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12番目の力

今冬に半年間の期限付き(延長オプションもあるとかないとか…?)のローン移籍でトッテナムに加入し、その豊富な経験と渋い働きで
貢献してくれているグッディことエイドゥル・グジョンセン。若手が多いトッテナムにあって、数少ないベテランで、今までにチェルシー、
バルセロナといったビッグクラブで数多くの修羅場をくぐりぬけてきた経験をいかんなく発揮してくれている印象があります。
主に途中出場ながら、彼が入ればボールもしっかりと収まり、中盤のパス回しがスムーズになるのが見事。試合終盤を落ち着かせ、
時にはゴール前で決定機に絡む仕事をきっちりとこなしてくれています。あまり目立たないですが、地味に貢献度は高いと感じます。

This is what football's about - Eidur (tottenhamhotspur.com)
そんなグッディが、残り3戦となった最終盤での戦いについて語ってます。流石、優勝争い経験者は言葉に重みがありますね。
この(終盤に大きな目標達成に向けて争う)ようなシチュエーションこそがフットボールの醍醐味だね。僕自身もこういう経験が出来て
とても幸運だし、楽しんでいるよ。ここにいる多くの選手が初めて感じる大きなプレッシャーの中で、よくそれと向き合ってると思うよ。
ここ数週間の間でも僕らは進歩しているし、(アーセナル、チェルシーの連戦は)結果だけでは無く内容も素晴らしいものだった。
これから最後の3試合。4位で終われるかどうかは全て自分たち次第さ。今後、一番重要になってくるのはメンタルコントロールだろう。
絶対に4位に踏みとどまるんだ!という強い気持ちを持ち、自分たちのチームの持つ力を最大限に信じなければならないだろう。
チャンピオンズ・リーグはこれ以上無い程にレベルが高い最高の舞台。選手全員がそこにたどり着く為に、全力を尽くすつもりさ。
(グジョンセン)

僕がこの最終盤を迎えて、一番気になっているのが「メンタル面」だったんです。現在のトッテナムには素晴らしい技術を持つ選手が
多く揃い、選手層も厚みが増してきた。怪我人も戻ってきてベストに近い布陣も組めそうだし、結束力の高まりも感じている。
だが、修羅場での経験が圧倒的に少ない。残り3戦、対戦相手を考えても本来の戦いが出来れば必ず2勝は出来るはずなのだが、
その本来の戦いを「当り前のように出来るか?」が一番の問題です。流石、グッディはよく解ってます。それが一番難しいことを。
勝てるだろう、勝てるはずだ…では無く、何が何でも絶対に勝ちきるんだ!という強いメンタリティーで臨んで欲しいと強く願います。
そして、選手たちが(そしてハリーが)この大きなプレッシャーを跳ね除けて、もう一段階逞しくレベルアップしてくれることを…。

One step at a time (tottenhamhotspur.com)
お次はドーソン。泣いても笑っても全てが決まる「8日間」のスタートに向けて意気込みを語っています。
これから試合、そしてそれによってもたらされるものの重要性は誰もが解っているよ。僕らは成功を掴める位置にいて、
それを掴めるかどうかは自分たち次第さ。現在重要なのはただ、一つ。土曜日のボルトン戦で勝ち点3を奪う為に全力を尽くすこと。
相手はプレッシャーが無く、とても楽な気持ちで戦えるだろうから、タフな試合になることは覚悟しなければならないね。
現在は4位を4つのクラブが争っている。今週もまた大事な週末になるけど、僕らは自分たちの目の前の戦いに集中するだけだよ。
(ドーソン)

そうそう、それでいい。ライバルクラブの結果を気にするのはファンの仕事。まずはボルトン戦に120%で集中し、勝ってくれぃ!
アストンビラとマンCが直接対決ということで、今週末は非常に楽しみですね。いよいよクライマックスの「8日間」が始まります。

さて、ホーム最終戦となるボルトン戦のプレヴューを。あ、その前にマンCの姑息なGK緊急補強の顛末も併せて。

We're not ruffled by ManCity keeper deal (Sun)
ギブンの負傷によりGKの緊急補強に奔走したマンC。当初はバーミンガムにローン移籍しているJ・ハートのローンバックを画策も
これを拒否され、サンダーランドで第3GKに甘んじていた元トッテナムのマールトン・フロップに方針転換し、補強しています。
しかし、レドナップは「ギブンの穴は簡単には埋まらない」とピシャリ。ライバルのドタバタ劇をしり目に極めて冷静を保っています。

確かに。ギブンの穴は誰かが入って簡単に埋まるもんじゃないでしょう。それより、第3GKのグンナー・ニールセンが不憫でならん(笑)
フェロー諸島代表GKだそうで。結局はこれで控えに逆戻りでしょうな。まぁ、ハートの緊急ローンバックが認められなくて何より。
あ、この記事でレドナップの飼い犬(ブルドッグのバスター君とルルちゃん)とのツーショットありますが、似過ぎてて笑えます。

TEAM NEWS
クディチーニ、ウッドゲート、ニコ、チョルルカがアウト。他は全員大丈夫のようですが、キングは当日のコンディション次第。
レノンもまだ完全復帰とまではいっていないので、時間を限定しての起用となりそうですがほぼフルメンバーが組めそうです。

予想スタメン:Gomes, Ekotto, King, Dawson, Kaboul, Bale, Huddlestone, Modric, Bentley, Defoe, Pavlyuchenko

ホームだし、攻撃的に行ってもいいのではないかと。ドローは負けに等しい戦いなので、前半からガンガンに攻め倒す強気の布陣で。
早いうちに2点ぐらいリード出来れば、手堅くパラシオスを投入して守備強化、状況によってはレノン、グッディがゲームを終わらせる…と。
こんなシナリオになれば楽ですが、そう甘くも無いんだろうな。ボルトンは前線にデイビス、中盤にはイ・チョンヨン、テイラーなど、
曲者というか一発が怖い選手がいるので、拮抗した状態で終盤を迎えると危険。セットプレーからポーン!で失点もあり得ますから。
あとハイライト見た程度ですが、個人的にはマンCからヴァイス、アーセナルからウィルシャーと2人のローン移籍加入者が地味に怖い。
コイルになってから格段に繋ぐ意識が増したボルトンですが、前回の対戦では繋いで崩されただけに、相手の中盤は要警戒だと思います。

この試合がホーム、最終戦。マンCとビラが潰しあってる間に、こちらはしっかりとポイント3積み上げ「リーチ」をかけたい一戦。
もう、絶対に負けられない(引き分けられない)試合ですからね。気合入れて応援しましょう。そして、マンC…負けてくれ(笑)

Fans can make difference - Harry (tottenhamhotspur.com)
最後に指揮官レドナップの言葉を。「ファンと共に闘いたい」。ホーム最終戦での力強いサポートを望んでいます。
アーセナル、チェルシー戦でスタジアムの雰囲気は”スペシャル”だった。週末のボルトン戦、我々には再びそれが必要だ。
あの2試合のような雰囲気を作り出してくれたら、選手たちは否応なく奮い立つもんさ。ファンの後押しによる力は絶大だからね。
ボルトンとの試合は厳しいものになる。彼らの力を過小評価してはいけない。最近ではあのチェルシーですら苦しんだ相手だ。
ここ9試合で7勝、特にホームのホワイトハートレーンで見せてる素晴らしいパフォーマンスに、ファンの皆さんも満足しているだろう。
だが、我々には更なる喜びが待っている。4位となれば最高の偉業だ。ファンの為にも必ずや実現したい。週末は共に戦って欲しい。
(レドナップ)

爺さん、流石にいい事言うじゃないか。んで、解ってるね。ファンの乗せ方を(笑)僕も思わず、テンション上がったもんね。
ホワイトハートレーンはまた最高の雰囲気になるはずです。プレミアリーグナンバーワンのサポーターが力強く後押ししますから。
僕ら日本のファンもスタジアムに負けずに想いを送りましょう。「ファンと共に闘う」もちろんですとも。想いは一つ。必勝!!
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ベイルには契約更新を提示するべき!

上位2クラブを連破して意気揚々と乗り込んだマンU戦でしたが、王者のプレミア4連覇への執念の前に1-3と力負けを喫したトッテナム。
4位を争う直接ライバルであるマンCはマンチーニのイタリア仕込み?の守備的な戦い方で、アーセナルとスコアレス・ドローに持ち込み、
難敵から勝ち点1をしぶとく持ち帰れば、アストンビラはバーミンガムとのダービーを僅差で制し、貴重なポイント3をもぎ取り5位に浮上、
リバプールも久しぶりにジェラードがマルチゴールでバーンリーのプレミア残留の夢を砕くとともに、自らの4位入りへの夢を繋いだ週末。
消化試合数に差はあれど(トッテナム、マンCは残り3、アストンビラ、リバプールは残り2)4クラブが2ポイント差にひしめく大激戦です。

4位争い2

Late goals leave Harry frustrated (tottenhamhotspur.com)
指揮官レドナップは終盤に許した立て続けの失点によって敵地でのポイント奪取に失敗し、失望を隠せない様子。
1-1の状況までの我々は良い試合運びが出来ていたと思うのだが、残念ながら守備が崩れてしまったね。PK献上はお粗末だったよ。
安易なファールを犯さないように指示していたんだが、徹底出来なかった。2失点目も相手を捕まえる事が出来なかったね。
別の問題としては前線でボールを収める事が出来ず、中盤の攻め上がりを活かせなかった。全体を通して我々の2トップと相手が
2対2の状況であり、そこは一つの狙いどころであったわけだが、ボールが落ち着かず攻撃が停滞してしまった。特定の誰かに
責任を押し付けるつもりは無いが、普段通りのプレーが出来ていない選手が数名いた。全体的に見れば期待外れだったように思う。
(レドナップ)

レドナップのコメントを見ると、諸々の問題点がある中で特に2トップの働きに不満があったようですね。確かにデフォーは精彩を欠いた
印象があります。試合中に解説の粕谷さんも指摘してたような気がするんですけど、2トップのボールを引きだす動きが足りないと。
もちろん、いい形で前線にボールを供給出来ない中盤以降の選手にも非はあるんですが、デフォーとパブリュがもう少し前線で
ボールを収めて、サイドなりセンターのMFらの攻め上がりを促す働きが出来ていれば、多少は攻撃にも厚みが出たかもしれませんね。

Not to be  (tottenhamhotspur.com)
お次はドーソン。いい形で同点に持ち込みながら、終盤に崩れて失点を重ねた事を悔やんでいます。
3失点も喫してしまったのがとても残念だよ。僕らがとても良かったというわけでは無いけど、0-0で前半を折り返せたんだから、
試合展開としては悪く無かった。PKによって先制点を奪われたのが痛かったよ。厳しくなったけど、なんとか追いつく事出来た。
それによって僕らも息を吹き返したし、あわよくば勝利を手に出来るとすら思ったよ。でも、いい流れだったところで追加点を許し、
あれで終わっちゃったね。ここ2試合で最高の結果を出してチームには自信が溢れてたんだけど、この日はダメだったね…。
(ドーソン)

キングの奮闘で目立ちませんでしたが、ドーソンも良くやっていたと思います。最近のトッテナムの一つの形である、彼のフィードからの
展開はあまり見られなかったし、結果的に3失点を喰らいましたが、組織として崩されたというよりかは個人技にやられた印象なので、
そんなに落ち込むことないですよ。気持ちを切り替えて、次に臨めばいい。残り3戦、フル回転で頼れるのはお前だけ。期待してるぞ!

その他のトッテナム関連のニュースをいくつか。補強関連の報道も増えてきましたが、この時期に選手の移籍話をするのも
なんだかなぁ…と思うし、目前の大目標に向けて一丸となってる選手らに失礼だと思うんで、その手の話は閉幕後にしたいと思います。
とはいえ、現有戦力(特に主力)の引き抜きの噂はファンとしては気になるところでして、最近多くの報道が出ているのがベイル関連。

Gareth Bale will not leave Tottenham - Harry Redknapp (BBC)
レドナップはベイル放出の意思は全く無いと強調し、獲得に乗り出す意向を持つクラブにけん制しています。
現在、我々はチームを作り上げている最中だ。彼(ベイル)の将来はここにあるし、彼のような選手を売る意思は全く無いね。
まぁ、最終的に決定を下すのは私では無く会長だが、会長だって売るつもりは無いだろう。彼は今季大きな飛躍を遂げている。
強く、ファンタスティックなアスリートであり、とてつもない才能を持っている。彼はどんなことだって成し遂げる事が出来る選手だ。
そして、彼は一日中だって走り続けられる。まだまだ若く、伸びしろも十分で、現に今季中だけでもメキメキとフィジカルが増している。
彼は常にフルスピードで休むことなくピッチを上下動出来る。今やこの国でも最高の左サイドの選手と言っても過言では無いはずだ。
彼と対峙する選手は、相当のコンディションを持って臨まないと、90分間攻守に渡って彼と渡り合うのは困難だと思うよ。
(レドナップ)

Gareth Bale to be offered new Tottenham contract (telegraph)
マンU、インテル、ユベントスなど幾つかのビッグクラブからの関心を引き付けています。最近の大活躍ぶりを見れば、仕方ないか。
ベイルの現行の契約は2012年までで、週給は£25000と言われています。2008年の加入当時は17歳だったので年齢等を考えれば
かなり良い条件での契約となってはいますが、最近の活躍ぶりで市場での価値は高騰してる事が予想され、引き留めの為に更なる
好条件での契約更新は必須でしょう。記事では現行契約の倍額となる週給£50000で新たに5年の契約を提示するのでは…とのこと。

選手の週給には上限を設けているであろうトッテナムにおいて週給£50000となれば、キング、キーン、ウッドゲイトらベテラン級に次ぐ
待遇となるでしょうし、クラブの期待値を示せると思いますね。レドナップが監督になってからは主力の放出はベントとゾコラぐらいで、
その二人も週給云々よりかは出場機会を求めての移籍だったわけですが、ラモス時代にはベルバトフ、キーン、デフォーを、ヨル時代には
キャリックといったチームの主軸の放出→低迷を繰り返してきた過去があるので、なんとか主力の放出を阻まなければいけません。

もちろん、それら主力の放出も全てがネガティブな要素というわけではありません。他のクラブのファンからすれば、トッテナムって
獲得にかなり金額つぎ込んで、結局すぐ放出して…を繰り返す下手な補強してる印象は強いでしょう。もちろん、100%否定は出来ないが、
それは一つの面しか見ていないとも言えます。別の角度から見てみると、比較的安価な価格で選手を獲得し、放出時には破格の移籍金を
得ているのもまた事実です。週給に一定の上限を設けている事も含めて、クラブが大きな借金を背負わず良好な経営状態を維持している
一因ともなってるので一概に否定も出来ないかな…と。まぁ、今季はともかく成績に関しては伴わず迷走してる感はありますが(苦笑)
ことビジネスの観点から見れば、現在の会長であるレヴィをはじめとするフロント陣の手腕は巧みだし、強かで一定の評価に値するはず。

ただ…。その方針にも柔軟性を持たせて、本格的に上位に定着するクラブになるために舵を切るべき時が来ていると感じています。
より大きなクラブに「選手を売る」体制から脱却して、主力を留め、それらのビッグクラブと常に互角に対峙出来るクラブへと。
その改革(と言うには大げさだが)の試金石となるのが今夏の移籍市場になると思っています。話が出ているベイルはもちろん、
レノン、モドリッチら多くのクラブの関心を引き付ける主力を維持しながら、プラスアルファの戦力を補強する事が出来るかどうか。
それが出来れば、トッテナムの未来は明るいですよ。現在のチームで主力を張るほとんどの選手が若くこれからの選手ばかりですからね。

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【第35節】 トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッド

イングランド・プレミアリーグ09/10 35節

Manchester United 3 - 1 Tottenham 
         
Stadium:オールド・トラッフォード

              前半   後半   合計                               
マンチェスターユナイテッド  0  3  3             
トッテナム  0  1  1
得点
Spurs:キング
Red Devils:ギグス2、ナニ

0910 35
Sub:アルニック、バソング、カブール、ジーナス


アーセナル、チェルシーを連破し、最高潮のムードでオールドトラッフォードへ乗り込んだ王者マンチェスター・ユナイテッドとの一戦は
チームの熟成度、経験等々を含めたいわゆる総合力の差を見せつけられて1-3で敗北。「地獄の3連戦」奇跡の3連勝はならず。

