし、主力が戻ってきてからの不協和音の心配も無い。

僕の個人的な意見では後者を推したい。いわゆるpanic buyは避けた方がいいのではと思う。
現有戦力の意地と周囲のバックアップで踏ん張り、主力の一刻も早い復帰を願うのがベター。
しかし、本職のCB無しで乗り切れるほどプレミアリーグは甘くない。
序盤でリバプール、マンU、チェルシーと当るだけになお一層不安が募る。
今季はなんとしてもいいスタートを切って欲しい。それには守備の安定は不可欠なのだ。

いずれにしろ、早めに方針を固めて8/16の開幕戦に備えなければ大きな代償を払う事になる。
開幕戦は強敵リバプール。ホームで戦える利点があるとは言え、一筋縄にはいかない相手。
昨季のような、そしてここ数シーズン続いてる開幕ダッシュの失敗は、今季こそ繰り返してはならない。
ソリッドな守備組織の構築には定評があるレドナップのこと、大崩れは無いだろう。
しかし、CBの不安で獲れるはずの3ポイントが1に、あるいは1が0に・・・という事態だけは避けたい。
今季はトップ6に入り、来季に堂々と4強への挑戦状を叩きつける為の大事なシーズンだ。
序盤の数試合に主力CBが不在だったから・・・という言い訳だけは聞きたくないし、言いたくない。

| Article | comments:0 | TOP↑

≫ EDIT

【COLUMN】 夏の移籍市場中間報告

いよいよ、待ちに待った09/10シーズンの開幕が近づいてきましたね。
同時に今夏の移籍市場も折り返し地点を経過し、8/31のリミットまで1ヶ月を切りました。
そこで、現在のトッテナムの補強の動向と現在の状況を整理し、中間報告としてまとめることにしたい。

今夏のトッテナムの補強の大前提となるのはおおまかに次の二点。
・近年の補強で膨れ上がったチームの余剰人員の整理
(世界的経済不況、予定される新スタジアム建設計画を見据えての緊縮財政)
・昨季に築いたチームの主力を維持しつつ、2~3人のピンポイントでの補強を施す
(それも、経験と実績を積んだ中堅~ベテラン選手を加えたい意向であることを監督が明言)

まず、人員整理について。
これは、確実に進んでいるので及第点を与えられるものだと思う。
ここまで、余剰戦力ならびに今後の補強との天秤にかけて4選手を放出した。
「今夏は選手を買う前に売る必要がある」とのフロントならびに指揮官の言葉通り、着実に実行されている。
今後もプレシーズンマッチでの見極めを通じて数名の放出、またはローン移籍が行われるだろう。

次に、補強について。
僕の希望はひとまず置いておくとして、レドナップ監督のここまでの動きから推測すると、2~3の補強ポイントは、
第一にターゲットマンとなり得るFW、第二に守備的MFと左サイドのMFと考えられる。
しかし、センターバックの主力3人が同時に負傷する緊急事態に直面し、CBが最優先事項になりつつある。

FWはクラウチを獲得した。ターゲットマンタイプで、指揮官が獲得を強く熱望した選手であるので、
良い補強となった。恐らくはベントが放出対象で、難航はしているが近日中に移籍が実現するだろう。
フンテラールに未だ関心を持っているとの報道も根強いが、僕はあまり賛成しない。
現在のキーン、デフォー、パブリュチェンコにクラウチを加えた4人はバランスも取れ、充実しているとみる。

次に守備的MF。ここは全く補強が進んでいない。
レドナップが一番に考えていたのは恐らくヴィエラであろう。経験があるベテランというキーワードにも合致する。
しかし、ヴィエラとの交渉は上手く進まず、頓挫。恐らく今後も進展することは無いだろう。
ポーツマス時代に重用したムンタリ、L・ディアラに興味を示すもことごとく失敗している。
噂に挙がったカナはサンダーランドに奪われ、キャタモールはウィガンが放出に難色を示している。
資金的にどうしても後手を踏んでいる感が強く、具体的に進行している話が無いのが現状だ。
ゾコラを放出した為、パラシオス不在時には不安。なんとしても1名は潰し役を加えたいのだが・・・。
プレシーズンマッチでオハラや、ユース上がりのリバーモアらが好印象であった為、レドナップは
彼らで埋める方針にシフトすることも視野に入れているのかもしれません。

