2010年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | comments(-) | TOP↑

≫ EDIT

日本とイングランドの強化試合

昨日、イングランドと日本の親善試合がありましたね。イングランド代表が好きな自分としてはとても楽しみにしていた試合でした。
もちろん、日本人として自国の代表にはやっぱり期待したいし、なんだかんだ言って応援してるわけで、頑張って欲しいな…と。
この日の注目点は2つ。主にこの2点にフォーカスして個人的に感じたことを簡単に。

1:日本代表が本番を間近に控えてどんな戦いを見せてくれるのか?(イングランド代表相手にどれだけ出来るのか?)
2:イングランド代表の最終メンバー23人の生き残りを目指すトッテナム所属選手のパフォーマンス

England 2 - 1 Japan 
         

              前半   後半   合計                               
イングランド  0  2  2            
日本  1  0  1
得点
England:O.G(闘莉王、中澤)
Japan:闘莉王

日本代表を応援する視点からの雑感
僕は基本的に日本代表を応援していますけど、試合をくまなく観ているわけでもないし、代表に関しては戦術・システム云々や監督の
采配、起用法などを語るんじゃなくて、ただ単純に勝って欲しい(というかW杯を肩に力を入れずに楽しみたい)というスタンスです。
昔はそれこそ、日本代表についてあ~だこ~だと周りと熱くなって語ったりしたもんですが、僕が日本代表の試合を観るようになってから
ドーハの悲劇で出場を逃したのを含めればこれが5度目のW杯イヤーですからね。20年弱見続けてきた結果たどり着いた結論が、
代表戦はあれこれ考えずシンプルに楽しんだ方がいいな…と。なので、巷の代表を取り巻く世論に対して割と半身だったりします。
だからといって、日本代表を見放したわけでも興味を失ったわけでも無いんですけどね(笑)ただ観るうえでいい意味で力が抜けたというか。

ちょっと横道に逸れたので話を戻そう。で、イングランド代表戦。なんか、ここ1年間ぐらい代表の試合を観てもなんだかモヤモヤして
消化不良な感じが残る試合ばっかりだった気がするんだけど、久しぶりにおっ!なかなかやるじゃん日本!って思いましたよ。
まぁ、その時間がもの凄く短かったんですけど(笑)それでも、久しぶりに興奮したというか、TVに前のめりになれた気がしました。
開始早々に一発かましてリードしたというのもあったけど、ドン底の状態を経験して、選手・監督がいい意味でちょっと吹っ切れたというか
若干ポジティブな印象を受けましたね。なんか無意味な(実際はそんな事はないんだろうけど)ショートパスをちょこちょこ繋いで
全然シュート撃たない、或いはFWの裏のスペースへの狙いが無いってのを繰り返していたのに比べれば遥かにマシに見えました。

阿部をアンカー起用して長谷部、遠藤が前に行けたとか、俊輔外した「怪我の功名」だとか、今野と長友の両SBの出来が良かった…etc
もちろん相手のイングランドがテスト仕様でそもそも本気度が低くて、もの凄い低調だったなど様々な要因があるんだろうけども、
僕としては一番大きかったのが「選手たちがいい意味で開き直れた」ことなんじゃないかな…と感じました。メンタルの部分で。
とにかく自信を失ってたと思うんですよ。選手も、監督も。特に岡田監督なんて、最近の様子を観てても顔色悪かったしね(笑)
もうこの期に及んであれこれやったところで時間は無いし(それでも最後の最後まで最良と思える形を模索するべきだけど)、これからW杯に向けて劇的に改良出来るところなんて、メンタルぐらいだと思うんです。自分たちはのやるべき事に集中して、自信を取り戻す事が出来れば
それなりに戦えるはずだし、グループリーグで対戦する3ヶ国に3戦全敗間違い無しってほど圧倒的に差があるとも思えないんですよ。
フットボールってそもそも、紛れが多いスポーツだと思うんですよね。オランダにだって10回戦えば1回は勝てるチャンスがあるし、
3~4回くらいはドローに持ち込めるかもしれない。他の2つはもっと可能性があるだろうし。そんな紛れを起こすには、メンタルが重要。

そういう意味で、この日の選手たちが見せてくれてた姿勢は好印象でした。特に恐れを抱くわけでも無く、向かって行けてたから。
大久保なんてぶつかり合ったG・ジョンソンに喰ってかかったし、長友だって屈強な選手に当たり負けして無かったじゃないの。
川島なんてランパードのPK止めてあのガッツポーズ、気持ち入ってたよね。岡崎だってリオをなぎ倒して前進してたもんね。
後半でガクっと運動量落ちたとか、やっぱり勝ちきれないとか粗を探せば見つかるけども、悪い試合じゃ無かったように思いました。

トッテナムの6人はイングランド代表最終メンバーに何人残れる?
現在のイングランド代表30人の中にトッテナムの選手が6人選ばれてます。キング、ドーソン、ハドルストン、レノン、デフォー、クラウチ。
30人中6人ですから五分の一を占めてるわけで、これは凄い事だと思います。イングランド・ホットスパーと言ってもいいぐらい(笑)
で、その中の何人が23人の最終メンバーに残れるのか?ですが、僕は4人だと思います。ハドルストンとドーソンが残念ながら落選かな。

この試合、ハドルストンが代表先発デビュー戦と同時に生き残りをかけた最後のチャンスだったわけですが、ほとんどインパクトを残せず
前半だけで交代になってしまいました。ハドルストンの一番の良さは展開力なんだけど、それが全然活きていなかったと思います。
コンビを組んだランパードとの相性もあまり良く無いかな?と感じましたし、彼がアンカーの4-1-4-1なら面白そうだけど、
今のイングランド代表のやってる戦い方にはちょっとフィットしていないのかもしれません。(まぁ、時間が少ないんですけどね)
バリーをファーストチョイスで考えてることを踏まえれば、仮にバリー不在ならキャリックっていう選択になっちゃいそうです。
そして、ドーソンは全くチャンスも貰えず。これには不満ですし、現段階で不調のリオよりドーソン使えよ!と思わなくもないですが、
カペッロの中では他のCBと比較してそこまで評価が高く無いのかもしれませんね。でも、リオも相当酷かったけどね、この試合。

一方でレノン、彼は当確とみていいでしょう。この日はテストで本来の右では無く、左サイドで起用されましたが、キレ味鋭い動きを
見せていたし、川島のグッドセーブに防がれましたが一度惜しいチャンスもありましたね。彼の突破は本大会でも武器になります。
むしろ、ウォルコットこそなぜ起用されるのかが解らん。ただ速いだけで、この日も完全にブレーキ。代表レベルに到達しとらん。
もう右サイドはレノンの固定でいい。で、この日のように後半の半ばでJ・コールにスイッチでいいんじゃないかと思うんだけど。
あ、J・コールはいいアクセントになってました。彼はトップ下でもいけるし、サイドでも違いを作れるから今大会のジョーカーですね。

この日は出番が無かったデフォーですが、この試合でのベントを観る限りデフォーの滑り込みは堅いかな…という気がします。
やっぱり核はルーニーなわけで、彼をいかせるポストワーカーの重要性が浮き彫りになっただけでイングランドにとっては収穫でしょう。
今のイングランドの戦い方ならデフォーやベントじゃダメですね。ヘスキーかクラウチをルーニーと組ませないと厳しいと思う。
なので、恐らくFWは4人。ルーニー、ヘスキーがファーストチョイスで、クラウチ、デフォーで決まりでいいんじゃないでしょうか。
個人的にはクラウチ&デフォーの2トップ、トップ下ルーニーも観たい(笑)グループリーグで勝ち抜け決めた3戦目とかどうかな?

まぁ、泣いても笑っても明日には発表されます。カペッロ曰く「23人はもう既に頭の中にある」トッテナムファンとしては、最後まで
6人全員がメンバー入りを果たす事を信じて朗報を待ちたいと思います。一人でも多くW杯で観られれればいいんだけれど…。
スポンサーサイト

| Article | comments:8 | TOP↑

≫ EDIT

モドリッチが新たに6年契約に合意

モドリッチ

Luka signs new six-year contract
クラブ公式サイトにてルカ・モドリッチが新たに6年間(2016年まで)の契約に合意したことが発表されました。
トッテナム・ホットスパーは僕にプレミアリーグで戦うチャンスを与えてくれたクラブです。僕はこのクラブでこれからも大きな成功を
達成する為に戦い続けたいと思います。幾つかの大きなクラブから関心をもたれている事は知っていましたが、ここを離れようという
意思は全くありませんでした。今季プレミアリーグで4位を達成出来たのは、このクラブが確実に前進している証拠だと思います。
僕はトッテナムが更にレベルアップして、僕が成し遂げたいと感じるものを達成し続けられるクラブだと確信しています。
(モドリッチ)

非常に嬉しいニュースですね。トッテナムはこれからも成長していくクラブ。その中心を担うのはこの男をおいて他にいません。
お金に目がくらみ簡単に移籍志願する選手が多い昨今のフットボール界ですが、こうしてクラブ愛を貫いてくれる選手というのは貴重だし、
一ファンとして誇りに思います。これからもファンに夢を与え続けるプレーをしてくれることでしょう。いや~嬉しい!

| Article | comments:6 | TOP↑

≫ EDIT

09/10シーズン総括~後編・「歓喜」~

トッテナムの09/10シーズンを振り返る企画。先日にアップした09/10シーズン総括~前編に引き続き、本日は後編を。

4位という最高の形で年を越し、新年を迎えて最初のリーグ戦はホームのハル戦。前年から続くいい流れをを持続させたいところでしたが、
攻めに攻めながら1点が遠くスコアレス・ドローに終わると、続くリバプールとの一戦もモドリッチ、ニコの両翼が機能せず完敗。
FAカップのリーズ戦、アウェーのバーミンガム戦を共にロスタイムの失点で痛恨のドローに持ち込まれるなど、苦しい時期が続きます。
冬の移籍市場では不調に陥りサブに降格していたキーン、凡庸な出来に終始していたハットンをローン移籍させ、カブールを獲得、
加えてモナコからグジョンセンをローンで獲得してテコ入れを図りますが、なかなかチーム状態は上向かずなんとか上位に喰らいつく状態。

ホームのビラ戦は内容が良かったもののドローに終われば、続くウルブス戦では今季最低の内容で惨敗と全く安定感が無かった。
苦し紛れのクラウチへのロングボール作戦でのゴリ押しが目立ち始め、深刻な得点力不足に陥ってしまっていた時期ですね。
マンCもドロー続きで監督交代、リバプールは怪我人続出など、4位を争う直接ライバルが思うように勝ち点伸ばせなかったのが救いでした。
しかし、一方ではエコト、レノンが負傷で離脱した穴をベントリーとベイルが共に素晴らしい働きで埋めていたのが印象的でした。
不調だったベントリーが復調の気配、ベイルはSBで持ち前の攻撃力を発揮し、遂に覚醒。これが、その後の快進撃の布石となるのだった。
0910 23(2)0910 24(2)0910 25

完全に悪い流れに飲み込まれ、念願の4位にいよいよ黄色信号が灯る。そんな苦境を跳ね返す原動力となったのは失意のドン底にいた
パブリュチェンコだった。デフォー、クラウチ、キーンの陰に隠れ、全くと言っていい程出場機会が与えられずに移籍希望を示唆も、
ギリギリで残留が決まったロシア人ストライカーの意地がチームを再び軌道に戻します。ウィガン戦で久しぶりに回ってきた機会に
2ゴールを挙げる活躍で勝利に導けば、そこからの5戦で7得点という驚異の得点力を見せつけ、一気にクラウチからレギュラーを奪取。
パブリュチェンコの復活に触発されるようにチームも勢いを取り戻し、怒涛の快進撃で連勝街道をばく進。なんとなんとの5連勝。
ベイルが躍動しチームに活力を与えれば、グジョンセンは巧みな技術で落ち着きをもたらす。怪我から復帰後は調子がイマイチだった
モドリッチもようやく本来の輝きを取り戻せば、守備陣はドーソン、ゴメスを中心に高い集中力と体を張ったディフェンスで応える。
どこか不安定だったチームは攻守がガッチリと噛みあい、絶妙なバランスとチーム一丸の結束力で見違えるような変化を遂げていた。
それまでは「夢」でしか無かった4位(CL出場)が確実に「目標」へと変わる。必死に手を伸ばせば届くほど実現可能な目標に…。
0910 290910 300910 28

グングンと積み上がる勝ち点。最大限に膨らんだ期待と、チームへの確かな手応えを感じながら、それでもどこか確信出来なかったのは
その後に続く死のロードが控えていたせいだっただろうか。今季最大の試練。アーセナル、チェルシー、マンUとの地獄の3連戦。
フットボールの神様も粋な事するじゃないのと。いや、日程はシーズン前に解っていたけれど、こんなシチュエーションで迎えるなんて。
「君達は4位を奪う実力も資格も備えているはずだ。それを証明してみたまえ。それが出来ないのなら…」そんな声が聞こえてくるかの様に。
迎えたノースロンドンダービー。宿敵相手の11年ぶりの勝利を呼びこんだのは、この日がリーグ戦デビューの新鋭のミラクル弾だった。
最高の結果に意気上がるチームは立て続けにチェルシーをも撃破。マンUには敗れたものの、地獄の3連戦を2勝1敗で乗り切った。
続くボルトンとの一戦も苦しみながらもモノにして迎えたマンCとの直接対決。結果は皆さんご存知の通り。歓喜、そして咆哮。
ビッグネームはいない。それでもトッテナムらしい攻撃志向と弛まぬ結束力で掴んだ。正にクラブの歴史が変わった瞬間でした。
最終戦の敗北やFAカップの準決勝敗退はご愛嬌だったけれど、長らく続いた4強時代を終焉させたのは本当に素晴らしい偉業だろう。
0910 33(4)0910 340910 37(4)

チームワークとサブの意地
今季のトッテナムはシーズン通して上位に定着出来ていたが、怪我人続出や相次ぐ主力の不調を厚い選手層でカバーしていたのを
見逃す事が出来ません。序盤はモドリッチが4ヶ月、中盤以降はレノンが同じく4ヶ月離脱し、序盤戦ではCBが壊滅状態になった。
それでもモドリッチの穴はニコ、レノンの穴はベントリー、エコトの穴はベイル、ウッディの穴はバソング…といった具合に
それこそチーム一丸で埋めた。もちろん、直接的に空いたポジションに入った選手のみならず、離脱者が担っていた役割を他の誰かが
補完し、チーム力をほとんど落とすことなく長丁場のシーズンを駆け抜ける事が出来た。これは決して簡単な事じゃ無いと思います。

特定の誰かに依存したチーム作りをするのではなく、豊富な戦力を「最大限に」活用したからこそ、成し遂げられたものだ。
本来は主力、サブと明確に分けることなんて出来やしないし、そういう考え方はナンセンスなのだけれど、開幕当時は控えに甘んじた
面々がそれぞれに抱えた葛藤であったり、悔しさを巡ってきた機会に爆発させた。これは、チームを形造るにおいて非常に重要だった。
2スカッド作れる豊富な選手層。聞こえはいいけど、誰が出ても遜色無くレベルを落とさず一定の力を維持するのは至難の業だ。
それを実現させたレドナップの手腕は見事だったし、何より選手たちの頑張りは素晴らしかった。チーム全員が「戦力」だった。

ハリー・レドナップの操縦術
豊富な選手層を最大限に活用したレドナップの手腕について。これには正直に言うと驚いたと共に、称賛の言葉しか見当たらない。
レドナップが人心掌握術に長け、多くの選手から愛される人格者であり偉大なモチベーターであることは、よく知られていたけど、
選手起用や采配、戦術、戦略については凡庸で動きが遅く、勇気と決断力に欠ける…というのが僕の印象だった。しかし、それは誤りだ。
確かに目新しい戦術など披露しないし、多くの人が言うようなマジックなんてものは、きっとこの人は持ち合わせていない。
だけれど、適材適所に選手を配置し、その選手の良さを最大限に引き出す術は巧みだ。それも、アプローチはいたってシンプル。
「ベーシックな4-4-2のシステムで、しっかりとした守備ブロックをベースにサイドを上手く活用した速攻」これが基本形だが、
状況に応じ中盤のポゼッションを大事にした遅攻も織り交ぜていたし、時にはクラウチの高さを活かした放り込みも厭わなかった。

序盤には遅かったベンチワークも終盤になるにつれ冴えを見せ、大胆な采配で試合の流れを変える場面もみられるようになったのは
選手への信頼感であり、自分のチーム作りへの自信や確固たる信念があってこそ。また、起用法も概ねフェアだったと思う。
当初は控えに置いていた選手が少ない機会で結果を出せば、きちんと起用し続けた。平等で公正な、そして高いレベルの競争が常にあり、
チームにいい意味での緊張感を与えた事が成功に繋がったのだろう。シーズンを通して選手たちの不平・不満が一切漏れてこなかったのは
彼のチームマネジメント力の賜物だと思うし、トップチームに在籍するほとんどの選手がチームに貢献していたのは素晴らしい。
今まで燻っていたベイルの覚醒を促したり、ハドルストン、レノン、エコト、ドーソンらを劇的に成長させ、戦力の底上げを果たしたのは、
若い選手が多いトッテナムにとって非常に有意義だし、今後に繋がると思う。守備意識も確実に植え付け、堅実になったしね。

来季へ向けて
本当に僕らファンにとっては最高のシーズンとなりました。たぶん、このシーズンの事は長く語り継がれるんじゃないかな…と。
そして、この場を借りて皆さまにはお詫びをしなければなりません。僕は開幕前に「今季の目標は6位以内、4位を狙うは時期尚早」と
ブログにも書きましたし、ずっと言い続けてきました。ネガティブ思考を捨てきれず、頭のどこかで信じ切れていなかった。
でも、僕が思っていた以上に選手たちはタフだったし、ハリーは名将だったし、今季を通しての結果も内容も素晴らしいものでした。

