2010年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年09月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | comments(-) | TOP↑

≫ EDIT

Transfer Deadline Day

ホームで0-1と敗戦を喫したウィガン戦を終えての監督のコメントから。

A rare bad day - Harry (tottenhamhotspur.com)
レドナップはふがいない一戦について「稀にみる厄日」だったと表現、CLプレーオフの影響には否定的な見解です。
試合への入り方が悪かったな。あまりにもゆったりと入ってしまった為に相手に簡単にボールを与えてしまう時間帯が続く事になった。
相手はしっかりと守りを固めていたので、我々にはスペースが無かったね。自由にボールが持てたのはセンターバックだけという
状況で、苦しかったよ。CLの本戦出場決定がこの試合に影響を与えたかって?それは違うな。むしろ自信満々にこの日を迎えたんだ。
モチベーションが下がっていたとは決して思わないよ。多くのファンが水曜日(ヤングボーイズ戦の4-0)のような試合を期待していたのは解っている。しかし、この日はウィガンが豊富な運動量で素晴らしい戦いを見せ、我々にそれを許さなかったんだ。ストーク戦、
CLプレーオフと連勝し、素晴らしい1週間になるはずだったが、期待はずれな一日で終わってしまって残念だよ。我々にとっては
「稀にみる厄日」だったという事さ。こういう日もある。しっかりと準備をしたが、ただそれが報われなかったというだけの話だよ。
(レドナップ)

確かにウィガンの出来は良かったと思います。狙い通りにガッチリ引いて守ってカウンター狙いで一発が見事にハマッたのだから。
一つのクラブ(僕の場合はトッテナム)を定点観測していると、どうしても自分の見ている側の事だけを切り取って話してしまいがちで、
僕もそういう傾向にあるんですが、フットボールってのは相手あってのものなので、相手のポジティブだった面も考慮に入れないと
いけません。ただ、そういう部分を割り引いたとしても、ウィガン戦におけるトッテナムの戦いぶりがやや淡泊で物足りなかったのは事実。
レドナップはCL本戦出場の影響を否定してますが、僕はそうは思えないんですけどねぇ。少なくとも気迫や闘志というような
メンタル面での力強さは伝わってこなかったように感じましたけど。戦術・システム云々よりも遥かに大切な要素であるそれが欠けていた。
「稀な厄日だった」…確かに、そうとも言える。けど、それで片づけちゃまた同じこと繰り返しちゃうよ?昨季も何度もあったんだから…。

Three Lions  (tottenhamhotspur.com)
失意のW杯を乗り越え、EURO2012を目指すイングランド代表が発表。トッテナムからはデフォー、クラウチ、ドーソンが招集されました。
メンバーはリンク先で確認いただくとして、個人的な感想を言えば、たいして変わり映えしないというかポジティブな驚きは無いですね。

Arsenal in the Carling Cup (tottenhamhotspur.com)
カーリングカップ3回戦の組み合わせが発表されました。トッテナムの相手はアーセナル(笑)早くもノースロンドン・ダービーです。
CLとリーグ戦を並行して戦う今季は国内カップ戦にどの程度のプライオリティーを置くのか…というのが非常に興味深いところです。
例年であればトッテナムが現実的にタイトルを狙える唯一のコンペティションなので、タイトルを狙って戦うことを支持してきましたが、
さすがに今季は事情が違うかな…と。長い歴史と伝統がありサポーターが重視するFAカップは簡単に「捨てる」事は出来ませんが、
カーリングカップに関しては思い切って若手の修行の場と捉えて、出場機会の少ない選手、若手に経験を積ませる方針でよいのでは。
だが、相手が相手ですからねぇ。向こうは例年通り思いっきり若手主体でくるんでしょうけど、ホームですしそこまでメンバーを落とさず
戦うような気がしないでもないです。国内カップ戦でいかに主力に休息を与えつつ、勝ち進めるかというのがキーになってくるでしょう。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
さて、本日8/31は今夏の移籍市場の最終日。トッテナムの今夏の獲得はサンドロ、ギャラス、ほぼ決定のプレティコサの3名と静かで、
放出に関しても人員整理は進んでいない印象です。ですが、毎年この移籍市場最終日は大きな動きがあり、思わぬドラマが待ってるので、
最後の最後、移籍市場が閉じるその瞬間まで目が離せない一日となりそうです。各クラブがどのように動くか、とても興味深いですね。

我らがトッテナムに予想される動きを簡単にまとめておきます。まぁ、毎年予想出来ないサプライズが起こるもんなんですけどね。
(個人的に可能性が高そうな順に並べてみます)

パーカー(ウエストハム)
ウエストハムは放出を阻止する構え。しかし、放出の可能性があるC・コールの代役として前線に厚みをもたらす為にキーン獲得を模索中。
両クラブの思惑が一致してパーカーとキーンを交渉に織り込む可能性は十分に考えられる。
フンテラール(ACミラン)
以前から度々報道されてきたが、イブラヒモビッチの加入により一気に放出論が再燃。ドイツのシャルケ、トッテナム移籍が有力視される。
£1200万前後と言われる移籍金がネックとなるかもしれないが、大型センターフォワードの補強が必要なトッテナムが動く可能性も。
A・ヤング(アストンビラ)
暫定監督のマクドナルドは「今のところ具体的なオファーは無いし、放出する意思は無い」としながらも「決めるのはオーナー」と含みも。
ミルナーに続いて主力の放出は考えにくいが、トッテナムが好条件のオファーを提示すれば土壇場での移籍劇に可能性は残っている。
ムンタリ(インテル)
イタリア方面では既に水面下で合意との報道も。獲得を目指しているジーナスとのトレードという話も漏れ聞こえてくるが真相はいかに。
レドナップがポーツマス時代に重用した点と、インテルでベニテスの構想に含まれていないとの見方を併せれば実現の可能性はありそう。
グジョンセン(モナコ)
本人がプレミアリーグでのプレーを希望し、昨季にはトッテナム残留希望を明言していた。モナコも放出には前向きと好条件は揃っている。
しかし、獲得を目指すクラブは多く、ストーク、フルアムなどの名前が挙がっている。FW補強が巧く進まない場合は再獲得もあり得る。
C・コール(ウエストハム)
ハマーズは財政的に厳しくエースであるC・コールの慰留は半ば諦めている情勢。そこでリバプールをはじめプレミア数クラブが熱心に
モニタリングしている。ここまではトッテナムが関心という報道は少ないが、土壇場で獲得レースに参入する可能性は十分にあるとみる。
L・ディアラ(レアル・マドリー)
モウリーニョの就任で同ポジションの選手を補強したことから放出候補か?と一時期報道が過熱したがここ数日はトーンダウン。
こちらもムンタリ同様、レドナップがポーツマス時代に重用した選手。関心があるのは確かだろうが、実現する可能性は低そう。
スアレス(アヤックス)
ゴールを量産中のエースをアヤックスも高額移籍金を設定して全力で留める構え。指揮官ヨルも放出の意思が無い事を再三、言及。
最近、ご子息が生まれたばかりだそうで本人も「家族の事を考えれば環境を変える時期では無い」と考えている模様で望みは薄いが…。
 
噂レベルのモノを全て挙げていけばキリがないし、他にもあるっちゃあるが、主だったところはこんな感じでしょうかね。
一方で放出候補として名前が挙がってるのがキーン、ジーナス、ハットンら。彼らが取引に含まれる可能性はあるかもしれません。
で、ここまでズラズラ書いてきてなんですが、よもやの動き無し!というオチもあり得ます。レドナップは現有戦力にそれなりに
満足している様子。大本命だったJ・コール、続いて本命視されたベラミー、M・リチャーズ、ファビアーノを立て続けに逃したものの、
既にCBにはギャラス、セントラルMFにサンドロとピンポイントに補強はしている。懸案と思われたFWの補強は進んでいないが…。

いずれにしろ何が起こるかのか全く読めないので、固唾を呑んで見守りたいと思います。今日は夜更かししないといけないな…。
スポンサーサイト

| Article | comments:17 | TOP↑

≫ EDIT

【第3節】 トッテナム vs ウィガン

イングランド・プレミアリーグ10/11 3節

Tottenham 0 - 1 Wigan Athletic 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  0  0  0            
ウィガン  0  1  1
得点
Spurs:
Latics:ロダジェガ

1011 3
Subs:Alnwick , Bassong , Jenas , Keane


見事CL本戦出場を決定し、意気上がる中で迎えたはずのウィガン戦ですが、試合の大半をコントロールしながらも決定機をなかなか
作り出せないという何とも煮え切らない展開から、終盤にカウンターで一発を喰らい撃沈。非常に悔やまれる敗戦を喫しています。

なんともまあ…お粗末でございますな。自滅ですよ。昨季も何度かあったけど、ホームでガッチリ引かれた相手に攻めあぐねた末に、
一発を喰らってそのまま敗戦という、一番がっくり来るパターン。正にダメな時のトッテナムが顔を覗かせてしまいましたね。

■CLと並行の影響か?今後に向けての教訓に…
試合開始早々から、どこかしっくりこなくって、なんとなくモヤモヤした不安感はあったんですよね。凄く漠然としたものですけど、
チーム全体がどことなく集中を欠いているような、テンションが上がりきっていないような、そんな弛緩した雰囲気が伝わってきた。
開幕戦にいきなり4位を争うであろう直接ライバルのマンC戦、そこから週の半ばにはCL本戦出場を懸けたプレーオフを挟み、
敵地ブリタニアでのストーク戦、再びCLのプレーオフと難しいシチュエーションが続いた直後に迎えたこの日の試合、しかも相手は
開幕から2戦で10失点と早くも守備が崩壊し、連敗スタートだったウィガン。昨季は同じホームでの戦いで9-1と圧勝した相手です。
見守った我々も「普通にやれば勝てるだろう」と楽観ムードだったと思うし、選手たちも実際はそんなことはないんだろうけども、
心のどこかで似たような隙を作ってしまったんじゃなかろうか。CLプレーオフで本戦出場を決めて、フッと気を緩めてしまったのでは?
そう指摘されても言い訳出来ないような序盤の入り方だったし、全体を通してのプレーの淡泊さ、ミス多発に繋がっていたように思います。

リーグ戦と初出場のCLの並行をこなす「2足の草鞋」で今季は苦しむだろう…というのが、今季のトッテナムについての大方の見方です。
その指摘は強ち間違っていないし、僕自身もそういう認識をしています。ただ、昨季力強い戦いを見せてくれて、確かな成長を示した
現在のトッテナムならそんなネガティブな評価もきっと覆してくれるはずだ!と一方では頑なに信じているのも事実です。だからこそ、
この日(特に序盤)に見せたような、なんともふわふわとした気の抜けたコーラのような戦いぶりにはガッカリさせられたんですよね…。
負傷者も数多く出ているし、フィジカル的にもメンタル的にも連戦の疲労があったでしょう。リーグ戦の38試合を常に最高のテンションで
戦い抜け…というのは無理なのは解っている。それでも、ホームでこんな煮え切らない戦いをしているようではいかんですよ。
この日の試合をいい教訓として、反省し、気を引き締めないといけません。こういうシチュエーションは今季何度もやってくるのだから…。

■欠けたのはダイナミズムと創造性
かなり厳し目な評価で本日の記事を始めましたが、90分を通してみれば最悪の出来では無かったです。終始、相手にペースを握られた
わけでもなく、試合の大半をコントロールしていたのはトッテナムでした。迎えたピンチも失点シーンの直前に2度あったのと、
序盤にクロスバーに当てられた場面くらいで攻め込まれたイメージは無いし、ボールをしっかり保持して、主体的に試合を進めていた。
だが、肝心なラストパスの精度が悪かったり、引いた相手を崩すアイディアが足りなかった。そして、何より感じたのがシュートの少なさ。
たぶん10本も放ってないんじゃないかな?パスもそれなりに繋がって、ポゼッションの時間が長かったにも関わらず得点の匂いが
あまりしなかったというか、攻勢に出てるイメージが無かったのは、やはりシュートの数が少なかった事に起因してる思います。

