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【PREVIEW】 Tottenham vs Everton

まずは一プレミアリーグファン、いやイングランドフットボールを愛する一人として非常に残念というか、心配なニュースから。

A Statement From Peter Storrie (portsmouthfc.co.uk)
深刻な財政危機で選手などへの給料遅配が発覚し、主力選手の売却や度重なるオーナー交代などを繰り返しながらなんとか
その状態を保ち続けてきたポーツマスですが、2/26に遂に破産を申請。会長のピーター・ストーリーの声明を発表しています。

Redknapp sees hope for Pompey (Sky)
昨季までポーツマスを率いていたレドナップも動揺を隠せませんが、「古巣の復活を信じている」と語っています。
倒産によりクラブの消滅という可能性もあったから、管財人の管理下に置かれるとはいえ、最悪の事態だけは避けられたと言える。
これで降格という事になるが、パラシュート・マネー(降格になってもむこう2年間は放映権料が支払われる)もあるし、彼らならば
再び力強くプレミアリーグの舞台に舞い戻ってくる事だってきっと可能なはずだ。もちろんサポーターの後押しも不可欠だがね。
私がポーツマスを率いていた時間は素晴らしいものだった。特に最後の8ヶ月はね。(07/08シーズンにFAカップ優勝を果たしている)
新たなオーナーがやってきて資金投入してくれる事を期待したが、それは叶わなかった。今後は苦しい時期を過ごすだろうが、
何とか立て直し復活してくれる事を信じているよ。過去にも同じような苦境を跳ね除けてプレミアリーグ昇格を果たしたんだからね。
(レドナップ)

文中のパラシュートマネーを補足すると、所謂降格したことにより一気に収入が激減するクラブへの猶予策で、降格から2年間は
プレミアリーグからTV放映権収入が支払われることで、降格のダメージを緩和する施策です。レドナップはコメントの中で
1年間で£1600万の収入と言っているので、2年間では£3200万程度か。現在のポーツマスの負債が£7000万とも言われているので
焼け石に水とも思えますが、何とか苦境を切り抜け、再びプレミアリーグに戻ってくる事を期待したい。頑張れポーツマス!

トッテナムにはレドナップ監督を、ボンドやジョーダンといったコーチ陣をはじめ、デフォー、クラウチ、クラニチャール、カブールら
昨季はポーツマスで戦っていた面々も在籍していますし、今季はローン移籍して主力として頑張っているオハラもいますから、
かなり大きな動揺が広がっているだろうな…と思います。様々な事情でクラブを移る事にはなっても、みんな想いは一つのはず。
ポーツマスにまた再び力強く復活して欲しい。そして、これは決して対岸の火事では無く、プレミアリーグ全体が共有するべき
問題だと思います。他にも厳しいクラブがいくつもありますからね。相次ぐ外資の参入、賃金の高騰…etc 問題は山積みです。


さて、明日に行なわれるエバートン戦のプレヴューを。その前に、ちょっと心配なニュースから。
現在、クラブでウィルス(流行性の感染症みたいなもん??)大流行している模様で、練習場を2日間に渡り完全閉鎖したとのこと。

Redknapp - We'll beat the bug (Sky)
クラブは「トップチームの数名と多くのアカデミーの選手が具合が悪く、感染拡大を防ぐ為に練習場を閉鎖」と既に公式声明を。
練習場に留まらず、クラブオフィスやカフェテリアに至るまで全面閉鎖し、これ以上の感染拡大に万全の態勢を敷いている様です。

トップチームの選手ではチョルルカとパラシオスが体調を崩していたようですが、2人ともエバートン戦の出場は大丈夫そう。
この時期にこういう話題が出てくると、4年前の悪夢(CL出場権を争う最中に食中毒が発生)を思い出してヒヤヒヤしますね。
とても心配ですが、これ以上拡大しないように沈静化してくれればいいんですが…。幸い今回はまだそんなに大きな被害が
出てないみたいですけど、これからは大事な最終盤ですから体調管理は万全に。同じ事を繰り返さないようしないとね…。

TEAM NEWS
依然としてクディチーニ、ウッドゲートは長期離脱中で、キング、ジーナス、レノンもアウト。レノンについては専門医の診断を受け、
今後の状態を見極めつつ復帰を目指すことになりそう。前述の通りパラシオス、チョルルカは共に風邪で体調不良ですが
何とか試合出場には目途が立ちそうとのことですが、クラウチ、デフォーは共に負傷を抱え、当日のコンディション次第と微妙。
ベントリーも負傷を抱えてますがこちらはOK。しかし、ここにきて野戦病院の如く負傷者が続出して厳しいですね(泣)

一方のエバートンもフェライニが今季絶望、ケーヒル、ヒバートも負傷離脱中とキーマンの二人を欠く苦しい布陣となりそう。
しかし、ディスタン、ハイティンハらには出場の目途がたってジャギエルカの復帰も近づいている模様です。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Bassong, Dawson, Bale, Bentley, Huddlestone, Palacios, Modric, Defoe, Pavlyuchenko

注目は何と言ってもパブリュチェンコでしょう。ここ2試合で4ゴールと完全に復調気配で、上位クラブ相手に結果が出せるか。
チョルルカ、パラシーの体調の回復具合やデフォーやベントリーの状態など不安だらけですが、ここは何とか踏ん張って欲しい。
ちなみにBBCをチェックしたところパラシオスはイエロー9枚で累積停止2試合にリーチ。これがいつになるかが今後の肝に?

注意すべきは一時の調子を取り戻した感のあるサアとローンで加入するや瞬く間にフィットしたドノバンの突破でしょうか。
アルテタは復帰後イマイチな感じなのであまり怖さは感じませんが、ビリャレトディノフなんかはフリーにすると怖い存在。
サイドではピーナールとドノバンに自由にさせないこと。サアの裏に抜け出すスピードは十分にケアしながらの戦いになりそう。
ホームで引いた戦いになるってのは想像つかないので、ベイルらがガンガンサイドからしかけて、好調パブリュチェンコに
合わせていけばいいと思う。モドリッチ、デフォーらも絡めてアタッキングサードでどれだけ脅威を与えられるか、また、
決定機をしっかり決め切ることが出来るかがカギになるはず。お互いなオープンで派手な点の取り合いになるかもしれませんね。

エバートンは主力数名欠けてるとはいえ、チェルシーとマンUを連破し、順位もジャンプアップ中で非常に厄介な相手です。
一番当りたくない時に当たってしまったなぁ…という印象ですが、4位争いに踏みとどまる為にも絶対に負けられない…
いや、むしろホームだし、勝ち点3奪わなければいけないシチュエーションです。一戦必勝の構えで勝利を目指して欲しい。
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【FAカップ】トッテナム vs ボルトン 再試合

FAカップ 5回戦(再試合)

Tottenham 4 - 0 Bolton 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  2  2  4            
ボルトン  0  0  0
得点
Spurs:パブリュチェンコ2、O.G(ヤースケライネン、オブライエン)
Trotters:

0910 FA 5
Sub:アルニック、デルビテ、エムポク、ケイン


ホームで行われたFAカップ5回戦再試合は4-0の完勝。既にフルアムとの対戦が決まっている準々決勝に駒を進めています。

完勝でしたね。カップ戦なのでとりあえず勝てれば内容云々はあまり問う必要は無いかな…と個人的には思っているので、
勝利出来たことにまずは一安心。印象としてはトッテナムが良かったというよりも、ボルトンのやる気の無さが目立ちましたね。
ボルトンは現在降格圏のボトム3に沈んでますし、週末には降格を争う直接のライバルであるウルブス戦もあることから、
とてもじゃないけどFAカップどころではないぞ…というのが、スタメンであったり90分間を通してのピッチに如実に表れていました。
4点差という大差がつきましたけど、さもありなん。そもそも勝つ気が全く無い相手。そういう意味では順当の結果と言えるでしょう。

エコト復帰とサプライズの右サイドバック起用
そんな試合の中で、まずはポジティブな面から。負傷離脱が続いていたエコトが12/29のウエストハム以来、久しぶりの復帰。
今季は開幕から不動のレギュラーとして君臨してきたエコトが、大事な終盤戦を前に戻ってきてくれたのは朗報ですね。

ただ、彼が抜けている間にベイルが素晴らしいパフォーマンスで、エコトの穴を埋めて余りある活躍をしていたもんですから、
復帰したエコトが即レギュラーに復帰!となるかは怪しいところ。それが、この日の起用法にも見て取れます。なんと右SB起用。
負傷を抱えながらプレーしているチョルルカはなるべく酷使したくないという現状から温存。しかも右SBの控えがいない。
ということで本来は左SBであるエコトを逆サイドのSBで起用したわけですが、この起用には驚きました。その手があったか…と。

ただ、この試合を観る限りですが止めとけ…と思いました(笑)左利きですし、慣れないポジションということを差し引いても、
ポジションの取り方が中途半端に中に絞り過ぎで危なっかしくて観てられませんでした。体の入れ方なんかも窮屈そうでしたし、
時折前線にクロス挙げてましたが、左足で挙げる為に必然的に中央に一回切り返さないといけないし、DFから見て出所が見える為、
全く脅威にならない。試合から遠ざかっていたこともあるし、ベントリーとの連携もイマイチなので仕方ない部分はあるけど、
この先の試合で彼を右SBで起用するのはかなり危険というか、彼の良さが出ないだろうな…というのは容易に想像がつきますね。
とはいえ、2ヶ月ぶりの実戦復帰で90分間フル出場ということでコンディションは戻りつつあるようで。彼の復帰で層の厚みは出ますね。

パブリュチェンコが好調をキープ
相手も積極的に勝ちにこだわっていなかっただけに、早めに先制してサッサと楽な展開に持ち込みたいと思っていたんですが
いい時間帯でパブリュチェンコが決めてくれました。モドリッチが相手ボールを奪ってからのショートカウンターでしたが、
グングン前に仕掛けて相手の嫌がるここぞ!というタイミングでパスを供給するモドリッチと、パスを受けてからDFに寄せられながらも
独力で打開し、冷静にゴールに流し込むパブリュのテクニックが巧くシンクロして生まれたゴール。非常にお見事でしたね。
パブリュは序盤から体のキレの良さを窺わし、好調を維持していた印象。コンビを組むデフォーとの関係性も良かったと思います。
互いに持ち味を引き出し合えるコンビですね。昨季も数度組んでますが、クラウチとはまた違った特徴を持っているので、
これはこれでいいんじゃないかという気がします。現在の好調さからも使わない手は無いので、週末のエバートン戦も同じでいいかも。

パブリュは後半にも、モドリッチと連携の良さを見せポストプレーからモドのシュートを引き出す動きをして見せたり、中央にドッシリ
構えるだけで無く、巧くサイドに流れ起点になったりという動き方が良かった。こういうのはクラウチにはあまり出来ない芸当なので、
モドリッチら中盤と絡んだ前線の流動的な攻撃には彼の起用は効果的だと感じます。クラウチに比べ、よりプレーの幅が広いというか。
ここ最近はクラウチの高さ頼みになりつつあり、それが思うような成果を挙げられなくなりつつあったので、パブリュを起用する事で
また違うオプションなり、攻撃の形が出来てくれば心強いですよね。膠着したらクラウチ入れて高さを活かすのもアリだし。
終盤にはダメ押しとなる4点目を決めましたが、これは相手がグダグダとなっていた末のオマケとはいえ2試合連続の2得点はお見事。

ニアサイドに速くて低いクロス
この日の4得点のうち、パブリュが決めた2ゴール以外の得点は相手のオウンゴールによるもの。それもどちらも同じような形。
一つ目はCKの工夫から。CKのキッカーだったモドリッチが単純にゴール前に放り込むのではなく、中盤で待つハドルストンへ、
ハッドはシュートを打つと見せかけて、右サイドでどフリーで待つパラシオスへ散らし、パラシオスは低くて速いシュート性のクロス、
これが詰めたデフォーをケアしに出たGKヤースケライネンの足に当たってゴール…と。一連の流れが素晴らしかったんですが、
雨でスリッピーな状況を活かして、ニアへの低いクロスを選択した判断が良かった。二つ目も左サイドをドリブルで仕掛けたベイルが
同じくニアにグラウンダーのクロス。これを相手がカットミスしてオウンゴール。中との息は合っていなかったですけど、
ニアへの速いクロスってDFも守りづらいですし、誰かに当たればゴールって確率も結構あるのでドンドン狙っていくのも面白い。
この日はピッチの両幅を広く使って攻める事が出来ていたと思うんですけど、せっかくサイドを割ってもクロスの精度が低ければ
なかなかゴールには繋がらないもの。結果的には相手のオウンゴールになりはしましたが、狙いとしては悪く無かったです。

前半を2-0で折り返したことで、後半からはデフォーやパラシオス、ベントリーら主力を休ませながら、グジョンセン、ローズら
出番が少ない選手を試す事が出来ましたし、かなり早い時間帯に追加点も決まったので後半はとても楽な展開になりましたね。
3-0となってからは明らかに両チームが省エネモードに突入し、まったりな(非常につまらない…笑)試合になりましたけど、
全体的には試合をコントロールし、余計な消耗もせずにしっかりと勝ちきる事が出来たことは評価してもいいと思いますね。

ただ、前述したようにボルトンがこの試合に重きをおいておらず(K・デービス、イ・チョンヨンら主力数名を先発から外した)、
シチュエーションがトッテナム有利であったので、4-0の完勝とはいえあまり過大評価してはいけないかな…とも思います。
前半にはベイルやモドリッチが軽率な横パスをカットされてあわやの場面も作られてました。失点にこそ繋がらなかったものの
ビッグクラブはこういう機会を逃してくれるほど甘くはありません。今後は勝ち点を落とせない状況が続くわけで、こういう
単純なミス、自分たちで墓穴を掘る様な軽率なプレーを減らしていかないと。緊迫した場面では、命取りになりかねませんからね。

今日のGood ゴメス。何度かあった相手の決定機を安定したセービングで防ぎ、クリーンシートに貢献
今日のBad  エコト。久々の実戦、慣れないポジションという面を差し引いても不安定なパフォーマンスだった

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ショック!復帰間近だったレノンが負傷を再発

まずはトッテナムファンにとっては大きな失望を伴う、非常に残念なニュースからお伝えせねばなりません。

Lennon suffers setback (Sky)
そ頸部の負傷により今年に入ってから1度も出場していないレノンですが、順調に回復してきて復帰も間近でした。
しかし、今週のトレーニング中に負傷が再発。再びリハビリへと逆戻りとなってしまいました。
レノンは復帰までもう少しという段階だった。しかし、負傷が再発してしまった。以前の状態に逆戻りという事にならなければいいのだが、
少なくともあと2~3週間は様子を見なければいけないだろう。最初の診断では4~5週間の離脱で済むはずだったんだが、
結局ここまで負傷が長引いてしまっている。そ頸部の負傷というのは非常に厄介で我々でも正直どうなるかが読めないんだよ。
彼は復帰に向けて懸命に取り組んでいたのだが、また再発してしまったのがとても残念だ。もちろん、早期に復帰出来る可能性もある。
彼の一刻も早い復帰を望んでいるよ。トッテナムには彼が必要だからね。それにW杯を控えているイングランド代表にとってもね。
(レドナップ)

なんという悪夢…。スピードで勝負する選手にとって、そ頸部の負傷は宿命とはいえ、この大事な時期での再発は本当に痛い。
もちろんレノン自身が一番凹んでいるでしょうけど、我々ファンにとっても本当にショッキングなニュースです。はぁ…。
決して無理して欲しくは無いので、しっかりと試合が出来るコンディションになるまで、慎重にリハビリに取り組んで欲しい。
これで、今季中のレノンの復帰はほぼ無いかもしれないということを念頭にいれて残り11試合を戦わなければなりません。
非常に痛いことは確かですが、こればかりは仕方ないことですから、残りのメンバー全員で悲願達成に向けて一丸にならないと。
イングランド代表ファンとしても気がかりだと思いますね。A・コールに続いてレノンまで。カペッロも頭が痛いことでしょう。