ふむ。やはり強いなぁ、マンUは。特にオールドトラッフォードでの対戦では余計に身に沁みますね。ここ2試合の連勝でチーム状態も
ムードも最高潮だっただけに、あわよくば…という淡い期待を持っていたんですが、そうそう甘くは無いってことですな…。
ただ、スコアは1-3で完敗と言えば完敗だけど、意外に思われるかもしれませんが、僕はあまりネガティブな印象は受けませんでした。
むしろ、昨季からは確実にチームとして成長しているな…という事を実感したし、そんなに悲観するほどの内容でも無かったですね。

先発メンバーのチョイスとエコト右SB起用について
まずは、レドナップがこの試合に臨むにあたっての戦略、それを具現化する為の先発メンバーのチョイスから考えてみることにしたい。
アーセナル、チェルシーを連破したチームから数名を入れ替えて、ポジションもいじってきました。これには賛否両論あると思います。
よく「勝ってるチームは変えない」という原則がありますが、レドナップも例に漏れず基本的にはそういうチョイスをする事が多いんですが、
この試合は違った。なぜ、ここ2戦で最高の結果を手にした布陣で戦わなかったんだ?と疑問を覚えた方も少なからずいることでしょう。

しかし、僕はこの日のレドナップの先発メンバーのチョイスは納得で、不満は無いです。結果的には多少裏目に出たかもしれませんけど。
全てはここ2戦で出場停止だったパラシオスをセントラルMFに配することを軸に考えてのこと。そこから逆算していって、一番チームとして
攻守に渡って安定する布陣を組むことを考えていけば、この日のメンバーに自然に落ち着きます。アウェーで相手は王者ならば尚更の事。
確かにこの2戦の成果は大きなインパクトがあったし、実はこれがベストなのでは?と思うぐらい上手く「ハマッた」わけですが、
今季のほぼ全試合を見てきた僕としては、やっぱりパラシオス&ハッドのセントラルMFコンビはアンタッチャブルだと感じるんですよね。
となると、モドリッチは必然的に左サイドなわけで、ベイルは一枚下がって本来のSBなわけで、父さん、富良野は今日も寒いわけで…と(笑)

ベイルの爆発的な攻撃力とパラシオスの中盤全域での守備における貢献を天秤にかけて、後者を選択したことは間違い無かったと思うし、
今季は数試合を除いて、基本的にはその形でシーズン通して結果を出してきたんですから妥当な選択だったのでは?と思うんです。
で、唯一変則的だったのがエコトの右SB起用。本来は左SBで、右SBは今季わずか1試合試したのみのエコトを右SBで起用したのは、
対面するナニへの対策でしょう。普通に考えればカブール起用だと思うんですが、カブールも右SBをこなせるとはいえ、本職はCBで
空中戦やフィジカルでの当たりには強さを見せるものの、スピードに乏しく、トリッキーな動きについていける柔軟性には欠ける。
となれば、時折軽い守備を見せる面はあるものの、抜群のスピードを持ち、相手の変化をつけた動きにもしっかりとマークし、ついていける
エコト…という選択は納得出来る。変に4-5-1などシステムを大きくいじるのでは無く、ベーシックな4-4-2の中で人を変えるという方法論。

ガチンコでオープンな斬り合いを挑むのでは無く、現実的に最低勝ち点1を持ち帰ろうという意図はありつつも、人数かけてドン引きして
カウンター一辺倒という消極策というよりかは、普段通りの戦いからやや軸足を守備的に置きながらという戦い方を目指したはず。
やろうと思えば1トップで中盤厚めに…も出来たはずですが、それをせず、あくまで今季貫いてきた布陣を組んだのは評価したい。
サイドは崩させないで、中盤でも出来るだけプレスをかけ自由にさせず、あわよくば速効で点を奪いたい…というのがこの日の戦略。
それを具現化する戦術としては「ベイルのオーバーラップ」「パラシオスを軸に中盤~前線で積極的にプレス」この二本立てで行きますよと。

そして、両チーム飛びっきりの隠し玉を用意。トッテナムはレノン。マンUはハーグリーブス。共に長期離脱していた選手がベンチに控え
その投入のタイミングも楽しみ。特にトッテナムファンにとっては、レノンの4ヶ月ぶりの復帰は嬉しい。ようやく戻ってきたか。よしよし。
一方でマンUはエースのルーニーが欠場。今季絶望とかなんとか。有難いけど、イングランド代表ファンとしては複雑な気持ちも少々。

「ほぼ」計算通りの前半。ベイルは自重?
普段より前置きが長くなりましたが(笑)ここらで試合内容に。入り方は慎重だったように思います。まぁ、先制点許して追いかけるような
展開になればひじょ~に厳しい場所&相手ですから、さもありなん。思ったほど前から檄プレスをかけるでも無く、相手のボール回しに
じっくりと対応している印象を受けました。というより相手の中盤(特にフレッチャー)が効いていてプレスが巧く機能せずに、
なかなかボールを奪えなかった。で、スコールズなんかがピッチの横幅を巧く使うもんだから、右はバレンシア、左からはナニってな具合に
波状攻撃を受けるんですが、両サイドバックが粘り強く対応してシュートは打たせず、それなりにいい守り方は出来てたと思います。

そんな中で目立ったのがパラシオスの不調。開始早々にトラップミスからカウンターを喰らうピンチを招いたり、パスミスが多く
攻撃でもリズムを作れない。いつもは豊富な運動量やアグレッシブなタックルでピンチの芽を摘んでくれる彼ですが、この日は酷い出来。
それでも相手の拙攻に助けられ、かといってトッテナムもシュートまでは持っていけず…という感じで25分くらいは淡々と経過します。
最初の大きなピンチは30分くらいだったかな?エブラがナニとの連携から突破してクロス、ベイルがクリアミスしたものの、キングが
体を張ったブロックで防ぐという場面。ちょっとピッチがスリッピーで両チーム滑る場面が目立ったけど、最悪の事態にならず良かった。
その後もマンUのシンプルで縦に速い攻撃に多少手を焼きながらも、凌いで前半終了。「ほぼ」狙い通りの展開だったんじゃないかな。

ベイルはあまり頻繁に攻撃に参加せず。これは攻撃に行けなかったのか、行かなかったのか。対面するラファエルとバレンシアが巧く
守っていたので、ここ数試合で見せたようなダイナミックな攻撃参加が影を潜めた印象ですが、相手もベイルの裏を狙ってたから、
あまり攻撃してばっかりってのもリスクが高かったのかもな。そこまで守備に追われっぱなしだったわけでは無いけど、キングの
スピード不足を相手が突いてきてる印象もあって、ベイルもカバーに行かなきゃ!という意識がかなり強かったかもしれないし。
サイドバックは守備ありきだけど、もう少し仕掛けても面白いかな~と思ったんだけどもね。今の彼なら押し込めただろうに。
トッテナムは2トップが孤立し気味でポストプレーから幾つか展開出来た程度でほぼ沈黙。特にデフォーはかなり消えてたのが気がかり。

プレミアリーグきっての老将同士の采配合戦
後半開始早々、マンUにアクシデント。エブラが体調悪くなったのかピッチで嘔吐。特に激しい接触があったとかでは無かっただけに、
どうしたもんか?とちょっと心配になったが、その後10分ぐらいはプレーしてたので大事では無さそうで何より。そういや、ナニも
終盤に同じように嘔吐してたからなんか悪いもんでも喰ったのかな?食中毒?あ、このフレーズはトッテナムファンにはタブーね(笑)
後半も前半と大きく変わらず、押し込むマンUにしっかりとした守備で耐えるトッテナムという構図。サイドから頻繁に入れられる
クロスにもキングが持ち前の空中戦の強さとポジショニングの巧みさで対応し、ゴールは割らせない。トッテナムも負けじとパラシオスが
前半の出来の悪さを取り返すかのような執念で、重戦車のように突進してシュートまで持ち込んだりで反撃。これは惜しかったなぁ。

そんなこんなで迎えた55分過ぎあたり。ここからはプレミアリーグ屈指の老将二人の采配合戦が試合を大きく動かすことに。
まず動いたのは、まだまだ情熱は失っていないぞ!ズリ下がりそうなズボンを上げながら、のっしのっしと階段を降り、かもめのような
高い声でピッチ際で指示を送るハリー・レドナップ63歳。低調なデフォーに変え、いぶし銀グッディことグジョンセン投入。
しかし、先制したのはマンU。この日は前線で精力的に頑張っていたベルバトフがエコトを引きずりながらの突破から何とも「彼らしい」
お膳立てで、ナニのエリア侵入を誘うと、エコトが辛抱しきれず一発カットを狙って倒し痛恨のPK献上。ギグスが沈めてリードを奪う。
この場面、直前に抜かれた失態を取り返そうというエコトの気持ちはと~っても解るんだけど、こらえて欲しかったな…。
それにしてもエコトは悪い癖だよな、これ。簡単に飛びこんじゃう。後ろにはまだ人数いたんだから、寄せる守備で対応して欲しかった。

リードしたマンUはこちらもベテラン中のベテラン、マンU率いて24年、今季で辞めるって?バカヤロー、まだ辞めん!と意気軒高の
アレックス・ファーガソン68歳。バレンシアに変えてキャリック、エブラに変えオシェイを投入して、4-3-3から、1トップ風味へと移行。
レドナップも負けじと、ここでレノンを投入。パラシオスを中盤から右SBに、エコトを右SBから左SBに、ベイルを一枚前に出して、
モドリッチを左サイドハーフからセントラルMFへと大胆な布陣変更で勝負への執念を見せる。ここ2戦で結果を出している「プランB」を発動。
この作戦が功を奏したか、ベイルが水を得た魚のように攻撃に出ると、CKを獲得。これを再三の守備で輝いていたキングが炎のヘッダー。
競り合うキャリックをものともせずに「のしかかり(笑)」豪快にゴールに突き刺し、70分にしてトッテナムが同点に追いつく!

満身創痍の主将がレノンの4ヶ月ぶりの復帰に祝砲。控えめなセレブレーションにも確かな自信が覗く。W杯に俺を呼べと言わんばかりに。
キングは守備に攻撃にと素晴らしい働きでした。流石に頼れる主将。復帰したレノンもさっそく駆け寄って祝福してましたね。
あ、レノンはとりあえず出れて良かったという程度の出来でした。まだまだ50%ぐらいかな。これからコンディション上げて行ければ。

両の手を広げ、思わず立ち上がり喜びを表現するハリーに、ガムを噛む速さが加速度的に増すファギー。仲良しな二人の対照的な姿。
レドナップは気を緩めず、ここが勝負所とばかりにクラウチを入れて攻勢に転じるも、幾つかの決定機を逃し勝ち越し弾は生まれず。
ファーガソンも流れを再び手繰り寄せようと、マケダを入れて4-4-2という強気な采配。優勝争いにポイント1では足りんらしい。

結局、最後はそんなファーガソンの優勝への執念が実った形に。ナニがマケダからのスルーに抜け出すや芸術的なループで逆転弾、
その直後には中盤でボールの処理にもたついたハドルストンのボールをナニが奪うとグングンとスピードを上げながらドリブル突破、
もの凄い切り返しで鮮やかにDFを振り切ると、たまらずパラシオスが後ろから倒して本日2度目のPK献上。わずか5分で一気に勝負あり。
これは仕方ないかな…。数人がかりで止められなかった守備のお粗末さもあるっちゃあるけど、ナニの鋭い突破を褒めるしかない。
もうあっという間の出来事でしたね。昨季のオールドトラッフォードのマンU戦(2-5)の時もそうだったけど、マンUがここぞの場面で
嵩にかかって攻める時の迫力というか凄まじさといえば、そりゃもう恐ろしいもんです。嵐ですよ、嵐。もうああなると止められん。

結果的には2つのPK献上が大きかったけど、二つとも本職じゃない右SB(前半はエコト、後半はパラシオス)だから責められない。
やっぱりチョルルカ不在が地味に痛い。カブール、エコト、パラシオス選択肢はあれど、チャーリーの安定感には劣るもんなぁ。
レノンが気持ちよく攻撃に行けなかったのはコンディション不良と試合勘不足もあるけど、後ろを支えるSBが不安定なのも一因だろうし。

残念ながら敗戦となってしまい、ルーニーとリオという攻守の要を抜きにしてもなお、圧巻のパフォーマンスを見せるマンUの強さと
どうしてもホームとは違い、上位陣とのアウェー戦では持ち味を100%出し切るには至らないトッテナムの未熟さの二つを垣間見たような
気分で、なんだか何と表現してよいのやら…という試合でしたが、冒頭でも書いた通り、課題は見えつつもトッテナムの成長は感じたし、
残り10分まではポイントを持って帰れる所までは追いつめた頑張りは讃えたいと思います。最高の試合では無いが、よくやりましたよ。
ただ、まだアウェーでのビッグ4との対戦では「よくやった」レベルで留まってしまうのが現在のトッテナムの限界なのかな…と。
かなり強くなったとは思うけど、こういう試合でポイント獲りきる力強さを身につけていかないとね。それが課題であり、目標だと感じる。

1点ビハインドの劣勢を挽回し同点に追いつく気概を見せてくれた反面、終盤に守備とメンタル面で若干の脆さを露呈したトッテナムですが、
全然下を向く必要は無いし、胸張っていいとも思います。レドナップも今までの腰の重さはどこ吹く風で強気な采配を見せてくれたし。
気持ちを切り替えて、残り3戦。アストンビラ、リバプールは勝ったものの、マンCはドローに終わり、まだまだ4位の可能性は十分。
ある意味、ガツンとやられてここ2連勝で生まれかねない気の緩みが消え、シャキっと目が覚めて良かったとポジティブに捉えよう。

今日のGood キング。同点弾となるヘッドはもちろん、体を張った守備で健闘した。執拗な「キング狙い」もしっかりと耐えた
今日のBad  パラシオス。攻守に渡って精彩を欠いた。お前が一番休養十分なはずなのに、どうした!次は頼むぞ!

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【PREVIEW】 Tottenham vs Manchester United

週末は(GWで混雑する前に…という魂胆で)お出かけ中の為、短い(手抜きとも言う…笑)記事で失礼いたします。
明日はオールドトラッフォードへ乗り込んでのマンチェスター・ユナイテッド戦。まだプレミア4連覇の可能性十分の絶対王者を相手に
アーセナル、チェルシーを連破し、悲願の4位以内を視界に捉え最高の状態にあるトッテナムがどこまでやれるか!が注目の一戦です。

TEAM NEWS
今日はWebで情報をチェック出来なくて、これから出る公式サイトでの最新のチームニュースが確認出来ないので何とも言えないが、
今週、全体練習にも参加していたレノンの復帰があるかもしれません。先発は無くても、ベンチに入れるとすれば朗報ですね。
ジーナスも練習試合で復帰していたことから遠征メンバー入りの可能性もありそう。チョルルカも戻ってきていれば嬉しい。
クディチーニ、ウッドゲート、ニコはアウト。その他は恐らく揃うのではなかろうか。最終盤を迎えてメンバー揃ってきたのは頼もしい限り。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Dawson, King, Bale, Bentley, Paracios, Huddlestone, Modric, Defoe, Pavlyuchenko.

ここ数試合でMF起用し、得点を挙げているベイルの起用法に注目。パラシオスが2試合停止が明け戻ってくるので、恐らく左SBに戻して
モドリッチを左サイドハーフという本来の形にしてくるんだと思います。ベイル、モドリッチが共に好調なので、左から崩す意識の徹底で
いいと思います。対面するのはG・ネビルか?スピードならこちらにかなり分があるので、サイドで主導権が握れればこっちのもんです。

基本的に(特に今季の)トッテナムは先行逃げ切り型ですし、場所が場所だけに、先制点奪われると追いつくのが困難でしょうから、
開始から消極的に行かないことが大事(変に相手をリスペクトし過ぎたらいかん)。あくまでしっかりとした守備を続けることは
もちろんですが、受けに回らずガンガンにプレスをかけて奪ったら速効、サイドを活かした素早い展開で活路を見出したいところです。

あとは、変にシステムをいじったりしないことですね。4-5-1で守備的に…なんてとんでもない愚策に走らないことを祈りたい。
そんなことしたらたちまち喰われますよ。だいたい過去にトッテナムがビッグ4相手に急造布陣で戦っていい結果が出たためしがない。
今季のアーセナル、チェルシーとの最初の対戦なんてその典型。よそいきの戦いでグダグダになったら、残り試合にも影響及ぼす。
ここは勇気を持って本来の4-4-2で攻撃的なフットボールで挑む方がいいと僕は考えます。例えそれで負けても納得がいくもん。
今のトッテナムなら自分たちの戦いを貫ければ、そうあっさりとは崩れませんよ。マンU相手に守備的に守りきろうなんて甘い、甘い。
とはいっても、守備に重心を置きつつカウンターの脅威を常にチラつかせながら…で戦うべきなのは言わずもがなですがね。

タフなゲームになるでしょうが、ここ2試合で見せた結束力、120%で闘うチームスピリット、集中力と粘り強さを見せられれば、
面白い試合になると思うし、ポイント奪って帰ることだって十二分に可能なはず。可能性は低いが、ここで勝てればかなり大きいですよ。
マンCやビラ、リバプールにプレッシャーかける為にも、トッテナムらしいフットボールで、全員の結束力で死力を尽くして勝ち点3を!