ウィガンは前述した通り、開幕2戦で10失点と守備が崩壊していたので、この日は守備にかなり重点を置いていたように見えました。
彼らとすればアウェーで攻撃力のあるトッテナムが相手、ゴール前に人数かけて守り、カウンターを狙う戦い方を徹底するのは当然。
そうなるとサイドにもゴール前にもしっかりと人数が揃ってるので、トッテナムが自由に使えるスペースがほとんど無い状況で、
サイドでベイル、もしくはレノンがボールを持っても手詰まりになりCKを奪取するので精一杯…という場面が目立ちました。
サイドから効果的な崩しが出来なくなると、クラウチを頼っての放り込みが増えてくる…ってのが昨季からのトッテナムがダメな時の
典型的なパターンに陥って、結局シュートまでは持ち込めないという悪循環。それでも、クラウチは競り勝てるし、それで決まれば
これ以上効率のいい攻めは無いので、ガッツリ引かれた時の対応でその選択肢は悪くはないんだけど、それに頼り過ぎるのはよくない。
しかも、クラウチが前半途中に負傷したようで、後半にはその「困った時の放り込み」すらも使えなくなってしまったのが誤算。

あれだけゴール前を固められてしまったら、どこのチームでも苦労はすると思うんだけど、優勝争いするようなクラブはそれでも崩す
引き出しが豊富なんですよね。現状のトッテナムだと局面を打開出来るモドリッチが不在だと、ベイルかレノンの独力突破頼りになり、
そこが封じられると手詰まりになっちゃう傾向があります。後半はニコを入れて、タメを作れるようになってバランスが幾分かは
改善されたように見えましたが、もう少し中盤から思い切ってミドルシュート狙うなり、ワンツーでエリア内に入って行くような
ダイナミズムが欲しかったかな…と。そういう意味ではパラシオスだったりハドルストンの攻撃に厚みをもたらす動きが必要でしたね。
パラシオスはまだ好調時の動きには遠く、ハドルストンも展開をガラリと変えるパスだったり、得意のミドルが無くておとなしかった。
デフォーは前半に数度鋭い動きでシュートを放ったが、チームとしてもう少しシュートを放っていく意識が欲しかったですね。
シュートを撃たないとゴールは生まれません。もちろん、そのシュートに至るまでの創造性の欠如も明らかだったんですけど…。

その反面、後半から入ったニコは積極的にシュート放って相手GKを脅かしたり、SBにポジション移したベイルの攻撃参加を促したり…で、
非常に出来が良かった。ここまでの数試合では出場機会が少なかった事もあり、頭も体もフレッシュだったので、結果論ではあるけど、
先発で使った方が良かったかな…とは思いました。レドナップは固定メンバーで戦いがちだけれど、CLと並行で試合数の多い今季の場合、
昨季以上に柔軟に起用法を練っていって欲しいですね。この日はフィジカルももちろんだけど、それ以上に頭が疲れていたように
感じたし、そういう頭が疲れてる時って創造性ってなかなか生まれないんですよね。フレッシュな選手も巧く使っていく必要はありそうです。

3試合目にして早くも取りこぼしてしまいましたが、まだシーズンは始まったばかりなので、この日の内容、結果をいい教訓にして
次に臨んで欲しいと思います。幸いなことに代表ウィークが挟まり次の試合まで2週間空きますし、負傷者が数名戻ってくる事や
残り2日間となった移籍市場での駆け込み補強にも期待するとして、しっかり立て直してくれると信じて次を楽しみに待ちましょうか。
長いシーズン、こういう日もあります。こういう日をいかに少なく、しぶとく勝ちを積み上げられるか…で最終的な順位は変わってくる。
大事なのは、これを繰り返さない事。イマイチ安定感が無くて、時折「やっちまう」トッテナムのダメ加減も嫌いじゃないけど(笑)
今季は上位定着、リーグ戦での再びの4位確保がミッションだけにそうも言ってられん。2週間後の目の色を変えた戦いぶりに期待します。

今日のGood クラニチャール。後半から登場し、絶妙なタメや積極的なシュートで流れを変えようと発奮した。
今日のBad  クディチーニ。失点は彼だけの責任ではないが、そこまで難しいシュートでは無く、防げるはずの失点だった。

| マッチレポート | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

2010/11 UEFA CL グループリーグ組み合わせ決定!!

2010/11 UEFAチャンピオンズ・リーグ、グループリーグの組み合わせ抽選会が行われ対戦カードが決定しました。

CL組み合わせ

【グループA】
インテル(イタリア)、ブレーメン(ドイツ)、トッテナム・ホットスパー(イングランド)、トゥウェンテ(オランダ)
【グループB】
リヨン(フランス)、ベンフィカ(ポルトガル)、シャルケ(ドイツ)、ハポエルテルアビブ(イスラエル)
【グループC】
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、バレンシア(スペイン)、レンジャース(スコットランド)、ブルザスポル(トルコ)
【グループD】
バルセロナ(スペイン)、パナシナイコス(ギリシャ)、コペンハーゲン(デンマーク)、ルビン・カザン(ロシア)
【グループE】
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、ASローマ(イタリア)、バーゼル(スイス)、クルージュ(ルーマニア)
【グループF】
チェルシー(イングランド)、マルセイユ(フランス)、スパルタク・モスクワ(ロシア)、ジリナ(スロバキア)
【グループG】
ACミラン(イタリア)、レアル・マドリー(スペイン)、アヤックス(オランダ)、オセール(フランス)
【グループH】
アーセナル(イングランド)、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)、ブラガ(ポルトガル)、パルチザン(セルビア)

トッテナムは抽選の結果、前年度王者インテル、ブンデスリーガの強豪ブレーメン、エールディビジ王者のトゥエンテと同組となる
グループAに決定しました。非常に興味深い対戦カードですし、どこも強いクラブなので対戦が楽しみで、今からワクワクしますね。
インテルは言わずと知れた前年王者ですし、各ポジションにタレントを揃えたビッグクラブ。CL制覇に導いた名将モウリーニョが退任し、
後任にはベニテスが就任。昨季までリバプールを指揮していた監督なのでトッテナムの事は勝手知ったる…といったところでしょうか。
ブレーメンも主軸のエジルが移籍したものの、若手のマリンら伸び盛りの選手がいて、攻撃的で良いチームというイメージがある。
トゥウェンテはあまりよく解らないけど、昨季のエールディビジを制したようで。実力者が揃い、厳しいグループだと感じます。

ただ、これぐらいのレベルの戦いになると、どこと当たれば優しくて、どこなら厳しいというのはほとんど無いように思います。
重要なのはトッテナムが本来の力を存分に発揮すること。それが出来さえすれば、どことだってそれなりに戦える戦力はあるのだし、
初体験となるCLの夢舞台でトッテナムの存在感を示す事は十分可能だと思っています。この本来の力を発揮する…というのが、
簡単そうで難しいことなんですがね(笑)でも、イタリアにドイツにオランダということで、アウェー戦の遠征における負担は
最小限に抑えられるのではないか…とポジティブに捉える事は出来ると思います。スタジアムもきちんと整備されてるでしょうし、
移動距離も少ないですから。極寒のロシア遠征や、イスラエルや東欧の奥地まで遠征するのに比べればはるかに楽と感じますよ。
何より相手がどういったチームなのかという情報がそれなりに掴みやすい。まぁ、それらは相手も全く同条件ですけれどね(笑)

組み合わせも決まって、いやがうえにも期待は高まっていると思うのですが、そもそもトッテナムはCLに初出場ですからね。
贔屓目抜きに冷静に考えてもグループ2位争いに加われれば大成功ぐらいの厳しいグループなので、過剰な期待は禁物でしょう。
先日にも書いた通り、僕はCL本戦出場決めただけで御の字で後はボーナスステージだと思ってるんで、この組み合わせには大満足です。
もちろん、よもやの快進撃は大歓迎だし、本戦出場決めた時点で、今度は決勝トーナメントに行って欲しいな…と欲が出てくるのが
人間の性だなぁ(笑)と思いますけど、結果云々よりもトッテナムらしい戦いで思う存分暴れてくれて、楽しい試合を見せてくれれば、
僕はもうそれで満足です。インテルは当然ながらブレーメンやトゥウェンテだって同格もしくはちょい格上ぐらいの実力者なので、
相手にとって不足ない。ここまでくりゃ別に失うものはないので、胸を借りるつもりで(いや、むしろ恐れを抱く必要も全くないので)
目一杯ぶつかって欲しいと思います。手堅くいくなら1トップで守備的に…とかもあるんだろうけど、CLはそういうんじゃなくって、
普段通りの4-4-2でサイドから崩す攻撃的な「らしい」スタイルでガンガン攻め合って欲しいな…と。その方が観ていて面白いですし。
何度も書いてくどいけれど「トッテナムがCLの舞台でいつも通りのスタイルを貫き、どれだけやれるか」僕が期待するのはこの一点です。
そんな姿を見て、今までトッテナムにあまり注目していなかった人たちに少しでも魅力が伝われば一ファンとしても嬉しいですし。

と、ゴチャゴチャ書いてきましたが、今はもう試合が来るのが待ちきれません。一回でも多くあのCLアンセムを聞きたいですね。
これまではCL開催中でもCLの話題は華麗にスルー(笑)してきた当ブログですが、こういう事をあ~だこ~だ書けてる現状だけで、
もう僕は感無量なんですよね。今まではほとんど見なかったUEFAの公式サイトにも頻繁に訪れるようになったし(笑)
今まで待ちに待って、何度も思い描いた夢の舞台ですから、思う存分楽しみましょう。Champions League, here we come!

| Article | comments:14 | TOP↑

≫ EDIT

【CL プレーオフ】 トッテナム vs ヤング・ボーイズ

UEFAチャンピオンズ・リーグ プレーオフ 2nd

Tottenham 4 - 0 BSC Young Boys 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  2  2  4            
ヤングボーイズ  0  0  0
得点
Spurs:クラウチ3、デフォー
Young Boys:

1011 CLPO2
Subs:Kaboul, Jenas, Giovani, Keane


1点のビハインドで迎えたチャンピオンズ・リーグプレーオフ2ndレグは、本拠地ホワイトハートレーンに詰めかけたサポーターの大声援を
味方につけたトッテナムが4発快勝!クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズ・リーグの本戦出場を決める素晴らしい夜となりました。

やりました!とはいえ、歓喜というよりかは安堵という表現が適当かもしれません。大丈夫だとは信じていたものの、ビハインドで迎えた
試合でしたし、アウェーでのヤングボーイズの出来が鮮烈だったので、最後の最後までどこか安心出来ず、緊張感が抜けませんでした。
せっかく掴んだ夢舞台への挑戦権。なんとしてもこの機会をモノにして欲しいと願う想いが、最高の結果として結実し、とても嬉しいです。

■夢に向けて一つになったホワイトハートレーン
世界中には様々なクラブがあって、スタジアムがあります。それぞれに独特の雰囲気があり、素晴らしいものだとは思いますが、
この夜のホワイトハートレーンはやはり世界最高の舞台の一つだな…と再認識しましたね。熱いサポーターのほとばしる情熱が
失望と苦渋を積み重ねてきた過去を正に今日この日、この夜に打ち破らんとするかの如くスタジアム全体に満ち満ちていました。
ホワイトハートレーンに高々と鳴り響いたチャンピオンズ・リーグアンセム。これまで何度も夢に見てきましたが、最高でした。
激しく雨が降りしきる悪天候のナイトゲームでしたが、もちろんスタジアムは超満員。白い小旗を思い思いに振りかざし、
作りだされた素晴らしい雰囲気で選手たちの表情もいつにも増して引き締まっているように見えました。やはりファンの力は偉大。
ピッチで戦った選手はもちろん、監督、コーチ、スタッフ、見守った会長以下ボード、この素晴らしい雰囲気を作り出したサポーター、
果ては極東の島国からTVで、PCで固唾を呑んで見守り、勝利を願い、祈った我々日本のファンも含めてトッテナムに関わる全ての人の
力が結集して勝ち取った勝利だったと思います。ここで勝つか敗れるかは天地ほどの差。CL本戦出場を決めた事実を素直に喜びたいし、
この大一番でしっかりと勝ち切ってくれた選手たちを讃えたいです。本当にありがとう!そして、スパーズサポーターおめでとう!COYS!