ただ、これで全てが終わるわけじゃありません。今季は今季。3ヶ月も経てばまた再び新しいシーズンがやってきます。
長らく夢を見続けてきた4位入りという悲願は達成しましたが、来季からはこの位置を守り続けていかなかければなりません。
そして、CL。世界最高峰の舞台が我々を待っていますが、プレーオフを勝ち抜いてグループステージ進出を決めないといけない。
恐らくプレミアリーグはこれまでのような特定のクラブの上位独占は終わり、群雄割拠の時代がやってくる。僕はそう思います。
今季悔しい想いをしたリバプールやマンC、アストンビラやエバートンとは未だ紙一重の差。来季は巻き返しを誓ってくることでしょう。
そして、王者のチェルシー、それに続くマンU、アーセナルは更なるレベルアップを目指して、歩みを止めるはずがありません。

今季の偉業を意味のあるものにする為にも、大事なのはこれから。まだ挑戦者であり、真の強豪を目指す野望を持ち続けて欲しい。
そして、トッテナムらしい魅力溢れる攻撃的フットボールを来季もまた見せて欲しい。そう願いながら今季の総括を終えたいと思います。

| Article | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

モドリッチと共に

開幕してからわずか4試合目にして腓骨骨折の重傷を負い4ヶ月の離脱を強いられながら、懸命のリハビリの末に復帰するや否や、
創造性溢れるパスやファンを魅了するテクニック、豊富な運動量と献身的な守備を武器に「走る司令塔」としてチームを牽引したモドリッチ。
今季は屈強な選手に当たり負けしないフィジカルで左サイドのみならずセントラルMFとしても通用することを示したシーズンでした。
トッテナムでの3シーズン目を迎える来季は、名実ともにトッテナムの中心選手としてチームを引っ張る活躍が期待されますね。
まぁ、今季はゲームキャプテンを任された試合もありますし、既に誰もが認めるほどの存在感と中心選手としての風格は出てきましたけど、
チームがどのような状況であっても流れを変えられるような「スペシャル」な存在になって欲しいと願いを込めて、更なるレベルアップを
期待したいと思っています。W杯で観れないのが本当に残念ですが、その失意のエネルギーを来季に思う存分ぶつけて欲しいですね。

Harry: Hands off Modric, Alex (Sun)
そんなモドリッチですが、当然の如く多くのビッグクラブからの関心を引き付けています。とりわけ、マンUとチェルシーは熱心。
しかし、指揮官レドナップはチームの中心選手であるモドリッチ放出の意思は全く無いと断言し、他のクラブの動きをけん制しています。
同時に、今夏のターゲットと予想されたマンCのMFアイルランド、ボルトンのDFケーヒルへの獲得への動きも否定しています。

モドリッチにはチェルシーが£2600万でオファーという報道もあったし、マンUもかねてから指揮官のファーガソンが高く評価するコメントを
発し、スコールズの後継者探しが急務な事から、ある程度具体的な動きがあるのでは?と予測されますが、このタイミングでレドナップが
しっかりと放出拒否の姿勢を示したことは意義があると思います。獲得を狙うクラブに対して、少なくともなんらかの抑止力にはなるはずだし、
クラブに在籍する他の選手にも強烈なメッセージとなりますからね。選手を売るクラブでは無く、真の強豪にならんという明確な意思表示。
ここで主力を目先の移籍金に目がくらみ放出しても、クラブの財政は潤うが、また中位が関の山のクラブに戻ってしまっては元の木阿弥。
もちろん、安定した経営状態を維持する事が必要だけれども、主力を簡単に放出するような事態は避けて欲しいな…と強く思います。

My name is Luka (tottenhamhotspur.com)
最新のトッテナム・ホットスパー・マガジンでのモドリッチに対するインタビューの一部を抜粋した記事を。
プレミアリーグの4位(CLへの出場権)を確定させた時は僕にとってもチームの皆にとっても忘れられない最高の瞬間になったね。
グループステージ進出を決められたなら、チームがまた一段レベルが上がる事を確信している。それに現在の僕らはトップレベルの
戦いに参加するに相応しいチームだと思っているよ。今季はとてもファンタジックなシーズンだった。最高の結果を得られたし、
シーズン通していいフットボールが出来ていたと思う。怪我人が出てもそれをカバーする選手がしっかりと役目を果たしたと思う。
現在のスカッドはとても素晴らしいし、層が厚いよ。全てのポジションに高いレベルの選手が2人ずつ揃ってるんだからね。
リーグは長丁場だし、2つの国内カップ戦もある。そして、来季にはCLの戦いが待ってるから、それはとても大切な事なんだ。

イングランド代表に多くの仲間が招集されている事を嬉しく思うよ。そして、彼らが全員メンバーに残る事を祈っているよ。
彼らが勝つのは僕にとっても嬉しいからね。もちろん、それはパラシオスのホンジュラス、エコトとバソングのカメルーンも同様さ。
みんながいい結果を出せる事を願っているけど、特にイングランドには大きな事を成し遂げる可能性があると僕は思っているよ。
(モドリッチ)

さすが、モドリッチはいい奴だな。ホント、彼のコメントを読むたびに毎回思いますよ、絶対に性格いいんだろうな~ってね。
このコメント読んで改めて彼が好きになった。来季のユニはニコかベイルにしようと思ってたけど、14番も捨て難いなぁ…(迷)
クロアチアはW杯出場を逃した(しかも他ならぬイングランド代表に敗れて)わけで、内心は相当に悔しいと思うんですよ。
でも、チームの仲間の成功を心から願ってる。これって簡単そうで、案外難しいと思うんですよ。サラっと言ってますけどね。
「W杯?僕は出ないから関係ないよ。僕は来季に向けて集中するだけさ!」って言っても全然おかしくないもん。でも、彼はそうしない。
トッテナム所属の選手でW杯を目指す選手は彼やチョルルカ、ニコ、パブリュ、もちろん他の漏れた面々全ての気持ちを胸に精一杯、
戦って欲しいと思います。もちろん、僕は日本人だし日本を一番に応援しますけど、トッテナムの選手はみんな応援しますよ。

New contract for Button (tottenhamhotspur.com)
21歳の若手GKデイビッド・ブットンが2013年までの契約延長に合意したことがクラブ公式サイトにて発表されています。
これで1年契約延長したクディチーニもいますし、GK補強は無くなったと考えてもいいのかな?あとはアニックがどうなるか…。

補強、その他トッテナム関連のニュースはここ2、3日ではあまり目新しいものはありませんので、今日は簡単に触れる程度に。

■新スタジアムのデザイン変更案は地元の環境保護重視派の皆様も好印象。これで順調に計画は進みそう?
■マイカ・リチャーズ獲得がいよいよ秒読み段階に?
■エバートンはピーナールに£1500万と強気の(舐めた)価格設定で徹底抗戦の構えでトッテナムは撤退か?
■J・コールには依然としてモニタリングも週給アップを要求で交渉は長期化(W杯後)の様相
■ベラミー獲得レースは優位に立つも、ブンデスリーガ、カーディフ、エバートンも参戦で予断は許さず
■ジェコ獲得レース参戦の意思はありそうだが、マンCが交渉に接近。マネーバトルでは分が悪い?
■依然パブリュチェンコにはロシア行きの噂。ロコモティフ・モスクワはオデムウィンギーを交換要員に?
■今夏の移籍を示唆するオハラにはウエストハムが£600万でオファーか。
■ドスサントスにはガラタサライの他にベンフィカも浮上。トゥランとの交換取引合意報道は破談…というかガセ?

他にもありますが、目についた(複数紙で報じている)のはこんな感じですかね。同じような話バッカリ溢れてますわ。
むしろ、W杯が近づくにつれニュースが少なくなってて(W杯関連一色になりつつある)更新をどうしたもんかと困っております(笑)
ほぼ1ヶ月のW杯期間中は恐らく補強の報道も少ないでしょうから、トッテナムの代表戦士の奮闘を中心にW杯モードになるかもです。
4年に一度のお祭りを楽しみつつも出来るだけ、トッテナム色を薄めずにみんなの頑張りを追っていきたいと思っています。

| Article | comments:6 | TOP↑

≫ EDIT

キーンの復活を信じたい

各地で各国代表の親善試合があり、ある国では最後の調整を、ある国では最終メンバー生き残りを懸けた最後のサバイバル…と、
若干の趣は違うものの近づいてきたW杯に向けてどこも熱が高まってきて、次第に自分自身の心も高ぶりワクワクしてきますね。
我らが日本代表の韓国との試合は非常にお粗末な内容でしたが、まぁ言いたい事は多いけど信じて応援するしかないよね。
今度の日曜日にはイングランド代表戦。これは楽しみだな。お互い怪我人だけは出さないように祈りたいです。

Return fit for a King (tottenhamhotspur.com)
メキシコ代表との親善試合に臨んだイングランド代表。キングは貴重な先制ゴールを挙げて生き残りに猛烈アピールです。
しかも、アシストはクラウチ!こりゃトッテナムファンにはたまらん。ちなみにクラウチは前半で退くものの、ゴールも挙げてます。
そんで、クラウチと入れ替わりで後半から出てきたのがデフォー。ゴールはならなかったものの積極的な動きは見せてましたね。
ハドルストン、レノンも出場を果たしました。ハッドは目立った働きは出来ず。レノンは自慢のスピードで見せ場は作ってたように思います。

一方のメキシコ。ジオバニ君の勇姿を久しぶりに見れて満足です。なかなかキレのある動きしていて調子は良さそうでしたね。
やっぱりスピードはあるし、いい形で前を向いてボールを受ければ何かやってくれそうなオーラは出てる。これがプレミアで出来ればなぁ。
僕は噂になってるトゥランやピーナールを獲得するぐらいならジオに1年通してチャンスをあげたい気がするんだけどな。どうだろ?ハリー爺。
遅刻が多いなど練習態度に問題アリって爺さんが言ってた気がするけど、戦うコンディションさえ整えば、ジョーカーになれる逸材。
昨季は怪我から復帰してこれから!って時に再び怪我で離脱してそのままローン移籍になっちゃったけど、まだ見切るには惜しいな…。

試合は3-1でイングランド快勝も、点差ほどの差は無かったかな?これから上げていく感じでしょうかね。

Goal of the Season (tottenhamhotspur.com)
公式サイト上にて今季のゴール・オブ・シーズンの投票をやっています。
エントリーされたのはエコトの開幕ゴールや、ノースロンドンダービーでのローズのミラクル弾、デフォーのマンU戦でのオーバーヘッド、
CL出場を懸けたマンCとの天王山でのクラウチの決勝ヘッダーなどなど。今思い返してみても、どれも素晴らしいゴールばかりです。
E-Hotspurの登録が必要ですが、投票することが出来るので、一票投じたい!という方は上記のリンクへ今すぐGO!
ちなみに僕はチャーリー、ニコ、モドリッチのクロアチアン・トリオが絶妙なコンビネーションで奏でたゴールに一票入れました。
現段階では、ローズのゴールが圧倒的な支持を集めて断トツでトップです。(まぁ、宿敵相手にかなりインパクトあったから納得かな)

Keane happy to return  (Sky)
昨季途中にセルティックにローン移籍したキーン。放出の噂も飛び交っていますが、トッテナムで戦いたいとコメント。
リバプール移籍で調子を落としたままトッテナムに戻る事になって、当初はそれなりにいいプレーも出来ていたけど、
試合に対するハングリーさを少し失いかけていたんだ。だから、あの時の僕には環境を変える必要があったんだと思ってる。
セルティックに移籍して、確かにそれを取り戻す事が出来たよ。心からプレーを楽しむという感覚をね。調子も上がってきた。
トッテナムに戻って、留まる事が出来るかどうかは僕の頑張り次第だと思う。チャンスが巡ってきたら必ず掴みたいね。
時に選手は自信を失う時がある。僕もそうだったんだ。セルティックで結果を残して自信を取り戻せたからトッテナムで頑張りたいね。
(キーン)

キーン不在で戦った後半戦でもチームが結果を出した事で、キーン放出容認論がファンの間でも日増しに高まっているのは事実です。
実際、彼に対するオファーの噂もありますし、FW補強の進み具合にもよりますが、去就は未だ微妙と言えます。だけども、僕は
彼の復活を期待したい気持ちを捨てきる事が出来ません。彼がスパーズのユニフォームを身にまとい、CLアンセムが流れるWHLで
整列する姿を夢見てきましたからね。序列は確実に下がったでしょう。ファーストチョイスでは無く、ベンチが多いかもしれない。
それでも、自信を取り戻した彼が自らの力で再びレギュラーを奪い返し、かつての姿を見せてくれたらどんなに嬉しいことか。
少しレベルは落ちるけどスコットランドで16試合12ゴール。得点力は錆ついてやしないはず。まだまだ、見限るのは早過ぎるはずだ。
今季みたいな中途半端なサイドとの併用では無く、彼本来のストライカーの役割で1年間チャンスを!彼の復活を僕は信じます。

獲得の噂
Tottenham eye £7m move for Villa flop Davies and seek contract talks with Modric (dailymail)
アストンビラでの序列が下がっている元イングランドU-21代表のカーティス・デイビス。キングとウッドゲイトのフィットネスに不安のある
トッテナムが獲得に興味か?ビラはミルナーを放出した場合に備えてジーナス獲得を交渉に盛り込む可能性もあるのでは?とのこと。
同記事ではチェルシーから狙われているモドリッチに週給アップを含めた新たな契約延長を提示する予定とも報じています。
Spurs line up Micah move (Sun)
一方で、以前から報道されていたマンCのリチャーズ獲得への動きも進んでいる模様。

K・デイビス   リチャーズ
管理人ゆーやの見解
一見して数が足りていると思われるCBの補強の噂が絶えないのは、やはりウッドゲイトの状態が芳しく無いからでしょうね。
復帰時期が想定よりも遅れるとの見通しなのかもしれません。キングにも負担をかけられないし、CLと並行となれば来季は今季以上に
試合数が増える。今季はバソング、ドーソンを中心に時にはハドルストンやチョルルカをコンバートして急場を凌いだこともあったので、
来季はスタートから盤石な状態で臨みたいという思惑かな…と想像。どちらもイングランド人でホームグロウン制にも対応できる。
しかし、この二人での選択なら俄然リチャーズがいいですね。右SBとしてもチョルルカとは違った面白いオプションも生まれるし。

| Article | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

クラウチのアピール

チャンピオンズ・リーグ決勝を観ましたが、やはり今季のインテル強かったですね。モウリーニョの手腕は流石の一言でした。
僕はトッテナム視点でこの試合を眺めて観たんですが、ここまで高度な守備組織や戦術を具現化するのは難しいだろうな~という
前提はありますが、目指すべき方向性というかモウリーニョがこの一戦で試みたアプローチは大いに参考になるなぁ…と感じましたね。

こと巷の意見ではボールをポゼッションし華麗にボールを回して攻め続ける事が美徳とされ、守備を固めるのが「アンチフットボール」だと
非難する傾向がここ数年流行病いのように蔓延してますけど、あくまで「勝利」が目的で、その為にどうするか?というように尾っぽから
考える思考があまりにも欠落し、軽んじられてる気がしてならんのです。「ポゼッション」も「守ってカウンター」もそれ自体が目的じゃなく、
「勝利」する為の「手段」なはずなのでね。どうもここら辺が逆になってる人が、特に日本では多過ぎる気がしますね。
どちらの哲学を好んでも人それぞれでいいとは思うが、僕はやはり勝つことに徹する哲学を持っている監督ないし、クラブは好きです。
どこぞやのパス回すだけで満足し、タイトルから遠ざかってるクラブよりかは。そして、それに陶酔するおフランスよりモウリーニョが。
いや、でもミリートのあの落ち着きは凄いね。同じ場面でデフォーだったら、きっとGKにシュートぶつけちゃうんだろうなぁ…と思ったり(笑)

やはりCLで戦うにはゴール前でターゲットになれて、かつ少ない絶好機を冷静に、そして確実にモノに出来るストライカーがカギですね。
無論、デフォーやクラウチ、キーンやパブリュもいいFWではありますが、上記の2つの条件のどちらも満たすFWでは無いなぁ…と。
レドナップの事だから来季も基本は2トップで戦うでしょうし、デフォー&クラウチへの信頼の高さが揺らぐとは思えないんですが、
彼ら二人のいずれかをベンチに追いやるぐらいのインパクトあるFW補強はやはり必要な気もする。でも、キーンの復活も見たいし、
経験のあるグッディも保ちたいなぁ…とついつい考えてしまい、ドライに割り切れない(笑)まぁ、レドナップの判断を信じるしか無いか。

補強関連のニュースをいくつか。

獲得の噂
Tottenham step up their interest in striker Edin Dzeko (dailystar)
ヴォルフスブルク所属でボスニア代表で主将も務める大型ストライカー、エディン・ジェコの獲得に強い興味か?
Ashley Young 'a transfer target for Tottenham' (metro)
昨夏に引き続きアストンビラの快速ウイング、A・ヤングの獲得を狙っている?
Man United, Spurs and Liverpool on alert as transfer target Pienaar rejects new Everton deal (dailymail)
エバートンから提示された契約延長を拒絶したと言われるスティーブン・ピーナール。プレミアリーグ数クラブの争奪戦に発展か。

放出の噂
Villa consider Bentley swoop (Sky)
ミルナー、A・ヤングら主力を多くのクラブから狙われるアストンビラは、代替選手としてベントリーに白羽の矢?
Robbie Keane set to seal £15million move to Villa (mirror)
昨季途中にローン移籍されトッテナムでの序列が下がった感のあるキーン。£1500万でアストンビラが急襲か?