【お知らせ】
僕は日曜まで家に戻らないので残念ながら試合を観るのがかなり遅れてしまいます。それまでは情報を完全シャットアウトで
PC開く予定が無いので、マッチレポは月曜日(もしくは火曜日)ぐらいになると思います。あらかじめ、ご了承ください。
フォーラムでは通常通り、応援チャットを開催してるので、沢山の方のご参加をお待ちしています。リアルタイムで見れない僕の分まで、
応援をお願いします(笑)遠い極東の島国からの想いも必ずや届くはず!皆さんの熱い想いで、選手たちを後押ししていきましょう!

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シャーウッドがテクニカル・コーディネーター就任

今季の躍進を中盤で支えるパラシオスとハドルストンのコンビの陰で、今季は不本意なシーズンを送っているジーナス。モドリッチや
ニコなどセンターでもサイドでもプレー出来る選手の好調や、自らの怪我もあいまって最近では存在感がめっきり落ちた感があります。
来季からは同ポジションにサンドロの加入も決定しており、更なる競争は必至。一部メディアでは今夏の放出の可能性を報じるものも。
間近に迫るW杯でのイングランド代表入りも絶望的な状況に追い込まれてしまった「JJ」の復活を待ち望むファンも多いことでしょう。

JJ returns in friendly win (tottenhamhotspur.com)
そ頸部の負傷で2月以来欠場中のジーナス。火曜日に行われたウエストハムとの練習試合に45分間出場。復帰に向けて明るい兆しです。
メーソン、パーレット、リバーモア、コールカー、ローズら若手主体のチームに交じって戦い、5-2で勝利しています。
残り試合も少ない状況ですが、ここにきてジーナスの復帰は心強い。今季は不振を極めてるものの、今季中に元気な姿を見たいですね。

Club Announcement (tottenhamhotspur.com)
トッテナムはクラブ公式サイトにて、新たにテクニカル・コーディネーターの役職を設けることを発表しています。
この職に就任することになるのは1999~2002年までクラブに在籍し、2008年からはトップチームコーチとしてトッテナムに戻ってきた
元イングランド代表ティム・シャーウッド。主な職務としてはローン選手の管理、技術・フィジカル指導を含む包括的な指導とのこと。
加えて9歳~16歳の育成年代のアカデミーの助監督を務めていたクリス・ラムジーがシャーウッドの補佐としてサポートすることに。
今回の組織改編によってアカデミーとトップチームの連携を強化し、アカデミーで育成→トップチームへという流れを強化する狙いが
あることを強調しています。これまではほとんど機能して来なかったアカデミーの改革に本格的に動くことになりおうです。

これがどのくらい有効に働くかは、現時点では判断出来ませんし、目に見える結果が出るのは数年先の話になってくるでしょうが、
新トレーニングセンターの建設と併せて、これまで以上にアカデミーでの育成に力を入れようという方針には賛成です。
以前にもお話したとおり、今後はホームグロウン制の導入もありますし、自前で育てた選手の重要性が一段と高まってきます。
外国籍の有能な選手の補強と、自クラブのユース出身選手がいいバランスで構成される環境が整えば、クラブの総合力も一段
高いレベルに到達するのではないか…と期待しています。かなりの投資と辛抱が必要ですが、長い目でクラブの発展を目指して欲しい。

Pavlyuchenko: 'I want to stay at Spurs' (mirror)
なかなか出場機会を得られず今冬の移籍を熱望していたパブリュチェンコですが、先発の機会が増えた最近になり心境にも変化が。
試合にも出れて、チームも勝利している時ってのは全てがいい方向に進むもんさ。今は監督からの信頼も感じるし、彼の為にも
全力を尽くして戦いたいと思ってる。移籍したいという気持ちはもう過去のものさ。今は4位を目指す事だけに集中しているんだ。
僕らは重要な2つの試合に勝ったけど、それだけじゃ不十分だよ。マンチェスターでの2試合、とりわけマンC戦での勝利がが大事だね。
(パブリュチェンコ)

ここ数カ月のパブリュの活躍ぶりには目を見張るものがありますね。未だにビックリするくらい簡単なシュート外したりするけど、
パブリュの復調無しでは、今の順位は考えられ無いですからね。残り4試合、試合を決めるゴールを頼むぞ。移籍話はそれからだ。

Gareth Bale is one of Europe's best, says Cliff Jones (BBC)
ウェールズとトッテナムのレジェンドであるクリフ・ジョーンズ氏はベイルが「欧州最高の選手の一人」と絶賛したいます。
多くの人が私の事をウェールズの魔法使いだと言ってくれていたが、現在のウェールズの魔法使いは間違いなくベイルだよ。
現在の彼はヨーロッパでも最高の選手の一人だ。ここしばらくの彼のプレーぶりを見てるが、本当に”スペシャル”な選手になったね。
私は彼と話した時に言ったよ。”君ならウェールズ代表で初の100キャップを必ず達成出来る”とね。彼はまだ若いし、素晴らしい
能力を持っている。必ずや、その偉大な記録を最初に達成出来る選手だと確信しているよ。
(クリフ・ジョーンズ)

ジョーンズ氏はトッテナムの1961年のリーグ・カップのダブル達成時のメンバーであり、ウェールズ代表でも活躍した人だそうです。
そんな大先輩からのお墨付きをもらえるなんて嬉しいし、自信になったことでしょう。もちろん、僕もその記録を達成出来ると思うし、
今の活躍で満足することなくもっと成長して、トッテナムの不動の主軸として引っ張って欲しいな…と思います。目指せ、第二のギグス!

Dawson rises to England manager Fabio Capello's attention (telegraph)
イングランド代表のセンターバック陣で当確と言えるのはテリーとリオ・ファーディナンドのみ。しかも、その二人も本来のパフォーマンスとは
程遠い現状です。続く候補としてはアップソン、ブラウン、レスコット、ショウクロスらがいますが、どれも決め手に欠き、キングは怪我がちで、
ウッドゲイトは長期離脱中。間近に迫ったW杯に向けて代表監督のカペッロも頭を悩ませている事でしょう。そこで、浮上したのが
ドーソンの召集案。今季トッテナムの守備の要として、また主将としてチームを牽引し、素晴らしいパフォーマンスを維持している彼を推す
声がイングランドのメディアでも日増しに高まっています。果たして召集はあるのだろうか…?僕としても注目しています。
個人的にはドーソンは絶対選ばれるべき選手と思う。安定感は増したし、今の彼なら3番手には余裕でなれる実力を備えてるはず。
イングランド代表候補も多い為、カペッロはトッテナム戦に顔を見せる事が多いですから、残り試合アピールして召集を果たして欲しい!

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熾烈な4位争いを制するのは・・・!?

消化試合数には若干のバラツキはあるものの、プレミアリーグも残り3~4試合と佳境に入り、優勝争い、降格争い共に目が離せません。
しかし、僕らトッテナムファンにとっては、一番の関心事は何と言っても近年稀に見る混戦模様で、熾烈を極める4位争いでしょう。
05/06、06/07シーズンで2年連続5位に入り、悲願のチャンピオンズ・リーグ出場まであと一歩に迫りながら涙を飲んだトッテナムですが、
その後続いた2年間の苦しいシーズンを経て着実に力を蓄え、今季はシーズンを通して上位争いを演じ、再びの挑戦権を手にしています。
現在は64ポイントを積み上げ4位。4位の座を懸けた各クラブの状況をここで一旦整理し、クライマックスを迎えた4位争いの展望を。

4位争い

現在、4位を争っているのは4クラブ。我らがトッテナムに加え、マンC、リバプール、アストンビラ。ポイントも非常に接近しており、
最終節まで何が起こってもおかしくない大混戦になっています。リバプールだけが既に35試合を消化し、他の3クラブよりも
残り試合が1試合少ない状況です。若干、トッテナムとマンCが優位ではありますが、ほぼ横一線と表現しても良いと思います。

今季の4位入りには最終的にいったい何ポイントが必要となるのか?これについては、様々な意見があるとは思うのですが、個人的には
『70ポイント』とみています。ちなみに昨季4位のアーセナルは72ポイント。トッテナムが2年連続5位だった05/06、06/07シーズンもアーセナルが4位でしたが、それぞれ67ポイント、68ポイントで滑りこんでいる。今季も該当クラブ同士の直接対決が幾つか残っている為、
最終的には各クラブとも、比較的ポイントは伸ばせないのでは…と考えられるので、それらを踏まえれば70ポイントが妥当な線でしょう。

トッテナム Tottenham Hotspur
仮に70ポイントが当確ラインとするならば、トッテナムは残り4試合で6ポイントが必要。理論上は2勝2敗でも届く計算なので、
最悪マンチェスター勢との2試合を落としても、残りの2試合を勝利出来れば70ポイントにはのる。…のだが、この考え方は非常に危険。
勝てるだろう…と思っていたホームでのウルブス、ストーク戦は落とし、苦しいだろうと見ていたチェルシー、アーセナル戦には勝利。
これがフットボールの怖さであり、これからの4試合、しかもこのシチュエーション。想像も出来ないようなプレッシャーがのしかかる。
当然3ポイント取れると計算出来る試合は無いと考えておいた方が良い。どこから3ポイント奪って、この試合は落として…では無く
一戦一戦、目の前の試合を全力で勝ちにいく気持ちが重要だと思う。あれこれ計算して引き分け狙いなんてしようものなら、まず落とす。

とはいえ、最も重要なのは5/5のマンCとの直接対決。ここで勝つか負けるかでほぼ全てが決すると言っても過言では無いビッグマッチ。
出来ることなら、この大一番を前に我々は出来る限りのポイントを積み上げ、相手が「絶対に勝たなければいけない」という状況にまで
持って行ければかなり精神的に楽に戦えるだろう。気がかりなのはマンCとの大一番を含め、残り4戦中3戦がアウェー戦という点。
近年に比べればアウェーでの戦績が良い印象がある今季ですが、絶対的な強さを誇るWHLで戦えないのが残念ではあります。

カギとなるのは負傷離脱しているレノンの復帰か。今年に入ってから出場が無いため、仮に復帰しても即トップフォーム…とまでは
期待できないが、今季前半の躍進の立役者。彼の不在もベイルの好調やパブリュの復調などで補ってきたが、レノンが右サイドを
疾走してくれれば…と復帰を心待ちにしているファンも多いだろう。もちろん、僕もその一人だ。その他、同じく負傷しているチョルルカが
復帰してくれれば心強い追い風となる。一方でニコは今季絶望。万全では無いキングが何試合投入出来るかも分かれ目か。
いずれにしろ、昨季序盤は降格争い、監督交代と最悪な状態。そんなクラブを1年半でここまで復活させたレドナップの手腕が光る。
このタイミングで口にするのはまだ早いので気が引けるが、仮に4位に届かなくても大成功のシーズン。誰もハリーを否定しないだろう。

マンチェスターシティ Manchester City
ADUGの登場により飛躍的に資金力が増大し、昨冬、昨夏と続けざまに大型補強を敢行したマンC。金ですぐにクラブは強く出来ない、
早急なトップ4入りは難しいだろう…との評判がシーズン前にはかなり多かったように記憶している。僕はそんなことは無い!と開幕前の
順位予想でマンCの今季のトップ4入りを推した。その意見が概ね正しかったのは現在のマンCの躍進が十二分に示しているだろう。
悲しいかな、資金力と戦力は比例するのだ。しかも、マンCの補強はただのかき集めでは無い。プレミアリーグで実績のある選手を
各ポジションに加えた。これが非常に大きい。ロビーニョは失敗だったし、やや不透明なヒューズの電撃解任劇など混乱はあったが、
中位が関の山だったクラブがトップ4と互角に渡り合える力を持った事は、脅威であると同時にプレミアリーグを面白くしたのは間違いない。

さて、そんなマンC。ダービーでロスタイムに失点しての痛恨の敗戦によって5位に転落したものの、有する選手層から考えれば
4位に一番近い存在と言えるだろう。各ポジションに実力者が揃い、有能なバックアッパーも控える。負傷者も少なく、離脱中なのは
レスコットとM・ペトロフくらいだろうか。曲者揃いの個性派集団を率いるマンチーニも今のところは手綱をしっかりと握っている印象で、
穴らしい穴は見当たらないのが正直なところ。だが、これからの日程では4クラブで一番厳しい。次節のアーセナル戦を皮切りに
直接ライバルのアストンビラ、トッテナムとの連戦。この3連戦をどう乗り切るか。特に5/5のトッテナムとの対戦が山場となるか。
最終節も降格圏ギリギリのウエストハムで気が抜けない。この段階で降格クラブが決まっていない場合は、激戦となるのが必至だ。
テベス、アデバイヨルらはまだしも、バリー、A・ジョンソンら修羅場未経験の選手が多い。この終盤に本来の力が発揮出来るかが鍵だ。

リバプール Liverpool
昨季はシーズン通してわずか2敗ながら惜しくも優勝を逃したが、今季は優勝候補の一角とみられていたはずだ。しかし、蓋を開ければ
開幕戦で早くも敗れると、その後も調子が上がらず現在は6位。CLは早期敗退、リーグでも一度も優勝争いに絡む事無く、苦しいシーズンを送っている。X・アロンソの移籍、度重なるトーレスの怪我、オーナーシップのゴタゴタ…etc 問題を挙げていけばキリは無いんだろうが、
ユースから補強に至るまで全権を握ったベニテスのマネジメント力や、トーレス&ジェラード依存のチーム作りの責任は無視出来ない。
それでも、ここまでなんとか踏み留まっているのは世界屈指のサポーターの力か、名門たる所以か。残り3戦とELの戦いに全てを懸ける。

頼みのトーレスがシーズン絶望の模様で、ベニテスがどういう選択をしてくるのか。結果を出せないエンゴグの1トップに固執するのか、
カイト(あるいはバベル)をトップ起用してくるのか。ここまでは及第点程度の出来に映るマキシ、アクイラーニが最後に輝けるのか…。
いずれにしろ、チェルシーとの試合の舞台はアンフィールド。ここでは意地を見せたいはず。4位争いの状況としては厳しいが、
残り3戦全勝すれば(他力本願だが…)何かが起こるかもしれない。裏を返せば3戦のうち一つでも落とせばビッグ4陥落は免れない。

アストンヴィラ Aston Villa
昨季は前半戦で4位争いしながら、後半に記録的失速で6位フィニッシュ。主軸のバリー放出の穴を、DFラインにはダン、中盤には
ダウニングと効果的な補強で埋めた今季は、格段に安定感の増した戦いを続けてきた。現在は7位だが、まだ可能性を残している。
とりわけ守備は堅く、この間のチェルシー戦(1-7で大敗)が無ければリーグ最少失点も視野に入ったほど。しかし、得点力不足が祟り、
思うようにポイントを伸ばせなかった印象がある。A・ヤングも期待外れで、代表ではレギュラークラスのヘスキーもベンチ暮らし。
それでも、サイドからセンターにポジションを移したミルナーはブレークの兆しで、堅固な守備からのカウンター戦術も熟成されてきた。

4位のトッテナムと現段階で6ポイント差と状況は厳しいが、比較的対戦相手には恵まれている感がある。直接対決のマンC戦を含めて、
最低3勝1敗、あるいは全勝で行ければ(他力本願の感は否めないが)逆転の芽も十分だ。ただ、得失点差で不利なので、大量得点での
勝利を織り交ぜることが必要。負けないチームを作ったオニールの手腕は讃えるが、今後どれだけリスク覚悟で攻撃的に行けるかが鍵だ。
ミルナー、A・ヤング、アグボンラホールら若手有望株にはビッグクラブの熱視線が注がれている。今季結果を残せないと、来季流出も…?