■ここぞの大一番で誰よりも頼れる男、その名はピーター・クラウチ
クラウチがまたしてもやってくれました。この人はシーズン通してのゴール数こそ少ないですが、ここぞ!という場面では必ず決めてくれる。
思えば昨季、4位を懸けた大一番のマンC戦でも貴重な決勝弾を叩きこんだのは彼でしたね。本当に勝負強いし、頼れる男ですよ。
この日はなんとなんとのハットトリック。正直、3得点もしてくれるとは想定外でしたけど、彼の高さという最高の武器が存分に活きた。
アウェーゴールを与えるリスクを避ける為に、比較的彼へのロングボール放り込みが多かった印象ですが、この作戦は功を奏したと思うし、
やはりヨーロッパ戦では「クラウチの高さ」は強烈な武器になりますね。リバプール時代からCLでは結構決めていましたもんね。
開始序盤からデフォーと一緒に積極的にプレスを仕掛ける姿勢もチームに活力を与えたと思います。そして決めた時間帯も良かった。
CKのこぼれからベイルが苦しい体勢で挙げたクロスでしたが、ファーサイドにフリーで待ち受けドンピシャのヘッダー!見事な先制点でした。

会心の一撃で合計スコアをタイ(この時点でリード)に戻し、WHLは早くも最高潮のムードに。早い時間帯でゴールが生まれた事で
心理的にもだいぶ楽になったと思いますし、価値あるゴールでした。これで今日はいけるぞ!とチームが奮い立ったんじゃないかな。
デフォーのハンドが見逃されての(笑)追加点で2-0でリードを奪って前半を折り返したわけですが、2トップの気迫は見事でした。
揃ってゴールを挙げたのももちろんですが、前線からハードにプレスかけて相手にプレッシャーをかけ続けた事でペースを握れた。
後半にはベイルからのCKをピンポイントであわせて貴重な3点目、終盤にはベイルが得たPKをしっかり沈めてハットトリック達成です。
PKの直前は「え?クラウチが蹴るの?」とちょっと不安を抱いたんですが(すまん…笑)よく考えてみると、他にスペシャリストも不在。
ハットトリックが懸っていることもあってクラウチが蹴ったんでしょうが、大きなプレッシャーの中でよく決めてくれましたね。

■ラッキーとアクシデント
しっかし、デフォーのゴールはラッキーでしたね。トラップした時点で明らかにハンドで、デフォー自身もハンドと認識してたけど、
つらっとシュート放ってポストに当てながらもしっかりねじ込んだ。決めた後はすぐ喜ばず、副審が旗を揚げていないのを確認して、
しれっとセレブレーション(笑)ツキには恵まれた感があるけど、結果オーライ。直前にはエコトのシュートをブロックにいった相手の
ハンドが見逃されてるので、トントンでいいでしょう。鼠径部の負傷で出場すら危ぶまれたデフォーでしたが、しっかりと結果を出し、
後半途中に退くまで主に守備面での献身的な働きが目立ちました。クラウチにも言えますが、あれだけ前線がサボらず守備してくれると
チームとしては助かる。前線と中盤の連動プレスからカウンターを武器にするトッテナムにとってFWの献身性は必要不可欠ですからね。
欲を言えば、前半もう1回あった決定機(レノンからのスルーパスでGKと一対一)は決めて欲しかったけども。並走していたどフリーの
パラシオスとクラウチに流していればもう1点という場面でしたが、まぁ、あそこで撃つのがストライカーなので、それは許そう(笑)

ラッキーな判定があった一方で思わぬアクシデントも。ゴメスがゴールキックの直後に違和感を訴え、交代を志願してしまいます。
かなり早い段階だったため、ベンチの判断は難しかったと思います。自ら交代を訴えるぐらいでしたから、かなり痛そうでしたね。
ゴールキックもDFが務め、バックパスにも怪我をしていない左足でかろうじて蹴っていたんですが、交代は引っ張りました。
この判断には賛否両論でしょうが、僕はしかたない判断に思えました。デフォーがフルには戦えずギリギリの状態だった事もあるし、
終盤に状況が緊迫していた時に切る交代カードを残しておきたい心理も解る。何より試合途中にGKを変えるのって勇気がいるんですよ。
DFとの連携とか細かなリズムも微妙に変わりますしね。レドナップとしては出来る事なら45分間耐えてくれ…というところだろうな…と。
あれでゴメスとの信頼関係が損なわれたりしたら問題だけども、レドナップの事だから試合後にしっかり話してるでしょうから、
心配はないと思います。むしろ、こういう大一番で多少の不安は抱えつつも引っ張りたいほどにゴメスへの信頼度が高いということ。
ゴメスの怪我が大事に至って無ければいいんですけどね…。本当に痛みに耐えてよく頑張ってくれた(あれ?どっかで効いた台詞だな)
後半の頭からクディチーニ。さすがベテラン、途中から入る難しいシチュエーションでも何度かあった守備機会を無難にこなした。

■健闘が光ったヤング・ボーイズ
勝ったからといって上から目線で語るつもりは無いですけど、ヤング・ボーイズ、強かったですよ。簡単な相手だなんてとんでもない。
この日はさすがに地力の差が出たけれど、2戦通じてCL本戦出場してもおかしくないレベルと感じました。よく組織された好チームで、
運動量は豊富でみんなよく走るし、何人か面白い選手もいました。中盤のプレスも強烈でパラシオスとハドルストンが繋ぎに苦労する
場面が目立った。ロングボールに頼らず丁寧にパスを回せるし、時間帯によってはトッテナムがホームにも関わらず押し込まれたし、
ヒヤリとする場面も幾つか作っていたと思います。普段はほとんどプレミアしか見ないので気付かないけど世界は広いな…と。
スイスは今夏のW杯でスペインを破って世界を驚かせたけれど、クラブレベルでも世界を驚かすポテンシャルは十分に持ってますね。

とにもかくにもCL本戦出場が決定。これで楽な気持ちでCLを楽しめます。CLで勝ち進んで欲しい気持ちももちろんあるけれど、
それよりも僕が一番重要だと思うのは毎年CLに出場し続ける(リーグで4位以内を確保する)継続性なので、CLはあくまでオマケ。
本戦出場することこそに意義がある…とすら思っているので、もうあとはただただ楽しみたいです。これからすぐに抽選会ですが、
せっかくなんで強いところ(まぁどこもトッテナムより格上ですけど…笑)と当たって欲しいですね。インテル戦とか面白そうだし。
せっかくの機会なんで、選手達には思う存分暴れて欲しいし、トッテナムここにあり!とヨーロッパに印象づけられれば嬉しいですね。
なんだかんだいって、試合が来れば勝って欲しい、決勝トーナメント行って欲しい…と欲が出るんでしょうけれど、今は多くは望むまい。

今日のGood レノン。ハットトリックのクラウチは当然だが、レノンを推したい。キレのある動きで再三CK、FKを得た。
今日のBad  ハドルストン。バランスを重視した事もあり存在感が薄かった。激しいプレスに四苦八苦する彼の課題が出た。

| マッチレポート | comments:30 | TOP↑

≫ EDIT

新たな決意を胸に

先日トッテナム加入が正式決定したギャラスがさっそくスパーズ・ロッジでの練習に合流。練習風景と共に、決意のコメントを紹介。



Gallas eager to get going  (tottenhamhotspur.com)
ここはとてもいい雰囲気だね。もうすっかり気にいったよ。今は、早く試合に出て勝利に貢献するのが待ちきれないってところだね。
(アーセナルからの移籍は)もちろん簡単な決断じゃ無かったよ。でも俺は今ここにいる。俺はただ自分のベストを尽くすだけさ。
俺にとって何より重要なのは試合に出て全力を尽くす事。その為に出来るだけ早くコンディションを整え、チームメートと練習して
お互いの理解を深めて、一刻も早く試合に出たい。俺がまだまだ健在だってことを証明したいんだ。スパーズは昨季に4位を達成して、
今まさにステップアップを目指しているところだ。今季は更に上を目指したいし、自分たちの力を信じれば、タイトルだって狙えるさ。

ここには素晴らしい才能を持った若手が揃ってる。彼らは己の力を信じないといけない。そうすりゃ、どんな事だって達成出来るはずだ。
水曜日(CLプレーオフ)は必ず勝つと信じてるよ。誰もがCLで戦う事の重要性を理解してるし、初戦でも劣勢から気合を見せたからね。
俺は過去にCLで多くの試合を経験してきたが最高の舞台さ。雰囲気も素晴らしいし、あのアンセムが流れたら気持ちが引き締まる。
強い相手に対して自分たちがどれだけやれるかを試せる、またとない機会だからね。スパーズにとっても最高の経験になるはずだよ。
(ギャラス)

 
 
ようこそ、ギャラス!さっそく馴染んだようで何より。エコトやバソング、カブールらフランス語圏の選手も次第に増えつつあるし、
そもそももう10年近くイングランドでやってるんで、コミュニケーションには全く問題ないので、解け込むのも速そうですね。
チームでは最年長の部類に入るので練習からみんなの手本となり引っ張って欲しい。若手が彼から学ぶものは多いと思いますし。
なんとなくだけど、まだ若干顔がふっくらしてるような…(気のせい?)だけど、彼の言う通りコンディションをいち早く整えて、
来るべき試合に向けて準備して欲しい。週末のウィガン戦でのデビューとなるのかな?スパーズのギャラスのデビュー戦が楽しみです。

O'Hara update  (tottenhamhotspur.com)
昨季に患った腰(背中?)の負傷によりプレシーズンからお休みが続いているオハラの気になる近況が入って来ました。どうやら
木曜日に手術が行われる模様で、復帰までにはもう少し時間がかかりそうです。貴重なバイプレイヤーだけに復帰が待ち遠しいですが、
まずはしっかりと怪我を完治させて戦えるコンディションに戻して欲しいですね。焦りは禁物。怪我をしっかり治すのも仕事のうちです。

| Article | comments:7 | TOP↑

≫ EDIT

ウィリアム・ギャラス獲得



Gallas deal agreed (tottenhamhotspur.com)
トッテナムはクラブ公式サイトにて今夏アーセナルと契約更新せずフリーとなっていたフランス代表DFウィリアム・ギャラスの獲得を発表。

ギャラスは育成年代をフランスの国立育成機関であるクレール・フォンテーヌで過ごし、その才能を育んだ後、カーン、マルセイユを経て
2001年チェルシーに加入。チェルシー時代にはプレミアリーグ連覇、国内カップ戦の制覇に貢献、213試合出場(14ゴール)を記録。
2006年にアーセナル移籍後は145試合出場(17ゴール)を記録、2007/08シーズンには主将としてチームを牽引する活躍を見せた。
フランス代表としてもデサイーの後継者として不動のCBとして君臨。06’W杯の決勝進出に貢献したほか、通算84キャップを達成している。

ギャラス加入について指揮官レドナップのコメントを。
彼が加わる事で我々が得られるもののの大きさは計り知れない。彼はトップレベルの選手であり、手本となれる存在だ。
ファンの複雑な心情は理解している。しかし、彼は連続殺人犯じゃない。彼はフットボーラーだ。過剰な嫌悪はナンセンスだよ。
彼はトッテナムとアーセナルの間で初めて移籍した選手ではない。フットボールの世界ではよくある類いの話の一つに過ぎないんだ。
彼はこれまでに大きな成功を掴んできたし、そのプレーぶりに私は感銘を受けている。必ずやトッテナムに力を与えると確信してるよ。
トッテナムに移籍する事は彼にとって簡単な決断では無かったはずさ。ギリシャに移籍すればもっと多くの給料を得られただろうし、
(宿敵への移籍で生じるであろう)大きなプレッシャーにさらされずに済んだだろうからね。それでも彼はトッテナム移籍を望んだ。
それも大金を要求したわけでもない。我々の給与体系に収まる条件を快く呑んでくれたわけだ。私はその心意気が嬉しかったよ。
よほどの覚悟が無ければそんな決断は出来ない。契約は1年だが、30試合以上の先発を達成すればもう1年延長される契約だよ。
『トッテナムでプレーしたい』と難しい決断をしてくれた彼に対して、ファンも必ずや温かく迎えてくれると私は信じている。
(レドナップ)

遂にギャラスの獲得が決まりました。トッテナムファンにとっては期待と共に様々な複雑な思いが同居する移籍劇となったことでしょう。
かくいう僕も例外ではありません。正式決定した現在でもまだ完全には消化しきれていない…というのが正直なところです。

おそらく、多くのトッテナムファンが懸念している(獲得に積極的に肯定出来ない)のは次のような要因からでしょうか。
1.単純に憎き宿敵アーセナルで主将まで務めた彼がスパーズ入りする事実への嫌悪感
2.フランス代表や、チェルシー、アーセナルでも度々に起こしてきたトラブルメーカーというイメージ
3.既に多くの選手を抱えるCB陣(キング、ウッドゲイト、ドーソン、カブール、バソング)に新たに加える必要性はある?