ジェコ   A・ヤング   ピーナール
管理人ゆーやの見解
週末に大きく取り沙汰されたのがアストンビラとトッテナム、マンCの思惑が複雑に絡み合っての憶測でした。マンCはミルナーの獲得を
希望し、移籍金プラスでアイルランド、オヌオハ、リチャーズのいずれかを交換要員として提示したと報じられています。
ビラは仮にミルナーを放出した場合、その売却益を元手に補強に動くと見られ、候補に挙がっているのがキーン、ベントリーらの模様。
一方でミルナーの放出を阻止した場合、獲得資金が無いのでトッテナムにA・ヤングを高額で売却するの事を視野に入れる可能性も。
トッテナムは一部報道でJ・コールの獲得が目前と言われていますが、未だ流動的。サイドの選手獲得の憶測が飛び交っています。

再び浮上したA・ヤングだが昨夏とは状況が違う。現在の状況ならば、クラブレコードの移籍金をかける必要性は少ない。
ピーナールはいい選手だし、契約期間は残り1年でエバートンとすれば契約延長がまとまらない場合、今夏に放出に動くはずですが、
ベラミー、J・コール、トゥランらが候補にある現状で、高額の移籍金を費やしてまで獲得に動くべき選手なのか。僕の答えはノー。
一方でジェコ。これは賛成。現在のトッテナムの補強ポイントである得点力があり、ポストに長けるストライカーの条件に合致する。
プレミアでは未知数だが、タイプ的にフィットしそうな気配。しかし、レアル・マドリー移籍が濃厚。獲得は難しいですね。

Goal-den chance (tottenhamhotspur.com)
最後に、現在イングランド代表として最終メンバー23人へのサバイバル中のクラウチが意気込みを語るコメントを。
現在の代表は選手層も厚いし、魅力的なスカッドだと思うよ。誰もがチームの為に全力を尽くしているんだからね。
この代表ユニフォームを身に纏っている以上それは当然の務め。そうしなければ試合に出る事すら叶わない。それが代表チームさ。
”南アフリカで良いプレーをする”今の僕はそれしか考えていないよ。今は調子もすこぶるいいし、出れば活躍する自信はあるよ。
最近の自分のプレーに誇りを持っているし、ワールドカップという大舞台でも必ずや結果を出してみせるよ。
(クラウチ)

カペッロがどういうチョイスで臨むのかは解りませんが、クラウチは最終メンバーに残ると思います。いや、残らないとおかしい。
ルーニーのパートナーはヘスキーかデフォーかもしれない。或いは、ルーニーの1トップもあり得る。それでもクラウチは途中出場でも
必ずやインパクトを残せるはずです。大舞台にも強い。是非代表を勝利に導くゴールを挙げて、ロボットダンスを見せてくれ!

| Article | comments:8 | TOP↑

≫ EDIT

09/10シーズン総括~前編・「進化」~

昨季途中で就任したレドナップは降格圏に沈むクラブを立て直し、最終的には8位でシーズンを終えた。そして迎えた今季。実質的には
レドナップ体制1年目となる09/10シーズンは本当の意味で彼の力量・真価が問われる。どのようなチーム作りをしてくるか注目だったが、
夏の補強ではさっそくレドナップの志向が色濃く反映されたものとなる。ベント、ゾコラら昨季のチームを支えた一部の主力を放出する一方、
ポーツマス時代に重用したクラウチ、クラニチャールを獲得、負傷者続出の緊急事態となったCBには若手有望株のバソングを引き抜く。
だが、全体的に補強は必要最低限、昨季終盤に猛烈な追い上げを見せ上向き気配だったチームのバランスを重視する継続路線を貫いた。

主力級のCBであるドーソン、ウッドゲイトを負傷で欠き大きな不安を抱えたまま迎えた開幕戦。しかも相手は昨季わずか2敗で優勝争いを
演じた難敵リバプール。この試合をホームの大声援を背にエコトのミラクルゴール、新加入のバソングのヘッダーでものにしたチームは
一気に勢いに乗る。そこから怒涛の快進撃を見せ、驚きの開幕4連勝。ハル戦はデフォーのハットトリックなどで5-1、続くウエストハム、
バーミンガムを共に苦しみながらも接戦で制したチームは単独首位に躍り出る。プレシーズンでの好調をシーズンに繋げられない悪癖を
完全に払しょくし、ロケットスタートを成功させた。キーン&とデフォーが組む2トップ、両翼は右のレノン&左のモドリッチ。
フィジカル重視のプレミアリーグでも異彩を放つチビッコアタッカー4人が織りなす流動性ある攻撃が、ものの見事にかみ合った結果だった。
0910 1-2レノン(6)0910 2

しかし、4戦目のバーミンガム戦でモドリッチがボウヤーのタックルを受け腓骨を骨折するアクシデント。結局、モドリッチは復帰までに4ヶ月を
要し、復帰したのは12月。ここまで最高の形で来ていたチームの歯車が微妙に狂う事に。マンU、チェルシーには完全に力負けで連敗。
バーンリー相手に5-0圧勝するかたわらで、ホームでのストーク戦を落とすなど、この時期はどこか安定感を欠いていた印象でした。
序盤戦の連勝の立役者であったレノン、デフォー、モドリッチの3人を欠いたノースロンドンダービーでは超守備的布陣を敷くレドナップの
弱気な采配に、集中力の欠如からの致命的なミスも絡んで屈辱の0-3完敗。序盤戦の好調が完全にトーンダウンし、嫌な雰囲気に。
そんな中迎えた、ホームのサンダーランド戦は2-0。僕はこの試合が今季一番のターニングポイントとなった一戦と感じました。
ここで負け、あるいはドローで終わっていたならばズルズルと中位に沈む、いつもどおりのトッテナムで終わっていたかもしれない。
ともすればネガティブに傾きかけたチームに再び希望の灯を灯したのはハドルストンの右足から放たれた強烈なミドルシュートでした。
モドリッチ(11)0910 7-20910 12

続くウィガン戦では怒涛のゴールラッシュで9-1の歴史的大勝。これは凄かった。僕も長らくフットボールを見続けてきたけども、
衝撃度は相当でしたね。トップレベルのリーグでこれだけ圧巻のゴールショーというのはなかなかお目にかかれないと思います。
勢いを取り戻したチームはアストンビラ、エバートンと続く強豪相手のアウェー2連戦を共にドローで凌ぐ。しかも攻めに出てのドロー。
ウルブス戦も負けはしたものの攻め続けたし、マンC戦は内容も完全に圧倒しての完勝。ブラックバーンも苦戦の末下して連勝を飾る。
3日間で2試合という年末の強行日程で行われたウエストハム、フルアムとのロンドンダービー2連戦も1勝1分け、しかも4戦連続で
クリーンシートといい流れで2009年を終えました。前半戦の20試合の戦績は11勝5敗4分け。順位は4位。期待以上の折り返しでした。
9-1.jpg0910 15 (3)0910 20 (3)

管理人ゆーやの気になった前半戦のトピックスをいくつか

キーンの不調
好調を維持したチームの中で、主将でありエースFWとしての働きが期待されたキーンは精彩を欠き、不本意なシーズンとなりました。
開幕からの4連勝時にはさほど気にならなかったデフォーとのコンビも完全には機能していたとは言い難く、モドリッチ離脱後は
左サイドでの起用が増え、ますます不振に拍車がかかった。チームの為に…という意識が強過ぎて本来のストライカーとしての仕事が
影を潜め、前線と中盤を繋ぐ役割に比重を置き過ぎていた印象で、不調を脱しようと、もがけばもがくほど空回るという悪循環に。
キーン自体の不調もあったが、慣れないMF起用に固執してレギュラーはく奪の決断が遅れたレドナップの起用法も問題だった。
僕が「ターニングポイント」と位置づけたサンダーランド戦を最後に遂にレギュラーを外れることに。その後はクラウチ&デフォーで
ほぼ固定されたが、この判断が結果的には吉と出た感がある。主将でありチーム全体にも影響力が強いキーンの存在感を考えれば
苦渋の決断だったはず。しかし、悩みに悩んだ末にサブへの降格を決断し、試合に出たい彼自身の意向も汲んでローン移籍させた。
戦力を考えればベンチにでも置いておきたい選手だが、諸々の影響も考えて移籍させたレドナップの決断は正しかったのかもしれません。

クラニチャールの進化
司令塔として攻撃のタスクを揮うはずだったモドリッチが、開幕4戦目にして早くも離脱。その間の穴を埋めて余りある働きを見せたのが、
今夏に加入したニコでした。僕はニコの加入時に彼の運動量の少なさと守備力の低さを懸念していたのですが、大きな誤りでした。
ポーツマス時代に比べてはるかに運動量や動きの質が増し、苦手な守備面でも頑張って体を張る姿にとても驚いた事を覚えています。
元々テクニックや攻撃センスに疑いの余地は無かったが、中盤でハードワークしてくれたのが何より嬉しく、チームにとっても大きかった。
期待されたモドリッチとの共存は数試合に留まったものの可能性は感じさせ、MFながら貴重な場面でのゴールも多かったと思います。
本来ならモドリッチの離脱は大きな戦力ダウン。しかし、ニコの活躍によってダメージは最小限に収まった。その功績は計り知れない。
彼の獲得に費やした移籍金はわずか£250万。コストパフォーマンスで考えれば間違いなく今季のプレミアリーグ最高の補強と言えます。

失意のウッドゲイト
昨季、守備の要として獅子奮迅の働きだったウッディですが、今季の出場はわずか3試合に留まりました。腰に爆弾を抱えて満身創痍で、
そ頸部の負傷も加わりほぼシーズンを棒に振る事に。幸いなことにドーソンの成長、バソングの台頭で守備陣崩壊は避けられたものの、
ウッディ自身にとっては失望のシーズンになっちゃいましたね。未だ負傷が完治していませんが、来季の復活に期待したいです。

アウェー戦に見るチームの成長
ホームで勝ちきるのは非常に大事な事なんですが、アウェー戦での戦いでいかにポイントを積み上げるかが長いシーズンで上位争いを
演じるにおいて重要だと思っています。特に近年のトッテナムにとってアウェー戦の成績は芳しく無く、ポイントが伸びなかった。
しかし、今季は苦手なアウェー戦でも本来の攻撃的なスタイルを貫き、負け試合をドローに、ドローで御の字の試合を勝ち点3に
変える逞しさを見せてくれた。これが上位に定着出来た一つの要因だと感じました。特に顕著だったのがアストンビラ、エバートンとの
アウェー2連戦。ほぼ同程度の戦力を有するクラブ相手に一歩も引かず勝利にすら値するほどの内容で圧倒し、ドローに持ち込んだ。
その他でも相性の悪いリーボックのボルトン戦やビッグ4でも苦しむクレイブン・コテージでのフルアム戦もしぶとく勝ち点1を拾った。
アウェー戦の内容だったり、苦しみながらも最低限の結果を残す姿に、昨季からの確実な成長を感じさせた前半戦だったと思います。

前半戦を通して見ると数多くの「進化」が見られたと思います。ここ数シーズンずっと続いていた開幕からの躓きを克服したり、
苦手のアウェー戦の戦績が向上したり…。個々の選手を見ても、ドーソンのフィード力やハドルストンの守備意識、レノンのクロス、
ゴメスの安定感、エコトのポジショニング、ニコの運動量と守備意識…などなど数えればキリが無い程の進化の跡が見られた。
もちろん、チーム全体の守備組織や攻撃時の連携面などでも、昨季からの確実な積み上げが実感出来た。だからこその4位でのターン。
日替わりでヒーローが誕生したのも前半戦の特徴。誰かが不調でも、常に誰かが穴を埋め結果を出す「結束力」が躍進のカギでしたね。

かなりザックリですが、これにて前半戦の総括はおしまい。後半戦の総括はまた別の機会に。

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

新スタジアム建設計画 #6

新スタジアム建設計画「ノーサンバーランド・デベロップメント・プロジェクト」の続報がクラブ公式サイトにて半年ぶりに発表されました。

※今までにも当ブログで何度か新スタジアム建設計画についてはお届けしてきました。
過去記事はこちらを。新スタジアム建設計画 #1~5

New plans for Northumberland Development Project  (tottenhamhotspur.com)
半年前に発表された計画は周辺地域の歴史的建造物の保存等において、一部には完全な理解を得られなかったことから若干の修正を
加え、新たな計画案として提出されるものになります。承認が得られれば、大きくプロジェクトが前へ進むことになりそうです。

新スタジアム

今回、公式サイトで発表された計画の要旨を簡単にまとめておきます。

「新ノーサンバーランド・デベロップメント・プロジェクト」
・南側エリアの居住エリア(隣接するマンション部分)とホテルのデザイン変更
・地域コミュニティ活動に利用される施設とトッテナム・ホットスパー財団の事務所の併設
・ハイロードからウォルチェスター・アベニュー(どちらもスタジアムを囲む公道)を高架で結び、スタジアム周辺の公共広場の拡張
・スタジアム正面ゲートエリアに庭園を設置することで、周辺地域に残る歴史的建造物の景観の保持
・歴史的建造物として認定されている幾つかの施設を修復し、そのままの形で保存
・新たに建設されるメガストアにクラブ・ミュージアム、チケット・オフィス、カフェを併設
・スタジアムに直結されるスーパーマーケットに屋外バーと屋上庭園を設置
・ファンが愛する「ビル・ニコルソンゲート」「クラブシンボルの時計」「クラブシンボル像」の再利用

原文を読んでも現地の地名だったり、歴史的建造物の名前などが羅列されていてどういうこっちゃ?になりそうなんですが(笑)
ザックリとまとめると、前回出されていた計画に「周辺の地域の景観の保持」を盛り込み、それに応じた各施設のデザイン変更を行い、
より魅力的で、多くの(特に地域住民の皆様)方に受け入れられる計画に修正しましたよ…と。そういうことだと思います。
新スタジアム(2)
会長も語っていますが、このプロジェクトはただの新スタジアム建設に留まらず、地域一帯の再開発も兼ねた一大プロジェクトである
ということです。スタジアムにはマンション、ホテル、スーパーマーケットが併設され、地域コミュニティの憩いの場も兼ねている。
正にこの地域の雇用、住居、環境、交通網など全てひっくるめた「街の再生」なんですね。スタジアムはその一部に過ぎない。
スタジアムでは魅力溢れるフットボールが行われ、多くの人が集まり、地域そのものも活性化する。そんな想いが詰まった計画です。
新スタジアム(3)

予定されている収容人数は56,250人と言われています。現在のホワイト・ハートレーンがおよそ36,000人ですし、現在のクラブの
メンバーシップホルダーは7万人程、シーズン・チケット待ちもおよそ23,000人いることから、収容人数拡張によってより多くのファンが
スタジアムに足を運ぶ事が可能になりますし、やらしい話ですがチケット・グッズ収入も格段に増大します。これも非常に大事なこと。
今季は4位を確保し、初のCL出場を決めましたが真のビッグクラブ入りへの道はまだまだ半ば。この計画が順調に、そして確実に
前進する事を一ファンとして楽しみに待ちたい。あとは新スポンサーとの契約締結ですね。こちらのニュースもそろそろ聞けるでしょうかね。

| Article | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

クディチーニにもう1年のチャンス

先日のキングの契約延長に引き続き、嬉しい契約延長のニュースが再び舞い込んできましたね。

New deal for Carlo (tottenhamhotspur.com)
トッテナムはクラブ公式サイトにてGKカルロ・クディチーニと1年の契約延長(2011年まで)で合意したことを発表しています。

カルロは今季途中に交通事故によりシーズンの大半を棒に振り、今夏の契約期間満了をもって退団が濃厚と見られていました。
ジェームズ、マイヒル、ローチ、プレティコサ、グリーンなど多くのGK補強の噂も挙がっていたこともその予想に拍車をかけたものでした。
だが、クラブは「選手生命すら脅かす程の」事故から復帰に向け懸命にリハビリを続けてきたカルロに、1年の契約延長という形で応えた。
現地のファンの反応を拾っても、この契約延長に疑問という意見も結構多く見られますが、個人的にはとても嬉しかったです。
確かにシーズン途中での自身のバイク事故は不注意だったと言わざるを得ないし、プロとしての自覚が足りない行為だったかもしれない。
それでも、大きな事故で負った重傷を克服し、「絶対に復帰してまた再びピッチに立つんだ!」と辛く果てしなく長いリハビリに耐えて、
頑張り続けてきたカルロにこうして(わずか1年とはいえ)チャンスが与えられた事を喜びたいし、クラブの英断を讃えたいな…と。
カルロには今季離脱した期間を取り戻すような働きを来季に期待したい。本人も色んな葛藤や悩みを乗り越えて決意に燃えてるでしょうしね。

キング、クディチーニと嬉しい契約延長のニュースが続きましたが、彼ら二人に対する指揮官の想いを。

Ledley's 'special' - Harry (tottenhamhotspur.com)
Harry's delight for Carlo  (tottenhamhotspur.com)
彼がイングランド代表に招集されたニュースは私にとってもこれ以上無い程に嬉しかったね。彼は代表に相応しい選手さ。
偉大な選手であるばかりでは無く、どんな奴にも劣らないぐらい素晴らしい魅力を持った男だからね。そして我々にとっての大黒柱だ。
マンC戦を見ただろう?練習も満足に出来ない男がテベスとアデバヨルを完璧に封じて見せた。全く「驚愕」の一言だよ。
彼は我々にとって特別なプレイヤーであり、この国でも最も素晴らしいプレイヤーの一人だよ。うん。間違い無くね。
(レドナップ:キングについて)
カルロがとても大きな困難を乗り越えようと懸命に頑張り続けてきたのを見てきた。だからこそ、この契約延長を嬉しく思うよ。
現在では練習もこなしているし、かつてのファンタスティックな姿を取り戻しつつあるね。こういう苦難を乗り越えられたのもひとえに
彼のひたむきさがあってこそだ。彼は徹底したプロ意識を持っているし、毎週土曜日にはチームを陰でサポートしてきたんだよ。
彼は生まれながらのフットボーラーさ。彼の父もまたACミランで偉大なGKだったし、そんな父の背中を見て育ってきたんだからね。
(レドナップ:クディチーニについて)


最後に補強についてのニュースいくつか。

Spurs steal a march on Arsenal and Liverpool by securing talks with Galatasaray's Arda Turan (dailymail)
リバプール、アーセナルも獲得を狙うトルコ代表MFアルダ・トゥラン。トッテナム移籍の可能性が高いと報じています。

Harry Redknapp to lure Luis Suarez (dailystar)
アヤックス所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレス。今季33試合35ゴールを挙げたストライカーの獲得競争に参戦か?
トゥラン   スアレス
管理人ゆーやの見解
トゥランについては昨夏にも獲得候補に名前が挙がっているので、継続的に動向をマークしてるのは間違いなさそうですし、
現在ガラタサライへローン移籍しているジオバニを含めた交渉というのはいかにもありそうな話。レドナップはジオバニの才能の高さを
認めつつもトッテナムにおいて戦力として計算しているか…と言えば大いに疑問ですから放出の可能性は依然として高いはず。
トゥランはプレミアリーグ移籍に前向きとされ一番の希望はリバプール移籍のようですが、トルコの放送局では既に合意済みという
一部報道も出ています。左サイドを主戦場にEURO2008でミラクルターキー躍進の立役者の獲得がなるか大いに注目ではあります。
まだ22歳と若く伸びしろもあるし、化ける可能性もありますが、僕は正直この噂は本当なのかな?…という気持ちもあります。
左サイドにはモドリッチとニコ、場合によってはベイルもいるし、ベラミーも補強リストに挙がっている中でトゥランが必要か?
面白い選手だと思うし、トルコ人選手の闘争本能も捨て難い気もするんですが、現在の戦力に上乗せするにはインパクトに欠ける。
あまり多くをいじる必要は無く「スペシャルな選手」を加えるというハリーの言葉に矛盾してるような気がしないでもないんだが。
もちろん、トゥランが中途半端な選手と言うつもりはないけど、現有戦力と比較してどうしても欲しいタイプの選手では無いような…。

スアレスに関しては正直獲得が困難かな…と感じます。まず移籍金£3000~3500万とも言われる評価額がかなりのギャンブル。
マンUをはじめビッグクラブがこぞってモニタリングしているのでね。僕はどうもエールディビジでゴール量産→プレミア移籍で結果を
残してる選手が多いというイメージが無いんですよね。誰かいたかな?そういう意味ではフンテラールにも懐疑的なんですよ。
まぁ、僕があまり知らん選手だからかもしれないけど(笑)評判を聞くと結構いい選手のようですし、だからこそ争奪戦なんでしょうが。

| Article | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

キングが2012年まで契約延長!