3-0での快勝となった前節ウィガン戦を終えての監督のコメントをいくつか。

'Great performance' - Harry (tottenhamhotspur.com)
まずは指揮官レドナップ。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと選手達を讃えています。
非常に厳しいピッチコンディションではあったが、それにも負けず選手達がしっかりと戦う姿勢を見せてくれた事を讃えたい。
ウィガンも繋いで戦う事を志向するチームだから、両方のチームにとって難しい戦いになった。それでも我々は粘り強くパスを繋ぎ、
ポゼッションして試合をコントロールしていたから、終始試合を有利に進める事が出来ていた。やるべき事をきちんと果たしたね。
ここ最近の戦績を振り返っても、ウルブス戦を落としはしたがそう多くは負けていないんだから悲観すべき状態では無いはずだ。
この試合のパフォーマンスは素晴らしかったし、みんなが自分の役割をきちんと果たしてくれていると思っているよ。
(レドナップ)
Praise for Pav (tottenhamhotspur.com)
もう一つレドナップのコメント。途中出場から2ゴールを叩きだしたパブリュチェンコへの称賛も忘れません。
彼は今週のトレーニングでもチームで一番良く見えたし、頑張っていた。一生懸命に、そして前向きな姿勢を示してくれたから、
チャンスを与えたのだが、さっそく2ゴールを挙げてくれるなんてね。何とも素晴らしいことじゃないか。彼は元々高い技術を持ち
最高級の質を備えたプレイヤーなのだから、こういう姿勢を続けてくれていればゴールを量産出来るはずの男なんだよ。
この日は”練習で見せているお前の実力を存分に発揮して暴れてこい”と送り出したよ。そしたらこの結果だ。素晴らしいね。
(レドナップ)
 
賢明なトッテナムファンの皆さんならご存じの通り、今季のパブリュチェンコはほとんどチャンスを与えられてきませんでした。
本人もそうした状況から移籍希望を示唆し、苦しい胸のうちも明かしてきた。それでもレドナップは今冬の移籍を固辞した。なぜか?
もちろん適正なオファーが届いていない、チームに4人のFWを揃えておきたいなど、様々な要因や背景があることでしょう。
しかし、レドナップは一貫してパブリュが戦力外である旨の発言をしたことはありません。彼の得点力や才能は認めていた。
練習でしっかりとした態度を見せ、また状況さえ整えばこの日の様な活躍が出来るはずと思っていたからだと思うんです。

起用出来ないのはデフォーとクラウチが好調をキープし、なおかつ不調とはいえ主将でチームの精神的主柱であるキーンがいたから。
パブリュの能力云々では無く、一つのチームとして考えた場合、無理にでも彼を使う根拠が薄かったというだけなんです。
そりゃ選手はいつだって先発で出たい。当然です。しかし、全ての選手に平等にチャンスを与えなければいけないか?否です。
監督は自らの持ち駒を使って「チームとして最良の結果を残す事」を考える必要があるだけで、各選手の試合に出たいという
要求を等しく満たす義務なんて無いですからね。そもそも、そんなこと考えてたら毎試合違うメンバーで戦わないといけない。

この試合のパブリュの活躍もシンプルなことです。パブリュが練習で調子が良かった。レドナップ自身にも好印象を残した。
だからチャンスを与えた。そしてパブリュはそれに応えた。ただ、それだけのことです。パブリュの状況が劇的に変化するか?
それは解りません。ただ、その一つのキッカケになるかもしれないな…と思わせる活躍をして見せてくれた事は確かです。
パブリュには辛い状態だと思います。一ファンとして彼を取り巻く状況をずっと見続けてきた僕には凄~くよく解ります。
だからこそ彼の活躍はとても嬉しかったし、彼のゴール後の笑顔とチームメートの祝福する姿には心から痺れました。
でも、敢て厳しい言い方をすれば一試合だけじゃダメなんです。これを続けていかないと。まだリーグ戦2ゴールですからね。
とにかく練習からしっかりアピールすること。少ない時間でも結果残すこと。もし、先発起用が回ってくれば、なおのことです。
そういう意味では、パブリュチェンコにとっては次の試合こそが重要なのかもしれません。再びのゴールを。僕は信じます…。


さて、本日は(日本時間では明日早朝5:00~)舞台をホームWHLに移してのボルトンとのFAカップ5回戦再試合が行われます。

TEAM NEWS
ウッドゲート、クディチーニは依然として長期離脱中。前述の通りレノンもアウト。それに加えてキング、ジーナスも負傷欠場。
カブール、K・ウォーカーはカップタイド。怪我人も多く満足なメンバーは組めませんが、こういう時こそチームの真価が問われる。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Dawson, Bassong, Bale, Bentley, Huddlestone, Palacios, Kranjcar, Defoe, Pavlyuchenko

前回の対戦ではPK失敗によって惜しくも勝利を逃したので、今度はホームですし、しっかりと勝ちベスト8入りを決めましょう!

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【第27節】 トッテナム vs ウィガン

イングランド・プレミアリーグ09/10 27節

Wigan 0 - 3 Tottenham 
         
Stadium:DWスタジアム

              前半   後半   合計                               
ウィガン  0  0  0             
トッテナム  1  2  3
得点
Spurs:デフォー、パブリュチェンコ2
Latics:

0910 27
Sub:アルニック、カブール、ローズ、グジョンセン


敵地で行われたウィガン戦は、途中出場のパブリュチェンコのこれまでの鬱憤を晴らす2ゴールを含む3-0の快勝。
リーグ戦で、ここ最近6試合3得点と湿りがちだった攻撃陣が久しぶりに爆発。他会場の結果を受け、再び4位に返り咲きました。

この試合は、特に前半では映像が途切れ途切れで、同時刻にやってたリバプールvsマンC戦も横目で観ながらの観戦だったので、
いつもよりかは曖昧なマッチレポになっちゃうんですけども(笑)久しぶりの3得点奪っての快勝が観れて満足でございます。

劣悪のピッチ、粘り強く奮闘、幸運
この日はアウェーのDWスタジアムでの戦いだったんですが、ピッチコンディションはかなり酷い状態のように見えました。
たぶん、このスタジアムはラグビーと併用(ラグビー用の白いラインがうっすらと残っていたので)なのでしょうね。
至る所で芝がボコボコ、それに加えて朝からの降雪の影響なのかズルッズルに滑り、雨まで降ってるという最悪の条件。
序盤に感じた印象では、こりゃ足下でパス繋いで戦うのは相当に厳しそうだからロングボール戦法もやむなしか…と。
スタジアムの入りもお世辞にはいいとは言えませんが、それでも前回の対戦(9-1)のリベンジを!という雰囲気は感じたし、
色んな意味で戦いづらそうで、厄介な試合になりそうだな…と思いながら観てました。しかし、その不安をいい意味で裏切って
序盤から積極的に試合を運ぼう、それもロングボールに頼らずに丁寧にしっかりと繋いで崩して行こうという意図を感じました。

特に両翼の動きの良さが目立ち、ベントリーはサイドに張るだけではなく、中央にポジション移しつつ巧くマークを外しながら
シュートを放つ場面が幾つか。ニコも同様に周囲の選手(特にベイルの攻撃参加)を巧く活かしながら、守備でも体を張ってた。
パラシオスはさすがのポジショニングの良さでピンチの芽を摘み、気の利いた散らしのパスをサイドに供給するなど上々の出来で、
守備陣も非常に集中して粘り強く対処していたのが印象的でした。最近不安定だったドーソンが久しぶりに良かったかな。
相手の前線のロダジェガや、雑だけどボールを持てば抜群のスピードでガンガン持ち込むエンゾグビアらが鋭い攻撃を何回か
発動してて、ゴメスがすれすれでパンチングで難を逃れるなど、一進一退でどちらにもチャンスがあった序盤戦だったような…。

前述したような悪条件にも関わらず粘り強く戦っていたのが幸運を手繰り寄せたのか、ラッキーな形で先制ゴールが生まれます。
中央からニコがドリブルで持ち込み、空いた左サイドのスペースをオーバーラップしてきたベイルが巧く活用し、グラウンダーの
クロスを供給、これをDFラインとの駆け引きで抜けだした(完全にオフサイドだったが…)デフォーがゴールに流し込む。
これは判定に救われました。100%オフサイドでしたけど、ゴールは認められ、なんとかかんとか先制。これは大きかったね。
ウィガンファンには少々気の毒でしたけども。ただ、形としてはトッテナムが一番得意というか理想的なパターンだったと思います。
ファーで待つクラウチに高いクロスってのは最近完全に相手に読まれてるので、速くて低いクロスの方がいいんだろうな…と。
その後は事あるごとにミスジャッジをした副審がカメラに抜かれ続け、何ともいたたまれない気持ちのまま前半が終了です。

心配な負傷、ツインタワー発動、ロシアン魂
後半を迎えて、さっそくトッテナムにとっては痛すぎるアクシデントが発生。芝に足をとられたキングが負傷し途中交代。
代わって入ったのはバソング。キングは何ともついていないというか、怪我からは逃れられない運命なのかな。心配です。
古傷の膝の怪我の再発で再び長期離脱ってことにならなければいいんだけども。パッと見た感じでは太ももの筋肉系かな…と。
いずれにしろ数試合はダメだろうな…。キングが万全なら言う事無いんだけど、こればかりは他の選手がカバーするしかないな。
バソングは今季序盤はいいプレーしていたし、カブールも加入したのでドーソンも含めしっかりと穴を埋めてくれれば。

後半も多少トッテナムが押し気味ではあったものの一方的に…という感じでは無く、互いにチャンスは作り出していた展開。
ウィガンも同点を狙って、数クラブ間で獲得争奪戦となっていたイングランドの新鋭と噂のビクター・モーゼスを投入。
ピッチに立つとさっそくシュート放つなど、ハツラツとした動きを披露してましたね。バネもありそうだし、今後が楽しみな選手。
一方のトッテナムも負けじとニコがロングスルーパスを前線に走り込むデフォーにピタリと合わせるも、デフォーは決められず。

拮抗した試合展開の打開を図る為レドナップも激しく動く。ニコに変えてモドリッチ、デフォーに変えてパブリュチェンコ、
矢継ぎ早に二枚のカードを切る積極的な選手交代を見せる。いつもは動きの遅さが目立つハリー爺だが、この日はこれがズバリ的中。
モドリッチは得意のパスアンドゴーから何度も好機を演出。自らもポスト直撃の惜しいシュートを放つなど存在感が抜群で、
パブリュチェンコも前線で楔のパスを受けたり、サイドに流れて起点になったり、クラウチに好機をお膳立てしたりと獅子奮迅。
何よりモドリッチとパブリュの息がピッタリでお互いの意思疎通が巧く図れていた印象。案外、波長が合うのかもね、この二人。
そんでもって、パブリュチェンコは終盤立て続けの2ゴール。中押し、ダメ押しのゴールで試合を決める素晴らしすぎる活躍。

チームメートもこの喜びよう。「パブリュ~移籍したいだなんて寂しいこと言うなよ~。この野郎~(笑)」ってな声が聞こえてきそう。
采配がズバリのレドナップも流石にここまでの活躍をするとは思わなかったのか、ゴールした後には微妙な表情しておりまして、
たぶん想像するに「これからはFW起用にますます悩むぞ~」ってことなんでしょう。まぁ、嬉しい誤算には違いないでしょうが。

パブリュの活躍には正直驚きました。移籍志願を堂々と宣言し、トッテナムでのモチベーション低下も懸念されていましたからね。
それでも短い時間でこれ以上無いインパクトを残す働きをしてくれた。全く脱帽です。これで次は先発起用の芽が出てきたかな?
僕は移籍希望コメントを繰り返すパブリュに失望しながらも、半面では期待もしてたんですよ。機会さえ来ればやってくれるはず…と。
でも、クラウチ&デフォーの形を崩してまで…とは思えなかったのも事実。そんな厳しい状況で、最高の答えを出してくれた。
カップ戦でも結果残したし、この日はリーグ戦初ゴール。しかも2つ。次は先発のチャンスを与えてあげてもいいんじゃないかな。
一選手の思惑よりもチームとしての成績を重要視する僕ですら流石にそう思います。あとはレドナップ次第ですけどもね。

3-0快勝とは書きましたが、点差ほどの楽な試合では無かったです。84分までは1-0(それも誤審による)だったわけですし、
重苦しい試合だったと思います。それでも終わった時には爽快とした気分で久しぶりにスッキリと眠りに就く事ができたのは
パブリュの笑顔と、それ以上にパブリュをチーム全員で心から祝福するトッテナムの選手達の笑顔が観れたからだと思う。
酷い内容の前節やここ最近の低調を完全に払しょくとまではいかないまでも、選手達の魂を感じる事が出来たのが何より嬉しい。
4位に返り咲いたけれど、今時点でそんな事には意味が無い。むしろ、これからの戦いに向けた力強い一歩が見られたという事実。
これだけで、僕は十分に満足です。今週はFAカップ5回戦再試合、週末にはエバートン戦と厳しい連戦が続いていきますが、
この日の様な粘り強さと、チームの一体感を見せてくれれば、きっと僕らが思い描くような結果が手に出来るような気がします。

今日のGood パブリュチェンコ&モドリッチ。共に途中出場の短い時間で劇的なカンフル剤となり試合を一変させた
今日のBad  デフォー。ゴールはしたもののオフサイド。決定機を幾つか外したし、あわやレッドの危険なタックルは猛省せよ

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【PREVIEW】 Tottenham vs Wigan

どうでもいい話から始まって恐縮なんですが、今日の昼に買い物に行く為に駐車場から車を出そうと思ったらですね、
車の周りの雪が完全にガッチガチに凍ってやがりまして、タイヤがキュルキュル空回り、車が全く動かず。えらい目に遭いました。
結局は近所の住民の方に車で牽引して頂いてようやく抜けだしたんですが、それまでマイナス気温の中で格闘すること1時間弱。
まぁ、北国暮らしも数十年、こういう経験も珍しくは無いんですけども、さすがにしんどかったですわ。えぇ、ただの愚痴です(笑)

さてさて、本日はウィガン戦ですか。前節のウルブス戦の記憶を消去したせいか(笑)久しぶりのリーグ戦のような感覚です。
プレヴュー記事を書くのも何だか久しぶりのような…?ウィガン戦のプレヴューに行く前にトッテナム関連の話題をいくつか。

JD's deadly...says Ledley!  (tottenhamhotspur.com)
今季カップ戦含めてチーム最多の21得点を記録するデフォーに対しチームメートのキングは称賛を惜しみません。
デフォーはイングランドで最も素晴らしいフィニッシャーだと思うよ。25ヤード以内ならどこからだってゴールを狙えるんだからね。
私は彼を長年見てきたけど、彼が相手にとって非常に脅威的なストライカーだという事に疑いの余地は無いな。ボックス近辺からなら
どんな形からでもシュートに持って行ける。そんなストライカーはイングランドを見渡してもそう多くはいないと思うよ。
トレーニングで対峙しているから良く解るけど、彼は相手にするには厄介なFWさ。DFが準備を整える前にシュートを放つんだからね。
彼が今季好調を維持している事はとても嬉しいよ。我々が現在いい位置にいられるのも、彼のおかげによる部分が大きいからね。
(キング)

まぁ、一番はルーニーだと思うんですけど(笑)それでもデフォーがイングランド屈指のフィニッシャーであることは間違いない。
ここまでの21ゴール(リーグ戦は15ゴール)という数字も素晴らしいと思います。確かに得点を奪うという一点にフォーカスすれば
確かにイングランドで最も相手にとって嫌なFWのうちの一人でしょう。あとは、フィニッシャーにとどまらず、チャンスを自ら演出して
周りの選手に得点を獲らせるような働きがもう少し出来れば、更なる高みに昇れると思いますので、頑張って欲しいですね。