【最後に…】
泣いても笑っても残り4戦(リバプールは3戦)各クラブの意地と誇り、全力を尽くした激しい戦いから目が離せないし、楽しみです。
そして、最後に笑うのは、我らがトッテナム!(ファンなら当り前の結論か…笑)ということで、今回の展望を〆たいと思います。

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結束力で4位を目指す

先週末に行われたマンチェスターとロンドンの2つのダービー。それぞれ、優勝争いと4位争いに絡むクラブ同士の戦いということで、
非常に注目されましたが、それぞれの争いで若干の有利に立つマンC、チェルシーが共に敗れ互いの差が接近して更なる混戦に。
一方で、ウィガンに敗れたアーセナルは首位チェルシーと6ポイント差。残り3試合を考えると、ほぼ脱落と考えていいでしょう。
今季は例年以上に混戦模様のプレミアリーグ。恐らくは優勝も4位も最終節までもつれ込む事でしょう。最後まで目が離せません。

さて、首位チェルシーをホームで下したトッテナム。上位2クラブに連勝と意気上がる監督のコメントをいくつか。

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アーセナル、チェルシーと強豪を連破したチームのパフォーマンス、スピリットを指揮官は手放しで称賛しています。
信じられない1週間となったね。ウェンブリーでの大きな失望から立て直し、アーセナル、チェルシーを連破したんだからね。
どちらの試合でも選手たちは最高のパフォーマンスを見せてくれた。チェルシー戦も多くのチャンスを作り、勝利に値する内容だよ。
我々は2トップを採用し、攻撃的な戦いを目指している。上位のクラブはほとんどが中盤を3人で構成しているから、展開によっては
完全に支配されることも覚悟の上だったよ。それでも、我々はプレスをかけてボールを奪いに行き、FWですらも守備に奮闘した。
これこそが一番の勝因だっただろう。チャンスを逸する場面も多かったが、多くのチャンスを作り、優位に試合を運べたと思う。

(試合前に)マンCが敗れた事で士気が上がった事は確かだが、大事なのは我々自身の手でアドバンテージを握れるかどうかさ。
チェルシーに勝つことは簡単な事じゃないし、それを達成できるクラブはそう多くは無いのだからね。だが、我々は果たした。
それも、負傷者が多く出ている状態でね。残った選手が穴を埋め、これこそチームとしての結束力を示した証と言えるだろう。
リーグ戦ではここ8試合で7勝。これ以上は求められないほどの結果だが、我々の戦いはまだ続く。気を引き締めていかないとね。
(レドナップ)

FAカップ準決勝から、中2日でアーセナル戦、更に中2日でチェルシー戦。しかも終盤ですから疲労もかなり蓄積してるでしょうし、
タフな1週間だったと思いますが、それを感じさせないような戦いを見せてくれた選手たちは本当に凄いと思いますね。
そして、この2戦レドナップの采配も冴えてるのが見逃せないところ。試合のプランニング、起用もズバリ当たってます。やるな爺さん!

Centre stage (tottenhamhotspur.com)
お次もレドナップ。セントラルMFでコンビを組むハドルストン&モドリッチの貢献を高く評価している様子。
私に言わせれば、モドリッチは世界中のどんなクラブでも欲しがる選手だ。彼は最上級であり、ファンタスティックな選手さ。
彼は非常に小柄だから、このタフな中盤センターは務まらないとの意見も耳にするが、とんでもない。ここ2試合の彼を見ただろう?
そして、ハドルストン。彼の働きもまたズバ抜けていた。チェルシー戦でも中盤の数的不利をものともしない働きを見せてくれたね。
試合前にはデコやランパードにボールを回されることを危惧してたが、彼ら二人が中盤を制してくれた。素晴らしかったよ。
(レドナップ)

本来であれば、トッテナムのセントラルMFは運動量、ボール奪取力に優れたパラシオスが不動。そのコンビにハドルストンと
ジーナスが争うという図式でした。昨季はパラシオスとジーナスが絶妙のバランスを誇り、今季はそれがハドルストンに変わった。
だが、アーセナル、チェルシーの連戦を前にパラシオスが累積警告により痛恨の2試合出場停止。当然、守備力の低下が懸念された。
そんな中で迎えた連戦。モドリッチとハッドのコンビは運動量豊富に動き回り、お互いの距離感も抜群。サイドの選手との連携も
見事で、しっかりと相手を抑え込んでくれました。これには僕も正直ビックリ。この二人では厳しいだろうな…と思っていたので。

もちろん、この二人だけで守るわけでは無く、DFやサイド、前線と上手く絡みながらチーム全体として守れていたからこそ…
なんですが、モドリッチもハッドもぶつかり合いを厭わず、あと一歩という50:50の場面で懸命に足を伸ばしてボールに喰らいついていた。
モドリッチはボールを奪ってからもカウンターの起点として、時にはサイドに流れたり。自らゴールに迫ったりと獅子奮迅で動き回り
ハッドも得意のミドルシュートや、ピッチを広く使うサイドチェンジや効果的な散らしで、守から攻へのリズムを生み出していたと思います。

パラシオスが次節から戻ってきますから、モドリッチは左サイドへ、ベイルはサイドバックという形に戻すとは思うんですが、
負傷者続出の中でも中盤の組み合わせにいくつかの選択肢があるのは強みと言えるかもしれません。特定の選手に依存し過ぎない
チーム作りが奏功してきてますね。前半はモドリッチ、後半はレノンが長期離脱してもずっと上位をキープ出来てるのは素晴らしい。

その他のトッテナム関連ニュースをいくつか。

Niko Kranjcar out for season (telegraph)
FAカップ準決勝で負傷したニコですが、精密検査の結果、靱帯損傷で今季絶望が判明。これは非常に残念なニュースです。
ただ、今夏に加入してから4ヶ月に及んだモドリッチの負傷離脱の穴を埋める働きにとどまらず、モドリッチ復帰後も共存し、
チームの躍進に貢献してくれていました。しっかりと怪我を治して、来季また元気な姿で躍動してくれるのを楽しみにしています。

Tottenham deserve to play in Champions League, says Peter Crouch (telegraph)
ニコと同じく今夏に加入したクラウチ。現在のトッテナムはチャンピオンズ・リーグ出場に値するクラブと力強く宣言。
現在の僕らはチャンピオンズ・リーグで戦うに相応しいチームさ。国内リーグでも上位の2クラブを倒し、チームに強いキャラクターと
十分なフィットネス、トップクラスのクオリティが備わっていることを証明したんだからね。あとはこの戦いを一貫して続ける事さ。
僕らの目の前には大きなチャンスがある。それをしっかりとつかまないといけない。達成出来ればこれ以上嬉しい事は無いだろう。
(ドーソン)

全くその通り。チャンスをつかめる力があることを証明はした。だが、まだつかんではいない。今季こそは…つかみとってくれ!

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【第34節】 トッテナム vs チェルシー

イングランド・プレミアリーグ09/10 34節

Tottenham 2 - 1 Chelsea 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  2  0  2            
チェルシー  0  1  1
得点
Spurs:デフォー、ベイル
Blues:ランパード

0910 34
SUBS: アルニック、ウォーカー、リバーモア、ローズ、タウンセンド

ホームに首位のチェルシーを迎えた一戦は、攻守に渡って素晴らしいパフォーマンスを披露し、終始試合を支配しての完勝。
前節アーセナル戦に続いて上位クラブを叩き、他会場の結果も味方して再び4位に浮上。トッテナムにとっては最高の週末となりました。

いやぁ~アーセナルとチェルシーにまさかまさかの2連勝で、正直想定外だったってのが本音です。嬉しい誤算ではありますが。
特にチェルシーは今季こそ覇権奪回の絶好期と感じてたし、実際リーグ戦で首位にいるわけですから、非常に難しい試合だったのは
確かですが、蓋を開けてみればトッテナムが自分たちの攻撃的フットボールを貫いての完勝とは恐れ入りました。いや、強い。
直前に行われたマンチェスターダービーの結果も選手たちに勇気を与えたのかもしれませんが、選手たちのスピリットは見事でした。

積極的なプレスを軸とした攻撃的な守備
前節のアーセナル戦では前線からのプレッシングも控えめで、かなりディフェンスラインを深く設定した守備で凌いだトッテナムですが、
この日は中盤~前線が連動した激しいプレスで、相手のボールホルダーにプレッシャーをかけ続けるスタイルにしてきた印象です。
これは今季(正確に言うと昨季の終盤辺りから)のトッテナムの特徴であり、レドナップ政権になってから好調を支えてる一つの要因とも
言えるスタイルなんですが、この日はこれがズバリとはまったのが勝因だったかな…と。マークの受け渡しもスムーズだったし、
攻守の切り替えの速さやカバーリングの巧みさなど、個々の守備意識の高さと集中力を維持できたのが、お見事でした。
もちろん、ここぞという場面で一対一で負けていなかったというのが一番大事で、特にサイドバックの二人はかなり頑張ってましたね。

相手は3トップ。ドログバを中央に、左がマルダで右にJ・コールと。二人のウイングは共にドリブルが上手く、ボールを持てば
常にしかけてくるタイプだったので、非常に厄介でしたが粘り強く対処していたし、SBの攻め上がりを絡めた縦のポジションチェンジにも、
対峙する選手がしっかり追尾していって簡単には仕事をさせないぞ!という意識が徹底されていたように思います。エコトは
安易に飛びこんで裏を簡単に取られる悪癖がたまに顔をのぞかせるんですが、この試合はそこらへんの注意力がすこぶる高かった。
カブールもベントリーと連携してしっかりと守ってた。体の使い方が巧みだったし、好調で厄介な存在のマルダを相手によくやったよ。
A・コールがいなかったのが大きかったとは思うんですがね。彼がいたら、こちらの右サイドはもう少し厳しかったはずですし。
守備ラインを統率したドーソンのカバーリングもチームを救いましたね。ヘッダーでの競り合いも勝ってたし、ドログバにもほとんど
仕事をさせなかった。コンビを組んだバソングとの呼吸も合ってたし、最終ラインの安定感は抜群でした。グッジョブです。

で、そんなこんなで守備は激しいプレスを軸に機能していたし、余計なスペースは与えず全体をコンパクトに守れていたので
相手はポゼッションしながら穴を探すものの、アタッキングサードでの崩しに苦労していた印象。あまり厳しい場面も無し。
でも、マルダはちょっと前に比べて成長したような…。前はボール持たせても怖さが無かったけど、シュートも上手くなったし、
仕掛けでも積極性があるというか、器用貧乏から一皮剥けていい選手になりましたね。反面、J・コールはどうしたんだろうな?
ともあれ、守備がしっかりと機能したのがベースとなって、そこにカウンターの怖さを織り交ぜつつ、いつでも攻撃にも
行けますよという匂いを常に出しながら戦えたのが良かったですね。守備一辺倒で守りきれる相手では無いし、カウンターの
怖さがあるとちょっとでも意識づければ、相手もさすがに攻撃だけに全神経集中で特攻ってわけにもいきませんからね。
「攻撃的守備=ベイル、デフォーのスピードを活かした速効を常に狙いながらの激しいプレス」って感じ?上手く説明出来んが(笑)

しかし、チェルシーってポゼッションサッカーしてもあんまり怖さが無いと感じたのは僕だけだろうか?ただ、この日の出来が
悪かったってだけの話なのかな?首位を走ってるし、FAカップもファイナル進出。確かに結果は出てるし、優勝狙えるチームですが、
モウリーニョの頃の時の方が怖かったな。なりふり構わぬドログバへの放り込みされた方が、きっと厄介だったと思うんだけど、
あまりそれをしてこなかいで、あくまでポゼッションにこだわってくれたのがトッテナムとしては助かった気もします。
いつも通りの戦い方でもトッテナムごとき押し切れるやい!とアンチェロッティが思ったかどうかは僕には解りませんがね。

ベイルの「桂馬」の動き
あんまり将棋には詳しくないけれど、駒の動かし方だけはなんとなく理解しているって方も多いと思います。僕もそのクチなんですが、
この日のベイルの動きは正に「桂馬」だったなと。一マス飛ばしでいきなり斜めにギュン!と行く様が。なんか、そんな感じしません?
彼は一応本職はSBであって、基本的には90分間たゆまず上下動繰り返せる無尽蔵のスタミナと圧倒的なスピードを活かした
ダイナミックな攻撃参加、相手を抜き切らなくてもアーリークロスをあげられる左足のキック精度が魅力の選手です。

以前に当ブログの読者さんが、将棋の駒で例えるならば「香車」のような…と表現されていた事があるんですが、正にピッタリです。
ライン際を一直線に疾走する姿は爽快ですし、今季も常に積極的に駆け上がりチャンスを演出してくれたいたわけなんですが、
その動きだけでは無く、エリアに向かって斜めに入っていけるようになれば、格段に怖さが増すのに…と常々思っていました。
それが、この日は出来ていた。本人も好調という自覚があるんでしょうが、ドリブルでしかけながらエリアに向かっていく姿勢が
貴重な追加点に繋がりました。あんな感じでライン際からペナルティーエリアに(いや、ゴールに)向けて斜めに侵入していくと
守る側としては非常に厄介だと思いますし、決定的なチャンスに繋がる確率が高まるんじゃないだろうかと。それを象徴した様な
ゴールでした。相手はたぶん、左足で蹴ってくることを想定してたはずですが、よもやの右足、しかもGKのニアを抜くとは見事で、
あれでは名手のツェフといえども、そう簡単に防げるもんじゃないはず。咄嗟に出たのか狙ったのか。いずれにしろ素晴らしかった。

対面したのがP・フェレイラでしたが、完全に勝ってましたね。残念ながらP・フェレイラじゃ今のベイルは止められまいって。
これで2試合連続のゴール。しかもアーセナル、チェルシーという強豪相手で試合を決定づけるゴールですから非常に価値があるし、
彼の持ち味である攻撃においての能力の高さがゴールという目に見える結果として現れてるのは、チームにとっても大きなプラスです。
彼のポテンシャルにはずっと期待して肩入れしてきたし、今のトッテナムの面子の中でも一番のお気に入りの選手なんですけど、
今や完全にチームにとって欠かせない戦力になった事をとても嬉しく思います。彼を観るだけでお金払う価値があるんじゃないかな。

ドログバの負傷とテリーの退場
前半終了間際のランパードの強烈なシュートをゴメスのビッグセーブで防ぎ、2-0と思いがけないリードで前半を折り返す、
トッテナムとしてはこれ以上無い展開で迎えた後半ですが、チェルシーに不運なアクシデントが降りかかってしまいます。
後半頭からアネルカとイバノビッチを同時投入する積極采配に出たアンチェロッティですが、なんと頼みのエース、ドログバが
足の付け根を負傷した様子。交代を申し出るも、既に前半のミケルの負傷交代と先で紹介した2枚のカードを切っていた為に
交代が認められず、ドログバは負傷したままのプレーを強いられてしまう。敵の負傷なので手放しで喜ぶ気にはなれないが、
正直に言えばこれはかなり助かりました。その後のドログバは当然、満足のいくようなプレーは出来ませんでしたからね。

ただ、敵ながらドログバの精神的な強さというかタフさはあっぱれだな…と。怪我の程度は解らんが普通ならプレー出来ないはず。
それでも、最後までピッチに経ち続けたんだから凄い。チェルシーとしては後半開始早々のアクシデントは誤算だったでしょうね。
そして、試合の流れを決定ずけたのが主将のテリーの退場。わずか1分の間に2度の警告を受け、ピッチを去って行きました。
前半の先制点もテリーのハンドでしたし(微妙だったものの、その直前のベイルのエリア内の被タックルはスルーされたので
合わせ技一本という感じかな?ホームだし、あの判定は妥当だと思う)、テリーにとっては散々な一日といったところか。

数的有利となったトッテナムはここからやりたい放題。見ていてこれほど面白い事は無い。なんせ、チェルシー相手にサンドバック状態。
2点ビハインドを取り返す為に前掛かりに出ざるを得ないチェルシーに、トッテナムの怒涛のカウンター攻勢が襲いかかります。
デフォーがソフトなボールタッチから鋭くゴールに迫れば、ベントリーは意表をついたループでツェフを脅かす。絶好調ベイルは
再三に渡って裏のスペースへ抜け出し、マルチゴールまであと一歩に迫る。WHLも最高潮の押せ押せムードで後押しする中、
決定機を何度も逸し続けたのは残念。2点リード、しかも数的有利で終盤迎えチーム全体にもやや弛緩したムードがあったのも否めず。