まず1については、時間の経過と共に自然に解決する気がします。まだ実際に白いユニフォームを身に纏ったギャラスの姿を見てないし、
今のところ違和感があるのは致し方ない。そりゃ、そうだ。アーセナルにいたんだもの。それだけで嫌う理由の80%は占めてる。
でも、トッテナムの為に体を投げ出し、味方を鼓舞して戦う彼の姿を目にすれば、自然と応援している自分に気付くのに時間はかからない。

次に2だが、これは確かに大きな不安要素ではある。こればかりはレドナップが巧くコントロールしてくれる事を願うばかりだし、
ギャラス自身の覚悟というか決意に期待するしかない。プライドが高い=自分の力を信じているという事。これはプラスにもマイナスにも
なり得る要素だ。彼自身が時には自分を抑え、チームの為に…という姿勢で臨まなくてはいけないし、周りが彼を理解する事も必要だ。
現在のトッテナムは抜群のチームワークで今の地位を築いてきたチーム。ワールドクラスのビッグネームはいなくとも、
それを補って余りある結束力とハードワークでビッグクラブと対峙している。そこに不安要素となり得るキャラクターは必要なのか?
多くの方が思うのは当然だし、僕もある意味では同意です。だが、チームワークの良さは甘え体質の助長に繋がる恐れもある。
トッテナムが本当の意味での「強さ」を身につける為には「闘うプロ集団」であるべきで「仲良しクラブ」である必要は…ない。
チームが好調の時はイケイケドンドンで、不調時にはズルズル行ってしまうのでは困る。時には味方を怒鳴りつけ、鼓舞する選手が必要だ。
彼のキャラクターを最大限に有効活用する事を、そして、それこそが現在のトッテナムに欠けているものだとレドナップは思っているはずで、
だからこそ同様に問題児のレッテルを貼られるベラミーの獲得を熱望し続けたのであり、今回のギャラス獲得なのだ…と思うのだ。
彼の強烈な闘争心であり、豊富な実績に裏打ちされた経験を惜しみなく、且つ正しい方向性でトッテナムに注いでくれる事を願う。

最後に3。これは多くのトッテナムファンが周知の通り、怪我がちなキング&ウッドゲイトが計算が立たないという事実で十分説明がつく。
キングは慢性的な膝の爆弾を抱え、1週間に1試合が限度。(出場を決めれば)CL本戦と国内カップ戦との並行で試合数が増加する今季、
ドーソン、バソング、カブールの3人で回すのは負担が大きい。チョルルカは右SBに専念させたいし、若手の急な抜擢はリスクが伴う。
そして、ウッドゲイト。思いのほか負傷が長引き、未だ復帰時期の目途が立っていない。新たに手術を行う情報も入っており、もはや
25人の登録リストから漏れるのは必定だ。1月の登録リスト更新までに復帰出来れば御の字で、最悪引退の二文字もチラついている。
ギャラスならばプレミアリーグでもCLでも経験豊富。バックアッパーに留まらず、主力とレギュラー争いが出来る実力者だ。
これでよほどのアクシデントが重ならない限りは、CBの層は盤石だし、守備陣の更なる安定が見込める事からも何の疑問もないだろう。

いずれにしろ、ギャラスが100%トッテナムの為に力を尽くしてくれるのならば、僕も120%でサポートするつもりです。
正直に言えば、嫌いな選手でした。今でも好きではありません。モヤモヤした気持ちが、まだ完全にはぬぐい去れずにいるのも確かです。
多くのスパーズファンも同様だと思う。でも、今日この日から彼は僕らの愛する「トッテナム・ホットスパーのウィリアム・ギャラス」です。
余計な先入観は捨て、彼を全力で応援しようと思う。きっと、「この補強は間違いじゃなかった」そう証明してくれるはずだから。
他ならぬギャラス自身が、絶体絶命の場面で懸命に体を投げ出すタックルで、ここぞの場面でチームを救う炎のヘッダーで。

| Article | comments:14 | TOP↑

≫ EDIT

【第2節】 トッテナム vs ストーク・シティ

イングランド・プレミアリーグ10/11 2節

Stoke City 1 - 2 Tottenham 
         
Stadium:ブリタニア・スタジアム

              前半   後半   合計                               
ストーク  1  0  1             
トッテナム  2  0  2
得点
Spurs:ベイル2
Potters :フラー

1011 2
SUBS:Alnwick, Naughton, Bassong, Kranjcar, Rose, Livermore.


敵地ブリタニアで行われたストークとの一戦は苦しみながらも2-1で逃げ切り今季初勝利。後半89分の疑惑の判定などもありましたが、
ホームでは手強いストーク相手に貴重な勝ち点3をもぎ取り、ミッドウィークに行われるCLプレーオフに向けて弾みがつく勝利です。

非常に苦しい試合でしたね。一時はドローも覚悟しましたが、なんとかかんとか勝利を手にした事にまずは安堵というところ。
例の場面の判定は正直微妙。が、判定の場面云々はともかくとして全体を通して粘り強く戦い勝利に値する内容だったと思います。

■負傷者続出で苦しい急造布陣
本来、トッテナムは4-4-2をメインシステムで戦うので、1トップというのは試合途中での布陣変更を除けばほとんどお目にかかれません。
しかし、この日はデフォー、キーン、パブリュチェンコとFW3人を負傷で欠き、残されたFWはクラウチのみ。必然的に1トップでの
戦いを強いられてしまいます。高さはあるものの、強靭なフィジカルを持っているとは言い難いクラウチにとって1トップは少々厳しく、
案の定、ほとんどの時間で彼の良さを出すには至りませんでした。しかし、不適格な1トップをなんとかこなしてチームに貢献しようという、
彼の姿勢はとても感じられて個人的には好印象でした。屈強な相手DFを背負ってのボールキープでは苦しい場面が多かったものの、
足元の技術には長けてるので必死にキープして両翼のベイル、レノンへ展開させようと奮闘していたし、前線からの守備も体を張った。
さすがに1トップとしての働きは合格点とまではいかないけれど、及第点の働きはしてくれたと評価したい。よく頑張ってました。

その1トップの補佐を担ったのがベイルとレノン。いつもの役割とは少々違うので戸惑う場面も幾つか見られたが、前線から積極的に
ボールに絡んでいたとは思います。ただ、さすがに急造布陣の為、4-5-1の利点を活かした攻撃が出来ていたか?と言えばノーでしょうね。
もう少しサイドを巧く使った攻撃が出来れば良かったんですが、二人ともやや中央寄りにポジション取る事が多く、ピッチを広く使っての
攻撃は影を潜めた印象。パス回しはそれなりにスムーズで一見すると機能していたように見えるけれど、場当たり的に動いていっただけで、
意図的に崩した場面は少なかったように思います。ポゼッションは出来ているものの、「生きた」ポゼッションでは無いというか…。
この戦い方を機能させるんなら、もう少しセントラルMFがリスクを冒して前に行かないとダメだし、SBが攻撃参加しないと手詰まりになる。
エコトもチョルルカもそこまで前には出なかったし、セントラルの3人もバランスを取る事を第一に考えていたように見えたので、
レノンとベイルの個人技とクラウチ併せた3人でなんとかしてくれ…という戦い方になっちゃったので、厚みは出なかったですよね。
まぁ、ほとんどぶっつけの急造布陣に多くを求めるのは酷ですし、負傷者が戻れば4-4-2に戻すと思うので、そこまで厳しくツッコミを
入れる必要も無いとは思うんだけども、やっぱり今のトッテナムの面子だと4-5-1(4-3-3)はあまり合ってないような気はしました。

■ファンタスティック!ベイル!
難しい試合で勝利を決定づけたのはベイルの類い稀な得点能力でした。1点目は跳ね返ったボールが顔面に当たってゴールという
ラッキーな形でしたが、その幸運を手繰り寄せたのもタイミングよく危険なスペースに飛びこんでいく積極的な姿勢だと思ったし、
2点目は誰も文句のつけようのない素晴らしいボレーでした。「ファンタスティック」の一言に尽きますよね。本当に凄かった。
巧みなキープから鋭くいいボールを供給したレノンもグッジョブでしたが、腰を巧く回転させ、しっかりミートして枠に飛ばしたベイルの
ボレーはキレイでした。思わず「すげ~~!」って声を挙げちゃいましたもんね。こういうの見るとやっぱりギグスの後継者に…
とまた心が揺れてしまいます(笑)奇しくもマンUの開幕戦でも途中出場したギグスがボレー決めてたけど、重なって見えるんだよね。
世界最高の左SBになれる資質を持ってる選手だけども、ウイング的な役割でゴールに絡むベイルってのもやっぱり捨て難い魅力がある。

この日はいつものようにライン際を軽快に上がってクロス…は少なかったけれど、エコトからのスペースに出されたパスに走り込んだり、
相手を抜き切らない段階でアーリークロス挙げたり、ワンツーで前に進出したりと、前半は得意の攻撃力が発揮出来ていたように思います。
ただ、後半はちょっと存在感が希薄だったかな。レノンについても同じ事が言えるけど、クラウチとの距離がやや遠くなって、
中盤より後ろが相手の放り込みに伴ってズルズル下がってしまったので、時間の経過と共にボールをなかなか前に運べなくなった印象。
一発カウンターのチャンスで裏を取るスピードは流石だけれど、遅攻になった時の引き出しがもう少し増えてくれば尚よいですね。

■怒涛の放り込みに耐えた守備陣
前半に得点した直後に相手CKから失点しましたが、これはゴメスへのキーパーチャージが見逃されてのものなのでそこまで責めないが、
基本的にデラップのロングスローだったり、セットプレーの局面で大柄かつ屈強な男たちが突っ込んでくる…ってのがストークの
ストロングポイントなわけなので、ああいう事もあり得ると想定して中で構えてる選手がもう一段階集中してれば防げた失点でした。
CKなので当然エリア内には人数が揃ってるんだし、こぼれたボールに詰めるフラーに簡単にシュート撃たせてはいかんですよ。

ただ、その他の多くの時間帯では高い集中力と献身的なマーキング、シュートコースにしっかりと体を入れるブロックは堅かった。
特に褒めたいのがカブール。キングを温存したこともあって久しぶりの本職CBでの先発起用でしたが、恵まれた体格を活かしての
彼らしい力強い守備が効いていたと思います。1点ビハインドを負ったストークは、同点を狙って放り込みを徹底してきたけど、
カブールは何事もなかったかのようにことごとく跳ね返して見せた。何度かあったデラップのロングスローにも慌てず騒がず、
しっかりと相手の動きとボールの両方をケアして対処していたので見ていて頼もしかったです。ギャラスの加入がほぼ決定的な状況で、
お尻に火がついてる選手の一人でしょうから気合も入ってましたね。彼がCBでこれぐらいやってくれればかなり心強いですね。

曲者のトゥンジャイが入ってきた63分以降は更に危険な場面が多くなり、変幻自在に動き回るトゥンジャイから多くのピンチを迎え、
エザリントンからのボールも良質でショウクロスやフラーなど長身選手が飛び込んでくる攻撃は危険な匂いがプンプンでしたが、
ゴメスの攻守もあって凌いでました。そして迎えた89分。両チームの明暗を分ける、なんとも微妙な判定の場面がやってきます。

ストークのCKからコリンズがヘッダー、枠内に飛んでいたボールを間一髪で弾くゴメス、しかし、こぼれ球をウォルタースが詰める。
しかし、ライン上で倒れこみながらクラウチがブロックし、ノーゴールという場面。もう何度も繰り返してリプレーで見ましたが、
かなり微妙なジャッジでしたね。たぶん、ゴールラインを割ってますね、あれは(苦笑)しかも、クラウチの二の腕にも当たってる。
ただ、最後にウォルタースがヘッダーで詰める直前に明らかにフートがゴメスを手で押してるんですよね。これもまた判断が難しい。
キーパーチャージを取らないんだとすれば、あのゴールラインを割ってるのを(或いはクラウチのハンドを)見逃してるんだし、
そもそもがキーパーチャージが妥当。いずれにしろどちらもスルーされて結局はゴールラインを割って無い!と主審が下したんだから、
それはもうそういうことなんだと思います。主審のフォイは、かなりいいポジションで見てますから信じられない誤審ですけども、
トッテナムにとってはラッキーでした。これもまたフットボールなのでね。ストークからすれば取り逃がした1ポイントでしょうが。

最後はツキにも恵まれて貴重な勝ち点3となりましたが、こういうどっちに転んでもおかしくないような試合、しかも難しい敵地で、
泥臭くとも勝ちきれたのはポジティブだと思います。上位争いを演じたいならば、こういう試合でしぶとく勝ちきる事が何より大事。
開幕から2戦目にして早くも負傷者続出で苦しい台所事情ですが、残りの選手たち、チーム一丸で乗り切って欲しいと思います。
そして、ミッドウィークには大事な大事なCLプレーオフ。今度はホーム、言い訳は出来ない。アウェーゴールを与えずに勝つのみ!