Four in England U19s  (tottenhamhotspur.com)
来月に行なわれるオランダとの親善試合に臨むU-19イングランド代表にトッテナムから4人が選出されています。
DFのスティーブン・コールカー、MFジョン・ボストック、ディーン・パーレット、ライアン・メーソンの4人です。
それぞれトッテナムでのアカデミー・チームで頑張っていたり、ローンで武者修行に行っていたりと環境は様々ですが、
未来のトッテナムの主軸を担う事が期待される前途有望な若者達ですから、与えられたチャンスを有意義に使って成長して欲しい。

それでは、ウィガン戦のプレヴューを。

9-1 means nothing, says Harry  (tottenhamhotspur.com)
レドナップはホームでの対戦(9-1の大勝)とは全く違った試合になると、楽観視する姿勢に警鐘を鳴らしています。
あのような試合はそう頻繁に起こるものでは無いんだ。確かにやることなすこと全てが上手くいった試合だったが、
それはそれ、これはこれ。今回の試合は全く別の話だ。敵地だし、相手は良いチーム。厳しい戦いになることは覚悟せねばならない。
最近の我々は多くのゴールを奪えていないが、攻撃的にチャンスを多く作り、しっかり決める試合になる事を願いたいもんだね。
(レドナップ)

全くその通り。確かにホームでのウィガン戦は今季最高のパフォーマンスで驚くようなゴールラッシュとはなりましたが、
あの頃に比べて最近のトッテナムはチャンスをゴールに結び付けることが出来ていません。今回も簡単な試合にはならないはず。
もちろんゴール欠乏症の克服も大事ですが、前節の酷い負け方を払拭し、再び力強く4位争いに踏みとどまる為にも、
絶対に勝ち点3を獲らなければならない試合と感じます。例え1-0であっても。これから先は、内容よりも貪欲に結果でよし。
もちろん、本来のトッテナムらしい攻撃的なフットボールが観たいですし、それが出来れば、結果は自ずとついてくるでしょうけどね。

Emotional game for Wilson (tottenhamhotspur.com)
トッテナムに移籍して初めて、ウィガンのホームスタジアムへの遠征試合となるパラシオスは複雑な胸中を吐露。
ウィガンとの対戦は僕にとってとても感慨深い試合だった。ウィガンには今でも多くのとても親しい友人がいるからね。
(9-1の)試合後に彼らと話したんだけど、結果に凄く落ち込んでいたよ。僕は彼らの復調を祈ることしか出来なかったけどね。
ウィガンでの時間は僕のキャリアにとっても非常に重要だった。凄くよくしてもらったし、彼らには感謝の気持ちしか無いんだ。
ウィガンには素晴らしい思い出しかないから、正直彼らとの対戦がやりづらいってのは認めないといけないよ。
(パラシオス)

クラブの去り方って様々ですけど、言い方は変ですが彼にとっては「良い別れ方」だったんでしょうね。それが凄く伝わってくる。
別れ方って大事ですよね。引き際というか。それが良くないと全てが台無しですよね。ここら辺、恋愛と通じるかも(笑)
パラシーってやっぱり好青年なんですよね。彼のコメントを読むといつも感じます。絶対性格いいな~こいつは…ってね。
やりにくい…なんて言ってるけど、ホームでは全力で潰しに言ってましたし心配無用でしょう。全力で対峙する事こそが
古巣に対する何よりの恩返しだってことは彼が一番よく解っている。今回も得意のタックルでガンガン潰しちゃってちょうだい。

Team News  (tottenhamhotspur.com)
長期離脱中のクディチーニ、ウッドゲートは引き続きアウト。特に心配されるウッディの近況についてレドナップは、アメリカにて
治療を行っているが、復帰への目途が未だについていないことを明かしています。二人とも今季中の復帰は無理でしょうね。
今年に入ってから出場が無いレノンと、同じく負傷で離脱しているエコトの二人も結局間に合わず。しかし共に復帰は近そう。
現在はフィットネス・コーチとのトレーニングでコンディションの回復を図っている模様で、フルトレーニング再開もそろそろ。
また、キングについては引き続き無理させない方針で、来週にはミッドウィークにFAカップ5回戦再試合、日曜日には
エバートンとのゲームと連戦が続くので、このうちのいずれかに出場という形になる見込み。こればかりはしょうがないですね。
あと、先日のFAカップ5回戦のボルトン戦でベンチからも外れていたジーナスは、どうやらそ頸部の負傷だったようです。
てっきり散々な出来だったウルブス戦の懲罰だと思ってました(苦笑)そ頸部は長引くだけに心配ですけど、大丈夫でしょうか。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Dawson, Bassong, Bale, Bentley, Huddlestone, Palacios, Modric, Defoe, Crouch

ウィガンの試合はあまり観る機会が無いので、正直よく解らないんですけど、ハイライト観る限りでは未だに不安定という印象。
良い試合の後に、からっきしダメな試合ってのが続いてるようなので、前回の対戦は完全度外視する必要があると思います。
危険なのは身体能力の高いロダジェガと、右サイド起用で新境地を開いてるっぽいエンゾグビアのスピードってところでしょうか。
シャルナーだったり、フィゲロアだったり、もちろんGKのカークランドや色んな意味で目が離せないブランブルなど、
各ポジションに面白い選手を抱えてますから、侮れない相手です。しかし、前述の通り。敵地とはいえ勝ち点3がマストの試合。
全力で勝利をもぎ取りに行って欲しいと思います。この試合で前節同様ふがいない試合であれば、僕は白旗を挙げますよ。
それぐらい重要な一戦であると感じます。今後の12試合、落とせない試合が続きますが、ここらで流れを変える快勝を期待したい。

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プレミアリーグにプレーオフ導入!?

いよいよ多くのフットボールファンが待ち望んでいたであろうチャンピオンズ・リーグの決勝ラウンドが始まりましたね。
イングランド勢の初戦はマンUが敵地で貫禄勝ち。お隣はGKのアホすぎるミスで負けと明暗分かれるといったところでしょうか。
悲願のCL制覇に向けたチェルシーは来週に登場。リバプールが既にこの場にいないのがなんとも違和感がありますけどもね。
チャンピオンズリーグアンセムを聞くにつれ、またTVに映し出される何とも煌びやかな光景を目にするにつれ改めて思うのは、
ヨーロッパ王者を競う、世界最高峰の舞台での戦いは素晴らしいということ。そして、悔しさと憧れが混じった複雑な想いが少々。
トッテナムがいつの日か、この舞台で戦う事を夢見てこれからも応援し続けようという想いを更に深くした今日この頃です。

Premier League plans play-off for last Champions League place (guardian)
プレミアリーグの現行のルールではリーグ戦で4位までに自動的に与えられているチャンピオンズ・リーグ出場権ですが、
3位までは従来通り自動的に出場権獲得、4~7位のクラブでシーズン終了後にプレーオフ行い出場権を争うという案が浮上。
UEFAからは既に承認をとりつけ、各クラブでの検討に移る事に。本格的な議論は4月に行なわれる模様で行方が注目されます。

僕の個人的な意見に行く前に、まずこのルール変更がもたらすであろうメリット・デメリットを簡単に整理してみます。
メリット
・固定化されたトップ4による戦力の一極集中化を防ぎ、よりリーグ全体の競争力の向上に繋がる可能性がある
・それまではチャンスが少なかった中堅クラブにも可能性が広がる為、消化試合が減り最終盤まで魅力ある試合が増える
・プレーオフの関心度、重要性の高さは言わずもがなで、単純にその機会だけでも収入増が見込める

デメリット
・これまで以上にFAカップ、リーグカップといった国内カップ戦の形骸化が進む
・特に資金力において体力の無い下位~中堅クラブがプレーオフの希望に賭け、身の丈以上の補強に走る可能性が増える
・リーグ戦だけで結果が決まらない不公平感(例:7位でもCL出場、4位でも不出場)からリーグ戦本来の意義が薄れる
・ただでさえ多い試合数の更なる増加、それもシーズン終了後にプラスとなれば選手の負担増は避けられない

まぁ、突き詰めて考えていけばもっと色々出てくるんだとは思いますが、ザックリと思いついたところではこんなところかな。

ここまで書いておいて難なんですが、恐らくは「このルール変更自体が行なわれない」とは思うんですよね。たぶん。
現在のプレミアリーグの繁栄って、やっぱりビッグ4のクラブの世界的に見ても高い競争力がベースになってると思うんですよ。
もちろん、古くはリーズやニューカッスルが優勝争いに絡んでいた時代もあったわけだし、ブラックバーンも一度プレミアを制し、
エバートンだって4位以内に喰い込んだこともある。それでもプレミアリーグが世界最高のリーグと世界的に認知されたのは
ここ数年来の話であって、所謂現在のビッグ4と呼ばれるクラブがその座に定着した時期と概ね重なっているわけなんですよね。
アブラモビッチの登場により一躍ビッグクラブの仲間入りを果たしたチェルシーの台頭で、それが確固のものとなったというか。

そう考えると現在のプレミアリーグが謳歌する全世界的な繁栄は、現在のビッグ4と切っても切れない関係を感じるわけで、
そのせっかく築いた蜜月の関係をプレミアリーグのお偉いさん方が積極的に崩そうと動くとはどうも考えられないんですよ。
こういう風に考えてしまうのは少々穿った見方というのは重々に承知していますが、どうもにわかには信じ難いというか…ね。
しかし、実際にこういう話が出てくるということは、昨今の硬直した(考えようによってはマンネリに陥った)プレミアリーグの状況を
何とか変えよう、或いは一部のビッグクラブだけが享受してきた「甘い汁」を他にも分け与える可能性を増やそう…と考える人も
少なからず存在するということなのでしょう。それがどの程度の本気度なのか、各クラブが歩幅を合わせるかは別問題ですけど。

とはいえ、議論されるのは4月とまだ先にも関わらず、さっそく各メディアが一斉に報じ、関心度の高さは伺い知れますね。
その反応も賛否両論さすがに様々で、ビッグ4関係者は概ね反対の意向、下位~中堅からは早くも指示を表明するクラブも。
そりゃそうでしょう。チャンピオンズ・リーグがもたらす莫大な収益やステータスといった諸々の付加価値はどこのクラブにとっても
魅力でしょうし、その出場権の1枠が懸かる問題となればそれこそ一大事。少なくともビッグ4は賛成に回らないでしょうねぇ。

僕の個人的な意見でも、あまり賛成では無いかな…というのが正直なところです。色んな事情を踏まえたうえで言えば。
もちろん、トッテナムのチャンピオンズ・リーグ出場は僕の夢でもありますし、同様にトッテナムファン積年の夢でしょう。
その出場権の1枠がプレーオフで争われるとなれば、グッと可能性が高まるような気もするんですが(そんなこともない?)
なんかシックリこないというか、38試合戦ったうえで、正々堂々と(プレーオフが卑怯とは言わないですけど)4位以内を確保し、
その夢を実現して欲しいなぁ…という想いがあるんですよね。だからこそ価値があるというか。うまくは言えないんですけど。

だってさぁ、仮にようやく念願の4位でシーズン終える事が出来たとして、7位のクラブに負けて出場権逃すってどうよ?
逆のパターンだったらラッキーってなもんですけど、想像しただけでもたまらんもん。わずか数試合の結果で決まるなんて…。

などと、色んな想いが交錯するこの問題。4月に議論が行われた末に結論が出されます。果たして、どうなることやら。

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求む!PKキッカー

1-1のドローで再試合が決定したFAカップ5回戦のボルトン戦。試合後の選手・監督らのコメントをいくつか。

Harry's game of two halves  (tottenhamhotspur.com)
レドナップは低調な前半と、盛り返した後半は全く別のチームだったと振り返っています。
前半のボルトンは素晴らしかったね。一方の我々はと言えば、これがまた非常に出来が悪かったね。試合の序盤から
相手の方が意欲十分で積極的に攻撃に出てきて、我々は押し込まれてしまい、自分たちのやりたい事をさせて貰えなかったね。
だが、ハーフタイムでいくつか修正した後半は本来の戦い方が出来たし、勝つに値するような内容であったと思うよ。
後半には積極的にプレッシャーをかけ続けて相手を追いこみ、球際の勝負でもしっかり戦う事が出来ていたから、セカンドボールも
拾えるようになって厚みのある攻撃が展開出来たね。前半は全くダメだったが、後半に我々本来のパフォーマンスを取り戻し、
しっかりと立て直す事が出来た。前後半で全く別のチームだったね。後半の様な戦いを一貫して続けなければならないね。
(レドナップ)

本当に不思議な試合でしたね。前後半でこれほど出来が違う試合ってのも珍しい。よくハーフタイムで修正出来たもんだ。
レドナップのコメントを見る限り、やはり中盤の主導権争いで優位に立てたのが後半の巻き返しに繋がったということか。
しっかり立てなおしたチームを褒めたい気持ちと、じゃあそれをなんで前半からやらないんだよ!(出来ないんだよ)っていう想いが
両方ありますね(笑)相手がホームでそれなりに攻撃に出てきたので、後半はかなりオープンな展開になって救われた部分も
あると思います。これがホワイトハートレーンだったらガッツリ引かれて負けてたかもしれない。再戦では先制点が必須ですね。

We deserved stick - JD  (tottenhamhotspur.com)
貴重な同点弾を叩きこんだデフォー。後半に立てなおしたパフォーマンスをポジティブに捉えているようですよ。
ボルトン戦がいつも難しいゲームになる事は解っていたけど、後半の僕らは凄く良かったから、勝ちきれなかったのが残念だね。
前半は前節のウルブス戦をちょっと引きずっていたかもしれないね。こういうことはフットボールではよくあることなんだ。
前の試合で巧くいかなかった事でチーム全体がちょっと自信を失っていた。でも、後半はしっかりと本来の戦いが出来ていたね。
勝てなかったのはちょっと残念だけど、ホワイトハートレーンに戻っての再試合はポジティブに迎えられると思うんだ。
まだまだ道のりは長いけど、僕は自分のするべき仕事(ゴールを決め続ける事)をしっかりとこなしていきたいと思っているよ。
(デフォー)

ゴールするまでの時間帯ではデフォーのプレーぶりはあまり良くなかったですね。あまりボールに触っていなかったですし。
ただ、ここぞという場面でストライカーとしての仕事をしっかり果たすあたりが流石だな…と。最低限の仕事はしたという印象。
ゴールシーンも決して簡単な場面では無かったです。それでも、ここしかないというタイミングで入れるのが天性のセンス。
レドナップはフィニッシャーに留まらず、チャンスメーカーとしての働きも要求していますが、それが出来るようになれば
イングランド代表のレギュラー定着も見えてくると思いますね。まだまだ課題も多いですが、頼もしくなってきましたね。

Tom glum! Red rage at pen  (Sun)
デフォーからハドルストンへキッカーを変更したものの、またもPKを失敗。コーチ陣はPKキッカーの選択に悩んでいる模様。
大きなプレッシャーがかかるのは解るが、その重圧をはねのけてPKをしっかりと決める誰かを見つけなければいけないね。
PKをしっかりと決めさえしていれば、勝てた試合もあったんだからね。現在の我々はPKにおいて自信を失っているように感じる。
(レドナップ)

我々にとってPKはそんなにラッキーな事にならなくなってるのが問題だ。今季だけでもう何度もPKを失敗している。
この試合もそうだが、2-2で迎えたエバートン戦のロスタイムでも外したね。ハドルストンも練習とは違った蹴り方をしていた。
いつもは力強く蹴り込むのにね。これも自信の欠如からだろう。もっとPKをしっかりと練習する必要があるのは明白だね。
(ファーストチームコーチ:ジョーダン)