良いポジションをとる味方に回せば…という場面が再三ありながら、みんな「俺が俺が!」の気持ちが強すぎ、チャンスを潰す。
快勝に水を差す気は無いけど、これは反省点だと思いますよ。ゴールが欲しいのは解る(特にFWは…)けど、トドメはしっかりと
ささないと手痛い目に遭うもんです。真の強者は相手が弱みをみせたらトコトンまで叩きます。そういう面では甘すぎる。
この試合で言えば、後半だけであと2、3点は入れられたはずです。例え、相手が名手ツェフだったとはいえ、詰めの甘さから
相手に反撃の余地を与えたのはまずかったです。現に終盤にはランパードに1点返されて、残り時間、余計な苦労を背負った。
特にパブリュ!3対1の局面で外すのは…(苦笑)結果的に勝てたからいいものの、追いつかれてたらえらいこっちゃですよ。

多少の反省点とツキにも恵まれましたが、首位のクラブ相手にゲームをコントロールして、内容もほぼ完璧な形で勝利出来たのは
良かったと思います。大きな、大きな勝利です。信じてはいましたが、アーセナル、チェルシーから6ポイントは出来過ぎ。
マンCが敗れたことで4位に再浮上しましたが、油断は禁物。まだ何も勝ち取ったわけではありませんからね。まだまだこれから!
次はアウェーでマンU戦。難しい相手ですが、この日のような戦いが出来れば面白い試合になるはず。この勝利を自信にしつつ、
気持ちを切り替え、出来る限りの準備をして次に臨んで欲しいです。レノンが復帰してくれるかな?それにも期待したい。
しかし、一番の打撃だと思っていたパラシオス不在で2連勝とはねぇ。解らないもんだわ。やっぱり最後は戦う気持ちだね…。

今日のGood ベイル。再三、好機を演出。自らもゴールと大車輪。決してラッキーボーイでは無い。活躍は必然
今日のBad  該当者なし。…だが、前述の通り、終盤の絶好期外した選手たちは要反省

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PRIDE OF NORTH LONDON

チーム全員の、そしてトッテナムを愛する全てのサポーターの力が結集しての会心の勝利となったノースロンドン・ダービーを
終えての選手・監督のコメントをいくつか。

Great performance, great result (tottenhamhotspur.com)
トッテナムにとって11年ぶりとなる宿敵からの勝利を奪った選手たちの奮闘を、レドナップ監督も称賛しています。
まずはFAカップでの失望からしっかりと立て直し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた選手たちの頑張りを讃えたい。
クラブのキャラクターをしっかりと示してくれたし、最高の結果だよ。今季の彼らの頑張りは実にファンタスティックだと思うね。
キングは久しぶりの出場ながら実に素晴らしいパフォーマンスだったし、ドーソンもまた偉大な選手だということを示してくれたね。
エコトとカブールの二人もバックラインで各々の仕事をしっかりと果たしてくれた。モドリッチのハドルストンのコンビは中盤を制し、
相手を存分に苦しめていただろう。3人の中盤に対して2人だったわけだが、トレーニングで鍛えた通りによくやってくれたよ。

そして、ゴメスの働きも忘れてはいけないね。私はファンペルシのFKの弾道を後ろから見ていたが、しっかりと枠を捉えていた。
しかし、ゴメスは信じられない程に素晴らしいセービングで弾きだしてくれたよ。彼の働きはズバ抜けて素晴らしかったよ。
アーセナルに勝つ事が出来れば4位争いに踏みとどまれると試合前に檄を飛ばしたのだが、見事にやってのけてくれたね。
まだまだ厳しい戦いが続くし、次はチェルシーだ。しかし、この日の勝利が我々の自信を深め、今後に向けて大きな力となるだろう。
リーグ戦ではここ7戦で6勝だし、次もホームのサポーターの声援を背に戦える。私はこの一戦をとても楽しみにしているよ。
(レドナップ)

ゴメスのワールドクラスのセービングをはじめとして、全員が本当に気持ちのこもったハードワークを90分間惜しまず続けて、
文字どおりに「闘った」からこそ得られた勝利だと思います。なんだか、お隣のエースはゴメスのクレイジーなセーブが無ければ
勝ってたとかふざけたことぬかしてやがりますが、負け犬の遠吠えを聞くのも気分がいいですな。いやぁ、一日経っても気分は最高。
それを言うなら、おたくの「クレイジー」なほどのお粗末な守備のおかげで後半早々追加点頂き、勝つことが出来ましたよっと。

Saves 'felt great' - Gomes (tottenhamhotspur.com)
ファンペルシー曰く「クレイジー」なセーブを連発して勝利に大きく貢献したゴメスは自分の「仕事をしたまで」と男前のコメント。
僕にとっては素晴らしい時間だったけど、僕はいつも通り自分のやるべきことをやっただけさ。チームの勝利に貢献出来て何よりだよ。
今は毎日のトレーニングの中でも、自分のトップフォームを維持できている感触があるんだ。僕らはチームとして上手く戦えたと思う。
相手は優れたチームだし、なんとしても防いでチームを救いたかったんだ。この勝利は僕らに大きな自信を与える価値あるものだね。
次はチェルシー戦。彼らは首位だし、これまた厳しい戦いになるけど、望むところさ。僕らも4位を目指してる。絶対に勝つよ。
(ゴメス)

いやはや、ゴメスのスーパーセーブの数々には感動しました。本当に「ワールドクラス」のセービング。ファンペルシーのトラップからの
反転シュートへの反応なんて神の領域ですよ。あんなに至近距離でも反応出来るのが凄い。もうあの瞬間は「やられた!」って思ったもん。
その後のFKを横っ跳びで弾きだしたのも凄かったし、キャンベルのヘッダーもスレスレだったし。あの3連発はゴメスの真骨頂でした。
ふむぅ~。こう考えるとファンペルシが言うのも解るな(笑)確かに「クレイジー」な出来だわ。まぁ、それもまたゴメスの日々の努力の
賜物ってことですよ。決して運だけで止められるもんじゃない。昨季はプレミア史上ワーストGKとメディアで散々に叩かれていた男の
「真の力」がこれです。今は本当に頼もしい守護神として君臨してくれてますね。ドゥンガよ、ゴメスをセレソンに呼んではくれまいか?

Danny's fairytale... (tottenhamhotspur.com)
プレミアリーグデビューで、およそ30mのミラクルボレーの先制弾を叩きこみ一躍ヒーローになった19歳のダニー・ローズ。
彼は2007年夏にリーズからトッテナムに加入しました。アカデミーで印象的な活躍をし、トップチーム昇格を期待されたものの、
怪我による長期離脱もあり、ボストック、パーレット、オビカら同世代の選手がUEFAカップで続々デビューを飾っていく中で、
悔しい時を過ごしました。しかし、ワトフォードへのローン移籍でしっかりと結果を残しU-19イングランド代表に召集されると、
その後に行われたEURO U-21にもサプライズ召集。持ち前の明るさと頑張りでステップアップしていきました。そして今季…
ピーターボロへローン移籍も満足な結果を残せずにローンバックし、トッテナムでメンバー入りに向けて頑張っていました。

そんなローズにいきなり巡ってきた大きなチャンス。なんとノースロンドン・ダービーでの先発起用。ローズが胸中を語っています。
試合前日の練習で本番を想定したチームを組んだんだけど、僕がメンバーに入ってたんだ。その時は休養してたベントリーさんの
代役で入っただけだと思ってたんだけど、試合が始まる前のミーティングで監督が練習の時と同じメンバーで行くって言うんだよ。
ホント、ビックリしたよ。ちょっと動揺してたんだけど、周りのみんなが”練習通りに思いっきりやればいいんだ”って勇気をくれたんだ。
(ローズ)
ミラクルゴールの場面を振り返り…
最初はトラップするつもりだったんだ。でもとっさになって、ええい!シュート撃っちゃえ!って思って狙ってみたんだ。
いい感じでボールを捉えられたなぁ~って思ったら、次の瞬間にはネットを揺らしてたよ。もう無我夢中で「走らなきゃ!」って思った。
お父さんが来てたからね。だいたいどこら辺にいるかは解ってたんだけど、必死で探したよ。でも、アーセナルがキックオフしたら
試合は再開するからすぐに諦めて、守備位置に戻らなきゃ!ってすぐ切り替えたよ。ほとんど守備に追われる試合になったけど、
監督の指示通り、しっかりとプレスしてボールを奪うことだけを考えて、必死で頑張ったんだ。膝を痛めてたし、ちょっと疲れてたから
前半だけのプレーになっちゃったけど、ダービーで結果を残せて凄く嬉しいよ。これが次に向けてのいいアピールになってたらいいね。
(ローズ)

先発起用も驚きでしたが、あんな凄いゴールを決めてくれるとはねぇ…。彼にとっては一生忘れられない日になったでしょうし、
これを糧に一回りも二回りも成長していって欲しいなぁと思います。スピードもあるし、19歳にしては体もしっかり出来ているので、
今後が非常に楽しみな逸材の一人です。本職は左サイドですが、この日は右サイドできちんと仕事を果たしていましたし、サイドバックの
経験もあるので、チームにとっては貴重な駒になり得ると感じます。レノンやベイルなどいいお手本がいるし、イングランド代表や
その候補がズラリと並ぶトッテナムでプレーする事は彼にとって大きいと思います。これに満足することなく将来のトッテナムの主軸を
目指して是非とも頑張ってくれ!そして、デビュー戦(しかもダービー)でのゴール、おめでとう。本当に素晴らしかったぞ。

それにしても中二日だったのに、休養十分だったアーセナルより明らかに動きがシャープでしたよね。これもダービーのもたらす
「特別な何か」だったのでしょうね。絶対に勝つんだ。アーセナルには負けないんだ!というチーム全員の強い意志なのだと感じた。
ホワイトハートレーンのサポーターも最高の雰囲気を作り出し、選手たちを後押ししてましたしね。ノースロンドンの誇りを
守ったこの日の戦いは本当に素晴らしかったです。…が、余韻に浸るのはここまで。明日にはチェルシー戦。気持ちを新たに、必勝!

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【第33節】 ノースロンドン・ダービー!!

イングランド・プレミアリーグ09/10 33節

Tottenham 2 - 1 Arsenal 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  1  1  2            
アーセナル  0  1  1
得点
Spurs:ローズ、ベイル
Gunners:ベントナー

0910 33
SUB:アルニック、ウォーカー、リバーモア、バソング


宿敵アーセナルとのノースロンドンダービーはトッテナムが2-1で勝利!リーグ戦では11年ぶりとなるダービーでの勝利に、
ホーム、ホワイトハートレーンは興奮と歓喜の渦に包まれ、最高の雰囲気に。今季エミレーツでの屈辱をしっかりとリベンジです。

もう、最高の気分です。僕がトッテナムファンになって8年ほどになりますが、リーグ戦でアーセナルに勝利するのは始めての経験。
この日をどれだけ待ちわびたことか…。今までも素晴らしい試合を見せてくれる度に再認識しましたが、この日ほどトッテナムを
応援し続けてきて良かったと心の底から思った事は無いかもしれません。この日もまた、忘れられない一日になるんだと思います。
不思議とやったぁー!と拳を突き上げるような感情では無く、時間が経つ程に心の奥底からじわじわと湧き上がってくるような、
今までの悔しい想いでゴリゴリに固まっていた氷の塊のようなものが、少しづつ溶けていくような…そんな感覚を味わっています。
とにかく、この重要な一戦で最高のファイティングスピリットを見せ、勝利の喜びと感動をくれた選手らにありがとう!と言いたい。

サプライズ起用に応えたミラクルゴール!
試合直前の先発メンバー発表を見て、正直ひっくり返りそうになりました。19歳の新鋭ローズのサプライズ起用。FAカップでは
起用され、若手らしいハツラツとした働きで好印象だったローズですが、まさかこの終盤の大一番、しかもダービーで先発起用とは
思いもよりませんでした。試合前日のレドナップのコメントで若手起用の可能性を示唆したものがありましたが、さすがに
無いだろうと思っていたんだけど、まさかの抜擢。その指揮官の期待に応えるかの如く、19歳の若者が大仕事をやってのけました。

開始9分、さっそくカブールとの連携で右サイドで崩し、パブリュチェンコのシュートチャンスを演出。これは、ヴェルマーレンの
攻守に阻まれたものの、もらったCKにドラマが待っていました。ベイルの鋭く曲がるCKを相手GKのアルムニアがパンチング、
大きく弾かれたボールの先に待ち構えていたのがローズ。迷う事無く思い切り振りぬいた左足から放たれたシュートは、
トッテナムファンの想いを乗せて、ブレながら豪快にゴールネットに吸い込まれる。その距離、およそ30mのダイレクトボレー!!

ゴール・オブ・シーズン間違いなしのミラクルゴールが決まり、歓喜するホワイトハートレーン(と、我が家)。流石にローズも
喜びを爆発させ、スタジアムを駆け回る。もう1回やれと言われても、恐らく出来ないであろう信じられないゴールで先制します。
ローズは大仕事を果たし、前半45分でお役御免。最初からこのプランだったのか。レドナップの采配がズバリと的中!
まったくたいしたもんです。リーグ戦初先発、しかもノースロンドン・ダービー。正にワンダーキッドの貴重な活躍はグッジョブ!

攻守の切り替えと堅固な4-4ディフェンス
試合は序盤から、アーセナルがポゼッションする展開でした。恐らくはレドナップもこうなると織り込み済みだったことでしょう。
その対策として、トッテナムの今季の特徴でもある高い位置からのプレッシングはある程度捨てて、バックラインを深くに設定、
サイドバックも積極的に上がらず、バックラインの4枚と、その前に中盤の4枚、二つのラインでしっかりと引いて守る守備を
選択してきました。ザックリ言うと、パスの出どころを潰しに行くのでは無く、入ってきたパスを受ける選手を潰す感じというか。

この日はCBに久しぶりにキングが復帰し、ドーソンと組んだわけですが流石のコンビで安定感抜群。高い集中力もさることながら
ドリブルで侵入してくる相手にも簡単には飛びこまずにしっかりと腰を落として粘り強く対処していたし、パスを何本回されても
上手くマーカーを受け渡して、決して慌てなかった。最近は不安定だったエコトもこの日は素晴らしい出来で、持ち前のスピードと、
絶妙な体の入れ方で対面のエブエと対峙し、一枚前のベイルともしっかりと連携してピンチの芽をことごとく積んでいったのは見事。
チョルルカの負傷で右SBに入ったカブールも前線へのフィードは雑だったものの、守備面では概ね落ち着いていたプレーで及第点。
この4人で構成されるバックラインと中盤セントラルのモドリッチ、ハドルストンらが非常に組織的に巧く守れていた印象です。

もちろん、アーセナルの攻撃を牽引していたセスクや、中盤で攻守において重要な存在のソングを欠いていたことから、
若干の創造性を欠いていたという見方も出来ますが、僕はむしろトッテナムがアーセナルのパスワークにも慌てず、騒がず、
しっかりとした守備陣形を敷いて対応出来た事が、試合終盤まで失点0で乗り切れた要因だったと思います。かなり守備に重点を
置いていたこともあり、ほとんど攻められっぱなしでしたけど、前半はあまり危ない場面も無かったですしね。覚えている限りでも
ベントナーが中央でトラップにもたつきながらヘタレなシュート打った場面と、クリシーがサイドネットに当てたシュートぐらいで。

基本的にアーセナルってクロスを放り込んできてもあんまり怖くないんですよね。中央に高さのあるベントナーこそいるけど、クロスが
単調だし、こちらも高さがあって人に強いキング&ドーソンが構えてるわけなんで。だから、クロスはあげさせてもOKで、ゴールに
向かって斜めにドリブルで侵入してくるエブエだったり、ロシツキをいかにバイタルエリアで複数で囲い込んで潰せるか…がカギで
その辺の対処はほぼ完璧だったと思います。そういう意味ではアルシャビンがいなかったのはこちらとしてはかなり助かった。
中盤のハドルストンとモドリッチのバランスも非常に良かったです。割合としてはディフェンス80%ぐらいの感覚だったと思うけど、
攻守の切り替えの速さによるカウンターの怖さは残しつつ、守ってましたからね。しかも、相手は中盤センターは3枚なわけで、
2人で対応するには、周囲との連携は不可欠。サイドであったり、バックラインとの連携で常に複数で対応出来ていたのはお見事です。
大半は守備に追われつつ、時折鋭いカウンターを発動し、あわやの場面を作ったモドリッチの運動量はこの日も光ってましたね。
前半終了の笛が鳴った後のナスリのやけくそのループですら、弾きだしたゴメス。あれがトッテナムの気持ちを象徴してた前半でした。

反撃のガナーズ、耐えるスパーズ
後半に入ってすぐに追加点が生まれたわけですが、これが一つのポイントだったかな。ハーフタイムを有意義な時間にしたのだろうな…
というのが解るような立ち上がりで、ギアをポンと一つ上げたような印象を受けました。その一つのメッセージがローズから
ベントリーへのスイッチ。ミラクルゴールをあげて、この試合のラッキーボーイとも言えるローズをあっさりと下げたのは驚いた。
と同時に、レドナップの試合全体のプランニングが素晴らしかったな…と。恐らく最初から、まずはしっかりとした守備ありき、
あわよくばカウンターから1点取れればラッキーで勝負は後半という作戦だったのではないか。そして、満を持してベントリー投入。

結果的にはこの選択と、後半の立ち上がりの試合への入り方の良さが最高の結果として現れます。相手守備陣の隙をついたベイルの
絶妙なポジショニングをデフォーは見逃さなかった。巧みなキープから最高のパス。これをベイルが落ち着いて流し込み2-0!