今日のGood ベイル。2ゴールで勝利に大きく貢献。特に2点目はビューティフルゴールでした。
今日のBad  チョルルカ。及第点の働きも、消極的なプレーが目立つ。後半はエザリントンに翻弄される場面も。

| マッチレポート | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

ギャラス獲得が迫る

今夏の移籍市場も残り10日余りとなり、これから各クラブの補強も慌ただしく動く事が予想されます。今季から施行される新ルール、
「ホームグロウン制」の影響もあって、非常に動きが読みづらい移籍市場となってますが、毎年多くの動きが見られるのが締めきり間際。
9/1の17:00までに登録上限25人(自国育成選手8人含む)の登録選手名簿を提出しなければならないので、各クラブは怪我人の状態や
現有戦力のバランスを慎重に見定めながら、最後の駆け込み補強に向けて水面下で様々な交渉が行われているものと想像します。
我らがトッテナムもここまではサンドロの獲得のみと非常に静かな夏ですが、継続して補強に向けては精力的に動いているようです。

Tottenham on verge of completing William Gallas signing (BBC)
今夏アーセナルを退団し、現在はフリーとなっているウィリアム・ギャラス獲得が間近に迫っている模様。

レドナップは以前にフリーで獲得出来るチャンスがあったJ・コールと同様のケースで、モニタリングしている1~2の動きがあると言及し、
高額の移籍金をかけるのでは無く、フリーの選手、或いはローンで獲得出来る選手にターゲットを絞っている事を示唆しました。
ギャラス以前からギャラスへの関心は報じられてきましたが、当初はあまり信じていなかったんですよね。フリーで獲得出来るとはいえ、アーセナルとの契約延長がまとまらなかったのは週給の問題もあったでしょうから週給ダウンを呑んでまで、しかも宿敵への
移籍をギャラス自身が選択するだろうか(或いはトッテナムが
本当にオファーするだろうか?)と。ユベントス移籍報道もあったし、さすがにトッテナムへの移籍は実現しないだろうな…と。

しかし、ここにきてギャラス自身もトッテナム移籍に前向きであること、レドナップが具体的にギャラスの名前を挙げて獲得に動いている事が明らかになり、一気にトッテナム移籍が現実的な気配に。多くのメディアが今日(金曜日)にもメディカルチェックを受け、クリア次第に正式発表がなされるのではと報じています。
公式サイト上にて発表があるまではなんとも言えないものの、
ほぼ合意に達している事は明らかで近日中に発表がありそう。
個人的には白いユニフォームを身に纏ったギャラスの姿は未だに想像出来ないですし、心情としては複雑なものがあるのは否めません。
ハッキリ言ってお隣に所属していた時代も嫌いな選手ベスト3にランクインするぐらいの選手でしたし(笑)未だに好きにはなれんのよね。

しかし、以前にも記事にて書きましたが、ギャラスの持ってるCL含めた修羅場の経験だったり、プレミアリーグで残してきた数々の実績は
素直に認めますし、怪我がちとはいえ純粋に戦力として考えれば現在のトッテナムの守備陣においても確実にプラスとなる補強です。
正式発表となったら改めて触れたとは思いますが、今のうちから彼を受け入れる心の準備をしておこうかと思っております(笑)
どんなに嫌いな選手であったとしても、トッテナム・ホットスパーの一員となったその日からは全力で応援する。これが僕のモットーなので。

その他の補強関連トピックスをいくつか。

■レミーはマルセイユ移籍で合意
プレミアリーグ数クラブの争奪戦となってた「NEXTアンリ」ことロイク・レミーは結局、リーグ・アンでのステップアップを選択。
一時はトッテナム移籍間近との報道もありましたけどね。まぁ、別にそこまで惜しく無いなぁというのが感想ですかね。

■ベラミーは故郷ウェールズのクラブ、カーディフ入りが決定
レドナップが獲得を熱望していた為、恐らくは最後の最後まで動いていたものと想像しますが、結局カーディフ移籍と相成りました。
マンCとしては直接ライバルとなるクラブへの放出は避けたかったということでしょう。報道を見ると週給£9万のうち半分はマンCが負担、
残りの半分をカーディフが負担という好条件で、チャンピオンシップで戦うカーディフにとっては夢のような補強となりました。
個人的にはトップリーグでプレーするべき選手だと思うんですが、全ては所属元のマンCの判断次第だったので致し方なしか…。
ベラミー自身も「晩年は故郷に戻ってプレーするのも悪く無い」と語っていたので、本人にとっていい移籍となったのならばそれでいい。
ちょっと残念ですけどね。彼が加入していれば面白かったと思うんだけど。あ、アイルランドもミルナーと交換でビラ行きが決定してます。

■L・ファビアーノへの関心報道が再浮上
L・ファビアーノが獲得候補であることは、それこそW杯期間中ぐらいからずっと報じられてきまして、今さら感が満載なんですが、
これまでもL・ファビアーノ(或いはセビージャ)の発言が二転三転していて、どうにも鵜呑みには出来ない胡散臭さが漂います。
これまでの流れを整理すると、L・ファビアーノ本人はACミラン移籍orセビージャ残留の二択でトッテナム移籍は全く興味無い。
トッテナム移籍も悪い選択肢では無いセビージャに残る(セビージャ今夏の放出は無いと発言)マルセイユ移籍報道が浮上
トッテナムは自分の希望を満たせるクラブだから、自分自身に見合ったオファーをくれ…。という感じで推移しています。
ここではトッテナム移籍にポジティブなコメントを青、ネガティブなコメント、動きを赤で表しましたが、こんだけコロコロ変わってる。

確かにこの時期はメディア、代理人が真贋ゴチャマゼで様々な憶測が流れるので、そのまま額面通りに受け止められないんですが、
それにしたって発言にブレがあり過ぎる。なので、もうL・ファビアーノ関連で出てくる報道に関してはかなりの半身に構えてます、僕は。
一つだけハッキリしているのは全ては来週のCLプレーオフの結果とレヴィ会長次第ってことだと思います。彼を獲得するには
それなりに高額の(恐らくはトッテナムの移籍金レコード更新)移籍金が必要でしょうし、週給も現有戦力以上に高いはずです。
それを覚悟でオファーを出すのか、出さないのか。その一点に尽きます。セビージャ側もゴチャゴチャ言ってますが、本音を言えば
適切なオファーが来れば売却するはずです。残り契約年数は1年ですし、来夏にフリーで出ていかれるなら今夏に売りたいのは自明の理。
それに加えて現在両クラブ共にCLプレーオフを戦ってて、揃って1stレグは落としてます。CLのプレーオフで敗退が決定した場合は
移籍したとしても移籍先のクラブでCL出場が可能、しかし、揃ってCL出場が決まった場合は移籍しても移籍先でCLに出場出来ません。
こうなるとL・ファビアーノをトッテナムが獲得する可能性は(今でも十分に低いと思うけど…)ぐっと少なくなるでしょうからね。

■リバプールへの横やり?
リバプールのホジソンが数ヶ月前からモニタリングしているらしいスウェーデン代表FWオーラ・トイボネン獲得レースに参戦か?
194cmの大型ストライカーで将来を嘱望されてる(昨年のEUROU-21でも活躍したみたい)大器らしいですが、ほとんど知らん選手です。
確か、同じスウェーデンのマーカス・ベリに関心という噂も昨夏はあったように記憶してますが、そのベリも争奪戦の末にHSV移籍したが、
ほとんど活躍出来ずに今夏PSVにレンタルされてたような…。このトイボネンがどんだけなもんか解らんのですがいい選手なのかい?

■進まぬ人員整理に動き?
今夏は獲得も一人ですが、放出もほとんどされてません。若手数名の放出はあったが、トップチームの選手の人員整理は手つかず。
「獲得の前に放出する必要がある」のは明らかですが、未だ大きな動きは無し。しかし、数名の選手の噂は幾つかあります。
まずはジーナス。ユベントスへの買い取りオプション付きシーズンローンの報道が。しかし、ジーナスがセリエA行って活躍出来るかね?
お次はジオ。今季はそれなりに出番がありそうな気配ですが、W杯での活躍もあって主にイタリア方面から関心が寄せられてます。
しかし、代理人は「本人が残留希望」とコメントし、今のところは静観ムード。個人的にはもう1シーズン様子を見たいな…と。
ハットンはバーミンガムに、キーンはウエストハム、アストンビラ、セルティックなどが獲得の機会を窺ってる模様です。

その他ではグジョンセンを再度ローンで獲得、フレブを格安でゲット、ダメ元でA・ヤング、レアルから溢れるL・ディアラ、
エバートンと契約延長がまとまっていないピーナール…といったあたりが噂になってますね。この中ではフレブが案外ありそう。
あとグジョンセンを再び加入させるアイディアはとってもよろしいと感じます。キーンかパブリュが押し出されるのは辛いけれども。

| Article | comments:11 | TOP↑

≫ EDIT

【CL プレーオフ】 トッテナム vs ヤング・ボーイズ

UEFAチャンピオンズ・リーグ プレーオフ 1st

BSC Young Boys 3 - 2 Tottenham 
         
Stadium:スタッド・ド・スイス

              前半   後半   合計                               
ヤングボーイズ  3  0  3             
トッテナム  1  1  2
得点
Spurs:バソング、パブリュチェンコ
Young Boys:ルリッチ、ビアンベヌ、ホフシュトラッサー

1011 CLPO1
Subs:Cudicini , Kaboul , Lennon , Crouch


チャンピオンズ・リーグ本戦出場を懸けたプレーオフ1stレグは、2-3で完敗。敵地で完全に圧倒され前半30分までに3失点と大苦戦、
なんとか2ゴールを挙げてホームで行われる1週間後の2ndレグへ希望を繋いだものの、ホロ苦いCLデビューとなってしまいました。

いやはや、思いもよらない展開となりましたね。夢にまで見たCLの夢舞台、胸の奥の奥にまで響き渡ったCLアンセムの余韻も、
あまりの一方的な劣勢に一気に吹き飛んでしまいました。大苦戦の中で、かろうじて2点返せたことが唯一の心の慰めですかね…。

■立て続けの失点に見えたチームの経験不足
前半30分まではほぼ一方的な展開で、トッテナムはヤング・ボーイズの攻撃をまともに受け続け、何もさせて貰えません。
開始早々から選手の動きがどこかぎこちなく全体的に硬さが目立つ立ち上がり。スタジアムは黄色と黒の一色に染まり物凄い雰囲気で、
その異様なムードに完全に呑まれてしまっているように見えました。開始わずか2分で、いきなりポスト直撃のシュートを受けて
ヒヤリとしたのもつかの間、その直後には早くもエコトにイエローカード。なんとも不安な立ち上がりでしたが、その嫌な予感が的中、
4分、12分、28分と成す術もないまま立て続けに3失点を喫しました。失点の仕方も普段のトッテナムでは考えられないような軽さで、
いとも簡単に決められてしまう失態。簡単に振り切られシュートを許したジオ、単純な横パスをカットされカウンターを許すキッカケを
作ったパブリュ、タックルをしかけるもののあっさりとかわされるパラシオスに、相手のスピードについて行けず見送るだけのドーソン、
中盤でプレスに行けないモドリッチ、スルーパス一発で相手に裏を取られるバソング…。チーム全員の誰もが責められるべきお粗末な出来。