Gareth Bale reveals Tottenham's spot of bother is down to not practising penalties in training (dailymail)
PK関連でもう一つ。ベイルがチームでPK練習をほとんどやっていない事を明かしています。
僕らはほとんどPK練習をしないんだ。この日もPKを外しちゃったけど、これはとてももったいないと思うんだよね。
今回はトム(ハドルストン)が蹴る事になったけど不運だったね。チームでもっと練習するべきだとは思うんだけどねぇ…(苦笑)
(ベイル)

PK練習してないんかい!(笑)そりゃ~外すわな。まぁ、こればかりは練習積んでも劇的に向上するもんではないでしょうけど、
沢山練習することによって少しは自信を持って蹴れるようになるとは思いますよ。なので、PK練習もちゃんとしましょう。
確かに今季はPK失敗が多すぎ。今季はこれで3回蹴って全部失敗だよね?昨季のウェンブリーでのCC決勝もPKで負けてますし。
なかなか難しいとは思うんだけど、そもそもPKって蹴る側が圧倒的に有利なもんです。現在のトッテナムは有利と感じられて
いないと思うんだよね。なんか、揃いも揃ってみんな自信なさげというか。蹴る前の雰囲気からして外しそうなんだもんな…。
せっかくの絶好期なんだからしっかりと決めていかないとね。ランパードなんか3回蹴り直しになっても全部入れてたぞ(笑)

Lennon could face Latics (Sky)
最後にトッテナムファンには嬉しいニュース。そ頸部負傷で今年に入ってから1度も出場していないレノンの復帰が近づいてます。
仮にヘルニアの手術が必要であれば最悪で4月まで復帰がずれ込む可能性もありましたが、なんとか回避出来たとのこと。
復帰に向けてトレーニングも再開しており、順調にいけば次節のウィガン戦でベンチ入りする可能性が出てきた模様です。

これはグッドニュースですね。4月のビッグ4との地獄の3連戦に間に合えば…と思っていたので、早期復帰が見えてきたのは
大きいですね。言い訳にしたくはないですが、彼の不在で若干成績が停滞してるのも事実。彼の復帰が追い風にはなるでしょう。
でも無理だけはして欲しくないので、慎重にお願いします。またすぐに負傷してシーズン絶望なんてのだけは勘弁なのでね。

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【FAカップ】トッテナム vs ボルトン

FAカップ 5回戦

Bolton 1 - 1 Tottenham 
         
Stadium:リーボック・スタジアム

              前半   後半   合計                               
ボルトン  1  0  1            
トッテナム  0  1  1
得点
Spurs:デフォー
Trotters:K・デイヴィス

0910 FA 4
Sub:アルニック、バソング、デルビテ、ローズ、グジョンセン、パブリュチェンコ


敵地リーボック・スタジアムに乗り込んだFAカップ5回戦のボルトン戦は、両チームのエースが1点づつ獲り合ってのドロー。
後半には勝ち越しの絶好期となるPKを得るも、痛恨の失敗。4回戦のリーズ戦に引き続き、勝ちきれずに再試合が決定です。

勝ちきれなかったのを嘆くべきか、それとも引き分けに持ち込めたことをよしとすべきか。前後半で180度違った展開だっただけに、
評価が難しい試合かもしれません。個人的には1点のビハインドから後半にしっかりと立て直し、勝利に迫った事を評価したいと
思いますし、過去の対戦でもかなり相性が悪いリーボックのボルトン戦。ドローに持ち込めて御の字と言っていいのかな…と。

完全に劣勢の前半
ボルトン、非常に良かったですね。自分たちのストロングポイントをよく理解しているし、チームとして徹底されている印象でした。
序盤から積極的なプレスをかけてきたので、トッテナムは中盤でも主導権を握れずに押し込まれる展開が25分までは続きました。
開始23分の段階で相手のCKが6本を数えたことからも、防戦一方だったのが良く解ります。基本的にはロングボール主体で、
玉際での競り合いを制すれば、前線のエルマンデル或いはK・デイヴィスにシンプルに当てて、こぼれを二次攻撃というスタイル。
監督がメグソンからコイルに代わって多少は繋ぐ意識も増したのかもしれませんが、この縦にシンプルな攻撃が非常に効果的で、
前半は完全にボルトンのペースでした。ただ、エルマンデルはじめ総じてシュートが下手でほとんどが枠外に飛んでまして、
トッテナムとしては非常に助かりました。たぶん10本ぐらいは打たれたと思うんですが、枠内は3本くらいだったような気が…。

それでも先制はボルトン。得意のロングボールでは無く、小気味いいパスを3~4本繋いでの流れるような展開からのゴール。
これは見事でした。本来はこちらがやりたかった(やらなければならなかった)サイドを使った攻撃をまんまとやられたというかね。
利いていたのは右サイドの韓国代表イ・チョンヨン。スピードもあるし、テクニックも抜群で攻撃のいいアクセントになってました。
彼を経由した時だけ、途端にクリエイティブなパス回しになるんだからあら不思議。なかなかにいいを補強しましたねぇ。
そういや、巷では国内組同士の日韓戦の話題で持ちきりですけど、海外組合流して怖いのはむしろ韓国なんじゃないかと。
このイ・チョンヨンもそうですし、パク・チソンもいるし、他にも色々いますよね。そういやイ・ヨンピョは元気でしょうか?
ちょっと話がずれましたが、前半はボルトンのやりたいようにやられた印象で、1失点で済んだのがむしろラッキーというか、
守備陣が1失点でなんとか抑えたのが良かったですね。この頑張りが後半の挽回に繋がるわけですから、解らないもんです。

イ・チョンヨンvsベイル
この日の試合で一番面白かったのがこちら側から見て左サイドの攻防。この日も得意のスピードに乗ったドリブルによる果敢な
攻め上がりを見せていたベイルと前述したようにボルトンの攻撃を牽引していたイ・チョンヨン。この2人のマッチアップが熱かった。

前半の失点シーンではまんまと裏を取られたベイルですが、やられっぱなしでは無く、時にはダイナミックなオーバーラップで
鋭いカウンターアタックを仕掛けてチャンスを作るなど互角の勝負を演じてまして、見ていてとても面白かったですね。

ここ数試合で本来の力を存分に発揮して好調を持続してる印象のベイルですが、この試合も積極果敢に攻撃参加してました。
ファーサイドへのフワっとしたクロスと、ニアに低くて速いアーリークロスを織り交ぜる工夫も見られ、光ってましたね。
同点ゴールも彼の頑張りから。モドリッチからパスを受けるとDF2人のマークをものともせずにドリブルで強引にしかけて、
中央のデフォーへ絶妙なパス。これをデフォーがワントラップしてここしかないというタイミングで豪快に振り抜く同点弾!
決めたデフォーも流石の仕事ぶりですけど、お膳立てのアシストをしたベイルを褒めたい。これ以外にもあと一歩でアシスト…
という場面が何度もあり、彼の貢献度の高さには目をみはるものがあります。後半は攻撃もほとんど左サイドが起点でしたしね。

何よりベイルがいいなぁ~と思うのは、試合が終わった時に彼のユニフォームはいつも泥だらけで汚れてるんですよね。
この日も例外じゃなくて、泥とかラインの白い粉がユニフォームにビッシリとついてたりする。こういうの僕は凄く好きです。
サイドバックなんだから当然といえば当然ですけど、やっぱり「戦ってる」証だと思うんですよ。それだけ体張ってるって事だし。
テクニックある若手って得てしてキレイなプレーに走りがちだけど、ベイルは違って、ひたむきさとプレー出来る喜びみたいなのを
しっかり感じる事が出来る。こういう選手ってやっぱり(特にイングランドでは)ファンは評価しますし、チームには欠かせない。

まるでオセロのような…
後半はデフォーのゴールもあり同点に追いついてからもチャンスが多く、一気にひっくり返せそうな雰囲気はありました。
この日はほとんど脅威になっていなかったクラウチの曲芸のようなリフティングから、相手のハンドを誘いPKゲットの場面が
ありましたが、これはハドルストンが止められちゃいましたけど、モドリッチに代わって入ったニコの強烈なシュートも惜しかった。
前半は孤立していてほとんど消えていたデフォーが得点を獲ってから急に活き活きとしだすところなんかがフットボールの
面白い部分だなぁ…と思ったり。完全に劣勢だったトッテナムが、後半には逆に押せ押せで終盤のボルトンはあっぷあっぷ状態で、
まるでオセロのような試合でした。盤面のほとんどが白で覆い尽くされてたのが、みるみるうちに黒に変わっていくような。
何がキッカケで一気に形勢が逆転したのかはよく解らんのだけども、流れを引き寄せた選手達の頑張りは見事でした。

余計な再試合がまた増えてはしまいましたが、苦手なリーボックで引き分けに持ち込み、これで再戦はホームで戦える。
相手の屈強なフィジカルファイトにも粘り強く対処し、1失点で凌ぎきった守備陣もよくやったと思うので、よしとしましょう。
クラウチを経由しない攻撃の方が得点の臭いがするので、彼の使い方はもう少しチームで再考する必要がありそうですし、
キッカーを変更しても失敗するPKだったり、ツッコミどころもありますが、内容よりも結果重視のカップ戦ですから、
ここで敗退が決まらなかったのをポジティブに捉えてもいいんじゃないでしょうかね…って感じで今日は〆ます。

今日のGood ベイル。失点の場面は残念だが、攻撃面では存在感タップリでアシストを記録
今日のBad  クラウチ。ほとんど相手の脅威にはなれず、沈黙した印象。

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FAカップは本気で獲りに行く!

低調なパフォーマンスで0-1の敗戦を喫したウォルバーハンプトン戦を終えての選手・監督のコメントをいくつか。

No magic at Molineux (tottenhamhotspur.com)
まずは指揮官レドナップ。少しばかりの魔法が足りなかったと独特の言い回しで敗戦の弁を。
勝たなければいけない試合だったが、我々は自分たちの力をきちんと出し切って戦う事が出来なかったね。
前半のチャンスをクラニチャールが決めていれば違った展開になっていただろうが、相手に先制を許し、苦しくしてしまった。
相手はリードしてから守りを固めてきたけど、我々はポゼッションした割には相手に脅威を与えるような攻撃が少なかった。
何名かに休養を与えたかったし、新たな選手も試したかったので選手を数名入れ替えたのだが、思うようにはいかなかったね。
相手はしっかり戦っていたが、試合の流れを変えるような決定的な仕事が出来る魔法を持った選手が我々には必要だった。
(レドナップ)

ちょっと攻撃が単調になりすぎましたよね。レドナップが言う魔法とは、アタッキングサードでの創造性と解釈するのが
妥当なんでしょうが、相手を崩す工夫が足りないのは明らかでした。ここら辺はメンタルの疲労も少しは影響があるのかも。

Gomes laments lack of focus (sky)
お次はゴメス。格下相手に取りこぼしてしまうチームのパフォーマンスには失望している様子。
僕らはこういう勝ちが計算出来るような試合での集中力を欠いていると思うよ。順位表で上にいるチームはこういう試合で、
しっかりと勝ちきるもんさ。僕らにとってはシーズンの中でも最も期待外れのパフォーマンスを見せてしまったと思うね。
前半には得点をする機会があったけど、後半は全く無かった。今季アウェーでは巧く戦えていたんだけど、この日は違ったね。
残念な結果に終わったけど、今は気持ちを切り替えて日曜日のボルトン戦(FAカップ5回戦)に集中することが大事だ。
(ゴメス)

ピッチの一番後ろからふがいない攻撃陣を見ていてたいそうイライラしたでしょうね。ほとんどノーチャンスでしたから。
彼の言う通り、一刻も早く気持ちを切り替える事が重要です。まずはボルトン戦。同じ事を繰り返してはいけません。


さて、ここらで最低な試合はスッキリと忘れて(笑)明日行なわれるFAカップボルトン戦のプレヴューを。

Cup a 'big priority' - Harry  (tottenhamhotspur.com)
レドナップはFAカップ制覇に大きなプライオリティーを置くことを明言。日曜日は主力の投入となりそうです。
FAカップを勝ち取りにウェンブリーに行きたいと願っている。だからこそ、日曜日のゲームはとても重要な試合となるね。
敵将のコイルの最優先は降格争いに生き残りリーグでの残留を決める事だろが、カップ戦でも結果を出したいはずだ。
今週の彼らとマンCとの試合をTVで観たが、いい試合をしていた。視察に行ったボンド(アシスタント・コーチ)も同じ意見だったよ。
リーボックでの試合では簡単にいった試しがないし、我々にとっては非常に厳しい戦いになるだろうが我々は勝ちに行くよ。
現時点で考えられる最も強いチームで勝負に臨むことになるだろう。この重要な試合に勝ち、FAカップ制覇に近づきたい。
(レドナップ)

相当にFAカップへの情熱が感じられますね。ウルブス戦の主力の温存も、このFAカップを見据えてということですね。
こりゃ何がなんでも勝ってもらわないと困りますよ。しかし、リーボックでのボルトン戦は僕もほとんどいい思い出が無い。
タフな試合になるでしょうが、気持ちだけは負けないでいただきたい。少なくとも、こないだのような覇気の無い試合は勘弁です。

TEAM NEWS
依然としてクディチーニ、ウッドゲートはアウト。レノン、エコトもランニングは開始してるものの、復帰はまだ先です。
それに加えてキング、ドーソンが怪我で、モドリッチが風邪による体調不良で微妙。当日のコンディション次第となりそう。
そ頸部に問題があったパブリュチェンコは回復して出場が可能になったのが朗報ですが、ちょっと怪我人が多いですね…。
レドナップはベストメンバーを投入!と息巻いてますが、それが可能になるような状態に無いんじゃないか??
ちなみにK・ウォーカーとカブールはカップタイドで起用出来ません。しっかし、K・ウォーカーをローンバックした意味が不明だ。

予想スタメン:Gomes, Corluka, King, Dawson, Bale, Palacios, Huddlestone, Bentley, Modric, Crouch, Defoe

もしも出場が微妙な3人が全てOKであって、レドナップのベストメンバー投入発言を真に受けるのであればこの面子でしょう。
仮にキング、ドーソンの2人が同時にダメな場合はかなりヤバイです。バソング、チョルルカがセンターバックに入り、
右サイドバックにはジーナスでもいれるんですかね?それともハッドをセンターバックで、セントラルMFにジーナスか。
こうして考えると選手層がひじょ~に薄い。ハットンとノートンをいっぺんにローンで放出したしわ寄せが来ているような…。

もうFAカップに関しては内容云々はどうでもいいです。ロングボール放り込み一辺倒だろうがなんだろうが、勝てばよし。
タイトルが絶対に欲しいと本気で思うならば、苦手なリーボックでもそれなりの執念、気迫を見せてくれることでしょう。
おかげさまでTV放送もありますし(時間帯も22:30~と早いのが嬉しい)、しっかりと勝ちきる試合を見せて貰いましょう!