まずはトッテナムファンにとっては非常に嬉しいニュースから。

New deal for Ledley  (tottenhamhotspur.com)
トッテナムのアカデミー出身でクラブ在籍12年、チームの主将であり、守備の要であるレドリー・キングの契約延長がまとまりました。
新たに2年の契約延長(2012年まで)の契約に合意されことがクラブ公式サイトにて発表されています。
新たな契約を結べてとても嬉しいよ。学生だった頃からこのクラブにいるし、他のクラブでのプレーなんて僕には考えられないからね。
来季はCLで戦えるし、ここには素晴らしい選手たちが揃っている。彼らと一緒なら必ずや大きな事を成し遂げられると信じているよ。
新しいトレーニングセンターが建設中だし、新スタジアム建設も控えている。現在、クラブはとてもエキサイティングな時期を過ごしてる。
僕は今心からフットボールを楽しめているし、クラブの成功を支える一部でありたいんだ。僕のキャリアの残りをトッテナムに捧げるよ。
(キング)

まぁ、信じてはいたものの、なかなか契約延長のニュースが届かないんで少しだけ心配してたんですが、ようやく朗報が届きましたね。
慢性的な膝の怪我を抱え、満足に練習に参加出来ず試合にはほぼぶっつけの状態で臨んでいるキング。それでも、ひとたびピッチに立てば
そんなことは微塵も感じさせない働きを見せてくれています。それを証明するかのようにイングランド代表メンバーにも選ばれた。
来季も恐らくはその都度、様子をみながらの起用になるでしょう。それでも、まだまだ現在のトッテナムには彼の力が必要です。

I don't want to go back and sit on Tottenham's bench (guardian)
今季はポーツマスにローン移籍し、苦しむチームの中で奮闘したオハラ。今後については色々と考えるところがある様子。
トッテナムの中盤には既に5~6人の素晴らしい選手がいるし、今夏にまた新たな選手が加わるかもしれない。しかも、今季は
(4位でCL出場権奪取)結果も残したんだから、僕が戻ったところでチャンスが与えられるのは難しいんじゃないかと思うんだ。
監督とはきちんと今後について話すつもりさ。僕がトッテナムに戻っても戦力として考えられているのか、そうじゃないのかをね。
今季は(ポーツマスで)シーズン通して出場機会を得られてとても充実していた。だから、再びベンチで機会を待ちながら
6試合のうちの1試合に出るような状況に戻りたくは無いんだ。トップレベルで戦う選手なら誰だって同じ風に考えるんじゃないかな。
(オハラ)

オハラの気持ちはとても理解出来るし、トッテナムで結果を残したいという想いが大前提にあるうえでの発言なことは十分に承知している。
でも、ちょっと甘いな…と思う部分もあります。オハラに限らずチームに在籍する選手はその誰もが高いレベルでの競争にさらされてる。
ポジションが保証されてる選手なんて一人もいないし、全ての選手が自らの力によって結果を残し、レギュラーを掴みとるしかない。
今季でだけで言ってもパブリュチェンコ然り、ベイルにベントリー然り。最初はサブに甘んじた選手がなかなか来ない機会にも気持ちを
切らさず、練習でアピールし、(そのキッカケは様々だが)巡ってきたチャンスをしっかりものにしてレギュラーの座を掴んでいるのだから。
ポーツマスとトッテナムは…違う。クラブの規模も選手層も、そして目指すべき目標も。トッテナムで結果を残し、戦力になりたいなら
厳しい競争から逃げるわけには行かない。出場機会を求めて移籍するのも一つの選択肢だが、「後ろ向きの移籍」にはならないようにね。
期待しているし、好きな選手だからこそ敢えて厳しく言うけども。どんな決断に至っても後悔だけはして欲しくないなぁ…と思います。

Pavlyuchenko turns up at Lokomotiv as Russians prepare new bid (dailymail)
続いてはパブリュチェンコの話題。今冬にも獲得に動いていながら破談に終わったロシアのロコモティフ・モスクワが今夏に再び動く模様。
今冬は£1000万のオファーで不調に終わった事から、多少の増額オファーを検討。資金ねん出の為に数名の放出も辞さない構えです。

パブリュチェンコについては残留が微妙な線と見ています。彼が加入してからの2年でリーグ戦のゴールはわずか10点(44試合出場)、
一貫してレギュラーとして起用されるほどの信頼感や確固たる地位を築いているわけではありません。当然、放出を検討するに値する
段階に来ていると言えます。言い方は厳しいですが、CLで戦いながら4位以内を維持していくことを考えれば、「9番」としては役不足です。
もちろん、能力は疑いようは無いし、事実結果を残した時期もあったけど、コンスタントにシーズン通してゴールを決められるFWが必要で、
誰を入れ替えるか…と他のFW陣と比較した時に、パブリュチェンコの名前が真っ先に挙がってしまうのは仕方ないかな…と思う。
彼のプレーを2年間見続けてきたけど、残念ながらプレミアで今後ゴール数が飛躍的に伸びるとは考えにくいし、ポストプレーでの貢献も
低い(アシストが少ない)ことから、今後のFWの補強の動向にもよりますが適正な価格が来れば放出という流れになるかもしれません。

| Article | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

J・コールへの想い

昨日のFAカップ決勝はチェルシーが制してプレミアリーグとのダブルを達成したんですが、ポーツマスも惜しかったですよね…。
俄然、ポーツマス贔屓で観てたんですけども元トッテナムのボアテンクが痛恨のPK失敗で、かなり凹んで泣いてたのが印象的です。
戦力的にも差があるし、試合内容自体も一方的だったけどポーツマスの頑張りというかファンとの一体感はとても素晴らしいものでした。

さて、FAカップも終了して今季の全日程が終了しました。これからは各クラブが本格的に来季に向けての補強を開始することになります。
まぁ、今夏はW杯があるため、現実的にはW杯終了後に本格化するとは思うんですが、水面下での交渉は激しく行われてることでしょう。
既に多くのメディアによって様々な憶測が飛び交っていますが、当ブログでも出来る限り補強の噂をフォローしていきたいと思います。
さすがに全てをお伝えしていくとキリが無いので、毎回個人的に気になった報道をピックアップしてお届けしていくつもりです。

J・コール   リチャーズ

Fabio just has to go with Joe (Sun)
レドナップはかつての教え子であるJ・コールを長年に渡って高く評価してきましたが、自身のコラムにてを改めて称賛しています。
ジョーがイングランド代表に選出されたことをとても嬉しく思うよ。彼は最近とても苦しい時期を過ごしていたから尚更だ。
私は彼が11歳の時に契約し、これまでの私の長い監督生活の中で携わった若手選手の中でも最も才能豊かな選手だと思っている。
彼はひとたびピッチに立てばズバ抜けた才能を発揮していたし、それこそ同年代の選手とは比較にもならないほどだったよ。
類い稀な才能の持ち主であるばかりでは無く、状況判断に優れ、ピッチの中で必要な事を全てこなせるオールラウンダーなんだ。
彼はまだ28歳。あと5~6年は十分トップレベルでやれるだろう。もちろん、W杯でも必ずや強烈なインパクトを残せるだろう。
CLの経験もあり、2~3の異なったポジションでプレー出来る。彼のような選手がチームにとってどれだけ貴重か計り知れないよ。
(レドナップ)

Spurs to swoop for £6million Micah Richards (mirror)
マンCで確固たるレギュラーの地位を築いていないマイカ・リチャーズに対して、獲得オファーを提示か?という報道。
管理人ゆーやの見解
まず、J・コールですが、獲得に動く可能性は非常に高いと見ています。むしろ、もう既に動いているかもしれません。
レドナップは一貫してJ・コールの賛美者ですし、彼の良さであったりチームの中での活かし方は熟知しているはずですからね。
また、このタイミングで自身のコラムにて称賛してる辺りが信憑性を高める一因になってる。基本的にはまだチェルシーの選手だし、
契約延長交渉の行方がどうなるか解りません。昨日FAカップの決勝が終わったばかりですから、これから交渉ということなんでしょう。
しかし、二冠を達成した今季のチェルシーにあってもJ・コールは中核を担っていたとは言えず、序列が下がりつつあるのは確か。
このギリギリの段階になっても契約延長がまとまっていない事からも、移籍の可能性は少なからずあるとみていいでしょう。

ただ、それがすんなりとトッテナム入りを意味するわけでは無く、いくつか考えられる高いハードルを超え無ければなりません。
まずは一番のネックである週給の高さ。彼の現在の週給は£80,000で、最低でも£100,000を要求していると報道されています。
当然の事ながらトッテナム加入となれば週給ダウン、良くても現状維持がせいぜいでしょう。彼がそれを受け入れる必要がある。
そして、彼が怪我がちである点、それから同じポジションに既に数名の選手を抱えているなど受け入れるトッテナム側の問題もある。
この辺については、レドナップは織り込み済みでしょうから何らかの解決策を模索するはずでそんなに障害は無いんでしょうが…。
これらの諸条件をクリア出来れば、移籍金がかからないということもありトッテナムにとっては非常に魅力的な補強となると思います。

個人的には現在のスカッドを見渡しても、そこまで深刻な補強すべきポイントでは無いと思うので微妙なところではあるんですが、
好きな選手ですし、コンディションさえ整えば違いを生み出せる選手。しかも、トップ下、サイド、1.5列目のシャドーとして…
など複数のポジションで起用可能、そのいずれでも遜色の無い働きが出来るユーティリティーを考えるとアリかな…とも思う。
現役イングランド代表ですし、何よりトッテナムのチームカラーやスタイルに上手くハマるタイプの選手という想いは強いですしね。
リバプール、マンUらも状況をモニタリングしてるらしいので、契約延長交渉がどう進むか、その去就に注目したいと思います。

続いてリチャーズ。これは面白いオプションになり得ます。まだ21歳と若くCBと右SBをこなせますし、ポテンシャルは高いですからね。
CBはウッディさえ戻ってくれば人数は足りてるし、右SBもチョルルカ、カブール、二人のカイルと層は厚いですが、数年先を見据えれば
キングとウッドゲイトに代わる存在として、ドーソン、バソングらと争える実力者(それもイングランド国籍)は必要だと思う。
結論から言えば目先の事(来季のみ)を考えれば不要、長期的な視点での強化という意味でを考えればアリということになるでしょうか。
ただ、仮に獲得となればカイル(ノートン、ウォーカー)のどちらかとハットンは確実に放出の方向で話が進むことになりそう。

| Article | comments:7 | TOP↑

≫ EDIT

ゴメスがセレソンへ!

09/10シーズンのプレミアリーグも幕を閉じ、残すは週末のFAカップ決勝のみとなりました。W杯開幕まで1ヶ月を切り、代表メンバーも
発表になった為、国内メディアもほぼW杯ムード一色といった感じです。なので、目新しいトッテナム関連のニュースもあまり無いですね。

Gomes makes Brazil squad  (tottenhamhotspur.com)
今季、素晴らしいパフォーマンスを見せていたゴメスがブラジル代表に選出されています。実に1年ぶりの代表招集ということですから、
直前での逆転メンバー入りということになるでしょうか。層が厚いセレソンGKの争いを勝ちぬいての価値ある代表入りですね。

これは嬉しいなぁ。今季の出来なら選ばれて当然と言えば当然でしたが、決してドゥンガのお気に入りというわけでは無かったですから。
きちんと結果を出していれば、見ている人はちゃんと見ているもんですね。W杯でもブラジルカラーのマウスピースが見れるかな?

Quartet in WC squads (tottenhamhotspur.com)
既に発表されていたパラシオス(ホンジュラス)、アス-エコト、バソング(カメルーン)に続いてドスサントスもメキシコ代表の
予備メンバーに名を連ねています。パラシオス以外の3名は30名の予備メンバーなので、まだこれからサバイバルが待ってますが、
まずはこの段階で選出されたことを喜びたいですね。そして、これからの時間でアピールして最終メンバーに残ってくれる事を願う。
これで、イングランド代表勢、ゴメスと併せてトッテナムからは11名がW杯の各国代表メンバー(予備も含む)に選出されたことになります。

Pleased for the lads  (tottenhamhotspur.com)
トッテナムから11名の選手がW杯メンバーに招集されたことに、レドナップ監督も喜びを隠せない様子です。
イングランド代表にトッテナムから6人も選ばれたのはクラブにとってファンタスティックなニュースだし、彼らはそれに値する選手だ。
メンバー入りが濃厚だと見られていたクラウチ、デフォー、レノンに加えてキングも選ばれて然るべき選手だと考えていたからね。
もちろん、ドーソンやハドルストンらも選ばれることを願っていたので、実際にメンバー入りを果たした事実は喜ばしい事だよ。
(W杯メンバーに選ばれるというのは)彼らだけでは無く、クラブにとっても、また彼らの家族にとっても非常に名誉なことだね。
願うならば、(代表メンバーが最終の23人に絞られる段階で)彼ら6人のうち誰一人として失望を味合わないで欲しいのだがね。
W杯でプレーするのは選手にとっての夢であり、それは等しく我々のクラブにとっての名誉だ。全ての選手が残ることを祈っているよ。
(レドナップ)

最後に補強関連のニュースをいくつか。

ベラミー   ベナユン   ジェームズ

Everton look to hijack Spurs bid for Manchester City's unsettled Bellamy (dailymail)
マンCのFWクレイグ・ベラミー獲得を巡ってトッテナムとエバートンが争奪戦か?という記事。

Spurs' Pavlyuchenko and Liverpool's Benayoun in shock swap deal  (dailymail)
パブリュチェンコの来季の残留が微妙なトッテナムと、財政難で補強の為には選手を売らなければならないリバプールの間で交換取引が
実現するのでは?という記事。パブリュチェンコを欲するリバプールがベナユンにプラス£200万で打診するかもしれないとのこと。

James set for Tottenham switch (mirror)
今夏でフリートランスファーとしての移籍が可能なイングランド代表GKデイビッド・ジェームズ。正守護神ゴメスとの競争を促せる
実力のあるバックアッパーの獲得を目指すトッテナムへの移籍にジェームズも飛びつく可能性があるかも…と報じています。
レドナップがベラミーを以前から高く評価しているのは周知の事実で、昨冬にウエストハムから移籍する際に一度獲得を試みたものの
マンCによって阻まれたという経緯があります。今季はMF起用ながら多くのゴールとアシストを挙げてマンCの躍進を引っ張った
ベラミーに再び獲得を打診しても不思議では無い。表向きにはマンチーニも放出に否定的な見解を示してますが、シーズン中には
確執が噂され、また豊富な資金力を背景に今夏も補強が予想される。30歳で怪我がちなベラミーの放出に応じる可能性はある。
問題は彼が慢性的な膝の故障を抱えている点と、週給の高さ、あとは未だに一部のファンに根強く残る彼のキャラクターへの反感。
ここら辺の状況をメディアを通じて上手く見定めながら、動くということになりそうです。ただ、かなり可能性は高いかな…と。

ベナユンについては眉唾ですね。以前に噂にのぼったピーナールについても言えますが、このタイプの選手が現在のトッテナムに
必要か?と言えば大いに疑問が残る。確かにいい選手だし、違いを作り出せるテクニシャンですがモドリッチ、ニコらがいますからね。

ジェームズに関してはありそうな、無さそうなという話ですね。ハリーが高く評価してるのは確かですし、移籍金がかからないのは魅力。
代表にも招集されてることからも未だ能力の高さを証明してるわけですが、もうすぐ40歳で週給も高いので会長が認めるかどうか。
ただ、クディチーニ退団が決定的でゴメスのバックアッパーの補強は急務。選択肢の一つとしては可能性はあるかもしれませんね。
控えGKの補強については以前から噂のあるローチ、プレティコサ、マイヒルなどの名前も候補としては挙がっています。

| Article | comments:6 | TOP↑

≫ EDIT

トッテナム 09/10シーズン通信簿

トッテナムにとって長年の悲願だった4位(チャンピオンズ・リーグ出場権)を達成という、素晴らしい結果に終わった09/10シーズン。
シーズン総括はまた別の機会に行うとして、今回は僕なりの選手別の評価(通信簿)を発表したいと思います。
今季は例年以上に試合を見るように頑張って色々なものを犠牲にして(笑)時間を作ったおかげで、ほぼ全試合を観戦出来ました。
頭に残っている記憶を総動員して、数字だけでは無く、チームへの貢献であったり個々の頑張りを十二分に加味して評価したつもりです。