この場面、あまりにもあっさりと決まって正直ちょっと面喰らったんですよね。なんか相手の守備がふわっとしていたというか、
普段のアーセナルだったら考えられないような軽い守備で。もちろん、ベイルのポジショニングは素晴らしかったし、デフォーの
パスからベイルが抜け出してシュートへ至るまでの一連の流れは見事でしたけどもね。ヴェルマーレンが負傷して前半途中で
シルベストルに代わっていた影響もあったのかもしれないが、相手の一瞬の隙を見逃さず、リードを広げられたのは大きかった。

2-0になり精神的にもだいぶ楽になったのか、それまでのうっ憤を晴らすかの如くトッテナムの攻撃モードにスイッチが入り、
カウンターからデフォーがシュート、エコトが左サイドを疾走してクロス、パブリュ、ベイルのミドルシュート連発…と怒涛の攻勢。
スタジアムのボルテージも最高潮で、一気に3点目を奪い勝負を決めろ!とばかりに大声援による力強い後押しで選手を鼓舞します。
たぶん、アーセナルサポーターも結構な数が来てたと思うんですが、トッテナムサポーターの圧倒的な声援でかき消してた。
これぞ、ホーム。ホワイトハートレーン。これ以上無いサポートを受けて、選手たちもそれに魂のこもった必死なプレーで応える。

次第にお互いが攻め合い、オープンな展開になりかけてきた68分。アーセナルはたまらず、負傷明けのエース、ファンペルシーを投入。
ここから一気にアーセナルの怒涛の反撃が始まります。しかし、ファンペルシーは流石に上手いというか、怖い選手ですよね。
ファーストタッチでマーカーを簡単に外すし、ボールを持てば常にゴールを狙う意識が強い。しかも、キック精度がすこぶる高い。
まだまだ本調子では無いんでしょうが、トッテナムに脅威を与えるには十分の働きの数々で、ここからは防戦一方の苦しい時間に。

もうね…心臓に悪いったらありゃしないですよ。2点リードしてるのに、全くそんな気がしなかったですもん(汗)ヒヤリの場面の
連続で、心臓バックバクでした。実はこの辺からよく覚えてないんですよ。とにかく、ゴメスが神がかりのスーパーセーブ3連発で
救ってくれたのは覚えているんですが、どんな風に攻められて、どう守ってとか、全く記憶に無い(笑)とにかく祈るのみの15分。
普段は当ブログのフォーラムでファンの皆さんとワイワイとチャットしながら応援してたりするんですが、とてもじゃないけど
書き込む余裕が無いぐらいにTVに集中しちゃってまして、気がついたら手には汗ビッショリだし、無意識でTVに向かって何やら
叫びながら観ていたらしく、隣の部屋で寝てた相方さんに、「カバー!」「クリアだ、クリア」「あ~!ゴメス!ナイス!」「時間稼げ!」
とか、なんとか叫んでてうるさくて起こされた…と言われました(笑)この辺も全く記憶に無いんだから凄い。どんだけだよ。

終盤は怒涛の猛攻を受け、1失点。再三のピンチをゴメスのビッグセーブで難を逃れるといったアップアップな状態でしたが、
なんとか乗り切ってタイムアップ。喜びが爆発したホワイトハートレーンは異様な盛り上がりで、最高の雰囲気でしたね。
選手たちの喜びようも半端では無く、特に長年トッテナムで戦ってきたドーソンの尋常では無い喜びようが印象的でした。
もうこれ見るだけで、泣きそうになりましたね。長い間、耐えてきた屈辱を11年ぶりに晴らしたんですからね。最高の気分ですよ。

最後に…
興奮して、長くなり過ぎたので、この辺で〆ますけど、最後に一つだけ。僕はトッテナムのファンであることを誇りに思います。
これで終わりでは無いし、この後も戦いが続くけど、この日選手たちが見せてくれた闘う気持ちは本当に心から痺れました。
トッテナム・ファンの皆様、おめでとうございます。とりあえず、チェルシー戦まではこの喜びの余韻にどっぷりと浸りましょう!
例え極東の隅っこだとしても、僕ら日本のファンの一人一人の想いもきっと伝わったと僕は思います。僕ら全員の勝利です。
宿敵アーセナルファンの皆様へ。こうした良きライバルが近くにいて、競い、戦えることを僕は幸せに思います。そして…
今日だけは敢えて言わせて貰う。「どんなもんじゃい!これがトッテナム・ホットスパーの、ノースロンドンの誇りだ。覚えとけ!」

今日のGood 全員。好セーブのゴメスや先制点のローズも見事だが、全員の戦う気持ちで勝ち取った勝利だ
今日のBad  該当者なし。今日は全員が気持ちの入った試合を見せてくれた。細かなミスを指摘するのは無粋ってもんです

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【PREVIEW】 North London Derby!!

いよいよ今日は、トッテナムにとっては絶対に負けられない宿命の相手、同じロンドンに居を構えるローカル・ライバルである
アーセナルとのノースロンドン・ダービーです。チャンピオンズ・リーグ出場権争いを制する為にも、非常に重要な一戦であるのは
言うまでも無いですが、いつ、いかなる状況での対戦であっても、僕らトッテナムファンにとっては絶対に勝ちたい試合です。

We'll be ready - Harry (tottenhamhotspur.com)
指揮官レドナップは、120分間の激闘となったFAカップ後の精神的・肉体的疲労は言い訳には出来ない…と語ります。
何と言ってもノースロンドン・ダービーだからね。いつもとは違うエネルギーが漲るはずさ。我々は準備が出来ている。
疲労は何の言い訳にもならないよ。昨季だってカーリングカップ決勝直後にミドルスブラ戦があったが、快勝したじゃないか。
ノースロンドンダービーはトッテナム、アーセナル両方のファンにとって極めて重要であり、絶対に勝ちたい一戦だよ。
厳しいゲームになるだろう。彼らは好調だし、いつだって難しい相手さ。だが、今季は我々だってずっと好調を維持している。
FAカップ準決勝は残念な結果だった。だが、それはもう過去の事。重要なのはその敗戦から、どう立て直し、次に向かうかだ。
選手たちがどんなに疲労困憊であったとしても、アドレナリンが選手らを奮い立たせるだろう。それがノースロンドン・ダービーだ。
(レドナップ)

アーセナルはCLのバルセロナ戦から1週間空いてます。かたや、トッテナムは日曜日のポーツマス戦から中2日、しかも、
延長戦までもつれこむ激闘でした。どう考えてもコンディションの差は歴然。しかし、こればかりは日程の妙なので仕方ない。
コンディションでは相手が完全に有利だが、レドナップの言葉通り、ダービーがもたらすであろうエネルギーに期待するしかない。
ホームで戦えるという些細なアドバンテージがありますし、ファンは大声援でいつも以上に選手たちに力を与えるはずです。
ダービーは言わば「戦争」。ショッキングな敗戦から立て直し、どれぐらい闘う気持ちを見せられるか。これに尽きると思います。

TEAM NEWS
順調な回復を見せ、この重要な一戦に復帰も期待されたレノンですが、結局月曜日のトレーニング後に痛みを訴え、回避。
同じく復帰間近とされていたジーナスも間に合わず。加えて、クラニチャールがポーツマス戦で足首を負傷してアウト。
チョルルカもポーツマス戦では痛み止めの注射を打ちながらの出場で万全では無く、パラシオスは累積警告で2試合停止。
キングは当日のコンディション次第で微妙。およそベストとは程遠いメンバーでダービーを戦わざるを得ないのが残念でなりません。
クディチーニ、ウッドゲートは引き続き欠場、ポーツマス戦ではカップタイドだったカブールとウォーカーは出場OKです。

対するアーセナルも負傷者が多いようで、セスク、ソング、ギャラス、アルシャビンら主力が欠場、他にもラムジー、ジュルー、
ギブスが怪我でアウトの模様(BBC調べ)。ただ、ファンペルシーが復帰だそうで。先発は無いかも…ですが、こりゃ厄介。

予想スタメン:Gomes, Corluka, Dawson, King, Ekotto, Bentley, Huddlestone, Modric, Bale, Defoe, Pavlyuchenko.

前述のコンディションの差であったり、今季のトッテナムの攻守のキーマンとも言えるレノンとパラシオスの不在、ここ10年では
リーグ戦での勝利が無い…などなど、冷静に分析すればほぼ勝ち目が無いというのが正直なところです。実際、非常に厳しい。
こうしたネガティブに傾いてしまいがちな思考も、ずっと中位をさまよい続けてきた故のメンタリティーなのかな…と。
ただね…。こういうスパイラルから、もうそろそろ抜け出したいですよね。今季は久しぶりのチャンスが来てるわけですし。

何と言ってもノースロンドン・ダービー。長い歴史によって積み上げられてきた、我々トッテナムの、ノースロンドンの誇りを
力に変えて、チーム一丸でぶつかって欲しい。戦力や今の順位なんて関係ない。我々は4位争い、彼らは優勝争いのため?
(少しは意識もあるけど)そんなことはどうでもいい。この目の前のビッグマッチに全身全霊を傾けるのみ。願うは絶対勝利。
僕らファンもありったけの想いを送ろうじゃないですか。今季エミレーツで受けた屈辱は、WHLで返す。僕は…そう信じます。

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【FA カップ】トッテナム vs ポーツマス

FAカップ 準決勝

Tottenham 0 - 2 Portsmouth 
         
Stadium:ウェンブリー・スタジアム

              前半   後半   延前   延後   合計                               
トッテナム  0  0  0  0  0                
ポーツマス  0  0  1  1  2    
得点
Spurs:
Pompey:ピキオンヌ、ボアテング

0910 FA semi
SUB: アルニック、エコト、リバーモア、ローズ


トッテナムにとっては1991年以来、19年ぶりのファイナル進出をかけたFAカップ・セミファイナルは0-2で無念の敗北。
両チーム譲らず、延長戦までもつれこんだ死闘を制したのは財政危機による破産から来季の降格が既に決定したポーツマス。
ある意味、失うものが無い捨て身のクラブの、この一戦に賭ける気迫・執念の前に屈し、残念ながらファイナル進出はなりませんでした。

完敗です。決して、内容で劣っていたわけでもなく、一方的な展開だったわけでは無い。失点は「不運」としか言いようの無いもので、
こちらの同点弾は「不可解な判定」により取り消された。放ったシュートは27本。奪ったCKはその数20。120分間攻めに攻め続けて、
最後まで全力を尽くして戦った。それでも、この試合に臨むポーツマスの「戦う」気持ちだけは上回れなかった。だから…完敗。
不利な判定も、滑る芝も含めてこれがフットボールであり、FAカップのセミファイナルというもの。潔く認めるより他は無いでしょう。

劣悪な芝により分かれた明暗
嫌な予感はありました。前日に行われた準決勝のもう一試合のチェルシーとビラの試合を観た時から。とにかく芝の状態が酷い。
思えば先月のカーリングカップの決勝の時もそうでしたが、聖地ウェンブリーの芝は緩く、プレーの度に所々がめくれて、選手の
ほとんどが足をとられてバランスを崩し、転倒する者さえいた。とてもじゃないが、満足にフットボールの試合が出来る状態には無い。
構造上の問題で日当たりが悪いと聞いた事がある。フットボール以外の利用(例えばアーティストのライブ)も多いのであろう。
スタジアム建設の費用を少しでも捻出する為に…という理由は理解できるのだが、「聖地」にふさわしいピッチコンディションとは
言えないというのが僕の感想だ。この日の観衆は8万5千人近く。素晴らしい雰囲気だっただけに、その点だけが残念でならない。

無論、芝の状態を敗北の理由にするつもりは毛頭無い。相手だって、同じ条件で戦っているのだから、受けるリスクも50:50。
フットボールの神様、あるいはピッチに棲む魔物(まぁ、この際どっちでもよいのだが)のさじ加減一つで、僕らの愛するクラブに
利する可能性もあったわけだ。この手の類のアクシデントもフットボールを彩るファクターの一つだから…と諦めてはいるが、
せっかくの華やかな舞台、そして緊張感のある好ゲームの結末が、ピッチ状態の不備によっていくらか左右されてしまうのは、
ほんの少しだけ残念な気持ちが残る。改善出来るのであれば(いや、改善出来るはずだ)早急になんらかの手を打つべきだと思う。

試合中のほとんどの場面で、劣悪なピッチに選手たちが四苦八苦していた。踏み込んだ足が滑り、体勢が崩れる場面が続出し、
ヒヤヒヤしたもんです。特にDFは気を使ったと思いますよ。自陣深くの位置で芝に足をとられて転ぼうものなら、決定的なピンチ。
あぁ~こういうアクシデントで試合が変わらなければいいなぁ…という予感は悪い意味で的中。延長戦も半ばに差し掛かった99分、
ボアテングの蹴ったFKのボールがゴメスとDFの間のスペースに。入ってきたピキオンヌのカバーに行ったのは守備の要、ドーソン。

しかし、その刹那。ドーソンが芝に足をとられて転倒。悠々とフリーになったピキオンヌに詰められ、均衡した試合は崩れた。
重すぎる失点。なんという不運。もう言葉にならなかった。この場面、ドーソンは責められない。無論、他のディフェンダーも…。
その後、前掛かりになった隙をカウンターで突かれPKを献上し、試合はジ・エンド。これも仕方ない。1失点も2失点も同じ。
同点を、いや逆転を信じ、狙ったうえでの失点なのでね。ただ、パラシオスは痛恨のイエローカード。これで累積10枚になり、
次節のアーセナル、チェルシーとの連戦は出場停止に。絶対に避けたかった最悪のシナリオが現実に。敗戦共々これには落胆。

怒涛の攻勢に耐えるポンピーが見せた意地
試合のほとんどの時間、トッテナムがコントロールしていたと思います。序盤から素晴らしい立ち上がりで、パスを丹念に回し、
相手の綻びを探しながらポーツマス守備陣に襲いかかった。ドーソン、チョルルカ、ハドルストンの頼れる3人が怪我から復帰して
格段にバランスが良くなった印象で、ポゼッションしてよし、クラウチの高さを使ってよしで、ゴールは時間の問題と思えた。
しかし、とにかくポーツマスの選手全員の気迫、集中力が半端無く、崩してシュートまで持ち込んでもCBのモコエナを中心に
全て跳ね返されてしまった。そして、いつもは肝心な時にポロリをして大いに沸かせてくれるひと際目立つピンクのユニを
身に纏ったドレッドヘアーの守護神もまたこの日は当たっていた。クラウチのドンピシャのヘッダーも、ハドルストンの角を狙った
絶妙なシュートもことごとく掌に収まってしまった。元トッテナムのローシャもベテランらしいいぶし銀の働きで守備陣を支え、
最後の最後の局面でシュートコースに体を投げ出し、ブロックし続けた。そこにはリーグ戦で失点を重ね、最下位に沈んでいる
ポーツマスの姿は無かった。財産管理下におかれても、降格が決まっても、おらがクラブを支えるんだ…とばかりに詰めかけた
大人数のポーツマス・サポーターの声援に後押しされた彼らは勇敢で、勝者にふさわしいプレーを120分間弛まず続けていた。