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【第26節】 トッテナム vs ウォルバー・ハンプトン

イングランド・プレミアリーグ09/10 26節

Wolverhampton  1 - 0 Tottenham 
         
Stadium:モリニュー

              前半   後半   合計                               
ウルブス  1  0  1             
トッテナム  0  0  0
得点
Spurs:
Wolves:ジョーンズ

0910 26
Sub:アルニック、チョルルカ、ウォーカー、パブリュチェンコ


今季のホームでの対戦では0-1の敗戦を喫した相手ウォルバーハンプトン。リベンジを狙ってアウェーに乗り込みましたが、
またしても0-1。しかも今季最低の低調なパフォーマンスに終始しての完敗。熾烈な4位争いに早くも黄色信号が点灯です。

もうねぇ…ガッカリですわ。「覇気なし」「運動量なし」「創造性なし」無い無い尽くしのオンパレードで、得点の気配すら皆無。
降格圏にもがく相手にアウェーとはいえ完全に試合をコントロールされ、ほとんど決定機を作れぬまま、成すすべなく完敗。
こんなんでチャンピオンズリーグを目指しますって?長く続く4強時代に楔を打ち込むって?ちゃんちゃらおかしいですよ。
こんなことやってるうちは絶対に無理ですわ。少なくともこの試合では、今季のアグレッシブで魅力溢れるトッテナムの面影は
微塵も感じる事が出来ませんでしたね。何がダメかって、挙げて行けばキリが無いですが、一番は「勝利への執念の欠如」
この一言に尽きる。試合をひっくり返そうと、何がなんでも勝ち点3をもぎ取ろうとした選手が一人でもピッチにいたか?ノーです。
この怒りというか、それすらも通り越して呆れ笑いすらこみあげてくる感情を必至で抑えながら、試合を振り返ってみましょう。
時系列で振り返るのがバカバカしいぐらいに見所が少ないので、個人的な雑感をピックアップしていくつか。

大幅なメンバー変更がもたらす混乱
まず、試合に臨むメンバーが発表された時点でひっくり返りました。スカッドは上記の図を参照して欲しいんですが、
前節のメンバーと比較しても、かなり大胆な変更をして来た事がお解りになると思います。今冬新加入の二人をはじめ、
現有戦力で考えればアンタッチャブルであるはずのパラシオス、モドリッチの両方を一気に外すという布陣。ビックリ仰天ですよ。
なぜ、こんなギャンブルに打って出る必要があるのか?全く理解不能です。前節にアストンヴィラとスコアレス・ドローながら
素晴らしい戦いを見せ、チームのバランスも悪く無かった。なぜ、そのスカッドを崩してまで、大幅なメンバー変更を断行したのか。

もちろん、38試合という長丁場のリーグ戦。終盤戦に突入し、それでなくてもほとんどメンバーを固定して戦ってきたトッテナムは
主力の疲労も蓄積していたことでしょう。中3日の連続という過密日程の最中で迎えた一戦、週末にはFAカップ5回戦も待っている。
しかも相手は降格圏に沈むウルブス。多少のメンバーを落としても望む結果を得られるとコーチ陣は踏んだのかもしれない。
今後の戦いを見据えて早めに新戦力をチームに組み込んで、ある程度の形を模索しておきたいという意図もあったかもしれない。

僕はターンオーバーについては必要と考えてはいます。メンバー固定で戦った方が連携も深まるし、結果は残しやすいが、
控えのモチベーションの低下、主力の疲労蓄積など総合的に考えれば、豊富な選手層を最大限に活かして戦う事に反対では無い。
しかし、それは基本メンバーのベースを変えず、1~2名の変更に留めるべきなんです。大きく変えることは、大きなリスクを背負う。
一気に5ヶ所の変更を行うなんて自殺行為。チームの骨格そのものが変わっちゃう。事実、前節とは全く別のチームでしたもん。
せっかく作ってきた流れや、チームの連携なんてあったもんじゃない。練習ではやってるんでしょうが、試合は別物ですよ。
ウルブスを舐めていたと言われても言い訳出来ない愚策です。まぁ、一番悪いのはピッチに立ってた選手なんですけどね。

プランB?いや、ノープラン
百歩譲って、そのスカッドの選択を受け入れたとして、それではレドナップはこの試合にどういうプランを持って臨んだのか?
それが試合の端々にでも感じられれば、まだ納得も出来ますが、ついぞ感じられぬままタイムアップの笛を聞くことになりました。
なんとなくメンバー変えて、なんとなく戦って、なんとなく時間が過ぎて行って、なんとなく試合が終了した。そんな印象が強い。
序盤は五分五分で立ち上がったものの、なかなかエンジンがかからず歯車が噛み合わないうちに相手に主導権を握られてしまい、
許してはいけない先制点をあっさりと献上し、後半になってバタバタといつもの形に戻したものの時既に遅しってところですか。
それでも選手個々が高いモチベーションを持って、集中して戦いに臨み、勝利への執念を見せれば少しは結果が違ったでしょうが、
それすらもないんじゃお手上げですよ。そもそもレドナップ自体が意図し、選手達へ託したメッセージは感じられなかった。

後半の半ばまでチャンスらしいチャンスといえば、序盤にニコのシュートがGKに阻まれた場面ぐらいで、そもそもフィニッシュまで
持ち込むような攻撃が全く出来ず、たまらずクラウチを投入したわけですが、そこからは馬鹿の一つ覚えのようにロングボールを
前線に放り込む単調な攻撃に終始。これしか手が残っていなかったのか、この方法が一番ゴールに近いとみんなが考えたのか。
いずれにしろプランが無さ過ぎる。何が一番気になるかと言えば、「クラウチへの放り込み」がプランAになりつつある点。

今季のトッテナムの攻撃は前線からのプレスからの「サイドをシンプルに使ったスピーディーで流動的なアタッキング」だったはず。
そこにクラウチの高さを効果的に織り交ぜることによって両方の効果が増すという戦術。言わば、「クラウチへのロングボール」は
あくまでプランB、次善の策だったはずなんです。クラウチの高さは数ある選択肢のうちで「オプションの一つ」だったはずです。
それがいつの間にかプランAになり、「唯一無二の戦法」に変わりつつある。これは非常に危険だし、よろしくない傾向と感じます。
クラウチの高さは相手の脅威になってるし、事実、この時期まで4位争いを演じてる大きな原動力になってる事は確かです。
彼の落としから生まれたゴールも多いし、彼自身が挙げるゴールの少なさでも、外すという選択を選ぶ必要性を感じないのは
ある程度機能していることに他ならないんですが、何度も言うように、それはあくまでプランBであるべきって事なんです。

この試合を振り返ればクラウチ投入してからの時間帯は実質プランAの「放り込み」。彼を投入するまでの時間帯はプランBどころか
全くのノープランですよ。グジョンセンを入れて何を狙ったのか、カブールを右SBで起用した意図はなんだったのか、
パラシオス、モドリッチを外してまでジーナスとニコを入れてチームとしてどう戦おうとしていたのか。それが見えなかった。
今後(と言っても残り12試合しか無いですが)を見据えてオプションを広げるにしても、あまりに大幅にいじりすぎた感が否めない。

新戦力の評価とジーナスへの苦言
グジョンセン、カブールの新加入二人は共に低調。しかし、彼らを責めるのはお門違いというもの。そんなに早くチームにフィットし
1+1=3になるなら苦労はしないわけで、彼らは彼らなりに自分の持ち味を出そうとはしていたし、各々に良い面もみられた。
しかし、チームとして考えた場合は機能していたとはお世辞にも言い難い。また、機能させようという工夫もあまり見られず。
グジョンセンのポストプレーや中盤での捌き、カブールの攻撃参加は共に中途半端で、狙いがイマイチ明確では無かったのが残念。
前者は後半途中にクラウチと交代、後者はフル出場したもののサイドでの守備の軽さも顔をのぞかせ、今後の起用に不安を残した。

そして、一番腹が立ったのがジーナスの酷いパフォーマンス。前半45分のみのプレーで交代を告げられましたが、当然。
前半のみで脅威のミスタックル数5を記録。タックルにいけば軽くかわされ、運動量も少なく、パスは周囲と合わない。
戸惑いながらピッチの中央を右往左往し、挙句の果てには、彼がついて然るべき選手のマークを外して失点の最大の要因に。
「闘志無きものは去れ」この一言を彼には贈ります。僕はジーナスに対する期待は大きいです。非常に好きな選手ですし、
もう何年もトッテナムに在籍し、年齢的にもそろそろチームを引っ張って然るべき選手。それが久しぶりの先発でこの体たらく。

「何をやってんだ」と言いたい。全く成長していない。いい時はいい、でもダメな時は完全にダメ。これじゃお話にならん。
それでなくても薄いセントラルMFのポジション。今後、その一枠を担うには明らかに力不足。こんな出来を続けてたら、
トッテナムでの君の未来は無いぞ。そこら辺の危機感を彼自身がどれだけ理解しているのか。なぜ今季出場が少ないのか、
先発を奪取出来ないのか、改めての奮起を期待したい。とにかくもっと走れ。そして根本的に「戦う」気持ちを忘れるな。以上。

これで4位争いの終わりでは無いですが、崖っぷちに立たされたことは確かですね。明らかに黄色信号が灯りました。
リバプールやマンC、アストンヴィラがこれから先の戦いで、簡単に星を落とすなんて虫のいい事は考えられませんからね。
もうドローでもいいやという時期じゃない。どの試合でも勝ち点3奪っていかないと、それは現在のレース脱落を意味します。
FAカップ5回戦も重要ですが、次節のアウェーでのウィガン戦は正念場。チームがこの日のお粗末な内容をどう捉えるか。
そして、トッテナムの選手、監督含めクラブとして、どのくらいビッグ4を崩すという「野望」を胸に抱いているか。
次の試合を見れば、メディア向けのインタビューに並べられる陳腐な言葉なんかよりも如実に解ると思いますね。
そういう意味でも次の試合を楽しみに待ちたいと思います。少なくとも僕らファンは、まだ信じる事を止めはしないのだから。

今日のGood ベイル。低調なパフォーマンスを見せる選手の中で、一人サイドを疾走し、奮闘した
今日のBad  ジーナス。失点に繋がる致命的なミス。前半45分での交代、これが全て

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祝!ブログ開設2周年

2008年2月10日に立ち上げた当ブログですが、おかげさまで本日をもちまして開設2周年を迎えることとなりました。

日頃より定期的に訪問してくださっている方、コメントをしていただいている方々はもちろん、通りすがりにフラっと
覗いてくださった方も含めて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。


もう2年か…あっという間だな~と思う気持ち半分と、まぁよくも2年も続けてきたなぁ…と思う気持ち半分というのが正直なところで、
基本的に3日坊主で、小学生の頃の夏休みの宿題の絵日記なんぞは夏休みの最終日にまとめて書いていたような僕が、
ほぼ毎日更新を続けている現状に、自分自身が一番驚いている次第です。最初はこんなに続くとは思っていなかったですからね。

こうやって続けているのも、心底トッテナム・ホットスパーというクラブが好きだから…なんだなと最近改めて思います。
日本ではプレミアリーグの所謂「ビッグ4」に比べると知名度も人気もまだまだ劣るトッテナムの魅力を書き連ねることで、
少しでもファンが増えればいいなぁ…という想いで続けてきましたが、日本にも意外にも多くのトッテナムファンがいるんだな~と
知る事が出来たのが一番の発見でした。また、当ブログの影響でトッテナムファンになりました!というような方も少なからず
いらっしゃって、やっていてよかったなぁ♪と嬉しく思い、更新する励みにもなりました。これは本当に嬉しいことです。

2ちゃんねるでは「調子に乗るな」と言われ、一部のアーセナルファンからは「弱いくせに吠えるな」などと散々なじられ、
訳のわからん誹謗・中傷を沢山頂いた2年間でございますが(笑)それも、ある意味では更新のモチベーションになりました。
ただ、そういうのはごく一部であって、有難いことに寄せられるコメントのほとんどは反論も含めて、とても有意義でした。
コメント頂いた皆さんと意見交換することも楽しみの一部であったりするので、当面はコメント欄の開放も続ける予定です。

僕はあまのじゃくで、飽きっぽく、ブログの書き方であったり、方針みたいなものをコロコロと変え続けてきた2年間で、
ずっと訪問してくださっている方には、大きな混乱や戸惑いを与えたりしてきたと思うんですけど(反省)それでもめげずに、
当ブログを応援してくださり、訪れてくれた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

今の世の中ってインターネットも格段に進歩して、欧州の主要なリーグならばリアルタイムで観戦出来ちゃう時代です。
また、フットボールを取り巻くあらゆる情報もほんの少しの時間と手間さえ惜しまなければ、いくらでも探して見つけてくる事が出来る。
一昔前であれば、情報の入手源と言えば雑誌や書籍で、海外の試合なんかもW杯や一部の試合を除き、観る事自体が叶わなかった。
それに比べれば、自分の好きな時に欲しい情報をある程度得られる現在はなんとも幸せな時代になったもんだと思います。

そういった背景から、とても多くの方がブログやホームページを立ち上げ、各々が自由に情報を発信・受信している。言うならば、
「1億総なんちゃってジャーナリスト」になれる時代なのだな…と。きっと、「ある一つのクラブだけ」という条件の下なら
そこらのサッカージャーナリストよりも1つのクラブを熱心に追いかけてるファンの方が詳しい時代になりつつあると思うんです。
もちろん、僕よりも詳しくトッテナムの現状を把握している方なんて沢山いらっしゃるでしょうし、トッテナムファンとしては嬉しいことに
日本にはトッテナムの公式ファンクラブが存在し、その活動の一環としてニュースの配信まで行ってくださってますから、
情報を主体的にわざわざ取りにいかなくても、ほとんどの情報を得る事が出来るのは、とても幸せなことだと感じます。

そんな時代だからこそ、僕のような「たかが一ファン」のブログにも一定の存在価値はあるのかな?と個人的には考えています。

僕は公式ファンクラブのような組織にも属してないですし、日々の生活に追われ、現地に足を運んで観戦することすら難しい。
個人でやってるので速報性もあまり無いですし、英語力も乏しいので正確に情報をお伝えできてるかどうかも怪しい(笑)
それでも、自分の出来る範囲で自ら情報を集め、それを皆さんにほんの一部でもフィードバックする事が楽しいですし、
趣味というかライフワークとなっているので、今後も無理せず、マイペースに、まったりと続けて行こうと思っております。

トッテナムへの愛情たっぷりで、それ故にクラブや選手への批判も恐れず、一ファンの目線で綴っていこうと思っていますので、
これからも、トッテナムを応援する傍らで、或いはどこかのサイトを見たついでにでも、当ブログを覗いていただければ嬉しいです。
また、フォーラムではファン同士、楽しくまったりとやっていますので、新規のご登録もお待ち申し上げております。


2010年 2月10日 ブログ開設2周年によせて 
トッテナム・ホットスパー応援日記 The Great Escape 管理人 ゆーや

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キングをこの夏、代表へ!

アーセナルとチェルシーの試合を観ました。この対戦はビッグロンドンダービーとか言われてるようですけど、僕は認めません(笑)
まぁ、昨今の両チームは数あるロンドンのクラブの中でも成績としては群を抜いているのは確かですけどもね。
だからビッグってのもなんだかなぁ…。ダービーってそもそも現在の成績とか現状とは関係が無いような気が個人的にはします。
もっと純粋な遺恨やライバル関係というか、それは長い歴史の中で、それこそ家族何代に渡って受け継がれてきたようなものでは
ないかなぁ…と。だからこそダービーは他の試合とは全く違う雰囲気だったり趣があるんだと僕は思っているんですよね。
なので、内容云々を論じる事自体がナンセンスという気がしないでもない。勝てばいい。それがダービーというものなんじゃない?