次に左サイドのMF。
何と言ってもトップターゲットはA・ヤング。しかし、アストンヴィラが強硬に放出を拒んでいる状況。
ここまで何度かアプローチするも失敗。本人も残留を明言していることから撤退が濃厚だ。
依然として状況をモニタリングしているのがJ・コール。指揮官のかつての教え子で獲得を熱望している。
しかし、チェルシーとの契約延長が間近で移籍の可能性は低いと言わざるを得ない。
アンチェロッティが中盤ダイヤモンドの4-4-2を用いる方針を明言し、出場機会の減少も予想されるが、
本人はチェルシー残留を第一に考えているだろうし、チェルシーも放出に応じるとは考えにくい。
ターゲットの一人のダウニングはアストンヴィラ入りし、バリーもマンCに決定した。
他にもロッベン、M・ロドリゲス他数名が噂に挙がったが、どれも信憑性には乏しい。

レドナップはユース上がりのローズ、ボストックらの出来にもそれなりの手応えを感じている様子。
このポジションでの新規獲得は諦めて、昨季同様にモドリッチを左サイドで起用することが濃厚となった。
場合によってはキーンを左サイドで起用するオプションもあり、オハラ、ベイルにローズ、ボストックらもいる。
若手には計算が立たないが、可能性にかける選択も視野にいれているようだ。
復活を期すベントリーの起用やレノンを左サイドに回す事も可能ではあるので、オプションには事欠かない。

放出候補との噂が根強かったベイル、オハラ、ベントリー、ハドルストンなどの残留がほぼ確実
(特に放出に向けての動きが無いし、代替選手獲得のメドが立っていないため)になったことは、
個人的には嬉しい。特にベントリーを1シーズンで見限るのは早いし、他の選手も手放すには惜しい。
昨季に築いた攻守にある程度バランスが取れたスカッドを現段階では維持できている。
そこに若手有望株のノートンと前線にクラウチを加えることが出来たので、昨季からの上積みは期待出来る。
アカデミー上がりの若手もプレシーズンマッチで積極的に起用され各々持ち味を発揮し、アピールしている。
ここまでは、開幕に向けてポジティブな面が非常に多いと個人的には考えています。

唯一、大きな不安点として残っているセンターバック問題については近日中にコラムに書きたいと思います。

| Article | comments:6 | TOP↑

≫ EDIT

【プレシーズンマッチ】 トッテナム vs ハルシティ

プレシーズンマッチ バークレーズ・アジアトロフィー
スタジアム:ワーカーズスタジアム

トッテナム ネイビー 3
ハル オレンジ 0
得点 スパーズ:キーン2、レノン

プレマッチ2
点差だけみれば快勝なんですけど、内容はお粗末でした。
ゴメスのファインセーブ連発が無ければ逆の結果になってても不思議では無かったです。
走れない、パスを繋げない、中盤で奪えないの無い無い尽くしのオンパレード。
これがシーズン中だったら、まず確実に勝ち点落としてる試合。

まぁ、前の試合から中一日の強行日程、真夏の中国での試合ということを考慮に入れれば、
最低限の結果は残したと言えるのかもしれませんけど、この時期だからこそ内容にこだわって欲しい。
少なくともポジティブな印象は持てない試合でした。ほとんどレギュラー揃ってただけに尚更。

この日はキーンとデフォーの2トップ、両サイドにレノン、モドリッチとチビッコ揃いだったわけですが、
良い面と悪い面がハッキリと出ましたね。それが収穫と言えば収穫。
まず良い面。FWのスピードを生かした相手DFとGKの間のスペースを狙う意図が徹底されていた。
オフサイドも多かったけど、キーンの先制点は狙い通りに裏に抜け出して生まれました。
悪い面。多かったですけど、特に目についたのが前線で起点が無い為、中盤から攻撃が停滞。
前線が揃って小兵なので当然ボールが収まらない。苦しい時間帯での放り込みはほぼ相手ボールに。
前線でタメを作れないので中盤の攻め上がりも巧くいかず、FWとサイド頼みの単調な攻めに終始。
これはキーン&デフォー起用なら当然出てくる問題ですが、それに対する改善の策が見られずじまいでしたね。
何はともあれ、厳しいコンディションの中で2試合しっかり結果を出したのは評価してもいいのかな。

| マッチレポート | comments(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。