0910最終査定

GK
今季は何と言ってもゴメスの安定感が際立っていたと思います。正に「守護神」という名に相応しい素晴らしい働きぶりでしたね。
本来、GKの活躍が目立つというのはそれだけピンチを招いているということで歓迎すべきことじゃないんですが、今季のトッテナムは
(特にアウェーで)僅差の試合をしぶとく勝ちきった印象が強く、ゴメスのスーパーセーブ連発で拾った試合も数多くあったように感じます。
他クラブのGKと比較しても失点率も低く、シーズン通して安定した働きをしてくれたゴメスには高い評価を与えられるでしょう。
誤算だったのはクディチーニの交通事故による長期離脱。最悪の事態にならず良かったですが、バックアッパーとしての役割を全うしたとは
言えず、厳しい評価にならざるを得ません。アルニック共々、残留は微妙で来季に向けて控えGKの補強は必要かもしれません。

DF
開幕当時CBはキング、ウッドゲイト、ドーソンを負傷で欠く苦しい状況でした。結局、ウッドゲイトは負傷が癒えず3試合の出場に留まり、
キングは万全な状態では無い為に出場は半分に限られた。主力二人が怪我がちなため、ドーソンとバソングにかかる期待は大きかったが、
その期待に違わず素晴らしい働きで穴を埋めたように思います。ドーソンは守備の要としてに留まらず、ゲームキャプテンとしてもチームを
引っ張り、バソングは新加入ながらすんなりとフィットして見せた。この二人の活躍無くして今季の躍進はありえなかったでしょう。

両SBのエコトとチョルルカは及第点以上の出来。エコトは未だ不安定さも顔を覗かせるが、序盤はレギュラーを確保して貢献した。
チョルルカも怪我で終盤を逃したものの、シーズンを通してみればクレバーな守備で右サイドに落ち着きをもたらしていたと思います。
そして、何と言ってもベイルの覚醒はトッテナムファンを大いに楽しませたことだろう。負傷したエコトに代わり1月以降で機会を得ると
印象的な活躍を披露し、瞬く間にレギュラーに定着した。SBとMFの二足のわらじだったが、どちらでも遜色の無い活躍を見せ、
シーズン後半だけで考えればMVPに挙げられる活躍だった。来季は本来のSBとして定着するのか、MFにコンバートされるかにも注目だ。
ハットンが期待を裏切りローンで放出された一方、1月に加入したカブール、若手のウォーカーらはハツラツとした動きを見せました。

MF
モドリッチが前半戦で4ヶ月離脱、レノンは後半戦で同じく4ヶ月離脱。この二人がシーズンで揃った試合が数えるほどだったのが
非常に残念ですが、それを感じさせなかったぐらい代役(本来、代役と言うのが失礼ではあるんですが)が頑張ったシーズンでした。
前者は新加入のクラニチャール、後者は昨季から不調にあえいだベントリーが共に奮闘し、戦力を落とさなかったのが素晴らしかった。
これまでレギュラーに定着出来なかったハドルストンが過去最高のパフォーマンスで、代表に選ばれるまでに成長を果たしたのも大きい。
パラシオスは終盤に調子を落とし、数試合で控えに甘んじたもののシーズンの大半では驚異的な運動量と献身的な守備で中盤を制圧し、
地味ながら貢献度はすこぶる高い。一方でジーナスは負傷に苦しんだ面もあるが、凡庸な内容に終始して期待を大きく裏切った。

FW
キーンは不慣れなMF起用も多く気の毒な面は確かにあったが、本来の出来とは程遠い。後半戦にはローンで活躍の場を求めた。
デフォーは序盤戦からゴールを量産、リーグ戦18ゴールは立派だが後半戦での失速が評価を下げた印象。クラウチはその高さで
貴重なオプションをもたらしゴール数こそ少ないものの貢献度は高い。パブリュチェンコはなかなか出番が与えられず移籍も示唆したが、
終盤戦では機会をもらい短期間ながら固め取りで応えた。1月にローン加入したグジョンセンも含めてタイプの違う4人が揃い、
試合の状況や相手に応じて選択肢があったことはチームに好影響を与えたと感じます。と同時に、ここぞの場面での得点力不足も露呈し、
来季に向けて課題を残したのも確か。ドスサントスやキーンらローン移籍組、ローンで加入のグジョンセンの去就にもよってくるが、
補強が必要なポジションかもしれない。システムに幅を持たせる為にも1トップ起用に耐えうる人材が加えられればベストか。

と、こんな感じになりました。個人的にはMVPにはドーソンを推したい。彼の成長、安定感は抜群で一番貢献度が高いと感じました。
次点はハドルストン、ゴメス。レノンとベイル、モドリッチは実質シーズンの半分しか働いていない為、評価は若干下げましたが、
彼らが怪我無くシーズンをフルに稼働したら…思うと、来季に向けて期待が高まります。もちろん、彼らを脅かす存在にも期待したいし。
今季の躍進の一番の要因はチームとしての総合力を存分に発揮出来た事。ダブルスカッドを組める陣容をフル活用して闘う集団に
まとめあげたレドナップの功績は見事。「誰が抜けても誰かが埋める」これが出来たシーズンでしたね。チームで勝ち取った4位です。

※FORUMでは今季のMVPを決める投票企画を実施中です。PCからの閲覧でFORUMに参加出来る方は是非一票をお待ちしています。

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

W杯イングランド代表にトッテナムから最多の6人招集!

先ほどW杯に臨むイングランド代表予備メンバー30人が発表されました。代表監督カペッロが選出した30名はこちら。

Capello names provisional squad (TheFA.com)
GK:ハート(マンC)、ジェームス(ポーツマス)、グリーン(ウエストハム)
DF:G・ジョンソン、キャラガー(リバプール)、A・コール、テリー(チェルシー)、R・ファーディナンド(マンU)、
キング、ドーソン(トッテナム)、アップソン(ウエストハム)、ウォーノック(アストンビラ)、ベインズ(エバートン)

MF:バリー、S・W・フィリップス、A・ジョンソン(マンC)、キャリック(マンU)、J・コール、ランパード(チェルシー)、
ジェラード(リバプール)、レノン、ハドルストン(トッテナム)、ウォルコット(アーセナル)、ミルナー(アストンビラ)、
パーカー(ウエストハム)

FW:ベント(サンダーランド)、クラウチ、デフォー(トッテナム)、ヘスキー(アストンビラ)、ルーニー(マンU)

まだ予備メンバーの段階で本大会前に最終的な23人に絞り込まれるんですが、この段階でトッテナムから最多の6人が選出されたのは
ファンとして非常に嬉しいです。まだこれからサバイバルは続きますが、なんとか最後まで残ってW杯で勇姿を見たいですね。
それにしてもキャラガーはサプライズだったなぁ。彼は代表引退したんじゃなかったっけ?まぁ彼の復帰は心強い気はするが。

Cameroon announce World Cup squad (BBC)
日本とも対戦するカメルーン代表にはトッテナム所属のDFバソング、アス-エコトの二人が選出されています。

Honduras name 23-man squad (Sky)
ホンジュラス代表にはトッテナム所属のパラシオスも順当に選出されています。

最後に補強関連ニュースをいくつか。09/10シーズンも終了したので、当ブログでも補強関連情報を解禁します。
今季を4位で終え、来季のチャンピオンズ・リーグ出場権を得た為にメディアも例年以上にトッテナムの補強を煽ることが予想
されますが、まぁ話半分程度に楽しむぐらいが丁度いいとは思います。基本的には獲得するということは誰かが放出されるわけで、
チームのほとんどの選手に思い入れがあるだけに、この手の話もあまり心の底からは楽しめない…というのが正直なところです。
が、一方ではオフシーズンの話題もフットボールの魅力の一つ。メディアに踊らされるのを承知で一喜一憂出来る方はお読みください。

Tottenham in hunt for Luis Fabiano (telegraph)
セビージャ所属で29歳のブラジル代表FWルイス・ファビアーノに£1800万でオファーか?という記事。
ブラジル代表でも36試合で25得点をあげる典型的なセンターフォワードは残り1年の契約を残してますが、移籍にも前向きな模様。

補強についての僕のプランは近日中にまとめたいとは思うんですが、得点力のあるワールドクラスのFWの獲得は必須と思います。
リーガはあまり見ないので詳しくは無いですが、CLなどで数試合見た限りではゴリゴリ一人で突破出来るFWというイメージかな。
その反面、守備なども含めてチームで献身的に頑張るタイプでは無いような。個人的にはあまりワクワクしない話ではありますね。

Chelsea plot £20m move for Modric (mirror)
チームの若返りを目指すチェルシーが£2000万でモドリッチ獲りを画策という記事。チェルシーは同じアタッキングMFのJ・コールが
今夏で契約が切れる為に今夏限りでの放出が濃厚の状況。同ポジションのデコも放出が決定的で、補強に積極的と見られています。

ノー!ノー!マンUに続いて今度はチェルシーかよ。しっしっ!(嫌悪)だいたい、4位を確保してこれからトッテナムの新時代が
幕開けだというのになんで主力を放出しなければならんのよ。もう、そんな過去とはおさらばして欲しいですよ。全力で阻止すべし。
代わりにJ・コールと交換だとしてもノー!ですわ。他をあたってくれ。余らせてる所は他にあるだろ、スペインの白いところとか。

| Article | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

【第38節】 トッテナム vs バーンリー

イングランド・プレミアリーグ09/10 38節

Burnley 4 - 2 Tottenham 
         
Stadium:ターフ・ムーア

              前半   後半   合計                               
バーンリー  1  3  4                 
トッテナム  2  0  2    
得点
Spurs:ベイル、モドリッチ
Clarets:エリオット、コーク、パターソン、トンプソン

0910 38
Sub:J・ウォーカー、バソング、ベントリー、ジーナス


09/10シーズン最終戦となったバーンリーとのアウェーゲームは、2点リードから立て続けに4点を奪われ、よもやの大逆転を許す失態。
降格が決まったもののホームのサポーターの前で最後の意地を見せようと意気込むバーンリーに圧倒される内容で完敗に終わっています。

やれやれ…(苦笑)シーズンの最後なんだからシャキっと勝って締めくくりたいところでしたが、そうはなりませんでしたね。
もうアレコレと言う必要は無いですね。完敗です。悲願達成でエネルギー使い果たして余力は残って無かったという事でしょうか。
同時刻に行われていた優勝争いを演じる数クラブの試合と並行して観ていて、正直あまり集中して観て無かったのでマッチレポは簡単に。

楽勝ムードの前半
前半はとても良かったんですよね。開始3分にいきなり先制。カブールのロングパスに自慢のスピードで抜け出したレノンが中央に折り返し、
ベイルがしっかりと詰めてゴールを奪いました。その後も攻勢が続いたので、怒涛のゴールラッシュすら期待出来そうな雰囲気でした。
しかし、なかなか追加点は奪えぬまま試合は推移。いつもならヤキモキするような展開でしたが、観ているコチラ側(僕だけ?)もやはり
緊張感は皆無で、まぁそのうち追加点奪ってくれるだろうと楽観して観ていたんじゃないかな…と。で、ようやく追加点が生まれたのは
30分を少し超えた辺り。この日も積極的に攻撃に出ていたベイルが左足アウトサイドでモドリッチに素晴らしいパスを通すと、エリア手前で
受けたモドリッチは鋭いフェイクから一人かわすと思い切り左足を振り抜き、豪快なシュートをゴールネット左隅に叩き込みます。
実況も思わず「ブリリアント!」と漏らす本当に素晴らしいゴールでしたし、これで2点差。試合はほぼ決まったと思いました。
が、前半終了間際にあっさりと失点を許します。中盤でのプレスが緩く、比較的楽な形でボールをもたせていた印象がありましたが、
いとも簡単に中央を割られてエリオットに流し込まれます。楽勝ムードだったはずが、1点差に詰め寄られ前半を終了することに。

立て続けの3失点に見るメンタルの重要性
前節で4位以内を確定、一応数字上では3位の可能性も残った試合ではありましたが、僕は実はこれっぽっちも期待してなかったんです。
トッテナムがこの試合を勝ち、アーセナルがフルアムに負ける事が前提条件だったわけですが、アーセナルの相手はフルアム。
直後に控えたEL決勝に重きを置いて、アーセナル戦に集中するようなシチュエーションじゃ無かったですし、最近不振とはいえ、
お隣がホームでの最終戦で無様な敗戦を喫してシーズンを終えるとは到底思えなかったので。まず、1%も可能性は無いだろうな…と。
それでも一応トッテナムに奇跡が起こる事を頭の片隅には捨てずに置いておきましたが、僕はそこまでロマンチストでは無いのでね。
現実的に考えれば、バーンリーに勝とうが「リーグ戦3位」が棚からぼた餅のように転がってくるなんてのは非常に考えづらい。

気が緩みがちな状況でモチベーションを保つという意味では意義があったのかもしれませんが、それでもやっぱりやってるのは
生身の人間なわけで、あれほどのテンションの高い一大決戦で4位を確定させた選手たちに、再びモチベーションを奮い立たせて
この一戦に高い集中力とテンションで臨め!というのはいささか酷な話のような気がします。なので、仕方ないかな…とも思う。
恐らくハーフタイムでアーセナルの試合経過を知ったんだと思います。前半終了した時点でアーセナルは3-0でしたからね。
この時点でほぼ「奇跡は無い」ことが解った。じゃぁ、この試合の意義は?ほぼゼロですよね。勝とうが負けようがどっちでも変わらん。
消化試合そのもので、むしろW杯を控えた選手が怪我をしないように…と消極的なプレーに終始したとしてもなんら不思議じゃない。

僕は普段から、戦術やシステム云々よりも選手たちの戦う気持ちであったり、全力を尽くそうとしているか否かという点に
フォーカスしていることが多いです。それはなぜか?フットボールで結果を左右する要素の大部分がメンタルで占めているという
実感があるからなんですよね。もちろん、そういう精神論だけで片付けられないですし、様々な要素が複雑に絡むからこそ
フットボールが奥深く、多くの人を魅了しているんだと思うんですが、僕は特に日本人が軽視しがちな「メンタル」的な側面は
こと長丁場のリーグ戦においては非常に重要なファクターだと考えています。それをコントロールする監督の力量も含めて…。

結局、後半は立て続けに3失点を喫しましたが、今季のトッテナムの守備の堅実さからみて、普通に考えれば「あり得ない」ですよ。
アーセナル、チェルシー、マンC相手に守りきったメンバーと降格決定したクラブに4失点したメンバーはほぼ同じなんですから。
もちろん、相性というような半ばオカルト的な要素もあったかもしれないし、この日にゴールマウスを守ったのは若手のアルニック。
ほとんど出番が無くベンチを温めていた若手と守備陣での明らかな連携不足があった点も見逃せないですが、それでもこの日の
結果を招いたのは「モチベーションの低さ」から来るものだと断言出来ますね。いや、むしろそうでないと困るってのもありますが(笑)
他会場の結果を見渡してもその考えを後押しするものだったような気がします。4位を争っていた他のクラブ。マンCはウエストハムと
ドロー。リバプールもハルとドロー。アストンビラに至ってはホームでブラックバーンに負けています。目標を失えばこんなもんです。

来季へ向けての課題に…
それでも、シーズン最終戦で下位相手に2点リードしながら4点奪われて逆転負けという事実は大いに反省すべきものです。
どこのクラブも同じシチュエーションであれば厳しい展開になりがちだとは思うし、長いシーズンの中ではこういう試合もありますが、
そういう「取りこぼし」を少なくして、3ポイントを確実に積み上げていく。それを当たり前のように出来るか、出来ないか。
そんな些細とも思える差こそが、チェルシーだったりマンUとの間に横たわっている大きな大きな差に繋がってると思います。
所謂「勝者のメンタリティー」とでもいいますか。あまりにメンタル押しで芸が無いんだけども。やっぱりそこかな~と思うわけで。

別にこの日の結果で、今季のトッテナムの素晴らしいシーズンが色褪せるわけでは無いんだけども、やっぱりまだまだ、
チームとしての本当の強さは身についていないと思うんです。もちろん、強くはなったと思う。4位に入れるぐらいなんだから。
でも、今季は例年以上に、上位が勝ち点を落としたということも忘れちゃならない。もっともっと強く、逞しくならないとね。
そういう意味では、油断したらやられるんだ!という強烈なパンチを喰らい、来季への糧になったとポジティブに捉えようと思う。
ともあれ、選手たちは長いシーズンお疲れ様でした。ますはしっかり体を休めて、怪我を治して次に向かって欲しいですね。

今日のGood モドリッチ。ゴールが見事。彼のベストには遠いが精彩を欠くチームの中では比較的動きが良かった印象。
今日のBad  ドーソン。ポジショニングが悪く、集中力緩慢で若手GKのアルニックを助けられなかった。

| マッチレポート | comments:12 | TOP↑

≫ EDIT

レドナップ、最優秀監督賞に輝く!