確かにヤング・ボーイズは全体がコンパクトできちんと組織され、積極的な姿勢も相まって、思いのほか好チームでしたけれど、
トッテナムの選手たちのほとんどが初めて体験するCLの舞台に完全に浮足だってしまい、若さ、もろさ、経験不足を露呈しましたね。
この日はキングが不在、キーンもベンチでピッチ上に確たるリーダーがいないトッテナムのウィークポイントが如実に表れたような
序盤戦だったと思います。きちんと準備して試合に入ったはずだし、この1戦の重要性は誰もが強く認識していたはずですが、
こうした圧倒的なアウェーで落ち着く間もなく開始早々に失点したことで、チーム全体が糸の切れたタコのように制御不能になってしまう。
これが欧州戦の(ホーム&アウェーではあるが)一発勝負の怖さなのか。改めて、CLというものは甘く無いのだと強烈に認識しました。

■慣れない人工芝への不安、負傷者続出
敗戦の言い訳にする気は毛頭無いですが、慣れない人工芝への対応に選手が四苦八苦しており、この日のパフォーマンスに多分に
影響を及ぼしたのは明らかです。ボールはワンバウンド目で大きく弾み、転がるスピードも速い。見るからに硬そうなピッチでした。
もちろん相手はこのピッチを熟知しているので誰もが軽やかに躍動していましたが、トッテナムの選手たちはどこか怪我を恐れ、
委縮したようなプレーを見せていたように思います。これもアウェーの洗礼で、今後ヨーロッパの舞台で存在を示していくには
超え無ければいけない壁だとは思いますね。試合内容にも影響を及ぼしただけではなく、負傷者が多く出てしまったのも残念です。
モドリッチは前半だけで退き、デフォーも後半途中で下がらざるを得なかった。他にも数名の負傷者が出ているという情報もあり、
週末のストーク戦、1週間後のホームでの2ndレグに向けて不安を残すことになりました。みんな軽傷であることを祈っていますが…。

■まだ終わったわけじゃない!希望を繋いだ2得点
僕は0-3とされた段階でかなりの絶望感に打ちひしがれちゃいまして、全身の力が抜けてしまいました。もうダメだ…そう思った。
でも、ピッチで戦う選手たちは絶望的なスコアにも諦めず、なんとか次に繋ぐんだという姿勢を見せてくれた。それは嬉しかったですし、
早い段階で諦めムードになってしまった僕自身を情けなく思いましたね。選手たちに失礼じゃないか!と。バカヤロー、自分!と(笑)
レドナップは前半35分にエコトを下げハドルストンを投入、ベイルを一枚下げて、モドリッチを左MFへ変える布陣変更で打開を図る。
すると前半終了間際、ふがいないパフォーマンスに終始していたチームに喝を入れるかの如く、バソングがCKから炎のヘッダーを突き刺し、
1点を返して折り返す。この1点はもの凄く大きかった。0-3で後半を迎えるのと、1-3で迎えるのでは天と地ほどの差がありますから。
アウェーゴールのルールならば尚更。この1点がどれほどチームに、そして祈るように見守る我々ファンに勇気を与えたことか…。
この日はキャプテンマークを巻いたドーソンも「まだ諦めるな!行けるぞ、こっからだ!」とばかりに手を叩き必死に鼓舞して前半終了。

後半頭から負傷のモドリッチに変えてニコ。セントラルMFのコンビをパラシオス&ハッドに戻した事でバランスが改善された事あり、
防戦一方だった前半から一転してトッテナムがようやく試合のペースを握ります。全く繋げなかったパス交換も繋がりだした。
今思えばここが一つのポイントだったかもしれない。モドリッチの出来が悪かったのと、中盤でプレスが効かなかったことから、
ハドルストンとパラシオスのコンビ形成でひとまず中盤に落ち着きが取り戻せた。両翼がベイル&レノン(この日はジオだが…)で、
セントラルにモドリッチを使う布陣は開幕前に懸念してた通り、やはり諸刃の剣だと再認識。特にアウェーではリスクが高すぎる。
この日の布陣は結果的にはレドナップの判断ミスも大きいけど、そこから思い切って前半途中から動けた事は評価したいと思いますね。
動かざるを得ない状況だったとも言えますけど(苦笑)。あと、ジオは精彩を欠きましたね。もうちょっと守備面でも頑張らないと。

で、ようやく本来の姿を取り戻しつつはあったが、なかなか得点にまでは至らず時間は過ぎていく。すると、相手の鋭いカウンターや、
パラシオスのバックパスのミスなどで決定的なピンチを数度迎えてしまう。本当に冷や汗ものの場面の連続が続く苦しい時間帯も、
相手の拙攻に助けられなんとかかんとか凌いで迎えた82分。ここまで全く仕事が出来なかったパブリュチェンコがやってくれました。

チョルルカからの楔をキーンがポストプレーで流したところに思い切って右足を振り抜くと、豪快にネットを突き刺す値千金のゴール!
パブリュはよくやってくれた。何度チャンスをふいにしても、ここぞで決めればOKなのがストライカー。そういう意味では十分の働き。
一時は絶望的だった0-3というスコアから、驚異的な粘りで2点目を返すと終盤は無理に攻め込まずにボールを保持したままタイムアップ。
疲労が見えた相手に何故、同点狙いに行かないのだ?という見方もあろうが、無理して攻め込み逆に1失点するリスクを負うよりも、
2ndレグを見据えてこのままのスコアで行きたいという明確な意思。これは良かったと思います。中途半端なのが一番危険だし。

2-3。前半の出来を考えればよくぞここまで持ってきたな…と思います。2ndレグでは1-0、或いは2-1でも突破が決まることから、
まだまだチャンスはありますね。もちろん、この日のヤング・ボーイズの出来は素晴らしかったし、決して楽観視は出来ない。
それでも、選手達は血のにじむような努力で勝ち取った今季のCLプレーオフ出場権。こんなところで終わるつもりもないでしょうし、
我々ファンだって長年夢見続けてきたCL本戦出場。ホームに戻っての2ndレグでは本来のトッテナムの姿を取り戻し、
この1点のビハインドを跳ね返して欲しい。H&Aを90分トータルと考えたなら、まだ前半の45分を終えただけだ。諦めるには早い!

今日のGood パブリュチェンコ。ハッキリ言って仕事をしたのはゴールの場面のみ。それでもチームを最悪の事態から救った。
今日のBad  ドーソン。後方からの繋ぎでのミスも目立ち全体的に出来が悪かった。彼は主将であり守備の要なのだから…。

※予定していた応援・実況チャットが開催出来ず申し訳ない(陳謝)週末のリーグ戦では通常どおりやる予定です。

| マッチレポート | comments:14 | TOP↑

≫ EDIT

カップ戦用スポンサーが『Investec』に決定!!

今季のトッテナムのスポンサーシップがリーグ戦とカップ戦で別々に契約を結ぶ事については以前の記事でお伝えしましたが、
先日結ばれたリーグ戦用のスポンサー「Autonomy」に続いて、カップ戦用のスポンサーが決定し、公式サイトにて発表されてます。

Tottenham Hotspur announces new shirt sponsorship with Investec  (tottenhamhotspur.com)


今回結ばれたインベステック社との契約期間は2年間で、具体的な1年あたりの契約料は非公表ながら年間/£250万(約3億3千万円)と
英国メディアは報じています。先日結ばれたリーグ戦用のスポンサーであるオートノミーとの契約が年間/£1000万の2年契約なので、
これで2つのスポンサーシップを併せて少なくとも年間/£1250万(約16億7千万円)がクラブに入ってくることになりました。
ちなみに今回結ばれたインベステック社とのスポンサー・シップはCL、国内カップ戦(FAカップ、カーリングカップ)の契約となります。
さっそく本日に行われるCLプレーオフ、ヤング・ボーイズ(スイス)戦から着用するユニフォームにインベステックのロゴが入ることに。

『Investec』(インベステック)とはどんな会社?

インベステックは南アフリカのケープタウンに拠点を置く国際的な金融資産運用会社で、南アフリカの他に英国、オーストラリアに
活動拠点を置いている他、アイルランド、スイス、香港、カナダといった地域でも銀行業務を展開しているグローバルな企業です。
英国、オーストラリア、南アフリカにおいてラグビー、競馬のレースなどスポーツの分野とも幅広いスポンサーシップを結んでいます。

トッテナム・ホットスパー会長ダニエル・レヴィのコメント。
我々の新しいスポンサー、そしてパートナーとしてインベステックと契約を結べたことをとても嬉しく思います。インベステックは
国際的な資産運用会社であり、今回の提携によって彼らの企業価値向上が我々の務めとなります。新シーズンにおける
CLプレーオフを含め、国内、ヨーロッパでの競争を楽しみにしています。我々にはカップ戦における輝かしい伝統と実績があります。
当然、今季もカップ戦で高々と栄冠を掲げる事を目指して戦い続けることでしょう。
(レヴィ会長)

リーグ戦用のスポンサーは決定していたものの、なかなかカップ戦用のスポンサー発表がされずに、交渉が巧く進んでいないのかな?
いやいや、恐らくCL本戦出場が決定したら発表されるはず…とアレコレ考えてましたが、CLプレーオフを前にめでたく発表となりましたね。
これで今季のトッテナムはリーグ戦では「オートノミー」、CL含むカップ戦では「インベステック」という2つのスポンサーがつき、それぞれの
コンペティションで別々のスポンサーロゴがついたユニフォームで戦うことになります。なかなか斬新で面白いアイディアですね。

| Article | comments:0 | TOP↑

≫ EDIT

ハートにお手上げ

スコアレス・ドローに終わったマンチェスター・シティ戦後の監督・選手のコメントから。

Harry takes Hart (tottenhamhotspur.com)
まずはレドナップ。チームのパフォーマンスには満足で、結果はハートの活躍で仕方なかったとの見解のようです。
なんせハートがもの凄かったな。彼らには2人の偉大なGKがいるが、今日は出場したハートが素晴らしい出来だったよ。
我々は前半に多くの決定機を作り出したが、彼の守るゴールをこじ開ける事は叶わなかったね。結局、最後までゴールを奪えず、
あとは決めるだけという試合だっただけに惜しいが、我々はしっかりとプレスをかけてボールを奪い、パスも繋がっていたと思う。
1点決まってればまた違った展開になっていただろうが、チームの出来には満足だ。これ以上を求めるのは酷というものさ。
前半に比べて後半はボールも保持されて苦しくなったが、前半のパフォーマンスをずっと維持するのはとても難しい事だし、
何人かの選手には疲労が見えてきていたからね。それでも試合の全体を通して考えれば素晴らしい出来だったことには違いないよ。
(レドナップ)
試合序盤からかなりのハイペースで攻め立てたので終盤に息切れしてしまった感は否めないし、ペース配分には課題は見えました。
この試合に関しては後半になってもマンCが斬り合いに持ち込もうとせず、ちんたら繋いでくれたのがかなり助かった面はあるし。
しかし、前半にゴールさえ生まれていればもう少し楽に終盤戦えたと思うし、どちらかというと先行逃げ切り型のチームなので、
ある程度はやむなしかな…とも思います。若手が多く、劣勢を跳ね返すメンタリティにイマイチ欠けるのが現状ではあるので、
余力を残しつつ終盤戦へというような事を考えるよりも最初から全開で行って早めにリードを奪って逃げ切るのが理想だろうな…と。
控えにも実力者が揃ってるわけなので、先発メンバーは行けるとこまで行って、疲労が出たら元気なバックアッパーが試合を締めると。
大まかにはそういうプランニングで試合に臨んだ方が現状のトッテナムには合ってるし、結果が出やすい気がするんですよね。