ガッチリと人数かけて守り、攻撃はピキオンヌとディンダンのカウンター。やっていることはシンプルだったが、もの凄く脅威だった。
時折見せるスピードの乗ったドリブルで何度もヒヤリの場面を作られた。あれだけ、腹をくくって120分間同じ事を繰り返すのは
容易なことでは無い。そういう意味では敵将のグラントの手腕は称賛に値する。限られた戦力で、そして与えられた駒の特性を
しっかりと活かした。試合をコントロールしていたのはトッテナム…と先に書いたが、実は、ポーツマスだったのかもしれない。
指揮官の指示に応えた選手たちも見事だったけど、この日はグラントの手腕の巧みさが際立った試合だったんじゃないだろうか。

トッテナムとしては再三迎えた絶好機のうち、一つでも決めておくべきだった。なんせ、放ったシュートは27本、CKは20本。
怒涛の攻撃を繰り返しながら、相手の攻守があったとはいえ一つも決めきる事が出来なかったのは悔やまれる。あと一歩、あと一歩。
半ば念仏のように唱えるほどに、ゴールはすぐそこだったが、どうしてもネットをゆさぶるまでには至らず。惜しかったなぁ…。

後半の早い段階で、デフォーに変えてパブリュチェンコ、この日は精彩を欠いた右サイドのベントリーからニコへのスイッチ、
ハドルストンからグジョンセンへ変え、より攻撃的に…とレドナップは打てる手は打ったと思うし、スタッツからもわかるとおり
選手たちは本当に、本当によく頑張ったと思う。決定力不足…と言ってしまえばそれまでだが、どんなに猛攻を繰り出しても、
報われない日というのもある。この日はトッテナムの日では無かった。そういうことにした。悔しいけれど、仕方ない…。

幾つかのアクシデントはあったし、結果は望むものとは違ったが、両軍気合が入って、魂のこもった好ゲームだったと思います。
これぞ、FAカップのセミ・ファイナルと言っても過言では無い試合。フットボールの怖さ、面白さが凝縮された手に汗握る120分。
ここまで夢を見せてくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱいだし、勝ったポーツマスには心からの祝福を送りたいと思う。
ポーツマス・サポーターの夢を乗せたファイナルの相手はチェルシー。ここまで来たら、ポーツマスの優勝応援しちゃうかもなぁ。
この日は規約で出れなかったオハラは燃えてる事でしょうね。まぁ、頑張れ。(多くは語らんが…笑)

今日のGood クラウチ。決めきる事が出来なかったが、多くの決定機に絡んだし、競り合いには無双の強さを見せた
今日のBad  ウェンブリーの芝。敗戦の理由にはしないが、酷過ぎる。決勝までにはなんとかするべし…と思う

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ファイナルまで、あと一つ

ベックフォードの活躍により大苦戦したリーズ戦、タフなフィジカルファイトを粘り強く耐え抜いたボルトン戦、ギリギリの攻防を
なんとか制したフルアム戦…。今季のFAカップのここまでの道のりは長く険しいものでした。なんたって3戦連続の引き分け再試合。
どんだけ試合数増やすんだよ!というツッコミはありますが、裏を返せば昨季までだったら落としていたであろう苦しい試合の数々を
なんとかドローに持ち込むタフさを身に付けた証明だったのかもしれません。それも怪我人が続出する苦しい台所事情の中で。

二兎追うものはなんとやら…とはよく言ったもので、二つの目標を掲げ、そのどちらも貫徹するのはそんなに簡単ではありません。
しかし、現在のトッテナムなら、そのどちらも達成する可能性は十分にあるはず。極めて困難なタスクではあるが、そう信じたい。
リーグ戦は来週から、いよいよ上位3強との3連戦。だが、まずは目の前にある試合に全力を尽くし勝ちきる。それが大事。
ポーツマスとのFAカップ・セミファイナル@聖地ウェンブリー。情けは無用。そもそも我々にそんな余裕は無い。一戦必勝。勝つべし。

Pav intent on Cup glory  (tottenhamhotspur.com)
ここまでのFAカップ6試合で4ゴールを挙げているパブリュチェンコ。念願のタイトル奪取へ並々ならぬ強い決意で臨みます。
FAカップのタイトルへの道のりは果てしなく長い。だけど、僕らはセミファイナルまでたどり着いたんだ。この場所で戦える
クラブはそう多くは無い。だからこそ、僕らはここで満足する事無く、何としても絶対にタイトルを勝ち取らないといけないんだ。
ウェンブリー・スタジアムは僕が今までプレーしてきたスタジアムの中でも最も素晴らしく、全ての選手が憧れる場所さ。
多くの観客で膨れ上がった夢の舞台で戦う事が出来るなんて最高の気分だよね。そして、リーグ戦とは全く違った戦いになる。
カップ戦は一発勝負。ここまで来ればどこにもチャンスはあるし、簡単な試合にはならないはず。自分たちの力を信じて頑張るのみさ。
(パブリュチェンコ)

なんとなく…ですが、パブリュは先発起用される気がします。そして、ファイナルに導くゴールを決めてくれる。そんなイメージが
頭の隅から離れません。クラウチもいるし、グッディもいる、もちろんデフォーも。それでもパブリュがやってくれそうな気がする。
思えば昨季もカップ戦ではゴールを量産してくれました。そして、今季も。誰よりも期待したい。「スーパーパブ」、頼むぞ!

Wilson's tightrope (tottenhamhotspur.com)
現在パラシオスはイエローカードが累積9枚。あと1枚貰えば2試合の出場停止。しかし、4月の第二週(すなわちあさって)を迎えれば
通算15枚までは累積停止を逃れる事が出来ます。言わば、現在のパラシオスは首の皮一枚でギリギリ助かっている状態。
最後に警告を受けた2/14以来、この難しい状況で試合をこなしているパラシオスが「綱渡り」の心境を語っています。
最後の6~7ゲームは本当に難しかったよ。特に僕のようなポジションだと、どうやったってカードは避けられないからね。
あと1枚貰ったら2試合出れなくなるのは解っているから、いつも以上に気を遣いながらのプレーをせざるを得なくてしんどかったよ。
明日のポーツマス戦はリーグ戦で勝った時ほど簡単な試合にはならない。あの時の彼らは負傷での離脱者が多くいたからね。
そこから何人かのキーマンが戻ってくるし、カップ戦は一発勝負だから、彼らはここに賭けている。タフなゲームになるよ。
(パラシオス)

さすがに何試合かは温存したし、彼自身の怪我もあって出ていない試合もありますが、それでも2カ月カード無しは奇跡的(笑)
基本的に彼のプレースタイルだったり、ポジション、役割はイエローカードを恐れてられないわけで、その中でなんとかかんとか
ここまで耐え凌いできたのは流石…というか幸運です。絶対、どこかで貰うと思ったもんな…。いや、素晴らしいです。
ここのところパラシーの動きが心許無いなぁ…と思っていたんですが、それもこういう事情を鑑みれば責められない気もする。
まぁ、そもそも守備的なセントラルMFの層が薄いのに補強を怠った(オハラのローン含め)ツケが回ってきただけなんですけどね。
この累積の呪縛から逃れたら、あとは思いっきり暴れてもらいましょう。地獄の3連戦、彼が中盤を制圧してくれるはず!

TEAM NEWS
先日お届けした通り、レノンが待望のトレーニング復帰。ポーツマス戦での実戦復帰の期待も高まりましたが、レドナップは
「万全な状態で復帰させる、強行出場はさせない」と慎重な構えで、今回は恐らくベンチメンバーにも含まれない模様。
また、負傷離脱中のドーソン、ハドルストン、ジーナス、キング、チョルルカの5名は当日のコンディション次第となりそう。
レノンも含めて主力級の6人が復帰となればこれ以上の追い風は無いですし、このポーツマス戦では1~2人の復帰に留まっても
これから続く上位との連戦には間に合いそうな雰囲気が出てきたのはポジティブなニュースです。いやぁ、これは嬉しい。
長期離脱中のウッドゲート、クディチーニは引き続き欠場。K・ウォーカー、カブールはカップタイドの為、出場不可です。

予想スタメン:Gomes, Ekotto, Dawson, Bassong, Bale, Bentley, Palacios, Modric, Kranjcar, Defoe, Pavlyuchenko.

微妙と言われている5名のうち、何人が出場にこぎつけるかによってメンバーは変わってくると思います。ドーソンかキングの
いずれかが戻ってきてくれればバックラインはなんとかなりそうですし、ハッドがOKならばモドリッチを一枚前で起用出来て
格段にバランスの良い布陣が組めるでしょう。あとはそこにレノン、チョルルカらが戻ってくれば今季最強のスカッドに。

まぁ、ここまで来ればもう勝ちたいという想いが上回った方が勝つと思います。選手たちも口を揃えている通り、相手が最下位の
ポーツマスとはいえ、楽に勝てるとは思わない方がいいでしょう。彼らはここに全てを賭けてるはずで、モチベーションでは
むしろ彼らが上回っているかもしれません。だからこそ、強い気持ちで試合に臨まないと、あっという間に喰われる可能性もある。
リーグ戦での対戦など度外視。ここはチーム一丸でこのタイトルに向けての気迫、意気込みを見せて欲しいところです。
しっかりと勝ち切って、国内カップ戦3年連続(FAカップに限れば1991年以来19年ぶりの)ファイナル進出を果たしましょう!

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【ミニエントリー】ホワイトハートレーンでの公開練習

今回は久しぶりにミニエントリーで、火曜日にホワイトハートレーンにファンを集めて行われた公開練習の様子を写真と共に。

公開練習6公開練習5
公開練習4公開練習3

(左上)ランニングに汗を流すパブリュチェンコ、ニコら選手たち
(右上)観客の声援に手を振って応えるレドナップ監督
(左下)じゃれ合うゴメス(楽しそう)とデフォー(そうでもなさそう…笑)
(右下)共に1986年生まれのフランス人でポジションもセンターバックと共通点の多いバソングとカブール

公開練習7公開練習8
公開練習10公開練習11

(左上)みんな揃ってランニング♪先頭は誰かな??
(右上)笑顔でストレッチをするベントリー、奥にはモドリッチ、ベイル、ウォーカーらの姿も
(左下)相変わらずの仏頂面(笑)で黙々とトレーニングするエコト
(右下)ミニゲームで競り合う若手期待の星メイソン(僕の一番のお気に入り)とデルビテ



そして、何より嬉しいのがそ頸部の負傷で今年に入ってから一度も出場が無いレノンのトレーニング復帰。
一度は練習に復帰したものの、再離脱となっていた彼がようやく再び戻ってきました。表情も明るく、調子も良さそう。
まだ復帰戦はいつになるか解りませんが、今季中に復帰出来そうな気配ですね。これは嬉しい限り。

ちょっと心配なのがドーソン、ハドルストン、チョルルカらの回復具合。一部報道では復帰間近との情報も飛び交ってますが、
このトレーニングセッションでは姿が見えないような…。なんとか早期の復帰にこぎつけてくれれば心強いんですけどもね。
ともかく普段はなかなか見る事が出来ないトレーニング風景が見られて、なんだか嬉しいです。いいイベントですね、これは♪

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強い気持ちで立て直せ!

昨季、2部相当のチャンピオンシップに降格していたニューカッスルが来季のプレミアリーグ昇格を決めたようですね。
まぁ、本来チャピオンシップで戦うようなクラブでは無いので、1シーズンでの再昇格自体は驚きでも何でも無いんですけれど、
やっぱり歴史や伝統のある名門クラブですから、またあの白と黒の縦縞がプレミアリーグの舞台で見られるのは嬉しい気がします。
個人的にはニューカッスルに特に思い入れは無いですけど、イングランドのメディアや、ファンサイトなどの地元の反応を見ても
その影響力というか、注目度は依然として高いですしね。ノースイーストはサポーターも熱いですし、来季は一層盛り上がるだろうな。

Newcastle and Sunderland in battle to sign Tottenham star (mirror)
そんなニューッカスルとサンダーランドはノースイーストで激しいライバル関係にあることは周知の事実ですが、この二つのクラブが
来季に向けての補強で早くも火花が…?と勝手に煽ってみます(笑)現在はサンダーランドにローン移籍中のハットンですが、
サンダーランドは今夏完全移籍にて獲得することを希望しているようです。このスコットランド代表右SB獲得レースにニューカッスルも
参戦の構えで、レドナップも「適正な移籍金のオファーがあれば考慮するし、無ければトッテナムに戻るだけだ」と放出の可能性を示唆。

トッテナムの右SBの現状はチョルルカがレギュラーを確保し、控えにもノートン、ウォーカーがいて、カブールもこなせることから、
ハットンが戻っても出場機会を得られるかはかなり微妙。今冬にローン移籍するまで何度か与えられた機会でも凡庸な内容に終始し、
信頼を大きく損ねている印象があるので、今夏放出の可能性は高いでしょうね。あの熱いプレースタイルは好きですけど…。

Ginola urges Spurs to hold their nerve and win race for fourth (mirror)
華麗なテクニックでトッテナムとニューカッスルで活躍し、現在でも根強い人気を誇っているレジェンドの一人、ダビド・ジノラ。
古巣であるトッテナムの今季の4位入りに太鼓判。
現在、大きなチャンス(4位フィニッシュでのCL出場、FAカップ制覇)が手の中にある。それをしっかり掴みとらないといけないね。
レドナップが作った現在のチームはスパーズの伝統である攻撃的で、観る者を魅了する素晴らしいフットボールをしているよ。
そう、ちょうど私がスパーズにサインした頃のようにね。現在の彼らなら4位でシーズンを終えられるし、タイトルも勝ち取れる。
でも、それは驚くべきことなんだよ。近年では一部のエリートクラブとその他のクラブの差は非常に大きなものなんだからね。
私はこの状況にとても興奮しているし、誇りに思っているんだ。今のスパーズはファンが成功を信じるに値するチームだと思うよ。
(ジノラ)

在籍期間は短かったけど、こうして十年経った今でも古巣にエール送ってくれるのは嬉しいですね。僕は残念ながらジノラの
プレーをオンタイムでは観てないんですが、過去の映像とかを見たら本当に上手いし、カッコイイんですよね。顔も含めて(笑)
確かに今季は安定感はまだまだだけど、攻撃的で観ていて面白い試合が多いと思います。これは決して贔屓目抜きにしても。
せっかくここまでいい位置をキープ出来ているんだから、残り数試合、最後まで攻撃的なフットボールを貫いて欲しいですね。

さて、そんなトッテナム。前節のサンダーランド戦は1-3の完敗を喫してしまいましたが、試合後の選手・監督のコメントを。

Amazing game - Harry  (tottenhamhotspur.com)
立て続けにPKを献上する展開に「信じられない」と困惑しながらも、次に向けての立て直しを誓っています。
まさか開始1分でビハインドを負うなんてね…。サンダーランドの試合に対する気迫を感じたよ。ハードワークしていたし、
プレッシャーも相当厳しくかけてきていたね。まさか、あそこまでPKを与え続けてしまうとはちょっと信じられなかったがね。
我々は負傷者も多くいたこともあり、攻撃的に戦ったから、お互いが激しく攻め合う、オープンな点の取り合いは避けられなかった。
後半にはデフォーが何回か決定機を迎えたが、あれが決まっていればまた違った展開になっていただろうし、追加点を狙える
展開だったのだが、逆に相手に素晴らしいフィニッシュを決められて終わりさ。無論、残念な結果だが反撃の姿勢は評価しているよ。
我々の努力不足と言うよりもサンダーランドの出来の良さを褒めるべき試合さ。ともあれ、来週の試合に向けて立て直すよ。
(レドナップ)
Crouchy looks ahead  (tottenhamhotspur.com)
唯一となるゴールを得意の打点の高いヘッダーで決めたクラウチも、次戦で巻き返すことが大事と切り替えている様子。
サンダーランド戦の結果はとても残念なものだったけど、これからも大事な試合が続くからしっかり立て直さないとね。
僕らは今季アウェーで負けが予想されるような試合もモノにしてきたんだから、最後まで力強く戦い抜かなければならないよ。
3点も決められたし、もっと取られそうな勢いだったから、僕らも試合内容には失望している。早い時間に先制を許し、相手に自信を
与えてしまった。彼らもサポーターに後押しされて、僕らはとても苦しい状況に追い込まれてしまった。1点返して追いつけそうな
時間帯もあったんだけど、3点目を獲られて試合は決まってしまったんだ。
(クラウチ)
Gomes' penalty points  (tottenhamhotspur.com)
相手に3回も与えたPKのうち2回を阻止して見せたゴメス。しかし、自らの働きも敗戦では意味が無いと語ります。
1試合に3回もPKに直面するなんて初めての経験さ(苦笑)とても難しい局面だったよ。もしも、僕がPKをストップする事が
出来なければ試合は早々に決まってしまっていたからね。僕はただベストを尽くしただけだけど、勝てなかったのが悔しいね。
振り返れば開始早々の失点が悔やまれるね。あれで試合が難しくなった。1失点で食い止めておければ良かったんだけどね…。
監督がハーフタイムに選手を変えて、僕らもなんとか1点を返したけど、残念ながら結果を出すところまでは行けなかった。
でも僕らにはFAカップの準決勝、それに続く大事な3連戦が待っている。ポジティブに戦い続けないといけないと思うよ。
(ゴメス)