マンCとの死闘を制し、今季の4位を確定したトッテナム。現地メディアもビッグ4時代の終焉を成し遂げたトッテナムの偉業を讃えるもの、
CLを見据えての補強に関するもの等々で大いに賑わっております。改めてもの凄い事を成し遂げたのだと実感が沸いてきます。

Just perfect' - Harry (tottenhamhotspur.com)
指揮官レドナップも「パーフェクト」と素晴らしい結果と共に試合内容にも満足している様子。
4位を奪う事だけを考えてきた。選手たちはもちろん、このクラブに関わる全ての人にとってとても素晴らしい結果となったね。
攻撃的に戦う事を選んだのはかなりギャンブルだったが、敵地で非常に価値ある勝利を挙げる事が出来て満足しているよ。
4-5-1で守備的に戦うのも選択肢としてはあったが、我々には優れたアタッカーが揃っているのだから迷いは無かったよ。
クラウチもデフォーもいい働きをしてくれたし、キングとドーソンの働きもファンタスティックだった。カブールも慣れないポジションながら
よくやってくれた。みんながシーズン通して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし、この結果に相応しいと胸を張れるよ。
今季の我々は攻撃的で観る者を魅了するフットボールが出来ていたと思うし、私自身もそんな戦いぶりに大いに満足している。
我々の志向するスタイルを貫き通しての結果だから、本当に素晴らしいね。
(レドナップ)

大一番にもあくまで今季のトッテナムらしく攻撃的に戦って、最高の結果を手にしたということに尚更価値があると感じましたね。
自分の作り上げたチームに自信が無ければ到底出来ない芸当ですし、そんな指揮官の想いを選手たちも意気に感じたことでしょう。
今季は過去数シーズンのような派手な打ち合いが減り、堅実な試合が増えた印象がありますが、決して守備的に戦ってきたわけではなく、
強気に攻める姿勢を多く見る事が出来ました。トッテナムらしい攻撃的フットボールを貫いての4位。とても素晴らしいですね。

'One of the great nights' - Crouchy (tottenhamhotspur.com)
殊勲の決勝弾を決めて見せたクラウチ。喜びを語るとともに、その視線は早くも来季のCLを見据えています。
僕らは数多くの決定機を作っていたけど、相手GKは素晴らしかったね。もしも、引き分けになったら悔やむことになるから、
最後までゴールを奪う事を目指して戦い続けたよ。(ゴールは)いいポジショニングを取れたし、タイミングもバッチリだったね。
とても嬉しかったし、この夜の出来事は間違い無く僕のキャリアの中でも最も素晴らしいものの一つに加えられたよ。

夏に加入した時から、こんなにも素晴らしい選手たちが揃っているクラブが今まで期待を裏切っていた事が信じられなかったんだ。
代表選手が代表選手と交代するほどのクラブだからね。シーズンを通してチームのバランスも良かったし、4位に値すると思うよ。
CLは世界最高レベルの選手が競い合う最高の舞台。選手なら誰もが夢見る場所さ。リバプール時代の経験も特別なものだったよ。
今度はそれをアンフィールドでは無く、ホワイトハートレーンで経験できる。同じくらいスペシャルな経験になるだろうね。
(クラウチ)

クラウチの高さを存分に生かそうという戦い方でしたが、その期待を裏切らない素晴らしい活躍でした。ゴールシーンはもちろん、
試合全体を通しても競り合いを制し、前線ではしっかりとボールをキープしていた。守備にも全力で戻り貢献していましたね。
トッテナムではCLの経験を持っている数少ない選手の一人。大舞台に強い印象もあるし、今後もここぞの場面で重要なゴールを頼むぞ!

Chairman's delight at an 'amazing achievement'  (tottenhamhotspur.com)
悲願の4位入り達成にレヴィ会長もご満悦の様子。選手・監督らを讃えながら、ファンへの感謝も語っています。
私がこのクラブに来てからずっと夢見て目指して来た偉業を達成してくれて、とても嬉しく誇りに思っています。
ハリーと選手たちをはじめクラブに関わる全ての人に、そして、もちろんファンの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
誰か一人を選ぶのでは無く、チームの結束力を讃えるべきものです。優れた選手が揃った素晴らしいチームがここにはあります。
我々はここに初めて、ヨーロッパのエリートが集う大会でその実力を競う権利を得られました。とても楽しみにしています。
クラブにとって何よりも大切なのは、あなたがたファンの存在です。ハリーも選手たちもファンの多大なる貢献に感謝しています。

トッテナム・ホットスパーは既に世界的に認知されたクラブですが、CLの出場がそのステータスを更に高めることでしょう。
しかし、まだシーズンは終わっていません。最終節ではグループリーグ入りを確定出来る3位を狙える可能性を残しています。

我々は現在2つの大きなプロジェクトとピッチでの成功をリンクさせる為に、努力しているところです。新しいトレーニングセンターは
工事も始まり、完成すればヨーロッパでも最高のものとなるはずです。新スタジアムに関しても、長年に渡り取り組んでおり、
今年中に建設計画の許可が得られる事を願っております。
(レヴィ会長)

近年、クラブのビジネス面では順調に推移していますが、ピッチ上の成績は伴わないというシーズンが続いてきましたが、
今季は会長も熱望していた4位を遂に達成する事が出来ました。CLがもたらす収入は今後控えるクラブの様々なプロジェクトに
大きな後押しを与えるでしょうし、現在交渉中と思われる新スポンサー、およびスタジアムのネーミングライツ販売にも影響を及ぼす。
またクラブの世界的ステータス向上も大いに期待出来るので、なんとしてもCLグループステージ進出を達成したいところです。

最後に嬉しいニュースを二つ。

Bale signs new contract  (tottenhamhotspur.com)
今季印象的な活躍を披露してきたベイル。新たに4年(2014年まで)の契約延長に合意したことが発表されました。

まずは一安心。ベイルはトッテナムの宝ですからね。彼を放出するなんぞ愚の骨頂。まぁ、心配はあまりしてませんでしたが、
実際に契約延長のサインというニュースが入ると胸をなでおろしますね。まだ、20歳。これからまだまだ伸びる選手だから、期待が膨らむ。
SBとしてなのか、それとも本格的にMF転向となるのか、いずれにしろ彼は今後もトッテナムで主力として輝いてくれるはずです。

Top award for Harry (tottenhamhotspur.com)
トッテナムを率いるハリー・レドナップ監督が今季のプレミアリーグ最優秀監督賞を受賞しました。
トッテナムを初のCL出場へと導いた手腕が高く評価されたもので、優勝していないクラブの監督が選出されるのは異例です。
今回このような栄えある賞を賜ったのは嬉しいが、ケビン(ボンド)、ジョー(ジョーダン)、クライブ(アレン)、トニー(パークス)、
ティム(シャーウッド)、レズ(ファーディナンド)をはじめ、全てのスタッフと協力して成し遂げたもので、私一人の栄誉では無い。
私はあくまでチームの一員に過ぎないんだよ。全ては頑張った選手たちのおかげさ。本当に選手たちには心から感謝しているよ。
(レドナップ)

確かにチーム全員で勝ち取った偉業ですから、全ての人が栄誉に値するとは思うんですが、ハリー、あなたのおかげですよ。
多くの人(僕も含めて)が彼の力量を過小評価していた。ビッグクラブでの指揮の経験が無いと。また、脱税疑惑をかけられ聴取されたり、
古巣ポーツマスの一部の心無いファンからは財政破たんの一因を作ったなどとなじられもしました。それでも彼は真摯に向き合い、
選手たちと堅い絆と揺ぎ無い結束を植え付け、どこか甘え体質だったクラブを戦う集団に変えた。思えば彼が就任した頃のトッテナムは
リーグ戦でも開幕から8戦して勝ち星が無くクラブ史上最悪のスタートを切り、ダントツの最下位でした。そんな沈みかけた「泥舟」に
安定した地位を得ていたポーツマス監督の座を投げ出してまで乗ってくれたのがハリーでした。勇気のいる決断だったと思う。
彼を任命してSDを廃止し、全権を託した会長の英断も見事だったが、わずか1年半で劇的に立て直して、CLまで導いてくれるなんて…。
実は心臓があまり良く無く、薬を服用しながら…の激務。大きなプレッシャーで眠れぬ日を過ごしたこともあったでしょう。
63歳のベテラン指揮官に、こういう栄誉が与えられたことを一ファンとしても嬉しく思います。ありがとう、そしておめでとうハリー。

| Article | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

【第37節】 トッテナム vs マンチェスター・シテイ

イングランド・プレミアリーグ09/10 37節

Manchester City 0 - 1 Tottenham 
         
Stadium:シティ・オブ・マンチェスタースタジアム

              前半   後半   合計                               
マンチェスターシティ  0  0  0                 
トッテナム  0  1  1    
得点
Spurs: クラウチ
Citizens:

0910 37
Sub:アルニック、バソング、ジーナス、グジョンセン

ADUGの登場による膨大な資金力を背景に大型補強を敢行し、一躍上位を伺う強豪へと大きく変貌を遂げたマンチェスター・シティ。
かたや無計画な監督交代を繰り返し、幾度も期待を裏切り続けてきたものの、レドナップ就任で再び古豪復活の光が見えたトッテナム。
共に4位となれば、クラブとして現行のプレミアリーグ発足後初。「クラブ史に残る偉業」懸るもののの大きさは計り知れない。
試合前の段階で1ポイントをリードしたリリーホワイト、その1ポイント差をホームでひっくり返さんと迎え撃つライトブルー。
48,000人の超満員で膨れ上がったシティ・オブ・マンチェスタースタジアム。今季の全てを懸けた世紀の一戦の舞台は整った。

”レドナップスパーズ”の集大成「全員守備」で凌いだ前半

この重要な一戦に先発起用された11人は上記したスカッド図の通り。予想に反し、両サイドにベイル、レノンというスピードスターを配し、
中盤セントラルはモドリッチ&ハドルストン。大胆な攻撃的布陣で臨みます。「我々のチームスタイルに誇りすら感じる」とは試合前の
指揮官レドナップの言。その言葉に違わぬ起用に、この一戦に懸ける並々ならぬ想い、己がチームへの絶大なる信頼を強く感じた。
押しつぶされそうなプレッシャーの中でも、そのプレッシャーから逃げることなく正面から向き合わんとする選手たちの力強いまなざしに、
頼もしさを覚えるとともに、期待感が膨らむ。キックオフ直前の円陣。普段通りの光景に、普段以上の情熱。いよいよ「決戦」が始まる。

緊張感のある立ち上がり。両チームどこか硬さが目立つ。この一戦の重要性を考えれば仕方ない。まずは慎重に、高ぶった感情を
抑えながら、互いの呼吸をしっかりと確かめるかのように向き合う。まず積極的に動いたのはシティ。1トップ下の位置に陣取った
テベスがその個人能力の高さをいかんなく見せつける。中盤でボールを受けるやドリブル開始、ギアを上げながらグングン加速し、
一直線にトッテナムゴールを目指して進撃、シュートまで持ち込む。これはゴメスが防ぐものの、直後には再び左サイドでボールを受けるや
カブール、モドリッチの二人がかりのマークをあざ笑うかのようにエリア内に侵入し、シュートを放つ。やはりシティの中でもひと際怖い存在。


開始15分まではひたすらにシティがボールを保持。右のA・ジョンソン、左はベラミー。突破力があり、個人で打開できるSHに
早めにボールを預けてサイドから崩そうという意識が高い。しかし、トッテナムも二人がかりのマーキングを徹底し、簡単にはやらせない。
特にこちらの左サイドの攻防が熱く、A・ジョンソンが再三に渡ってドリブルで仕掛けるも、対面するのは身体能力に秀でるエコト。
この日はすこぶる高い集中力と絶妙な体の寄せで対応し、一枚前のベイルとも連携してほぼ完璧にA・ジョンソンを封じて見せた。
右SBのサバレタも攻撃に参加していたが、クロスの精度は悪く、サバレタにならボール持たせてもOKという守り方だった印象。
なかなか攻撃に転じる事が出来ずにいたトッテナムですが、18分、ベイルのFKからクラウチがドンピシャのヘッダー!しかし、ポスト直撃!
あと数十cm内側だったなら…という何とも惜し過ぎる場面。思わず振り上げかけた握り拳を、そっと収め大きく、深呼吸を二度。
その直後にはキングの炎のヘッダー炸裂!と思ったが、判定はファール。リプレイで見れば確かにバリーにのしかかっている。
何度も深呼吸しなければいけないぐらいに心臓がバックンバックンしていた。掌には尋常じゃないぐらいビッショリと汗がにじむ。
そう、観ている僕らファンもまた戦っているんだ。深夜だから大声を上げるわけにはいかないが、TVに向かう前傾姿勢の角度が増していく。

27分にはA・ジョンソンの強烈ミドルを、34分にはベイルの胸トラップの跳ね返りを…どちらも肝を冷やすには十分のピンチだったが、
負傷でこの日の出場すら危ぶまれたゴメスが抜群の反応で掻き出して見せた。本当に間に合って良かった。僕らの頼れる守護神。
38分、トッテナムも負けじと反撃。ハドルストンがミドルシュートをチラつかせながら相手守備陣を中央に寄せ、サイドのレノンへ、
レノンがカットインしてクロス、クラウチが落としてベイルがボレーという素晴らしい形を演出。これも惜しかったなぁ…。
43分には今度はシティ。カウンターからテベスが独力で持ち込むも、キングがシュートコースを絞りながら体を寄せる完璧な対応。
流石キングとため息すら出るような素晴らしい対応。CBのお手本のような守り方。カペッロさん、観てますか。もうこれが答えでしょ。

ロスタイムにもピンチを迎えるものの、クラウチはDFラインのすぐ手前まで守備に戻り、デフォーは相手FWを追いかけ回していた。
これこそがこの日の象徴的場面。レドナップが作り上げた組織的な守備ブロック。正に「全員守備」。それもゴール前に人数をかけて
引き籠る消極的なそれでは無く、攻守の切り替えを速く、高い守備意識を保ち、各々が自分の役割+αをしっかり果たしてのもの。
個々の個人能力に頼りバラバラに頑張るシティと、チームとして立ち向かうトッテナム。鮮明なコントラストが浮かび上がる中で、
全体的には押し込まれたものの決して主導権を握られたわけではなく、むしろ試合を支配していた印象の前半に確かな手応えを感じた。

互いに持てる力を出し尽くした死闘。一進一退の後半
後半もどちらかというと前への推進力はシティに分が。A・ジョンソンからバリーへとピッチの横幅を大きく使ったダイナミックな攻撃も
ドーソンがしっかりと跳ね返して始まった後半。しかし、トッテナムも負けていない。レノンが中央に思い切って切れ込みシュートを放つと
ブロックにいったコンパニの手に当たる。ハンド!叫びもむなしく判定はノー!シティサポーターが大声援でシティを後押しすれば、
3000人ほど詰めかけたトッテナムサポーターも声を振り絞る。どちらも想いは同じ。悲願の4位に向けて、応援合戦もヒートアップ。

そんな中シティにアクシデントが。バリーが負傷した模様で足を引きずりながらピッチの外へ。一人少なくなった間隙を突いて、
ベイルからデフォーへ浮き玉スルーパス。これをデフォーが絶妙なタイミングで裏へ抜け出し、右足アウトサイドでゴール隅を狙う。
だが、フロップが抜群の反応で弾きだしゴールはならず。直後にはモドリッチも思い切ったミドルで狙うも無情にも枠を逸れていった。
この日は両FWがしっかりとボールを収めていたし、サイドに流れる動きも良かった為に、攻撃にリズムが生まれていたように思う。
前半からクラウチの高さを生かそうという意図がチーム全体に徹底されてたし、現にクラウチは完全に競り合いを制していた。
デフォーも最近は独りよがりなプレーが目立ったが、この日は攻守に渡って献身的な働きで上々の出来。ポストプレーもこなしていた。

58分、デヨングとビエラがハドルストンに激しく当たり、一触即発な場面もあったが全体的にはクリーンな試合展開で、主審のベネットも
上手くコントロールしていた印象で、お互いにダーティーなプレーがほとんど無かった(細かく色々とやり合ってはいたけど…笑)
こういう荒れた試合になりそうなシチュエーションだったにも関わらず、クリーンファイトを見せてくれる選手たちは素晴らしいな…と。
残り20分を切る辺りから流石に両チーム疲労が見え始め、徐々にピッチにスペースが生まれ出す。オープンな攻め合いの始まり、始まり。
トッテナムは焦って攻撃に出るというよりかはモドリッチを中心に丁寧にポゼッションを高めながら、穴を探していく格好を取り、
それまでは攻撃よりもA・ジョンソン封じにエネルギーを使っていたベイルが目立ち出す。70分には珍しくエコトが絶妙なオーバーラップから
グラウンダーのクロスを供給するも詰めたデフォー、クラウチは立て続けに必死で足を延ばすものの届かず。これまたあと数cm。

一進一退。どちらも譲らず。完全なる互角で拮抗し、硬直した展開に両チームの指揮官も慌ただしく動く。先に動いたのはレドナップ。
レノンに変えベントリー。マンチーニも続く。A・ジョンソンからS・W・フィリップスへ。共に右サイドプレイヤーを交換する采配。
その頃には残る時間は15分を切っていた。スタジアムの雰囲気も徐々に変わりだす。笑顔の中にも、隠しきれない不安の影。
追い込まれたのは…シティ。ここにきてようやく、両チームの間に存在するわずか1ポイントのアドバンテージが効きだす。
「勝たなければいけない」シティと「負けなければいい」トッテナム。試合前には隙にも繋がると懸念されたわずか1ポイントのリードが
ボディブローのようにシティの体を、心を蝕む。明らかに焦るシティ。マンチーニの表情も時間経過と共に硬く、こわばっていく。

77分、ベイルのブリリアントなクロスをクラウチがドンピシャのヘッダーで合わせるもフロップが間一髪で弾けば、2分後には
テベスが強烈なミドルシュートをキングがかろうじてシュートコースに体を入れて弾きだす。お互い、死力を尽くした素晴らしい攻防。
デフォーに変わってパブリュチェンコを投入したトッテナムが次第に攻勢を強めると、その歓喜の瞬間は82分にやってきた。
カブールが右サイドで対面するベラミーを力強くかわして突破し、クロス。ブリッジに当たったボールは一度はフロップが弾くも、
クラウチがヘッダー!全てのトッテナムファンの想いを乗せたボールはゆっくりと、そして確実にゴールネットに吸い込まれていった。

貴重な貴重な先制弾を挙げ歓喜するトッテナムサポーター!チーム全員がクラウチに駆け寄り、今季最高のセレブレーション。

もうね…こっからは正直覚えていないんです。まともにTV画面が見れなかった。ただただ、守りきってくれと祈るばかりの10分間。
パブリュが惜しいシュート放ってたのと、ベイルが腰に手を当て疲労困憊の中で時間を稼ぎに必死で前に行ってたのだけは覚えてる。