The frustration game (tottenhamhotspur.com)
お次は先発起用され、前半には自慢の高さで何度か好機を作ったクラウチはフラストレーションの溜まるゲームだったと。
この試合を一言で表すなら”フラストレーション”という言葉しかないよね。前半は僕らが圧倒的に攻め立てたけど、ことごとく
ハートに防がれちゃったんだもん。僕らは本当に巧く戦っていた。あれ以上出来ることはないんじゃないかってぐらいにね。
多くのチャンスを作り出したし、相手にはほとんど何もさせなかった。彼らが僕らのゴールに迫った事すら思い出せないぐらいさ。
もちろん開幕戦だし勝利でシーズンのスタートを切りたかったよ。こういうアンラッキーな試合ならなおさらイライラが募るよね。
でも、この日の内容は自信になると思う。こういう試合を毎週出来れば自ずと結果はついてくるし、いい順位で終えられるはずさ。
(クラウチ)
ホント、ハートは神懸ってましたからねぇ(苦笑)それにしても、あのギブンがベンチにいるなんて、なんと贅沢な面子だろうか。

Sullivan - Hands off Parker (Sky)
トッテナムからの関心が噂されるスコット・パーカーですが、ハマーズは「干渉するな」と警告しています。

ウエストハムにとっては、攻守に渡って中核を担うパーカーの流出だけは絶対に避けたいとう想いが強いことでしょう。
今季からハマーズの指揮官に就任したグラントも「パーカーは我々にとってアンタッチャブルな存在。彼の慰留に全力を尽くす」と明言。
パーカートッテナムのレドナップ監督はパーカーの能力を高く評価してる一人です。プレミアリーグでの実績・経験が十分であり、セントラルMFの選手層に厚みを加えられるパーカーはうってつけの人材で、実際に獲得を目指して動いてるとみられています。多くの
メディアが報じたところによるとトッテナムがウエストハムに最初に提示した£700万のオファーは一度拒否され、£1200万で再オファーか?という事のようだがこれも難しそうだ。

ウエストハムは財政的に厳しく主力数名の放出は避けられない状況ではあるようだが、パーカーの放出だけは望んでいない模様。仮にエースFWのC・コールを放出せざるを得ない状況になったとしても…。トッテナム以外にもリバプールからの関心も
度々報じられてきたが、リバプールは同じ守備的MFのポジションにC・ポウルセンを獲得し、ややトーンダウンしたようです。
しかし、ウエストハムは週給£75000の5年契約でパーカーに契約延長オファーを提示するとのことで、パーカー自身も残留する方向で話がまとまって来ている印象があります。トッテナムも断念せざるを得ない状況かもしれません。確かに加入すれば頼もしい選手ではあると思うが、こういう状況だとかなり獲得は厳しいと思いますよ。
いずれにしろハリーが強く獲得を希望した選手の獲得はJ・コールに続いてまたしても失敗に終わりそうですねぇ…。さぁ、どうする?

そして、その失敗に続きそうな気配が漂ってるのがM・リチャーズとベラミー。両名ともマンCがライバルのトッテナムとの交渉を頑なに拒否。
M・リチャーズは残留、一方のベラミーは戦力外扱いでフルアム、セルティック、カーディフらへの移籍が濃厚になりつつあるようだが、
移籍市場が残り2週間を切った現状にあっても、トッテナムの補強は思うように進んでいない事が浮き彫りになりつつありますね。
唯一、獲得に向けて前進している感があるのはニースのFWロイク・レミーだが、人気銘柄で交渉のダシにされてる気がしないでもない。
しかも(詳しくは知らんのだけれども)現在のトッテナムが必要としているタイプのFWなのかは甚だ疑問だという事も付け加えておく。
巷ではNEXTアンリとの評判もあるようだが、NEWジダンを放出したばかりであるのを忘れてはいけない。今のトッテナムに必要なのは
中途半端な将来有望株では無く、ベラミーやパーカーのようにある程度、戦力として計算が立つ選手だと思うのだけれども…。

個人的な希望なら断然アイルランドなんだけどな。ジーナス、オハラらに期待したい一方で、アイルランドの魅力は捨て難いように
思うのだが。だが、前述した通りマンCはトッテナム相手には交渉のテーブルにすらつかんのだろうけど。う~む。悩ましいねぇ…。

| Article | comments:7 | TOP↑

≫ EDIT

【第1節】 トッテナム vs マンチェスター・シティ

イングランド・プレミアリーグ10/11 1節

Tottenham 0 - 0 Manchester City 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  0  0  0                
マンチェスターシティ  0  0  0    
得点
Spurs:
Citizens :

1011 1
Subs:Cudicini, Bassong , Kaboul , Palacios


遂に開幕した10/11シーズン。トッテナムの開幕戦の相手は昨季、最後まで激しい4位争いを繰り広げたマンチェスター・シティ。
前半から猛攻をしかけ、再三に渡って決定機を迎えるもののマンCの執念の守備の前にゴールを割れず、スコアレス・ドローとなりました。

いやはや、何と言えばよいのやら…(苦笑)あとはゴールを決めるだけ、という試合でしたが、その肝心なゴールが遠かったですね。
複数回のポスト直撃にハートのミラクルセーブ連発でシュートを雨あられのように放ちながら、呪われたかのように決まらないんだもんな。
昨季のハル・シティ戦を思い出しました。マイヒルの奇跡セーブ連発だったやつ。こういうのがシーズン1~2回はありますよ。
もうね、今日は何をやっても決まらない日だったということなんだと思います。素晴らしい働きをしたハートを褒めるしかないですね。

■継続路線のスパーズvs大改革のシティ
先発メンバーは概ね予想通りで、ほぼ現状のベストメンバーと捉えていいと思います。プレシーズン・マッチで好調だったキーンを
先発起用してくると思ったんですが、やはり開幕戦ということで今季も軸はデフォーなんだぞ!というハリーのメッセージかもしれません。
ベイルを一枚前に置く、やや攻撃的な布陣でこれも昨季終盤によく見られたトッテナムファンにはおなじみの並び。直後に控える
CLプレーオフとどちらで起用してくるか注目されたキングはこちらで起用してきました。CLプレーオフで当たるヤング・ボーイズのホームは
聞くところによると人工芝のピッチという事で、負担も考えて…ということかな。とにかくキングが開幕戦に間に合ったのはポジティブ。
選手の並びも昨季同様でしたが、戦術的なアプローチもほぼ昨季と同じだったように思います。バックラインは必要以上に高くせず、
中盤はコンパクトに保ち、前線と連動してのボールホルダーへのプレスは積極的に行っていくと。これが非常に機能してましたね。

一方のシティですが、正直良く解らん戦い方でした。トップにテベス、その下にSWPとシルバ置いて、バリー、デヨング、Y・トゥーレが
支える4-3-2-1っぽい感じだったものと想像します。前線にターゲットマンとなり得るアデバヨルを使わずにテベスがトップというのが
興味深かったですね。結果的にはこの試合に限っては失敗だった気がしますが、昨季とはガラリとメンバーも入れ替えているので、
まだまだ時間がかかるだろうから仕方ない部分もあるでしょう。前線が割と小兵揃いなので、当然放り込みは機能しないぞってことで、
やたらと繋いで戦おうとする意志を感じました。今季の基本コンセプトはこれで行くという事なんでしょう。まだ初戦なので解りませんが
一つだけ言えるのは今季のシティは昨季とは全く別のチームになりそうってことですね。選手の顔ぶれだけじゃなく、戦い方においても。
昨季からの継続で戦うトッテナムと、昨季とは全く違う道を行こうとするシティ、現段階での完成度の差がクッキリと表れる事になります。

■ほぼパーフェクトな前半
試合は序盤からホームのトッテナムが主導権を握る展開。この1戦にピッタリとコンディション、モチベーションを高めてきたのが
窺える素晴らしい立ち上がりでした。まずはシンプルにクラウチの高さを活かしてチャンスを演出。ベイルのFKからクラウチのヘッダー、
その直後にはまたしてもクラウチの落としからデフォーが鋭く反転してボレーをお見舞いするものの、ハートの高守備に阻まれます。
お次はハドルストンのショータイム。まずは地を這う様なシュートを一発、これは間一髪で体を投げ出したコンパニのブロックに遭うものの、
直後にはCKのパンチングからこぼれたボールをダイレクトで、それも25mぐらいの位置から正確にコントロールして枠内に飛ばす
見事なシュートを披露し、WHLを沸かせます。1分後には今度はエコト。40mはあろうかという位置から思い切り左足を振り抜くと
DFに当たりながらも枠内へ。これは惜しかった。昨季の開幕戦ではエコトのミラクルゴールで幕を開けたので、その再来か…?
と一瞬期待をしたものの、あと一歩というところでハートがミラクルセーブで弾き出し、どうしてもゴールには至らない。むむぅ…ハートめ。
その後もベイルが相手DFをかわして放ったシュートがポストに当たる不運、その跳ね返りをレノンが詰めるもコンパニがブロック、
デフォーがハートと1vs1になりながら、またしてもハートの鋭い飛び出しに阻まれるといった、惜し過ぎる場面のオンパレード。

対するシティの攻撃は?といえば、テベスの強引な突破と、Y・トゥーレがあさっての方向に放ったシュートのみで、全く脅威にならず。
繋いで崩そうという意思は感じるけど、いかんせん各々の動きがバラバラでまだチームとしての形を成していない印象でした。
もちろん個人の能力の高さは半端ないので単発でチャンスは作れるけど、完全に崩しきるという場面はほぼゼロだったので、
攻められてもあまり怖さが無いんですよね。そのうちテベスはじれて中盤までボール貰いに下がってくるので、前線に人がいない、
テベスはボール持っても好き勝手動くので周りもどう動いていいのかとまどう、遠目から無理にシュート撃って終わるという悪循環。
何よりトッテナムの守備意識が高くて、攻守の切り替えが尋常じゃないくらい速いので、シティは各駅停車のパス回しで凌ぐのがやっと。
それでもある程度繋いでポゼッションする時間帯を作れるんだからたいしたもんだけど、これあまり意味無いポゼッションなんですよね。
ボール支配率と試合の支配はイコールではないという良い見本で。そんなこんなで完全に押せ押せムードのまま前半終了です。

■キーン&パブリュ同時投入&ジオ
攻めても攻めてもハートに防がれるというなんともやるせない前半を終えて、後半頭から負傷したコラロフに変えてサバレタがイン。
この試合唯一で最大のピンチが後半直後に。エコトがオフサイド取り損ねてSWPがゴール前でどフリーという場面がありヒヤリ。
結局自らのミスをエコトがしっかりカバーしたから良かったが一瞬の気の緩みは要注意。エコトはこの場面こそ、ピンチを招いたが
その他では素晴らしい出来でした。タイトなマーキングで仕事をさせず、ピンチの芽をことごとく摘み取っていて抜群の安定感。
攻撃においても一枚前のベイルをいいタイミングで走らせる絶妙なスペースへの展開を2回見せ、クロスの精度も高かった。

シティは前半以上にボールを支配できる時間が長くなり、SWPからA・ジョンソン。システムもなんとなく変わった気がした。
単純にAJのサイド突破を活かす感じに。こちらは昨季もよく見られた形でしっくり来てるので、AJの突破からこぼれたボールを
テベスが狙うというシンプルながら効果的な形が幾つか出てくる。で、こっちの方が怖いのよね。ベラミーもいなくて助かったよ。
トッテナムも硬直してきた展開を打破する為にレドナップが強気な采配。デフォー&クラウチからキーン&パブリュへ変更。
2トップをそのままそっくり入れ替えて相手の目先を変えるとこれが功を奏したか、再び流れを手繰り寄せて決定機も幾つか作りだす。
一番面白かったのが自陣深くでモドリッチがボールを奪い、自らが持ち上がりサイドに流れるキーンに預け、自らは更に前へ進軍、
今度は相手ゴールに近い位置で再びボールを受けて、サイドでフリーになってるパブリュに通した場面。パブリュが慎重に行き過ぎて
シュートが弱くゴールまでには至らなかったが素晴らしい形でした。全体的にソリッドな守備が効いていたこの日のトッテナムの中でも
エコトの出来と、終盤は疲れてたけど攻守に渡って豊富な運動量で貢献したモドリッチのパフォーマンスは飛びぬけて好印象でした。