ちょっと話が逸れてしまいますが、土曜日にはリバプールとエバートンのマージーサイドダービーがありましたけど、ダービーが
醸し出す独特の雰囲気と言えばこちらの方が、より「らしい」感じがしました。明らかに他の試合とは選手の目の色が違うな…と。
それに比べてアーセナルとチェルシーのそれは、ただ単に優勝争いを賭けたビッグゲームというだけだったような印象を受けた。
珍しく発煙筒なんかがあがってたりで、それなりの「それっぽさ」も感じたけど、マージーサイドのそれと比べりゃ、雲泥の差。
そもそもアーセナルにとっては優勝争いに踏みとどまる事が重要なんであって、ダービーうんちゃらなんて意識は
微塵も無かったんでしょうけど。イングランド人もほとんどいないし、知ったこっちゃないって感じかもしれないよね(笑)

で、試合はチェルシーが完勝と。これでアーセナルの優勝は限りなくゼロに近づいたのかな?次節のリバプール戦に負ければ
本当の意味でジ・エンドでしょう。本来であれば「リバプール頑張れ!」と言いたいところだけど、現在の順位表を踏まえてみると、
どういう結果になればトッテナムとしては有難いのかは微妙なところではあります。心情的には俄然、お隣の負け希望ですが。
そろそろ残り試合も少なくなってきまして、4位を争う直接ライバル成績も気になりだした今日この頃でございます。
他のチームの勝ち負けよりも、トッテナム自体がしっかり勝ち点を積み上げる事こそが重要なのは言うまでも無いですけどね。


さて、スコアレス・ドローに終わった土曜日のアストンヴィラ戦を終えての監督のコメントを。

Harry draws positives  (tottenhamhotspur.com)
レドナップは無得点ながら選手達の高いパフォーマンスを称賛。熾烈な4位争いについても語っています。
私が常々一番重要視しているのが、選手達がしっかりと本来の力を発揮出来ていたかどうかということだ。
多くのチャンスを作れたが、相手DFの体を張った守備の前にゴールだけは割れなかった。あとは決めるだけだったんだけどね。
もちろん3ポイントを獲れれば、言う事無い結果だったんだが、私は今日の選手達の出来を責めることは出来ないよ。
我々は最近の12試合でわずか1試合しか負けていない。先週のバーミンガム戦も出来は良かったし、リーズ戦も同様だ。
この試合も、素晴らしかった。ここ数試合一貫した力強さを見せてくれている。この調子を維持出来ればOKだ。
リバプールは大きな結果を手にしたね。彼らにとってはいい週末になっただろうが、来週には違う結果が出ているかもしれない。
結局のところ、何が起こるかなんて解りはしないんだ。(4位争いは)恐らく最後の最後までタフな戦いが続くだろうね。
(レドナップ)

非常にポジティブに振り返ってますが、いいと思います。結果は勝ち点1どまり。見方によれば足踏みとも取れますが、
試合内容は悲観するべきものじゃなかったし、むしろ今後に向けて明るい材料が沢山見えた試合だったと思うんです。
4位争いにしても、レドナップの言う通り、まだまだ何が起こるか解りません。なんせ、ほとんどポイント差がないんですからね。
誰もがアーセナルが4位争いに巻き込まれるなんて1ヶ月前には想像しなかったはず。しかし、次節の結果次第で、それすらも
現実味を帯びてくる。マンCだって2試合消化は少ないが今節はハルに敗れてます。リバプールは予想通り復調してきましたし。
1週間毎に順位がコロコロ入れ替わる団子状態のまま最終盤まで行く可能性は高い。大事なのは今の調子を維持すること。
4月にはアーセナル、マンU、チェルシーとの地獄の3連戦が待ってる。そういう意味では次節からの下位との2連戦は大事ですね。

King salutes Spurs squad (Sky)
アストンヴィラ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたキング。チームメートへの信頼とCL出場への夢を語っています。
僕らのチームはアストンヴィラよりも優れていたと思うよ。ベイルやベントリーが何度もチャンスを作ったのを見ただろう?
彼らは本当に素晴らしかったし、チームに新たな力を加えてくれたと思う。僕らは4位で終える事が出来ると信じているよ。
最後まで何が起こるか解らないし、結局最後には最も優れたチームが4位という位置を手にする事が出来るんだと思うよ。
僕らはここ数年間で正しい方向に進んでいると実感している。そして、僕らを信じ、いい方向に導いてくれる監督がいるんだ。
チャンピオンズ・リーグは多くの人が心待ちにする夢の舞台さ。どんな選手だって、その舞台で戦う事を夢見ているもんさ。
最も優れた選手に対して自分のベストを出し尽くし戦ってみたい。みんなその為に厳しい練習に耐えてるようなもんだからね。
一つ言えるのは、ここにいる誰もがチャンピオンズリーグを夢見ているし、その舞台で戦いたいという欲求に飢えてるってことさ。
(キング)

Harry maintains King belief (Sky)
そんなキングを指揮官レドナップも絶賛。今年のW杯メンバー入りに向けて強烈に後押ししています。
彼はイングランド代表の為に戦いたいという想いを強く抱いているし、ワールドカップ出場を本気で目指してると思うよ。
私は彼がメンバー入りする事も十分可能だと思っている。もしもテリーやファーディナンドを欠くような事態になれば、
彼ならその穴をしっかりと埋められるはずさ。彼の存在でチーム力を落とさず戦い抜く事が出来るんじゃないかな。
キングは”スペシャル”だ。それこそが、コンディションがフィットさえすれば彼を起用する理由だ。彼は恐らく水曜日には
プレーをしない。使えるとすれば来週だろう。彼は金曜日まではチームの練習に参加することさえ出来ない状態なんだ。
それでも、彼はイングランド代表に割って入れる実力を持った男なんだ。
(レドナップ)
 
シーズン途中の代表招集であれば難しいでしょうけど、W杯ならベンチに置いておいても決して損の無い選手と思いますよ。
少なくともアップソンなんか入れておくよりよっぽど信頼出来るっての。でも、カペッロは選ばないんだろうな…。
以前にも万全の状態の選手じゃないと選ばないって発言してるしね。実力ならテリーやファーディナンドにも劣らんのにな…。

そういえば、アストンヴィラ戦の前日のプレヴュー記事、書いたのにアップするのをすっかりと忘れちゃってましたね。
メニュー内の選手紹介ページのリニューアルしてるんだけど、カブールが早く出場してくれないとユニフォーム画像が無い(笑)
ちなみに新加入選手の背番号、カブールは4、グジョンセンが17、ローンバックしたK・ウォーカーは28に決まってました。
11がずっと空き番なんですけど、将来的には誰がつけるのか今から楽しみ。ローズ君、君が第一候補なんだから頑張れよ。
もしくはベントリーが11でもいいような…。5番ってのが未だにしっくりこないんだよね。5番はもっとガタイのいいDFのイメージ。
(…って暗に5番はカブールが一番似合う説を支持している管理人でございます)

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【第25節】 トッテナム vs アストンヴィラ

イングランド・プレミアリーグ09/10 25節

Tottenham 0 - 0 Aston Villa 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  0  0  0            
アストンヴィラ  0  0  0
得点
Spurs:
Villans:

0910 25
SUBS - アルニック、バソング、カブール、ウォーカー、ジーナス、クラニチャール、グジョンセン


ホームに4位を争うライバル、アストンヴィラを迎えた一戦は、トッテナムがほぼ90分間怒涛の攻勢を繰り返すものの、
遂に最後までゴールが割れず、スコアレス・ドロー。放ったシュートは28本。攻めに攻めながら勝ちきれませんでした。

あとは「イチゴ」を乗せるだけ
サッカー実況で僕が一番好きなのが倉敷さんなんですよ。彼は試合中のワンプレーや流れを絶妙な例えで表現するのですが、
彼がよく使う例えの中でも言い得て妙だな…と、とても関心するのが、「おいしそうなケーキは出来た。あとはイチゴを乗せるだけ」
というもの。この日の試合におけるトッテナムは正にこの表現がピッタリとはまると思いました。ほぼ90分間に渡って試合を支配し、
流れの中から、或いはセットプレーから、終盤は前線に人数をかけてのパワープレーから雨あられの如くシュートを浴びせた。
しかし、結局アストンヴィラ守備陣の最後の最後の体を張った踏ん張りの前に、ゴールを奪う事だけが出来なかった。
そう、確実にケーキは完成していた。ただ、惜しむらくは最後に乗せるはずのイチゴの一粒だけが、そこには無かった。

序盤からチャンスの連続。開始3分、今季成長著しいドーソンのロングフィードがクラウチの頭にピタリ。落としたボールに
前線へと駆け上がってきたモドリッチが合わせるもののシュートはフリーデルの懐へ。お次の好機は10分、ゴメスのパントを
クラウチが競り勝ち、落としたボールをデフォーが右サイドへ展開。相手DFを絶妙なテクニックでかわしたベントリーがシュート。
惜しくも枠を逸らすが、まずはクラウチの高さを活かしたシンプルな攻撃で主導権を握るトッテナム。上々の立ち上がり。
その後、わずか10分間のうちにCKからキングがドンピシャのヘッダー、DFラインの裏に抜け出したクラウチがGKと一対一など、
絶好の得点機を迎えるものの、いずれもフリーデルの攻守に阻まれてしまう。さすがプレミアリーグ連続出場記録更新中の
ベテランGK。決して派手さはないものの、抜群の落ち着きと、堅実なセービングでアストンヴィラゴールに鍵をかける。
他にはハドルストンお得意の強烈ミドルや、セットプレーからのキングのハーフボレーも片手で弾き出されてしまいました。

しかし、GK勝負ではこちらも負けていない。トッテナムとすれば前半唯一のピンチであったアグボンラホールの強烈なシュート
2連発はゴメスがしっかりと、そして何事もないかのような表情でセービング。ゴメスは本当に頼もしくなったなぁと実感。
そんなこんなで前半終了。決まった!と思ったチャンスが何度もあり、その度に「あ~」というため息の繰り返しという45分間。
もう今季何度見せられたであろうか…という光景。攻めながら、好機を何度も作りながら「決定力」を欠くという展開。

必要だったのは、ほんの少しの「工夫」と「運」
後半も前半同様の試合展開が繰り広げられます。怒涛の攻撃を見せるトッテナムと死力で守るアストンヴィラという構図。
しかし、ハーフタイムで相当に激が飛んだのか、後半の立ち上がりはアストンヴィラが、かなり積極的に前に出てきました。
前半早々に負傷交代したヘスキーに代わって入ったカリュウの力強いポストプレーとアグボンラホールのスピードを押しだす。
しかし、この日の守備陣は非常に高い集中力を発揮して防いでいた印象でした。特にキング。素晴らしいパフォーマンスで、
ピンチにも慌てずにしっかりと体を寄せ、絶妙なタイミングと間合いでカットする。抜群の安定感で最終ラインを統率した。

そして、ここぞという場面ではグングンと前線にまで駆け上がる攻撃参加を見せ、セットプレーでは攻守において存在感を発揮。
多少の衰えも指摘され、僕も今季中に何度か若干不安視した時もありましたが、この日の出来を見れば杞憂だったのだな…と。
未だ契約延長交渉も進まず、ドーソンの成長、バソングの台頭、新加入のカブールの存在などがありますが、まだまだキングの
存在価値というか、ビッグゲームにおける安心感は顕在だということを再認識。コンディションさえ整えば…ですけどね。

あと、個人的にとても嬉しかったのはベイルの守備面での成長。A・ヤングにしっかりと喰らいつき、ほとんど仕事させなかった。

ミルナーについてもそうですが、ヴィラのサイド攻撃は破壊力満点ですからね。そこをしっかり抑えたのは素晴らしい。
右SBのチョルルカも頑張ってました。攻撃にも頻繁に顔を出したし、ベントリーとの息もかなり合ってきましたね。

後半開始から、70分くらいまでは拮抗した試合展開で、どちらに転んでもおかしくない感じの時間帯が続きましたが、
それ以降はトッテナムの猛攻が続きます。ここ数試合同様に抜群のキレを見せたベントリーが再三に渡って好機を演出。
連携が深まりつつある右SBのチョルルカとのコンビネーションからクロスを何本も供給、時には中央にカットインしてのシュートで、
何本もCKを奪い、CKからも鋭いボールを何度もあげ続けた。しかし、これがまたクラウチは競り勝つものの決められない。

解説の遠藤氏も指摘していたけれど、「クラウチの高さの活かし方」についてはあと少しの工夫が必要だったのかな…と。
もちろん、ベントリーのクロスの質はかなりのもんだし、中で合わせるクラウチの高さは、どのチームが相手でも脅威になってる。
それはこの日も例外ではないんだけど、それがゴールに直結するというところまでには残念ながら至って無い…というか。
例えば、クラウチを囮に他の選手に当てるとか、クロスに合わせる選手の動き方を変えるとか、些細な修正が必要なのかも。
ベイルにも同様の事が言えますね。彼も突破してクロスを成功してる割に決定的な場面に繋がってる確率が低い気がします。
二人ともいいキックを持ってるので、彼らのクロスとクラウチの高さがもう一歩「シンクロ」すれば、面白いと思うんだけど。

あとは「運」も味方してはくれませんでしたね。「運」で片付けるのは本来はいけないんですけど、ここまでチャンスを作りながら、
ボール1個分枠から逸れるのを何度も見せられるとボヤキたくもなるってもんです。なので、今日だけは勘弁してください(笑)
デフォーがエリア内で倒された場面も微妙でした。若干、先に倒れてるようにも見えるけど足もかかってるし、ホームですしね…。

期待されたグジョンセンの投入は無し
試合展開が若干拮抗した70分あたりの段階で、グジョンセンは既にアップを開始してましたし、入れても面白かったとは思います。
交代投入するタイミングはありました。しかし、動かなかった。レドナップが、この日の様な同点の場面で試合展開を変える
選手交代をする事は非常に稀で、その動きの遅さというか戦術的引き出しの少なさは、不安点として度々指摘されています。
そこら辺はアストンヴィラのオニールにも同様の事が言えると思うんですが、この日の試合展開では動きづらいのも理解出来る。

ほとんどチャンスが作れずに手詰まりになっていた、或いは完全に流れが向こうに行っていて、流れを取り戻す必要があった…
というのであれば積極的に交代カードを使って動くべきです。しかし、この日の終盤は違った。トッテナムは精度云々は別として
シュートまで持っていくような好機を何度も作っていたし、相手に攻撃の糸口さえ与えないようなバランスの良さを維持していた。
ああいう場面での選手交代は非常にギャンブルです。もちろん、それが良い方に転ぶ可能性も大いにあったでしょう。
4位を争う直接ライバルとの試合。勝ち点3も欲しかった。多少のリスクを負ってでも、賭けに出るべしという意見も間違ってない。

しかし、どうだろう。あの場面で、それまで良かったバランスを崩してまで、交代のカードを切る必要があったのか?
僕は否と感じました。あくまで、この試合展開で、このシチュエーションならば…というエクスキューズはつきますが。
なので、この日のレドナップが動かなかったのに対してはあまり否定的な印象を持っていないんです。たぶん、動けなかった。
いや、動けたけど「動かなかった」そう受け取りました。結果的に最後までゴールは割れませんでしたが、それは結果論。
疲労が見えたモドリッチに変えてニコ、クラウチに変えてグジョンセン。それはそれで魅力だし、観たかった気持ちもありますが、
バランスを崩して相手に主導権を渡す可能性も低くなかったのも事実で、ある意味ではこの堅実さが現在の順位に現れてる…
というのも見逃せない事実ではあると思います。もちろん、動くべきゲームで動かないでイライラ…も何度も経験してますが(苦笑)

とても惜しい試合でした。あとはゴールだけ、そういう試合でしたし、そのチャンスは何度もあっただけに悔やまれます。
しかし、何度も言ってますけど、こういう試合で勝ちきれないのが現在のトッテナムの弱みとも思います。詰めが甘い。
リバプールがマージーサイドダービーを制し、4位に浮上しました。ポイント差こそ少ないものの、ここに来て遂に追い抜かれた。
それでも、僕はまだ下を向く必要は無いと思います。この日のようなゲームが出来るのだから。まだまだチャンスはある。
内容はほぼ完璧。今季も堅調なヴィラ相手に今季最高レベルのパフォーマンスで圧倒出来たんですから、選手達はよくやった。
遅い時間のゲームでしたが、眠気を一切感じさせない引き締まった好ゲームだったし、個人的には最高に面白い試合でした。

今日のGood ハドルストン。全員が良かったが、強いて挙げるならば彼を推したい。強烈ミドルに気の利いたパス回しで貢献
今日のBad  該当者なし。誰一人としてさぼらず、集中して戦いに臨んでいた。全員が好パフォーマンスだった

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トッテナム 09/10冬の移籍市場総括

2/1で今冬の移籍市場もクローズしましたが、例年に比べ全体的に非常に動きが少ない移籍市場になったという印象です。
プレミアリーグ20クラブが今冬に費やした移籍金の総額はおよそ£3000万(約43億円)。総額£1億7000万(約245億円)が
飛び交った昨季と比較しても、今冬がいかに各クラブがおとなしかったというのが解ります。(昨季が異常ってのもあるが…笑)
トッテナムも昨冬はデフォー、キーン、パラシオス、シンボンダらの獲得で総額£4800万とも言われる大盤振る舞いでしたが、
今冬は財布の紐をしっかりと締めたな…という印象。昨冬は降格の危機脱出という緊急事態なので単純比較も出来ませんが。