そして…


トッテナム・ホットスパーはこの一大決戦を制した。クラブ史上に残る一日。一生忘れない素晴らしい一日となるんだろうな…。


優勝を決めたかのような喜びを爆発させた選手・スタッフ達の姿がそこにはあったし、こんなに嬉しい光景は無かったです。
どんな言葉でも言い表せられないほどの喜びと、今までの色んな想いが混ざって、僕は涙が溢れて止まりませんでした。

レドナップは、苦楽を共にしたスタッフと握手を交わし、ガッチリと抱き合った後、はにかみながらそっと親指を一本立てた。
悲願の4位奪取。それは長らく続いた「ビッグ4の時代」を終わらせたと共に、伝統ある古豪の低迷の歴史を打ち破った瞬間でした。
まだシーズンは終わっていない、数字的には3位の可能性も残っている。CLだってプレーオフ進出を決めただけで、本戦出場には
まだハードルを一段超え無ければならない。でも、そんなことは今日この瞬間はどうでも良くて、ただただ喜びに浸りたいと思います。

日本にも数多くいるであろうトッテナムファンの皆さん、共にこの喜びを分かち合いましょう。
僕はこのクラブのファンでいることを誇りに思うし、この感動を忘れません。これからもトッテナム・ホットスパーと共に。
Come On You Spurs! Europe Here We Come!

| マッチレポート | comments:66 | TOP↑

≫ EDIT

【PREVIEW】 Tottenham vs Manchester City

いよいよ本日は、マンチェスター・シティとの4位を懸けた一大決戦が行われます。両陣営の意気込みのコメントを軸にプレヴューを。

まずは、負ければ4位を逃す崖っぷち。しかし、わずか1ポイントの僅差を跳ね返さんと迎え撃つマンチェスター・シティ。

My future is safe, insists Manchester City manager Roberto Mancini (guardian)
敵将マンチーニはこの試合の結果は自身の進退に影響しないと断言。そのうえで、今季最重要の一戦に絶対必勝の覚悟です。
私はこの試合がクラブにとってどれだけ重要かを十分に理解しています。我々はこの日の為に戦ってきたと言っても過言では無い。
この試合の結果は私の将来を左右したりはしない。我々は既に来季のEL出場権を得ているのだし、更なるチャンスを目の前にしてる。
私はここ(マンC)に来て5ヶ月だが、ここで明るい未来を作る事が出来る。そして、我々は現在歴史を塗り替えようとしている。
もしも我々がCLへの出場権を得たならば、更なる進歩が期待できる。それはこのクラブに関わる全てのものにとって非常に重要だ。
我々は決してナーバスになってはいない。選手たちは全ての力を出し尽くし、結果を出してくれると私は信じているよ。

トッテナムは非常に良いチームだ。素晴らしい選手が揃っているし、経験豊富な優れた監督がいる。彼らの今季はファンタスティックだ。
現在のトッテナムは4位争いをするに相応しい。そういう意味では我々にも、彼らにとっても今の状況は喜ばしい事と言えるだろう。
(マンチーニ)
Biggest game of my life admits Adam (mcfc.co.uk)
今季途中にボロから加入し、瞬く間にレギュラーを掴んだA・ジョンソン。生涯最大のビッグゲームを前に気合十分の様子。
選手であるならば誰もが経験したいであろう種類のゲームさ。この試合こそ、正に僕がマンCに加わりたかった理由でもある。
スタジアムは素晴らしい雰囲気になるだろうね。今から試合が待ちきれないよ。僕らは肉体的にも精神的にも強くなければいけない。
絶対に勝たなければいけない試合さ。どれぐらい重要かも良く解っている。プレッシャーはあるだろうけど、乗り越えて見せるさ。
トッテナムは最近好調だから、自信満々で乗り込んでくるだろうね。でも、僕らには多くのサポーターによる絶大な後押しがある。
そして、僕らのホームでの成績はもの凄いからね。彼らはすぐに思い知るはずさ。”ここで僕らに勝つ事が困難だ”という事をね。
(A・ジョンソン)

続いて、勝てば4位を決められる状況で迎えた一戦に「絶対勝利」の覚悟で敵地へ乗り込むトッテナム。

Harry plays it cool as Spurs manager insists all the pressure is on City (dailymail)
指揮官レドナップはマンCの強さを認めながらも、4位を決める絶好のチャンスを逃すつもりはさらさらありません。
我々にはプレッシャーは無い。誰もが今季開幕前にビッグ4の牙城を崩すとしたら豊富な資金で巨大な戦力を築き上げたマンCだと
思っていたはずだからね。テベス、アデバヨル、ベラミー…etc 彼らが昨夏に補強した名前を見渡せば、その意見も当然というものだ。
彼らのオーナーの資金力を考えてもマンCは3~4年以内に優勝できるとすら思うよ。我々はと言えば、今季はヨーロッパの舞台への
扉を開き、7位以内に入れば成功だと私は考えていたよ。それがCLを争っているんだからね。それだけで、素晴らしいことじゃないか。
シーズンを通して常に上位に位置し、この最終盤に至っても4位への挑戦権を手にしているのだから、凄いことだと思うよ。

もしも明日勝てなかったら最終節にもつれ込むことになるが、バーンリーもウエストハム(マンCの相手)も必死で向かってくる。
出来るならばマンCとの直接対決を制し、その場で4位を決められれば最高だな。我々にとってはまたとないチャンスだからね。
我々は今季素晴らしいフットボールを披露してきたのだから、4位に相応しいはずだ。この試合に全てを出し尽くす覚悟だよ。
(レドナップ)
Luka eyes 'biggest game' (tottenhamhotspur.com)
司令塔として攻撃を牽引するモドリッチ。自身のキャリア最大のゲームにも、「勝つのはウチだ」と強気の姿勢で臨みます。
ビッグゲームだね。なんたってCL出場権が懸ってるからね。僕の今までのキャリアの中でも最も重要な一戦になる。
僕らは前節ボルトンに勝ち、マンCはアストンビラに勝った。両チームにとってこの試合は、確実に今シーズン最大の決戦さ。
僕がトッテナムに入ってからマンCとは3回対戦して全部勝ってる。もの凄い重要な一戦だけど、とても楽しみにしているよ。
僕らはとてもいい選手が揃った素晴らしいチームさ。敵地に乗り込んでも、僕らの力を出し切れば必ず勝てるはずだよ。
(モドリッチ)

TEAM NEWS
前節のボルトン戦で痛みを訴え、怪我の具合が心配されるゴメスですが、出場は当日のコンディションを見極めてになりそう。
また、キングについても同様に当日に決断が下される見込み。ファンとしては揃っての出場となれば嬉しいが、状況は五分五分か。
もしもゴメスがアウトならばアルニックが、控えにはJ・ウォーカーが入る見込み。この大一番で若手GKの起用となると不安ですね。
引き続き、クディチーニ、ウッドゲイト、ニコ、チョルルカは欠場。この4人に関しては今季中の復帰は無さそうですね。

一方のマンCは、守護神のギブンが今季絶望で代わりを務めるのが緊急補強されたフロップ。こちらもGKに不安を抱えています。
その他ではM・ジョンソン、ペトロフ、レスコットがアウト。しかし、ハムストリング負傷で離脱中のバリーは間に合いそうとのこと。

☆予想スタメン
トッテナム:Gomes, Kaboul, Dawson, King, Bale, Lennon, Paracios, Huddlestone, Modric, Defoe, Crouch.
マンC:Fulop, Bridge, Toure, Kompany, Zabaleta, Johnson, De Jong, Barry, Bellamy, Adebayor, Tevez.

間違い無く激しい試合になると思います。4位が懸った直接対決ですし、今季のプレミアリーグでもベストバウトになるはず。
状況としては1ポイントをリードするトッテナム有利とも言えますが、僕は全くアドバンテージは無いと思っています。

ホームでは無類の強さを誇るマンC、特に先制した場合はほとんど落としていません。先に得点を許すと非常に苦しくなるでしょう。
引き分けだと1ポイント劣った状況で最終節を迎えるマンCにとっては是が非でも勝利を狙って最初から全開で攻撃的に来るはずです。
トッテナムとしてはまずはしっかりとした守備で凌ぎながら、攻撃的に出てきた相手の隙をカウンターで突いていくといった
戦い方になるのでは…と予想。ガチンコでど突き合いでもいいんですが、場所が場所だけにそうなるとこちらとしては不利かな…と。

そこら辺を踏まえると先発にはパラシオス起用となるでしょう。ベイルはSBから。状況に応じて一枚上げる選択肢もアリですし。
レノンが先発で行けるかどうかも注目ですが、前節の動きを見る限り問題無さそうなので、先発で使ってくるんじゃないかな。
となれば尚更ベイルはSBでいいと思う。ベイル、レノンの両サイドで「ガンガン行こうぜ」は魅力的だけど、バランス考えると諸刃の剣。
中央は堅くしつつ、片方のサイドは縦への突破、もう一方はバランス取りながらパス主体…で結果を出してきているので、
この試合もそのプランでまずはスタートするのがベターかな…と個人的には思います。レノンをスーパーサブとするならば、
ベイルをMF起用でエコトSBもアリかとは思うんですが、相手の攻撃力は破壊力抜群だし、テベスが前線と中盤の間のスペースを
かなり上手く使ってくるので、センターにはパラシオスを置いて潰しに行かないと一気に行かれる気がしてならないんですよね。
ホームでの試合は3-0で勝ちましたが、その時もテベス封じが勝因だったと思うので。やっぱりマンCで一番怖いのはテベス。

で、その時のマンCにはいなかったのがA・ジョンソンですが、これがかなり厄介。ドリブル突破のキレ味たるや相当なもんです。
こちらはベイル、レノン。向こうはA・ジョンソン(途中からS・W・フィリップス)、ベラミーとサイドのスペシャリストの攻防が
鍵を握りそうで、どちらがサイドを制するかが見もの。もちろん、そのサイドを生かすも殺すも中盤センターの働きに懸っているので、
中盤の激しいせめぎ合いで後手を踏むと苦しくなるでしょう。パラシオスvsデ・ヨングの潰し合いも見どころの一つかもしれません。
そして、何と言っても気になるのが両チームを襲ったGKの受難。ここまでの躍進を支えてきたギブン、ゴメスの穴は大きいので、
代役のGKが(ゴメスが出られれば頼もしいのだが…)守備陣と連携が深まっていない中でどれだけ踏ん張れるかも注目です。

グダグダ…と言ってきましたが、もう内容はどうでもいいです。勝ってくれればいい。どんな形でも。この際、神の手でもいい(笑)
勝てば悲願の4位。負ければ逆転されて最終節(こうなると、ほぼ絶望)。天国か地獄。「生きるか死ぬか」の一大決戦です。
もうね…今からドキドキして何も手につきませんわ。でも、絶対勝ってくれると信じます。Come On You Spurs!!

| Article | comments:9 | TOP↑

≫ EDIT

アス-エコトという男

先週末に行われた4位を巡る各クラブの戦い。トッテナムはボルトンに1-0で辛勝、マンCとアストンビラの直接対決は3-1でマンCに軍配、
リバプールはチェルシーに0-2で完敗しました。この結果を受けてアストンビラ、リバプールの4位以内の可能性が無くなりました。
トッテナム、マンCによる一騎打ちが確定し、しかもこの2クラブが次節に激突。プレミアリーグ史上に残る一大決戦で雌雄を決する事に。
トッテナムが勝てばその時点で4位以内が確定、一方のマンCが勝てばマンCが2ポイントリードして最終節にもつれ込むことになります。

4位争い3

世紀の一大決戦を前にした、両クラブの監督のコメントを。

Harry Redknapp says Spurs will not feel pressure at Manchester City (guardian)
トッテナムを率いるレドナップ監督は「プレッシャーを感じていない」と極めて冷静さを保ち、自信を覗かせます。
プレッシャーは全く感じていない。私がここ(トッテナム)に来た頃、とても4位を狙えるような状態では無かったが、現在は違う。
今季は順調にシーズンを過ごしてきたし、私はトッテナムのプレースタイルに誇りすら感じている。これからも前進するのみさ。
我々には多くの代表選手が揃っているのだし、彼らはW杯や国際舞台での経験を持っている。経験不足との指摘は的外れだ。
カップ戦のファイナルのような気持ちで臨む必要がある。それが一番重要だ。我々にとって悲願の4位が懸っているいるのだからね。
(レドナップ)
Mancini - Fourth is vital (Sky)
対するマンCの指揮官マンチーニ。こちらもトッテナム戦を「決戦」と位置づけ、気合十分です。
決戦だ。正に我々が待ち望んだ最高の舞台が整ったね。間違いなく今季の我々にとって最も重要な試合となるだろう。
絶対に勝たなければ試合だし、我々の全てのサポーターの力強い後押しが必要だ。私の未来がこの結果に関係するかという質問を
受けるが、そんな事は解らないし今は重要では無い。私はこの監督という仕事を楽しんでいるし、この仕事が好きなだけだ。
(マンチーニ)

数字上では、この試合で全てが決まるわけではありません。トッテナムが勝てば4位が確定しますが、仮に敗れても最終節に可能性が
繋がるわけで、お互いが譲らずにドローだったとすれば、1ポイントのアドバンテージを持って最終節に向かう事が出来ます。
しかし、フットボールというものは何が起こるか分からない。比較的楽と考えられる最終節(バーンリー)に勝てる保証はどこにもない。
全てがこの試合で決まる。そう言っても過言では無いと思うし、それぐらいの意気込みで臨まないといけない試合だと感じます。
お互いの指揮官もその事を十分に認識してるだろうし、この一戦に懸ける意気込みがコメントからもひしひしと伝わってきますね。

マンCとの「最終決戦」のプレヴューは明日にするとして、トッテナム関連のニュースをいくつか。

Gareth, Daws scoop awards (tottenhamhotspur.com)
トッテナムのサポーターズ・クラブが選出した最優秀選手賞にドーソン、最優秀若手選手賞にベイルがそれぞれ輝いています。

Gareth named Player of the Month  (tottenhamhotspur.com)
また、ベイルがプレミアリーグの4月の月間最優秀選手に選出されました。ベイルは今回が初受賞。ウェールズ人選手としては
2007年にマンUのギグスが選ばれて以来3年ぶりの快挙。ノースロンドンダービー、チェルシー戦での2戦連発をはじめとして
印象的な活躍が評価されての受賞。本人にとっても嬉しいでしょうし、大きな飛躍を遂げたご褒美に自信も深まることでしょうね。

Harry - King a certainty for WC (Sky)
レドナップは慢性的な負傷を抱えながらも、出場した試合では抜群のパフォーマンスを見せるキングのW杯メンバー入りは確実と太鼓判。
彼はW杯に確実にメンバー入りを果たすだろう。マンUとのアウェー戦を見ただろう?間違い無く彼がベストの活躍だった。
私は彼がW杯のメンバーから漏れたら驚くよ。カペッロともちょっと前に話したよ。試合間隔が6日間あけば問題無いだろうとね。
彼はこの間のボルトン戦前に風邪をひいていたんだ。体調は決して万全じゃなかったが、彼は試合に出ると言ったよ。そういう男だ。
リオ(ファーディナンド)とテリーがファーストチョイスだとしても彼を連れていく価値がある。もし仮に二人に何かあっても、
彼になら全てを任せられる。彼が負傷していなかったとしたら、どれだけ凄い選手だろうか。全く想像すら出来ないほどだよ。
(レドナップ)

全く同感で、リオとテリーの代役を務められるのは今のイングランドには彼とドーソンしかいないですよ。アップソン?ショウクロス?
ケーヒル?ジャギエルカ?ダメダメ~(笑)そんな選手たちじゃ足下にも及ばない経験と実力が彼ら二人にはありますよ。特にキングは。
決して贔屓目では無くて…ね。ドーソンは今季のパフォーマンスなら選ばれて然るべきだし、キングも多少のリスクを負ってでも呼ぶべき。

'I play for the money. Football's not my passion' (guardian)
エコトの一風変わったキャラクター、それと同居する正直な人となりが垣間見れる興味深いインタビュー記事を。
君は二重人格なのかい?ってよく言われるんだけど、正直あんまり君らメディアの言ってることが理解出来なかったり、
捻じ曲げられる事があるからあまり多くを語らないだけさ。僕は嘘が嫌いでね。真実が全てじゃないけど、出来るだけ正直でいたいんだ。
例えば、フランスに戻って友人とやるんだとしたらそれは楽しいことだけど、でも基本的にはフットボールは仕事と割り切ってる。
だってそうじゃなきゃ、英語も満足に喋れない僕がここイングランドに来てフットボールする理由があるかい?仕事だからだよ。
長くてもキャリアは10~15年ぐらいなもんだろ?仕事に徹するよ(笑)別に嫌いじゃないよ。ただ、情熱が原動力じゃ~無いね。
朝起きて10:30にトレーニング場に行って、そこからはプロの顔さ。そんで1:00には終わる。そっからはフットボールの事は考えない。
ただ、仕事をするときは常に100%を尽くすよ。でも、それ以外は旅行者と一緒さ。食事にも出かけるし、地下鉄にだって普通に乗るし。

僕は多くの人が本音を話さないのが理解出来ないんだよね。”プレーをするのはお金の為さ”なんて言ったらみんな揃ってビックリする。
なんでだよ?って思うよ。どんな人だってお金の為に仕事するんじゃないの?例えば自分がプレーするクラブを選ぶときだってそうさ。
”どこそこはユニフォームがかっこいいからどこそこでプレーする”なんて決め方するかい?僕にとってはそんなのどうでもいいもん。

プロフットボールを取り巻く世界ってあんまり好きじゃないんだ。特にイングランドは(メディアの取り上げ方が)本当に奇妙だと思う。
だいたい僕に近づいてくる人だって信用ならんよね。僕がフットボール選手だから近寄ってくるわけだし。女の子なんかもね(笑)
僕は19歳の時に知り合った彼女がいるんだけど、失いたくないね。そんなだから、これから本当にいい出会いなんて無さそうだし。