ゴメスは素晴らしい働きぶりでしたよね。PKを3本中、2本も止めるなんてそうそう出来やしないですよ。全くお見事の一言。
非常にタフなゲームでしたし、結果は残念なものですが、みんなが口を揃えてるように、いかに次に向けて立て直せるか。
これこそが大事です。気持ちを切り替えてまずはFAカップのセミファイナルをしっかりと勝ち切りたいところです。

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【第32節】 トッテナム vs サンダーランド

イングランド・プレミアリーグ09/10 32節

Sunderland 3 - 1 Tottenham 
         
Stadium:スタジアム・オブ・ライト

              前半   後半   合計                               
サンダーランド  2  1  3            
トッテナム  0  1  1
得点
Spurs:クラウチ
Black Cats:ベント2、ゼンデン

0910 32
Sub:アルニック、リバーモア、デルビテ、ローズ


リーグ5連勝の勢いを引っ提げて乗り込んだアウェーでのサンダーランド戦は低調なパフォーマンスに終始し、1-3で完敗。
他会場ではマンCがバーンリーに快勝して4位に浮上、入れ替わるようにトッテナムは5位に転落してしまいました。

完敗も完敗。何も言う事は無し、以上…とマッチレポートをしめたいぐらいの残念な試合でございまして、なんともかんとも…。
およそチャンピオンズ・リーグ出場権を争う位置にいるチームとは思えないような、お粗末極まりない内容にガッカリです。
折れそうな心をなんとか奮い立たせて試合を振り返ることとします。ぐむぅ~…。

戦いに赴く準備、覚悟は出来ていたのか…?
キックオフの笛からわずか37秒で痛恨の失点を喰らってしまうわけですが、試合に入る準備を怠っていたとしか言いようの無い
お粗末な失点でした。ある程度、余裕があるにも関わらずエコトがあっけなくゴールラインにヘッダーで逃げ相手にCKを献上し、
そのCKの対処も酷かった。キャンベルのマークにつくべきウォーカーは先に体を入れられヘッダーを許してしまう体たらくで、
ゴメスがなんとか弾くものの、ベントにあっけなく詰められてしまう。集中力の欠如も甚だしいし、対応が甘すぎる。
守備の要のドーソンを欠き、この日はカブール&バソングの急造CBコンビ。両SBも最近不調のエコトとこの日が2試合目となる
若手のウォーカー。なんとな~く試合前から不安ではあったんですが、まさか1分も経たずに決壊するとは夢にも思わなんだ。

ふわ~っと試合に入ると、こういう痛い目に遭うんですよね。「試合開始と終了間際の5分は注意」フットボールにおいては
もうはるか遠い昔から使い回されてきたお馴染みのフレーズですが、基本中の基本というか、鉄則ですよね、これ。
この開始直後の失点って今季も何度かあったような気がするんですが、記憶違いでしょうかね?同じ事を繰り返してちゃいかん。
試合に入る準備、心構え、もっと突っ込んで言えばこの大事な大事な一戦に臨むにあたっての覚悟が出来ていたか否か…。
技術云々、戦術・システム云々以前の問題で、こういう失点が一番残念でなりません。これは改善していかないと。

バランスの欠如で攻守にチグハグ
どの選手も低調なパフォーマンスで一人一人粗を探せばキリが無いですし、それぞれにツッコミを入れていってもいいんですが、
この試合に関してはあんまり意味が無いかな…とも思うわけでして、何が悪いってチームとしてのバランスの欠如、これに尽きる。
まず、一番致命的だったのがセントラルMFの二人とCBの連携が全くと言っていい程に取れていなかった点。パラシオスは、
やたらと攻撃に比重を置き過ぎた感があり、モドリッチも基本的には前に行ってこその選手。この二人からしてバランスが
悪いのに、CBも急造コンビでどちらがボールに行き、どちらがカバーするかという約束事が曖昧だった印象を受けました。
それぞれがバラバラに頑張るだけで、組織的な守備が皆無。中盤でボールが奪えず、センカンドボールもことごとく拾われ、
中盤とバックラインの距離感の悪さから出来たスペースをマルブランクに悠々と使われ、簡単にシュートを許していた。

そんな有り様ですから、当然ボールをなかなか保持する事が出来ず、出来ても前に運ぶことすらままならず単調なフィードで、
前線は50:50のボールに必死で競り合うという展開に。これじゃ、フィジカルファイトで勝るサンダーランドの思うつぼですし、
そもそもバソングやカブール、エコトもそうですがバックラインのフィードが雑すぎるのでことごとく相手ボールになってた。
ボールが落ち着かず、あっちこっちに飛んでく展開でサンダーランドも決して良かったわけでは無かったと思うんですが、
競り合いやセカンドボールへの反応の速さが相手に若干の分があった為、トッテナムはペースをつかめないまま時間が経過します。

そんなこんなで迎えた30分辺りで、ゴメスのシュートブロックのボールが運悪くウォーカーの上腕に当たりPKを献上し、ベントに
しっかりと決められ0-2に。ベントは気合入ってましたね。昨夏トッテナムから追い出されたリベンジに燃えてたのは明らか。
試合前にはレドナップが「ベントを放出した事は後悔していない」旨の発言がありましたが、火に油を注いだ感も否めず。
コンビを組んでいたキャンベルも昨季はローンでトッテナムにいましたが、昨季の仲間二人がすこぶる好調で厄介でしたね。

大胆な布陣変更で反撃も、時すでに遅し
お寒い内容で2点のビハインドを負い、さすがのレドナップも動かざるを得ず、怪我が明けたばかりのデフォーとニコを同時投入。
下げたのはベントリーとエコト。FAカップ準々決勝のフルアム戦と同じ方法論で、ベイルをサイドハーフから一枚下げてSBに、
中盤もダイヤモンド風味で、左にモドリッチ、右にニコ、トップ下にグッディで、アンカーにパラシオスといった感じの並びに。
これで若干バランスが良くなった印象で、いよいよ反撃に転じるように。デフォーのバックラインを抜け出してのシュートや
ベイルのヘッダーがゴードンを脅かすなど、ようやく得点の匂いがしてきました。グッディ、モドリッチ、ニコの3人が絡んで
モドリッチがシュート放つなど連動した攻撃も見られ始めましたがゴールは奪えず、結局途中投入されたクラウチのヘッダーでの
一撃で一矢を報いたのみで、終盤にはゼンデンにゴラッソなゴールを決められ終戦。ちょっと反撃が遅すぎましたね。
前半にはベントリー、ベイルがそれぞれクロスで一度ずつグッディに合わせた惜しいチャンスがあったんですが、間一髪で
防がれゴールを割れなかったのが痛かった。せめて1点差で折り返していれば、もう少し違ったかも。まぁ、たらればですがね。

不可解な判定でカオスな試合展開に
敗戦の言い訳にするつもりは毛頭ございませんが、主審を務めたのはリー・メーソンだったか?最悪なお裁きぶりでしたねぇ。
不可解な判定のオンパレードで途中から半ば呆れて笑っちゃいましたよ。この試合3回PKを与えてるんですが、最初のハンドと
3つ目のパラシーの後ろから手をかけてのチャージは仕方ないとして、2つ目のモドリッチのやつ。あのPK判定は無いわ~(笑)
確かにオブストラクションと言えばそう取れるかもしれんが、キャンベルが自分から突っ込んできてぶつかる前から転ぶ気満々。

それ以外にも謎判定がズラリ。サンダーランドの3点目のゴールがキーパーチャージで取り消されたのが良く解らん。
どう見てもファールじゃねぇ(笑)あれで一時は1点差まで迫ってこちらとしては助かったけど、そりゃ敵将ブルースも抗議するわ!

あと、こちらのクラウチのゴール。あれも見事なゴールに見えるがDFの肩に思いっきり手をかけてジャンプしてるから、
ありゃ普通に考えればクラウチのファール。だけど、おとがめ無しでゴールが認められた。ラッキーだが、審判しっかりせい!と。
両チームとも主審の力によって泣いたり笑ったりの場面が数多くあり、全体的に見ても細かな接触でプレーが止まり過ぎな印象で、
お世辞にも上手い試合コントロールとは言えないなぁ…と感じましたね。お寒い内容に、不安定なジャッジが続くもんだから
ストレスが溜まるのなんのって。いや、逆にここまで酷いと案外サラっと流せるかも。(と、精一杯の強がりを言ってみる)

3回もPK与えたらそりゃ勝てんわ!ってなもんですが、そのうちの2回を止めて見せたゴメスは素晴らしかった。彼だけはヒーロー。
本来ならば、ああいう姿を見てチームが奮い立たないといかんよ。ハーフタイムにベントに何やら囁いていたが内容が気になる(笑)
絶対に勝ちたい試合だったし、今季のトッテナムなら苦手のノースイーストへの遠征試合でも勝ち点もぎ取る力強さを見せて
くれるはず!と楽しみにしていたんですが、蓋を開けてみれば昨季までの悪い時のトッテナムだったのが、残念でした。
今季最悪の出来…とまでは言いませんが、今季のダメ試合ワースト3には余裕のランクインという試合でしたからね(苦笑)
でも、サンダーランドは気合入ってたね。もっと上の位置にいてもよさそうなもんだけど。結構強いよ、このチーム。

これで、5位に転落し、次節からはいよいよアーセナル、チェルシー、マンUとの地獄の3連戦がやってくるわけなんですが、
もう開き直っていくしかないね。今日のような試合すれば3連敗だろうし、今季の本来の戦い方が出来れば勝ち点獲れるはず。
3連戦のうち2戦はホームで戦えるんだから、全てをぶつけるつもりで、思い切って戦ってもらいたいな…と思います。
あ、その前にFAカップの準決勝ありますね。ポーツマス戦@ウェンブリー。怪我だけ気をつけて、目指せファイナル!

今日のGood ゴメス。全体的に低調なパフォーマンスの中、一人獅子奮迅。魂のPKセーブ2連発はグッジョブ
今日のBad  パラシオス。本来の出来には程遠く、攻守に渡り精彩を欠いた。不必要なファールでPK献上も要反省

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【PREVIEW】 Tottenham vs Sunderland

巷ではチャンピオンズ・リーグの話題で盛り上がっておりますね。さすがに8強ともなれば、軒並みレベルが高いのでどこが勝っても…
という気がしますが、やはりバルセロナの強さは抜けている印象を受けました。(まぁ、数試合しか見ていないんですけど…笑)
基本的なコンセプトは同じ?な、お隣との対戦でしたが、前半20分までの戦いぶりは圧巻でした。全く恐ろしいクラブです。
残念ながらルーニーやセスクといった各クラブの軸に負傷者が出ているようで、それが残りシーズンにどういう影響を与えるか…の方が
個人的には気になっているところです。それに加えて今年はW杯も控えていますから、代表監督も戦々恐々していることでしょうね。

さて、CLの話題はこの辺でサラっと流して、我らがトッテナム関連のニュースをいくつか。
まずは、久しぶりにアカデミーチームの話題。トッテナムの未来を担う事が期待される金の卵たちの奮闘ぶりから。

Lads make semis in Dallas  (tottenhamhotspur.com)
現在はアメリカ遠征中でダラス・カップという大会に出場中。この大会にはU-19日本代表も参加していまして、先日は対戦も
しています(結果はドロー)。見事2勝1分けでグループリーグ突破を決め、決勝ラウンドへと駒を進めています。

Final step for Kane and U17s (tottenhamhotspur.com)
そんなアカデミーチームの中でも有望株の一人で今季はトップチームでもベンチ入りを果たしているハリー・ケイン。
現在はイングランドU-17代表に召集されていますが、PKのキッカーを務め貴重なゴールをあげる活躍をしています。
こうした経験から多くの事を貪欲に吸収して成長してくれることを願います。この時期が本当に大切だから、頑張れ!

Kyle still in dreamland  (tottenhamhotspur.com)
今夏シェフィールドUから加入した19歳のK・ウォーカー。前節ポーツマス戦で待望のトッテナムでの初先発を飾りました。
デビュー戦にしては果敢な攻撃参加やハツラツとした動きを披露、上々の活躍ぶりで好印象を与えてくれた彼のコメントを。
チャンピオンズ・リーグを争うようなクラブでプレー出来るなんて、1年前の僕からすれば想像すら出来ないことだよ。
なんたってクラウチさんや、デフォーさんと一緒にプレーしてるんだからね。こんなのフットボール・マネージャー(ゲーム)の
中の出来事みたいで、今でもまだ夢を見ているようだ。でもこれは現実なんだよね(笑)これからも長く続くことを願っているよ。
僕を信頼して、起用してくれた監督には感謝している。これからもトレーニングの段階から一生懸命に頑張るつもりさ。
デビューを飾れて嬉しいけど、僕はまだ19歳。もっともっと成長する為にもレギュラー目指して努力していきたいと思っているよ。
(ウォーカー)

そうそう。これで満足せずにレギュラー奪うくらいの意気込みを見せてくれ。同年代のベイルは今や主軸を担うぐらいの勢いだし、
今はローン中のノートンもトッテナムでのレギュラー取りに虎視眈々のはず。CBも右SBもポジション争いは熾烈だけれど、
若手らしく思い切りのいいプレーでアピールしていけば、またチャンスはくるはず。プレミアリーグのクラブに移籍しただけで
満足して成長止まった選手や、自らを過信して腐っていった選手は星の数ほどいるのでそんな風にはならないように…(笑)

さて、本日行われるサンダーランド戦のプレヴューを。

TEAM NEWS
依然としてクディチーニ、ウッドゲート、レノン、ジーナス、キング、チョルルカがアウト。今節には間に合うとみられていた
ドーソンも結局出場を回避する模様。それに加えて前節には復帰していたハドルストンが再びの負傷者リスト入り…(泣)
パラシオスも万全では無く、FW以外は各ポジションの主力に負傷欠場者がいるという壊滅的な状況で試合を迎えるハメに。
朗報はデフォーがハムストリングの負傷から復帰したぐらい。恐らく主力級の離脱数では全チームで一番多いのでは…。

予想スタメン: Gomes, Walker, Kaboul, Bassong, Bale, Bentley, Palacios, Modric, Kranjcar, Crouch, Gudjohnsen.

う~む。厳しいですねぇ。デフォーの復帰は追い風ですが、ハッドとドーソンが起用出来ないとなればかなり苦しい布陣です。
真ん中より前はそんなに心配してないんですが、問題は後ろですよね。カブールとバソングで組むCBでベント&ジョーンズの
強力2トップを抑えられるかがカギになると思います。まぁ、二人とも身体能力が高いですし、高さもあり人に強いカブールと
速さがありカバーリングに長けるバソングなので補完性としては問題無いんでしょうが、いかんせん若く経験が今一つなのが
気がかりと言えば気がかりな部分です。ベントは今季も相変わらず消える試合と活躍する試合がハッキリしてて「らしさ」が
全開に出てますけど、トータルすれば得点は結構獲ってますからね。危険な存在ですから一発には警戒しないと。

毎試合言ってる気がしますが、この試合の重要度はすこぶる高いと個人的には思っています。むしろ次の地獄の3連戦より
この試合の方が勝ち点3をゲットする確率から考えれば重要と言えなくもない。タフな試合になるでしょうが、勝ち切りたい一戦。
どうもノースイーストへの遠征試合ってあまりいいイメージが無いんですが、今季のトッテナムは違うというところを見せてくれ!
もうここまで来たら内容は問わん。泥臭くても、どんな形でもいいから勝ち点3をもぎ取り、いい流れを維持して次からの
地獄の3連戦を迎えたいもんです。デフォーの復帰弾で6連勝!…ってのがシナリオとしては最高ですね。楽しみです。

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