昨冬はトッテナムと共に大型補強を敢行したマンCも、今冬は驚くほど静かでしたね。さすがのマンCも経済不況の影響は
少なからず受けているのかもしれません。そもそも補強に大きな資金を費やさないという哲学を持つアーセナルはともかくとして、
マンUやリバプールも財政的には思わしくないというのが現状。共にアメリカ人オーナーに対してサポーターは批判的な様子。
チェルシーもカクタ問題で今冬の駆け込み補強が予想されましたが、蓋を開ければ主だった動きは無し…と堅実でしたね。

W杯を半年後に控え、試合出場を求めて大きな動きがあると予想していましたが、想像以上に経済不況の影響は大きいようで、
各クラブが軒並み緊縮財政に舵を切るという展開で移籍市場の幕を閉じました。これには各クラブ諸々の事情はあるにせよ、
特にビッグクラブに影響を与えた要因として考えられるのが来季から実施される「ホームグロウン制」と2012/13シーズンから
実施されるらしい「ファイナンシャル・フェアプレー制度」、そして今冬から実施された「スペインの税制改正」であるようで。
まぁ、この辺はサッカージャーナリストの粕谷さんが自身のブログにて指摘しておられたものの受け売りなんですけど(笑)
なるほどな…と。これらの要素に加え、昨今の世界的経済不況。プレミアリーグ各クラブも今後は少なからず補強方針の転換が
求められてくるのかもしれません。すぐには劇的な変化は無いでしょうけど、その兆候の一端は垣間見た今冬の移籍市場でした。

※ホームグロウン制…2010/11シーズンから導入。各クラブ登録上限は25人、そのうち8人は自国育成選手に限る
※ファイナンシャル・フェアプレー制度…UEFAが2012/13シーズンからの実施を目指す。赤字を計上するクラブのCL出場を制限
※スペインの税制改正…外国籍選手に科せられる税率が、従来の24%から43%に改正

さて、小難しい話はこの辺にして、我らがトッテナムの今冬の移籍市場のおさらいと個人的なツッコミをいくつか。

Harry's window watch (tottenhamhotspur.com)
まずは指揮官レドナップの今冬の補強を総括したコメントから。
《グジョンセンについて》
彼はFWあるいは中盤でもプレー出来るクレバーな選手だ。チームに異なるオプションを与えてくれる、トップレベルの選手だ。
キャラクターも素晴らしい。周りの選手にも良い影響をもたらすと思っているよ。ウエストハムも獲得を狙っていたようだが、我々も
早くから彼に目をつけていたんだ。結局、彼がスパーズに加わる事を選んでくれたのを嬉しく思っているよ。

《カブールについて》
彼の加入は本当に嬉しいね。私がポーツマスにいる時から高く評価をしていたし、私は彼がスパーズに加入する前から気になってて
獲得を試みたんだ。その時は獲得が出来なかったがね。後にポーツマスに連れてくる事が出来て、最初は経験が足りなかったが、
この1年半で順応し、経験を積んだ。私がポーツマスを去った頃よりいい選手になっていると思うよ。彼はトップ選手に必要な
強さ、高さ、スピードを兼ね備えている選手。W杯のメンバー入りもチャンスがあるはずだし、彼には素晴らしい未来が開けている。

《GK補強について》
ベゴビッチの獲得を目指していた。健康診断も済ませていたんだが、彼は土壇場になってストークに行く決断をしたんだ。
急遽別のGK補強に動いたが時間が足りなくてね。ゴメスのバックアッパーを獲得したかったんだが、出来なかったね。
でも、我々にはアルニックがいて、ジミーもいる。二人ともいいGKだし、万が一の時にはしっかりと役目を果たしてくれるはずだ。 

《キーンのローン移籍について》
我々にはキーンをローンで行かせてもいい程に既に多くのFWがいたんだ。彼にとっては悪くない話だし、それを妨げたく無かった。
最近はデフォーとクラウチが好調で彼にはなかなか出番が回らなかったし、彼も出場機会を求めていたから、この決断に至った。
グジョンセンと怪我から戻ればパブリュも起用出来るから、FWに関しては問題が無いと私は判断しているよ。

《ドーソンの新主将について》
彼は最近素晴らしい活躍を見せているし、キャプテンマークを巻いて主将としてしっかりと仕事をしてくれている。
新規契約を結んでくれた事も嬉しく思っているし、彼は生まれながらのリーダー気質。自らのプレーで引っ張ってくれるだろう。

in:グジョンセン(ローン)、カブール
out:オハラ、ドスサントス、ハットン、ノートン、キーン(全てローン)、アーチボルト・エンビル、ペクハルト

まず、真っ先に触れなければならず、恐らくトッテナムファンであれば何かしらの想いを抱いたであろう、キーンから。

正直、彼の放出は驚きました。出場機会が少なくなってるとはいえ、チームのゲームキャプテンであり、精神的支柱。
移籍濃厚だったパブリュチェンコの残留やローンでのグジョンセンの獲得など、水面下では諸事情を踏まえ十分に熟考しての
苦渋の選択だったのは想像に難くないですが、4位を争うこのタイミングで、この決断に至った事が個人的にはサプライズでした。

確かにキーンが精彩を欠いていたのは事実。クラウチとデフォーは共に好調、現状ではFW3番手の序列だったのは否めない。
しかし、彼が練習やロッカールームで及ぼす影響力、主将としての立場を考えれば、果たしてこの選択がベストだったのか?
もちろんベンチに置くには惜しいし、彼自身も先発で出てナンボの選手。途中交代から短い時間で結果を出せるタイプでは無い。
それでも、若手が多いトッテナムにとってキーンのような選手こそ必要ではないのか…と。CLを狙ってる現状、今後ますます
圧力のかかる山場が、正に正念場を控えてる今季のようなシチュエーションなら尚更。終盤にかけて調子をあげてくる男なのに。
とても残念ですが、彼が再び戻ってくる事を、SPLで本来の彼らしさを取り戻してくれる事を今はただ祈りたいと思います。
キーンに代わり主将はドーソンが務めることになるでしょうが、チームの結束を一段と高め、彼の為にも悲願達成して欲しい。

その他では、全て今期末までのローンではありますが右SBのノートンとハットン、出場機会が少ないドスサントス、ポーツマスに
ローンバックとなったオハラの放出に踏み切っていますが、この中のいくつかの選択にも少なからず首を捻らざるを得ません。

オハラはこの半年ポーツマスで主力として活躍しており、彼自身も出場機会を求めていたので、ポーツマス帰還は懸命な判断。
ドスサントスも残念ながら現段階では戦力としては計算が立たない。一層の成長を考えてのローンは正しい決断と感じます。
ノートンのボロ行きも同様で、彼らは若く将来ある若者ですから、今はトッテナムでベンチ暮らしでいるより試合出場するべき。
しかし、ハットンはどうなんだろ?彼もチョルルカの台頭で控えに甘んじてはいますが、チョルルカとは違った攻撃での魅力があり、
場合に応じて起用する選択肢があったはず。しかも同ポジションのノートンと同時に放出とは…。層を薄くしてどうするんだ?
確かにカブールは右SBも出来ますし、残り14試合ですからチャーリー一人で乗り切れると踏んだんだと思うけど、移籍市場が
開く前より層が薄くなってるような気がしないでもない。個人的にはカブールの右SB起用はいいとは思えないんだけどな…。

獲得した二人に関しては、それぞれの獲得の際に個別の記事にて書きましたが、まぁベストとは言えないまでもいい補強を
施したな…という印象です。グジョンセンは前線に新たなオプションと戦術の幅を、カブールは守備陣の底上げに一役買うでしょう。
特にグジョンセンには期待も大きいですね。彼には現在のトッテナムに一番欠けている「修羅場の経験」が備わっている。
もちろんカブールも1年で追われたクラブへの出戻り。期するところがあるでしょう。確かな成長も見せていますしね。

ただ個人的に一番の補強ポイントと考えていた守備的MFと控えGKの獲得には失敗。土壇場で動いてはいたようですが、
結局獲得にこぎつけるには至りませんでした。守備的MFに関しては、カブールの起用やジーナス、ゴメスに不測の事態が
起こった場合はアルニックに頑張ってもらわないといけません。その点だけは不満ですが、及第点は与えられる補強と感じました。

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【FAカップ】トッテナム vs リーズ (再試合)

FAカップ 4回戦(再試合)

Leeds United 1 - 3 Tottenham 
         
Stadium:エランド・ロード

              前半   後半   合計                               
リーズ  1  0  1             
トッテナム  1  2  3
得点
Spurs:デフォー3
Whites:

0910 FA 3
Sub:アルニック、デルビテ、フレデリクス、モドリッチ、パラシオス、ローズ、パーレット


FAカップ4回戦は舞台をリーズのホーム、エランド・ロードに変えての再試合。超満員に膨れ上がった熱狂的な大声援を背に
果敢に攻め込んできた相手に貫禄の3発をお見舞いしての完勝。底力と質の違いを見せつけての、5回戦進出です。

まずは、下部カテゴリーのクラブとの力量の差をしっかりと見せてくれたチームのパフォーマンスを讃えたいと思います。
攻撃的に出てきた相手に対して、粘り強く、集中力を持って対処していましたね。同じ過ちを繰り返すまい!という力強さを
感じましたし、相手に合わせることなく自分たちの形をしっかりと出して戦う事が出来た。素晴らしかったと思いますよ。

ベックフォードに徹底マーク
前回の対戦で2得点されたベックフォードに対して、かなり厳しくマークしていましたね。相手は基本的にボールを保持したら
シンプルにFWめがけてボールを当ててくる攻撃だったんですが、ベックフォードにボールが渡ってもドーソン、バソングが
巧くマークを受け渡しながら密着マークでほとんど前を向いて仕事をさせませんでした。リーズで怖いのはベックフォードの
決定力とスノドグラスのテクニックだけ…と言っても過言ではないので、ここをしっかり潰せたのが一番の勝因でしょう。

ただ、リーズのシンプルで縦に速い攻撃は好印象でしたね。難しいことはしなくても上位クラブ相手にチャンスを作れる事を
証明していました。この戦い方が継続して出来ればプレミア昇格も近いんじゃないかな…と思うぐらい、いいチームですよ。
でもベックフォードは今夏にフリーで移籍出来るんだっけ。彼が抜けるとちょっと厳しいかもしれないですけど。
ポストプレーは巧みだし、ほとんどの時間で消えてても一瞬で輝けるタイプの怖さを持ったストライカーというのが2戦観た印象。
この日はトッテナムがしっかりとケアし、最後の最後では仕事をさせなかった。新主将のドーソンが気合入ってましたね。
前回の対戦ではまんまに「してやられた」相手にしっかりとお返し。相当悔しさもあったでしょうから、彼の意地を感じましたね。

攻撃はサイドから
先制点と2点目は共に右サイドのベントリーからのクロスをデフォーが合わせたもの。その他にも左サイドからはベイルが、
相手DFを抜き去りエリア内に侵入し、好機を演出した場面が幾つか。両サイドから攻撃が面白いように機能していました。
相手のサイドバックの守備力の不足も一因ですが、ベントリーとベイルのコンディションの良さが際立っていたのも確か。

ベイルは本当に好調です。この感じだとエコトが戻ってもレギュラーを確保出来るかもしれません。少なくともレドナップを
悩ませるぐらいのパフォーマンスは見せていますね。相変わらずクロスの本数の割には精度が低いのが気にはなりますが、
そもそも相手陣内深くまでえぐって、クロスをあげる所まできちんと持って行ってる事を評価してあげたいなぁ…と。
不安視されていた守備面でも、成長の兆しは見せてます。元々スピードはあるのでカバーリングには問題ないんですが、
一発カットを狙って簡単に飛び込んで交わされる悪癖が減り、重心を低く保ち、相手の動きをしっかり見て対処出来てきた。

そして右サイドのベントリーも素晴らしい出来でした。これで3戦連続の先発起用ですが、及第点以上の出来をキープしてます。
兎角レノン不在で攻撃力低下を指摘されますが、ベントリーがいいコンディションを保ち本来の力を発揮さえすれば、
十分戦える事を示してくれていると思います。積極的に前へ突進する姿勢が再三見られ、彼の復調を待っていた身とすれば
嬉しいことこのうえないですね。試合を重ねるにつれ、彼のクロスと中で待つ選手との息が次第に合ってきています。
先制点も彼のドリブル突破からのクロスをデフォーがしっかり決めましたし、(明らかにデフォーはミスキックでしたけど…笑)

2点目も同じように右サイド深くまで突破し、今度はグラウンダーのクロスをデフォーの足下にピタリ。最高の形ですよ。
ファーで待つクラウチを囮に、ニアに走り込むデフォーが合わせる今季のスパーズの一番の黄金パターンが久しぶりに炸裂。
ベントリーが復調してきたのはかなり大きいですね。あとは次節のアストンヴィラのような強敵相手にも出来るかどうか。

試合終盤の戦い方、進歩と課題
前回の対戦ではロスタイムにPKを献上して追いつかれ、前節のバーミンガム戦でもロスタイムに被弾するなど終盤の脆さが
露呈していたトッテナムですが、この日の終盤の戦い方は良かったと思います。安易に前へ急ぐのでは無く、しっかりと中盤で
ボールキープしてサイドへ、一方のサイドが詰まったら中盤を経由して逆サイドへと繋ぎ、じっくりと穴を探しながらチャンスを伺い、
相手にボールを追わせ消耗を誘った。おかげで相手はガクっと運動量が落ち、後半途中からはほとんどポゼッション出来ました。
ここ最近、何度も終盤に追いつかれているので安心とまではいきませんでしたが、終盤にバタバタするような事は無かったですね。
最後の力を振り絞って出てきた相手の希望を砕く決定的な3点目もカウンターからデフォーがしっかりと奪いましたしね。
この得点でデフォーはハットトリックを達成。前半最初のGKとの一対一は外しましたが、その他では動きにキレがあり、
流石の貫禄を見せてくれました。ベックフォードとの「ジャーメイン」対決は完全にデフォーに軍配。まぁ、器が違いますけど。

一方で課題も。ロスタイムに入ってからだったかな?ちょっと覚えてないけど、終盤に相手にCK許し、バソングが相手に
振り切られヘッダーを打たれた場面。相手が枠から外してくれたから助かったものの、きっちりと体を寄せなきゃいかん。
バソングは、他にも何度か相手の横への揺さぶりでバランス崩したり、味方とお見合いするなど集中欠いた場面が目立った。
セットプレーでは余計にほんの少しの油断やマークのズレが失点に繋がるし、時間が時間だっただけにもう少し集中して欲しい。

全体的に見て、完勝だったと思います。夕方から降り続いていた雪の影響でピッチコンディションは悪そうで、特にエリア内は
芝がめくれて、ぬかるんでる個所もあって戦いにくかったとは思いますが、その影響をあまり感じさせない試合ぶりでした。
あ、そうそう主審はアンドレ・マリナーか。線審も含めて最低レベルなジャッジだったな。あまり判定にはケチつけたくないですが、
あまりにもお粗末すぎる。デフォーの決定機は後ろから「手を使って」倒されたもの。明らかに決定機阻止。なのにスルー。
相手のゴールは100%オフサイド。4人もオフサイド位置にいるのに見逃してゴールは認めるんだもんね。アマチュアかよ。
実質は3-0ですよ。勝ったからいいものの、こんな酷い判定を幾つもされて、もしも追いつかれでもしてたら、たまらんですよ。