チームで仲がいいのはデフォーとレノンかな。彼らとは気が合う。でも、他のみんなとも上手くやってるよ。何の問題も無いね。
でも、誰とも電話で話した事は無いな(笑)唯一、ターラブとはよく話すぐらいで。彼はランスにいた頃から知ってるから。
他の奴とはあんまりプライベートで話したりはしないな。そもそも、フットボールの世界での友情ってもんを信じてないんだよね。

僕が本当に言いたいのは”プロとしての高い意識を持ち、監督がそれを認めてさえいればキャラクターはそんなに重要じゃない”って事。
僕の中で絶対に大事にしたいルールみたいなものがあるんだ。それは、”自分自身の意思や哲学を一生曲げずに貫き通せ”ってこと。
僕をトッテナムに連れてきたコモリ(前:スポーツダイレクター)がいけすかないのはその辺がなってないということだね。
ヨル(元:監督)に問題があるって訴えた時に、”それはお前の妄想だ”って言われたけど、彼が去った後に”ヨルが悪かった”だって。
コロコロ言う事変える奴は最低だね。ヨルは主力と控えをハッキリと分けてて扱いに差があり過ぎた。僕の性格も不満だったみたい。
ラモス(前:監督)とはいつも何かしら言い合いしてたよ。僕にはあまりにも攻撃的過ぎるって文句言ってた。だから僕は彼に言ったよ。
”僕らがやってるのはフットボールでテニスじゃない”ってね。彼はスペインとイングランドの違いもよく理解してなかったみたいだね。
その点、ハリーは最高だね。彼とはあまり話さないけど、しっかりと自分のやるべき仕事をこなしてさえいれば評価してくれるんだ。
僕が朗らかじゃなくても、次の対戦相手を知らなくても全然気にしない。彼は正直で、決してかけひきしたりしない。そこがいい。
(エコト)

ちょっと前の記事で、掲載しようかお蔵入りにしようか迷ってたんですけど、とても面白くて興味深かったので採用しました。
試合中には淡々とプレーしてて一人だけ周りの選手と空気感が違う印象がある彼ですが、正直で、ある意味不器用なだけなんですね。
コメントを見てても、なんだか彼らしいなぁと思いました。僕が彼に抱いていたイメージ通りの受け答えでしたね(笑)
フットボールはお金の為…のくだりとか、過去の監督批判とかは色々意見も分かれそうだけど、僕は彼は彼らしくでいいと思いました。
あまりにシビアというか現実的過ぎる気もするんだけど、彼がひとたびプロの顔になれば決して手を抜かないのは皆さんご存知の通り。
これからも色んな意味で目が離せない選手ですね。なんか今回の彼のコメント見て、ちょっと好きな気持ちが増しました(笑)

| Article | comments:6 | TOP↑

≫ EDIT

拝啓、サポーター様 2010’春

ホーム最終戦を1-0で終え、プレミアリーグでのシーズン最高勝ち点を記録するとともに、悲願の4位に向けて夢を繋いだトッテナム。
クラブの会長ダニエル・レヴィがサポーターに向けてのメッセージを発表しています。(声明発表はボルトン戦直前)

Chairman's message (tottenhamhotspur.com)

Dear Supporter,

今季の終わりも近づいて来ましたが、今季最後のホーム戦を今日、このような形(終盤に4位争い)で迎えられる事にとても喜んでいます。
クラブは今季素晴らしいシーズンを過ごしてますが、サポーターの皆様にとっても同様に心から楽しい時間であったことを願います。

今季は大きな感動だけでは無く、素晴らしい数々の記録を打ち立てたシーズンでもあります。19人もの選手がゴールを記録したのは
リーグ最多であると同時に、1985/86シーズンに達成した我々のクラブ記録、そしてマンCが2008/09シーズンに記録したプレミアリーグ
最多記録に並ぶ快挙です。また、現在までの19勝のうち13勝(注:ボルトン戦勝利で14勝)がホーム、ホワイトハートレーンでのもの。
その中にはリバプール、アーセナル、チェルシー戦の勝利も含まれ、64ポイントを獲得。我々のクラブ記録の65ポイントに迫る勢いです。
(注:こちらも先日のボルトン戦の勝利によって67ポイントを記録したため、クラブ記録の更新が確定しています)

ハリー(レドナップ監督)とコーチ陣はチームを大きく成長させました。移籍市場ではわずかな補強に留め、戦力の底上げを果たしながら、
チームの個々の選手たちの素晴らしいパフォーマンスを引き出し、我々が次のレベルへと進む為の土台をしっかりと作り上げました。

現在、我々は将来を見据えた幾つかの大きなプロジェクトを進行させています。一つは現在、建設中の新トレーニング・センターです。
そして、もう一つは新スタジアム建設計画。こちらはクラブ、地域コミュニティ双方にとって最適な計画となるよう綿密に協議中です。
ワールドクラスの品質と収容人数を兼ね備えたスタジアムと、最高水準のトレーニングセンターを作り上げる決意は揺らぎません。
現在はかつてない厳しい経済状況であります。そんな状況においても、皆様に多大なサポートを受けている点に改めて感謝の意を表します。
チケット収入、グッズ販売、歓待収入、スポンサー・シップで継続して得られる収入が非常に重要で、これらの投資を可能にしています。

また、我々にとって利益を上げる事だけが重要ではありません。トッテナム・ホットスパー財団を通じた多くのチャリティー活動は
これまでにも多く称賛を浴びてきましたが、今季はその活動も更に強化し、世間でのより幅広い認知と理解を得るまでに至りました。
財団は過去4年間で延べ100万人あまりの人々の人生を変えるキッカケを提供してきました。これぞ正にフットボールの持つ特別な力で、
我々フットボールクラブに課せられた「社会への貢献」という役割を常に強く意識し、実行してきた成果であると考えています。
そして、SOSチルドレンビレッジ関連でも世界孤児週間のイベントをはじめとして、多くのイベントを開催することが出来ました。
我々が携わったチャリティー活動は200を数え、選手たちは必ず週に1度は地域のコミュニティーの活動に何らかの形で参加しています。
次世代を担うファン層の拡大計画(11歳以下のファンクラブ会員料を無料)も、クラブにとって大いに有意義であったと考えています。

現段階で来季に我々はヨーロッパの舞台に返り咲く事は決まってますが、どのコンペティションになるかはまだ解りません。
ただ確かな事は、我々が4位に届かずにチャンピオンズ・リーグ出場権を逃したら、皆さんが大きな失望を抱くという事です。
しかし、それこそが我々が正しい道を確実に前進している証です。今季は常に上位争いを演じ、本当に記憶に残るシーズンとなりました。

ホーム、アウェーに関わらず、常に揺ぎ無いサポートを与えてくれた皆様に心から感謝します。ありがとうございました。
あなたと、あなたの家族が素晴らしい夏を過ごし、来季に再びまたホワイトハートレーンにお迎え出来のを楽しみにしています。

Yours, Daniel

| Article | comments:4 | TOP↑

≫ EDIT

【第36節】 トッテナム vs ボルトン

イングランド・プレミアリーグ09/10 36節

Tottenham 1 - 0 Bolton 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  1  0  1                
ボルトン  0  0  0    
得点
Spurs:ハドルストン
Trotters:

0910 36
Subs:アルニック、アソング、ジーナス、パラシオス


今季ホーム最終戦となったボルトンとの一戦は、苦しみながらもハドルストンの豪快ミドルで挙げた1点を守り切り貴重な勝ち点3をゲット。
トッテナムにとってプレミアリーグにおける1シーズンの最高勝ち点記録を更新するとともに、4位の座を死守する価値ある勝利となりました。

ふぅ~。思わず大きな安堵のため息を吐いてしまう程に薄氷の勝利でしたね。やはりプレミアリーグ。どこも簡単に勝たせてはくれませんね。

難しいシチュエーションに潜む罠
試合全体を通してとても感じたのが、選手たちがかなりナイーブになっていたな…ということです。4位を争う中で、残り3戦という状況で
同時刻の他会場では直接ライバルであるアストンビラとマンCが潰し合い、トッテナムにとってはホームで行える最後の試合。
あらゆる可能性を斟酌しても「絶対に」勝ち点3を取らなければいけない、引き分けすら許されないという精神状態で迎えた試合で、
想像以上に選手たちが固くなっていた印象があります。いや、実際はそんなことはなく観ているこちら側が勝手に作り上げた「幻影」
だったのかもしれないが、ピッチに立つ選手らが相手にしていたのは目の前のボルトンでは無く、己の心だったんじゃなかろうか…と。
そう思わずにはいられない程にこの日の選手たちの動きはどこか散漫で、普段のトッテナムが持っている鋭さをあらゆる場面で欠いていた。
きっとこれが、トッテナムの多くの選手が未だ経験したことのない「未知の領域」に足を踏み入れているということなんだろう。

また、もう一歩踏み込んで(あまりに邪推過ぎるきらいはあるが…)勘繰れば、こうした難しいシチュエーションを迎えた選手の頭の中に
少なからず潜んでいたであろう「この一戦に懸ける熱量の低さ」が苦戦を招いた一因になったのかなとも思ったりもしました。
無論、選手達はこの一戦の重要性を十分に理解していたはずですし、並々ならぬ気持ちでこの試合を迎えただろうことは想像に難くないが、
一方ではFAカップ準決勝での120分間の激闘から始まり、アーセナルとのダービー、首位チェルシー、絶対王者マンUとのアウェー戦…
と、もの凄い高いテンションの試合が続き、4日後には天王山となるマンCとの直接対決が控えている。それに挟まれたこの日のボルトン戦。
知らず知らずのうちにフッと気が抜けたとしても、なんら不思議では無い。だって、やってる選手は機械では無く生身の人間なんだもの。

ビッグゲームの直後に所謂、「エアポケット」と表現されるような状態に陥ってチームのパフォーマンスが低下…ってのはよくある話ですが、
それに似た状況に片足ぐらいは突っ込んでたのかもしれない。この終盤の連戦で肉体的に、むしろそれ以上の精神的疲労が与えた影響も
あながち無視出来ない要素だったんじゃないかな…と個人的に思うわけです。それを言い訳には出来やしない事は十分承知の上で…ね。
そういった諸々の要素を呑み込んで考えれば、苦戦した内容もある程度は仕方無かったとも言える。まぁ、後付けと言えば後付けですが。
この日の敵は「己自身」(と勝手に決めた)なので、試合展開を追うよりかは、主に選手の出来にフォーカスしての個人的な雑感をいくつか。

光った右SBカブールの奮闘
そんなどこか慎重で、ハイテンションになりきれていないチームの中で、ひと際輝いていたのが右SBで起用されたカブール。

僕はカブールの右SB起用に大いに不安を抱き、現在のスカッドの中で穴になりやしないか…と懸念すらしていた一人なんですが、
この日の彼の働きには素直に脱帽でした。本当に素晴らしかった。後半、一度だけ完全に裏を取られてピンチを招いた場面がありましたが、
それ以外はほぼ完璧な出来で、ソリッドな守備に加えて強引に相手を引きずりながらでも突破を図る積極性や精度の高いクロスの数々に
頼もしさすら覚えました。やれば出来るじゃないの、カブちゃん!(笑)間違い無く、この日の彼はヒーローでしたし、輝いてました。

変幻自在、神出鬼没のベントリー
そんなカブールと共に、右サイドを形成したベントリーですが、目立たないながらもスムーズなパス回しに絶妙な「潤滑油」としての
動きで貢献していました。若干雑なファーストタッチで相手に寄せられる場面もあったけど、概ねボールを持ち過ぎず巧くはたいたり、
好調だったカブールの攻め上がりをタイミング良く促したり、時には逆サイドまでポジション移して、受け手に回ったりと上々の出来。
あれだけピッチを幅広く動きまわればマークする選手も捕まえづらいし、元々足下の技術が非常に高い選手なのでボールロストが少ない。

彼は右サイドからのクロスだけがクローズアップされがちだし、事実トッテナム加入後はそれ以外で見せ場を作れてこなかったんだけど、
ブラックバーン時代にはトップ下や左サイドだって高いレベルでこなしてたぐらいで、本来はこういうプレーが難なく出来る選手なんですよ。
アストンビラのミルナーが今季はセンターハーフにコンバートされて印象的な活躍してますけど、あれになんとなく近いイメージというか。
レノンが復帰して再びお尻に火がついてる事は本人も自覚してるでしょうけど、常時こういう働きしてれば監督も使いたくなりますよ。
最近はベイルの活躍で左サイドからの攻撃が一番のストロングポイントだけど、この日はのベントリーの右サイドも悪くなかったです。

ボールボーイの珍プレー
あ、そうだ面白い光景ありましたよね。ボールボーイの少年がやらかしてくれました。なんと、ボールがラインを割って無いのに、
少年がピッチに入ってボールを持ってしまうという暴挙に。あれには参った(爆笑)勘違いしたんだよな、うん。OK。気にすんな(笑)
 
緊迫して重苦しい雰囲気の試合だったけど、あの場面だけは和んだもん。敵陣深くのスローインがゴールキックになったけど、許す(笑)

2トップの不振は意外と深刻なのかもしれない…
ここ最近それなりに(いや、限りなく最高に近い)結果が出てるチームにあって、FWの元気の無さが目立つのが非常に気がかりな点です。
特にデフォー。どうしたんだろうな。明らかにコンディションが落ちてる気がするのは気のせいか。序盤が素晴らし過ぎただけに、
最近の不調がより鮮明に浮き彫りになってる感も否めませんが、ここ1ヶ月でのゴールはチェルシー戦のみ。それもPKで流れの中じゃない。
最近では途中交代でも最初にチョイスされる傾向にありますね。常に裏を虎視眈々と狙ってる動き自体は悪くない気もするんだけど、
いかんせんチームの攻撃のリズムに乗っていないというか、チャンスメークが独力での突破に頼りがちになってるんですよね。
ボールを持っても強引にシュートに行って、GKにぶつけるか、枠を大きく外すってのが最近のお約束になりつつある。この日もそんな感じ。

パブリュとのコンビも二人で連携して崩す場面が少なく、ボールがなかなか収まらないので次第にロングボールで裏狙いが増えるという
悪循環もしばしばで、パブリュも例の如くシュート精度が悪いので決定機でも決めてくれそうな期待感がイマイチ無くなってきてる。
パブリュも最後にゴールしたのは3/13のブラックバーン戦。ほぼ1ヶ月半、音無しだもんな。一時期のゴール量産体制はどこへやら…。
二人に共通してるのはポジション取りだったり、動き出し自体は悪くないんですよ。現にチャンスにも絡んでるし、シュートも打ってる。
でも、シュート精度が悪かったり、肝心な場面でボールタッチが雑でDFにカットされるってのが目立つ。これはもったいないですよ。
誰が決めてくれても良いっちゃ良いんだけど、やっぱりFWがゴールを決めてナンボですからね。それが仕事だし、それで評価されるもの。
残り2戦、どういうFWのチョイスで行くかは解らないけど現段階ではこの二人が軸なんだから、シャキっとした働きに期待したい。
テベス、アデバイヨルのコンビと比較して劣ってるなんて言われちゃ面白くないでしょうよ。力を証明するにはゴール。これが一番。

ちなみに途中出場したFW二人。クラウチは良かった。ボールも収めたし、タメを作ったりサイドに流れたりで、高さでも完全に勝ってたし。
グッディは終盤にパス回しで時間使ったり、全体を落ち着かせるという彼の役目は果たしてるけど、最後の決定機は決めないと!
ここ数試合でも決定的な場面でシュートを空振りしたりで、決定力にクエスチョンマークがつきかねない場面も目立ってきてます。
チームの為に…ってのはもちろんだけど、何より彼自身が来季の残留を勝ち取りたいんだったら、決めるところは決めてかないとね。
ほら、会長も見てるよ。ウチの会長、ほとんどの試合でスタジアムに来てるから。やっぱり新たなFWを…ってなっちゃうのも惜しいし。

それでも勝ったことが全て。今は内容より結果。
せっかく価値ある勝利を挙げたのに、ネガティブ面で〆るのも水を差すようで悪いし、最終決戦に向けて縁起も悪いんで最後はポジティブに。
前述したように難しいと思われたシチュエーションの中でも、しっかりと勝ち切れたことは評価したいし、頑張った選手を讃えたい。
昨季までのチームだったらドローで終わってたかもしれないよ。こういう苦しい戦いでも勝ち点3奪えるんだから、たいしたもんです。
多くのチャンスを作りながら得点がなかなか生まれず、重苦しいムードの中で推移したタフなゲームでしたが、ハッドの豪快ミドルには
胸がスーっとしましたよ。思わず叫んだもん。あれぞ、ハドルストンっていうビューティフルゴール。右足一閃でズドン!最高でした。

ベイルは少し疲れが見えたけど相変わらず驚異的なスピードで再三にチャンスを作ったし、キング&ドーソンは堅実な守備で頼もしかった。
モドリッチは守備でも粘り強く頑張ってたし、よく走ってた。レノンは途中出場でキレのある動きで仕掛けてCKを何本も奪ってたね。
彼らしい動きが戻ってきて、そろそろ先発で行けるんじゃないかと期待も膨らむ出来だったし、ゴメスはビッグセーブでチームを救った。
そうそう、ゴメス、最後にそ頸部の負傷したっぽいけど大丈夫かな…。マンC戦に出れればいいんだけど…。いや、大丈夫なはず(と信じる)

これで67ポイント。4位を堅守。ビラはマンCに敗れ、脱落。遂にマンCとの一騎打ちに。全ては5/5の最終決戦の結果次第になりました。
うん、いいじゃないか。解りやすい。勝てば天国、負ければ地獄。望むところだよ。想いは一つ。マンCをねじ伏せて次節に決める!

今日のGood カブール。積極的な攻撃参加は見せ場十分。素晴らしい働きぶりに☆三つ!です
今日のBad  先発2トップ。前線でキープ出来ず、絶好機も決めきれず…と共に精彩を欠いた

| マッチレポート | comments:8 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。