これで5回戦進出。再試合という余計な1試合が増えてしまいましたが順当に勝ち抜け。次は2/14に敵地でボルトンとの対戦です。

今日のGood デフォー&ベントリー。前者はハットトリック。後者は2アシスト。共に相手守備陣をかきまわした
今日のBad  バソング。集中力欠いた場面がいくつか。特に終盤のセットプレー時の守備の軽さは要反省

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グジョンセン、上々の始動

多くの情報が飛び交っていた冬の移籍市場も閉幕し、これでようやくプレミアリーグとFAカップの戦いに集中出来ますね。
我らがトッテナムの補強の総括は近日中に(たぶん金曜日ぐらいかな?)お届けする予定ですので、お楽しみに。

その他のクラブも動きが少なかった印象ですが、ウエストハムが最終日の土壇場で元スパーズのミドを獲得したそうで。
コンディションさえきっちりと整えれば(主に体重面で…笑)、そこそこやれるストライカーだと思うのでちょっと楽しみです。
キーンはさっそくセルティックデビュー果たしたようですね。入団会見には雨の中5000人が集まったそうで、歓迎を受けてるようで
何よりです。背番号は「7」。ユニフォームも心なしか似合っているように感じます。アイルランド代表とカラーが一緒だからかな?
期待が大きい分、結果を出せなければ相当に叩かれるのはリバプール時代で身に染みてるでしょうから頑張って欲しいです。

トッテナム関連ニュースはキーン絡み一色なんですが、その他の話題をいくつか、かいつまんでお届けします。

Happy returns for Younes (tottenhamhotspur.com)
1年半ぶりにトッテナムに復帰したカブール。復帰の喜びと今後の意気込みを語ってくれています。
スパーズに戻ってきたよ。ポーツマスではいい時間を過ごせていたけど、スパーズに戻ってこれてとても嬉しいね。
ポーツマスでは多くの試合を経験出来たから、プレミアリーグがどういうものかをようやく知る事が出来たと思っているんだ。
毎日の練習やピッチで学んだことで、ほんの少しだけど成長することが出来た。それをトッテナムでも活かしていきたい。
ハリーは偉大な監督だよ。選手と密接な関係を作るし、大きな自信を与える事が出来る。それこそが、僕が今ここにいる理由さ。
ここには多くの優れた選手がいるね。こういう環境で戦える事は素晴らしいし、起用されるように練習からアピールしないとね。
(カブール)

Eidur's quick off the mark! (tottenhamhotspur.com)
もう一人の新加入選手のグジョンセン。カブールと共に練習試合に出場し、さっそく2ゴールをマーク。上々の始動です。
長らく試合出場から遠ざかっていることもあり、まずはコンディション調整と試合勘をいち早く取り戻す事が大切ですから、
90分フルタイムで出場し、ゴールしたのは朗報ですね。しかもファーストタッチでゴール決めたようですよ。素晴らしい。
そのゴール前での鋭い嗅覚を早くホワイトハートレーンで見たいですね。週末のヴィラ戦には登録されるでしょうか。

Pavlyuchenko talks ongoing (Sky)
今冬の移籍希望を公言していたものの残留となったパブリュチェンコ。しかし、彼の代理人は依然としてロシアのクラブと
交渉中である事を示唆。ヨーロッパ内の移籍期限は2/1で閉じましたが、ロシアのクラブは3月中旬まで選手獲得が可能とのこと。

これは気になるニュースですね。恐らくパブリュに関しては土壇場まで放出の線で動いていたはずです。しかし、移籍金で
折り合いがつかずに一転残留→キーンのローン放出というのが僕の予想。しかし、この話が真実ならば、パブリュの去就問題は
とりあえず保留したまま、クリアになっていないことになる。クラブ、パブリュ双方にとっても決してプラスにはならない気がする。
どんな事情があるにせよ残留が決まったからには、最低でもあと半年はトッテナムの為に全力で戦ってもらわねば困る。
ここら辺をどういう姿勢で臨むのか、パブリュ本人のみならず、レドナップと会長の判断も引き続き注目する必要がありそうです。

さて、本日は先のFAカップ4回戦でロスタイムに同点に追いつかれたリーズとの、舞台をエランド・ロードに変えての再試合。
相手は勢いに乗ってるとはいえ、さすがに3部相当のクラブに2戦連続で失態を犯すわけにはいきません。

Team news  (tottenhamhotspur.com)
依然として長期離脱中のクディチーニ、ウッドゲートはアウト。エコトとレノンも負傷が癒えず欠場が続いています。
ここ2試合連続で先発出場したキングは休養に充てることをレドナップが明言。週末のヴィラ戦には起用可能とのこと。
新加入のカブールとローンバックしたK・ウォーカーは共にカップタイドの為に出場不可。グジョンセンも第一戦の段階で
登録されていなかった為に出場出来ません。パブリュチェンコはそ頸部負傷で微妙。当日の状態次第の起用となりそうです。
キーン、ハットン、ノートン、ドスサントス、オハラをローンで放出した為に選手層は若干薄い状態ということもあり、
レドナップはアカデミーチームからの数名の抜擢を示唆。パーレット、ケインが帯同することになるようです。

前回の対戦で互角に近い戦いでドローに持ち込んだことに加え、今度はホームですからリーズはノリノリで来るでしょうね。
数クラブがモニタリングするベックフォードを抑えることはもちろん、プレミアの貫禄をしっかりと見せて、ねじ伏せて欲しい。

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TRANSFER DEADLINE DAY

今冬の移籍市場も本日の17:00(日本時間、26:00)にて終了。毎年、移籍期限最終日には駆け込みで補強が決定するなど、
数々のドラマチックな出来事が起こるので、僕もとりあえず今日はPCの前に陣取り、動向を逐一見守りたいと思っております。

(追記:最新情報)
Keane in Celtic loan  (tottenhamhotspur.com)
FWロビー・キーンのセルティックへの今期末までのローン移籍が決定しています。

Sunderland loan for Hutton  (tottenhamhotspur.com)
DFアラン・ハットンのサンダーランドへの今期末までのローン移籍が決定しています。

Boro loan for Naughton (tottenhamhotspur.com)
DFカイル・ノートンのミドルスブラへの今期末までのローン移籍が決定しています。

トッテナムはここまでのところ、FWグジョンセンをローンで、DFカブールを完全移籍で獲得が既に決定済みという状況。
注目されるのは移籍濃厚とみられているパブリュチェンコの去就。そして、クディチーニの長期離脱で手薄の控えGKの獲得。
それに加えてハットン、ベントリー、キーン、ノートン、ローズ、ジーナスなどに移籍の可能性が取り沙汰されています。
贔屓の選手の動向も含めて、皆さんにとっても気になるデッドラインデー。今一度、現段階の状況を整理しておきます。
※あまりにも多くのメディアが一斉に報じているので、今回に限ってはソース先の明記はしません。各自にて確認してください。
また、その情報の精度に関しても度外視します。もう、何がなんだか…の状態で僕自身も混乱してますからね…(笑)
何が起こってもおかしくないのが移籍市場最終日なので。

放出の可能性がある選手

■パブリュチェンコ
・本人は出場機会の少なさから移籍希望を公言。母国ロシア移籍を熱望するコメント
・バーミンガムが£1000万のオファーを提示もトッテナムは拒否。バーミンガム側はさすがにギブ・アップ?
・古巣のスパルタク・モスクワに加えてロコモティフ・モスクワも獲得について打診。ゼニトも既に一度オファーしたらしいが
■ベントリー
・レノンの台頭で出場機会は激減。しかし、レノンの長期離脱でここ数試合で再びチャンスを貰っている
・新オーナーを迎えたウエストハムは補強を明言。ベントリーをローンにて獲得したい意向もあるとかないとか?
・アストンヴィラは今夏から継続的にモニタリング。しかし、ミルナー、ダウニングらの好調もあり、噂もトーンダウンか
・同じく新オーナーを迎え資金的にある程度豊富なバーミンガム、サンダーランドも獲得への興味を持っているらしいが…
・今夏にはペトロフとの交換トレードが報じられたマンC。しかし、ヒューズが解任で状況は一変。既に消えた可能性大
■キーン
・レドナップはキーンへの信頼とチームにとっての重要性を明言し、移籍の可能性には否定的なコメント
・サンダーランドは強烈にプッシュ。K・ジョーンズのリバプール移籍が決定すれば玉突き人事でキーン獲得プランも
・グジョンセン、ニステル、ベンジャニを立て続けに逃したウエストハムはFW補強が急務。キーンをローンで獲得を打診?
・セルティックは度々キーン獲得の可能性を報じられてきた。しかし、移籍金、週給の高さから最近はトーンダウン
■ハットン
・チョルルカにレギュラーを奪われトッテナムでの序列は下がった為、移籍の可能性は依然として高い
・右サイドバックの補強を目指すエバートン、サンダーランド、ウエストハムらの名前が浮上。特にサンダーランドが有力か

この他にもジーナスがインテル、ローズが古巣のリーズに再ローン、ノートンがミドルスブラにローンなどの報道も。

獲得の可能性がある選手

■ベゴビッチ
・ポーツマスは深刻な財政危機に瀕しており、主力選手売却が不可避。既に首脳陣がベゴビッチ放出を認めた
・一時はトッテナム移籍で合意との報道も、本人が出場機会を求めて難色を示した事をレドナップが示唆
・この間隙を突いてストーク移籍が急浮上。控えが濃厚のトッテナムより正GKの可能性が高いストーク移籍で決定か?
■ジェームズ
・状況はベゴビッチとほぼ同様。クラブでもトップクラスの週給であろうジェームズも放出候補の一人
・レドナップが信頼の高さを公言してることから度々トッテナム移籍の可能性が報じられるが、年齢等で会長は獲得に否定的
・ベゴビッチが移籍濃厚の為、一転ポーツマス残留で落ち着く可能性も。W杯入りを目指すジェームズにとっても移籍はギャンブル?
■プレティコサ
・本人は移籍に前向きなコメントも現在は負傷離脱中。今冬移籍の可能性は低そう
・トッテナムとの接触は度々報じられ、クロアチアメディアでは既に来夏獲得で合意との報道もあるが、果たして?
上記3名のGKに加え、フォスター、ローチ、ルイス、フォースターなどチャンピオンシップのクラブを中心に若手GKの名前が。

■サンドロ
・インテルナシオナルとはクラブ間で業務提携を結んでいるほど良好な関係
・既にパーソナルタームでは合意との報道もあったが、インテルナシオナルは今冬の移籍に否定的なコメント
・問題は第三者保有権と労働許可証の発行。会長自らブラジル入りするも諸条件で交渉が難航したのか、情報が一切消えた

この他にも名前が挙がった選手は多数。パーカー、C・コール、J・コール、ムンタリ、M・ディアッラなどのビッグネームも。
しかし、これらの話は信憑性に乏しく現実的に考えれば、あと一人控えGKの獲得をもって補強終了が濃厚と思います。

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ユーネス・カブール獲得

トッテナムはクラブ公式サイトにてポーツマスよりDFユーネス・カブールを獲得したことを発表しています。

2007年7月にオセールから加入したものの、めぼしい活躍は見せられず、わずか1年の在籍で翌年夏にポーツマスへ移籍。
しかし、レドナップ監督の元でプレミアリーグにも順応し、大きく成長。ポーツマスではレギュラーの地位を確固たるものとしていた。
1年半のポーツマス在籍期間では50試合に出場(5ゴール)、トッテナム在籍時には29試合出場(4ゴール)を記録している。

フランス代表の下部カテゴリーで主将も務め、2007年夏にトッテナム加入した当初には大きな期待をかけられたものの、
プレミアリーグの速い流れに苦しみ、凡ミスを繰り返すなど不安定なパフォーマンスに終始し、信頼を得られませんでした。
しかし、一方では強烈なキック力や打点の高いヘッダーで貴重なゴールを挙げるなど、才能の片鱗は見せてくれていました。
恵まれた体格から、スケールの大きさと秘めたポテンシャルは感じさせたものの、前任のラモスの構想から外れた彼ですが、
その才能を高く買い、ポーツマスに呼び寄せたのは現指揮官のレドナップ。そこで次第に本来の力を発揮していきました。

現在のセンターバック陣ではキングとウッドゲートが怪我がち。キングは膝の爆弾を抱え、毎週様子をみながらの出場を続け、
ウッドゲートは手術の為に渡米し、今季中の復帰はほぼ絶望的な状況。残るドーソンとバソングの負担が増している現状に、
貴重なバックアップとしてに留まらずレギュラーを争える戦力として、また来るべき将来の守備の要としての活躍に期待したい。
手薄な守備的MFとしてもプレー出来る。現在のトッテナムの弱点を埋めて余りある効果的な補強になったのではないでしょうか。

トッテナムに移った指揮官に請われての再共闘。レドナップ体制になってからはデフォー、キーン、シンボンダに続く
4人目の出戻りとなったわけですが、大きく成長を遂げて戻ってきたカブールを大きな期待感を持って歓迎したいと思います。

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エイドゥル・グジョンセン獲得

トッテナムはクラブ公式サイトにて、モナコよりFWエイドゥル・グジョンセンを今期末までのローンにて獲得したことを発表。

1998年から2年間のボルトン在籍を経て、2000年からは6年間チェルシーに在籍し、通算263試合で86ゴールを挙げる活躍。
リーグカップを1度、リーグ制覇2度達成するなどプレミアリーグでの実績・経験共に十分のベテランストライカーです。
2006年からはリーガに戦いの舞台を移しバルセロナへ移籍。昨季にはリーグ、CL、国内カップの3冠制覇に貢献している。

フィジカルコンタクトに優れ、ポストワークも巧み。空中戦にも強く、前線からの守備もさぼらない万能型のストライカー。
1トップとしても2トップでも能力を発揮し、パス能力の高さから中盤のトップ下で起用されても結果を残せる器用さも魅力。
全盛期に比べスピードの衰えも指摘されるし、怪我がちで今年に入ってから出場機会から遠ざかっているなどの不安点もあるが、
若手が多いトッテナムにとっては貴重な経験を持つベテランプレイヤーで、練習からチームにもたらす好影響は計り知れない。
ちなみに、グジョンセンはトッテナムの熱狂的なファンであることで知られている選手。こういう選手の加入は嬉しいですね。

I'm really excited - Eidur  (tottenhamhotspur.com)
トッテナム加入が決まったグジョンセンがさっそく今後の意気込みを語ってくれましたので紹介。
イングランドに戻ってこられて、とても嬉しいね。ドレッシング・ルームではいつもジョークが飛び交い、素晴らしい雰囲気さ。
こういう機会を与えてくれたトッテナムに感謝している。そして、このクラブの為に戦うことをとても楽しみにしているよ。
朝目覚めたら、全世界注目のプレミアリーグの試合が待っている。こんな感覚から長らく遠ざかっていたから、興奮するだろうね。
私は今までに十分な経験を積んできた。だからドレッシング・ルームでもみんなにいい影響を与えられると思っているよ。
そして、チームに異なるオプションをもたらす事が出来るはずさ。それこそが自分に与えられた役割だと思うからね。
スパーズは現在4位につけていて、素晴らしいシーズンを送っているね。4位フィニッシュは実現可能な目標だし、FAカップでも
タイトルを狙える。それらの目標を達成する為に自分の出来る事は全て出し尽くしたい。今からとても興奮しているし、楽しみだよ。
(グジョンセン)

非常にいい補強と感じます。正にスーパーサブとしてはうってつけの人材で、チームに新たなオプションをもたらしてくれるでしょう。
時には最前線で、状況によっては中盤ダイヤモンドの頂点として、試合の流れを変える働きに期待したいと思います。
ただ、試合から若干離れてるので、過剰な期待は禁物。半年間という短い期間ではあるが、インパクトを残せるか注目です。
ベテランと書きましたが、まだ31歳。老けこむ年齢じゃないし、正に脂の乗り切った円熟味のあるプレーを見せてくれるはず。
僕とは同じ歳ですし、そういう意味でも期待したい。こういう経験のある選手の加入をずっと待ち望んでいましたからね。

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