一方、レノンはまだまだ本調子に戻っていない(かなりコラロフを梃子摺らせてはいたけど…)印象。で、後半途中からジオが登場。
昨季はほぼ戦力外だったジオが今夏のプレシーズンのアピールにも成功し、さっそく開幕戦からチャンスを得ました。これは嬉しい。
彼らしい、思い切ったドリブルでの持ち上がりからカウンターの起点となるなど、ジョーカーとしての働きとしては及第点で、
こういう積極的な姿勢を見せていれば今後もチャンスは頻繁に来るはずです。当面はこういう試合の流れを変える役割を担うだろうが、
得点に絡む仕事をしてレギュラー争いに絡んで欲しいですね。キーン&パブリュも二人が絡んであわやの場面を作りこちらも及第点。

結局、最後まで攻め立てながらスコアレス・ドローに終わりトッテナムとしては取りこぼし感が強いので悔やまれる試合だったなぁ…。
まだ完成の域には程遠いタイミングでシティと当たったのはある意味ではラッキーでしたが、それを活かす事は出来ませんでしたね。
ただ、ハートの神がかりのセーブ連発が無ければ2、3点、いや4点くらい入っててもおかしく無い程にチャンスを作り出したし、
相手にほとんど何もさせない安定した試合運びを出来たのはポジティブに捉えていいと思いますね。決して悲観する必要は無い。
決めきれなかったのが課題といえば課題だけど、チャンスを作り出せずに終わった0-0と、決定機を数多く作りながらの0-0では
意味合いが全く違う。多少のツキが無かったのと、ハートの出来の良さを褒めるべきで、決定力云々という問題でも無い気がします。
昨季から継続してきた戦い方で今季もいけそうだという手応えを掴めたのが収穫なので、次はしっかり決めて勝ち切りたいですね。

今日のGood エコト。オフサイド取り損ねでヒヤリ以外は、攻守に渡り抜群のパフォーマンス。グッジョブ。
今日のBad  該当者なし。特に際立って悪い選手はいなかった。再三の決定機を逃したのは残念だったが…。

| マッチレポート | comments:12 | TOP↑

≫ EDIT

2010/11シーズン展望 ~The Magnificent Seven~

多くの皆さんが待ちに待ったプレミアリーグの開幕が2日後に迫って来ました。およそ3ヶ月ぶりにフットボールのある週末が帰って来ます。
今夏にはW杯があり、どこか寂しい心の空白を少しは埋めてくれたものの、やはり愛するクラブの結果に一喜一憂するワクワク感には
叶うものがありません。どんなに嫌な事があっても、仕事でとことん疲れ果てる毎日だったとしてもこれがあるから頑張れる…。
そういう方も多いのではないでしょうか?かくいう自分もそうです。キンキンに冷えたビールを飲みながらのフットボール(スパーズ戦)観戦。
これに勝るものなし。(10年ぐらい前なら迷わず彼女ほったらかしての合コン、或いはススキノでナンパか、徹夜で麻雀でしたけども…笑)

さて、毎年恒例のプレミアリーグ開幕に寄せて今季の展望をドドドンと行ってみようかと思います。個人的希望も含めた予想も併せて。
今季のプレミアリーグはかつてない混戦になるはず。よって、今季展望は題して『七人の侍』~The Magnificent Seven~です。

昨季トッテナムが4位に入り、長らく続いた所謂ビッグ4の時代に終止符が打たれました。無論、それがわずか1シーズンで元に戻ったなら
ビッグ4の時代は終焉を迎えていないということになる。しかし、旧ビッグ4による上位独占は今年も起こらない。僕はそう思います。
昨季プレミアを制したチェルシーと4連覇の夢を断たれたマンUの二強の実力が頭一つ抜け出しているのは今季も変わらないだろう。
だが、残り2つのCL枠争いは昨季同様に激化し、ほぼ互角の拮抗した実力を持つ5つのクラブによる団子状態が形成されるのではないか。
2+5で7つのクラブによる激しい上位争い。どこが4位以内に割って入っても、そしてその座から引きずり降ろされても不思議じゃない、
しかも今季から始まるプレミアリーグの新ルール「ホーム・グロウン制」これがどれぐらい影響を及ぼすか、全く読めません。
正に戦国プレミアリーグの様相を呈する…(というか、そうなってくれた方が面白い)というのが僕の今季のザックリとした展望です。
それを踏まえて、2010/11シーズンのプレミアリーグで上位争いを演じるであろう『7人の侍』の現状、予測をまとめていくことにしたい。

Chelsea_20090204170047.gif

CHELSEA     昨季:優勝 今期予想:2位

昨季はマンUの4連覇を止め、久しぶりに覇権を奪回したチェルシー。主力の高齢化への不安の声などどこ吹く風で勝ち星を重ね、最後は
マンUに1ポイント差まで迫られながらも、しっかりと逃げ切っている。定評のある守備の強さに加えて昨季は圧倒的な攻撃力が爆発、
各ポジションに実力者を揃え今季も当然優勝争いに絡むだろう。しかし、現段階で補強が巧く進んでいない印象は否めない。
デコ、バラック、J・コール、ベレッチ、カルバーリョといった主力級を数名の放出を断行したものの、獲得はベナユン、ラミレスのみ。
違いをもたらせるベナユンの獲得もJ・コール放出とトントン、新加入のラミレスが期待通りの活躍が出来るかは今のところ未知数だ。
衰えが顕著なテリー、移籍したカルバーリョの穴埋めなど不安もあるが、試合運びが巧い大人のチーム。大崩れするのは考えづらい。
ブルマ、カクタ、スタリッジら若手がどれだけ助けられるかが鍵。悲願のCL制覇にプライオリティーを置き、今季は2位止まりとみる。
Manchester_U_20090426022219.gif

MANCHESTER UNITED     昨季:2位 今期予想:優勝

チェルシーを最後まで追い詰めるものの、結局あと一歩のところで届かなかった昨季とほぼ同じ陣容で戦えるのがプラス材料か。
派手さこそ無いが、メキシコの新鋭チチャリートことJ・エルナンデスやイングランド期待の若手DFスモーリングらを加えた補強は
好印象で完全復帰が期待されるハーグリーブスが戻れば厚みも加わる。怪我がちで衰えも指摘されるリオの出来は心配されるが、
移籍の噂があったヴィディッチを慰留出来た事や、エバンスの成長、オシェイ、ブラウンらの復帰で十分補っていけるはずだ。
ギグス、スコールズらベテランも未だ健在なのも頼もしい。しかし、ルーニー、ファンデル・サールへの依存度の高さは不安点で、
彼らがアクシデントで離脱した場合は大きく戦力ダウンする可能性も。ベルバトフ、キャリックら昨季期待を裏切った選手の復調が鍵だ。
Arsenal02_20090204162351.gif

ARSENAL     昨季:3位 今期予想:6位

昨季もここ数シーズンと同様、強さの中に時折、危うさを垣間見せたアーセナル。毎度繰り返される若さ故の経験不足というフレーズは
もはや言い訳にはならない。そんなチームを鼓舞したベテランのギャラス、キャンベルがチームを去り、若手による戦いを選んだのが、
吉と出るか凶と出るか。前線に待望のターゲットマンであるシャマクを加えたのはプラス材料だが、前線は元々不安は少ないだけに、
今季も不安定なGKを含めた守備陣がどれだけ踏ん張れるか。コシールニーは(ベンゲルの事だから掘り出し物なんだろうが…)未知数で、
絶対的に駒不足。残りの移籍期間でDF、GKを加えられれば昨季の順位をキープも可能だが、それが叶わなければ脱落も十分あり得る。
セスク残留はファンには朗報だろうが、移籍を熱望(したであろう)本人はどうか。いずれにしろ頼れる主将の出来が浮沈の鍵を握る。
Tottenham_20090507224957.gif

TOTTENHAM     昨季:4位 今期予想:3位     

我らがトッテナム。昨季は悲願の4位を達成し、今季は再びの4位確保と初挑戦となるCLでのグループステージ進出がノルマとなる。
CL未経験の選手が多く、欧州戦との二足の草鞋をどうこなすか?巧みな手腕を見せたレドナップも、こと欧州戦に限れば未知数だ。
昨季は4位を確保出来たものの、他のライバルが取りこぼしてくれた幸運が味方した面が多分にあったのも忘れてはいけない。
補強も遅々として進まず、現段階では現状維持が精一杯。しかし、裏を返せば昨季から継続したチームで連携は確実に深まっている。
昨季は負傷で実質的には半年しかプレーしてしていないレノン、モドリッチに加えて同じく実働半年のキーン、ベイル、パブリュチェンコが
シーズン通して活躍出来れば昨季以上の成績も期待出来るのではないか…と思ってしまうのは決して贔屓目だけではないはず。
確かに4位死守への道は厳しい。かなり厳しい。だが、チーム一丸の結束力で、昨季の成績がフロックでは無い事を証明して欲しい。
予想は強気の3位。正直4位以内を確保出来れば上々だと思ってますが、それでは夢が無いしね。やっぱりファンですから信じよう。
Manchester_C_20090507230526.gif

MANCHESTER CITY     昨季:5位 今期予想:4位

昨夏、大型補強を断行してもなおマンCの上位進出は難しい、空中分解して中位に終わるはずだと多くの人が思ったはずだ。
僕はそれでもマンCは4位以内に入ると予想した。それはトッテナムが4位確保という嬉しいサプライズで裏切られたものの、
4位争いには加わった。そして今夏、マンCは昨夏同様(いや、それ以上)に大型補強を続けている。多くのクラブが静かな夏を過ごし、
現有戦力の底上げをテーマにしているにも関わらず…だ。もはやプレミア屈指の戦力と選手層を手にしたマンCは当然脅威となる。
シルバ、Y・トゥーレ、ボアテング、コラロフ。更にはミルナーも加入秒読みで、バロテッリの獲得も近づいているというではないか。
総額はざっと見積もっても軽く£1億(約133億円)にものぼる。これだけの補強を施したのならば狙うは当然プレミアのタイトルだ。
その高いハードルこそがマンCにとってディスアドバンテージともなり得る。オーナーがどれだけ辛抱出来るか。マンチーニは昨季の
ヒューズ同様に、常に解雇と背中合わせの恐怖に怯えながらの指揮となるに違いない。金はある。それなら代わりもいくらでもいる。
新戦力のいち早いアジャストと、膨れ上がった人員の整理が当面の課題か。だが、イタリア人指揮官に与えられる時間はそう多く無い。
Liverpool_20090525044108.gif

LIVERPOOL     昨季:7位 今期予想:5位

昨季は優勝すら期待されたにも関わらず序盤からよもやの失速で、一度も優勝争いに絡むことなく終え、失意のシーズンとなった。
CLからも早々に姿を消すなどピッチで戦う選手たちの極度の不振に加え、オーナーシップのゴタゴタも重なり7位フィニッシュという失態。
今季は掌からこぼれおちたCL出場権(いや、傷つけられたプライドというべきか)を取り戻す為に、チーム一丸で燃えている事だろう。
長期政権を築くかに思えたベニテスが退陣し、後任にはホジソン。賢明な選択で、最初の仕事であるジェラード、F・トーレスの慰留、
J・コール、ヨバノビッチをフリーで獲得とここまでは上々の働きぶりだろう。昨季に崩れたチームの立て直しへ体制は整いつつある。
相変わらず現オーナーのクラブ売却は進んでいないが、クラブを取り巻くムードはおよそネガティブなものではないように映る。
本来の力を示せれば中位に終わる陣容では無い。世界屈指の熱いサポーターであるKOPを背に戦うリバプールを過小評価は出来ない。
everton_20090204170107.gif

EVERTON     昨季:8位 今期予想:7位

昨季は尋常じゃないくらいの怪我が続出し、序盤戦はまともにチームを組むことすらままならない状態に陥り下位に低迷しながらも、
負傷者が続々と戻ってきた中盤戦以降は怒涛の反撃を見せ8位フィニッシュと地力を見せたエバートン。今季も決して侮れません。
資金力では他に劣るが、モイーズのスカウティング力やお世辞にも厚いとは言えない選手層を巧みに操るマネジメント力は高く、
今夏も派手さこそないが、GKにムハ、前線にはベックフォードを迎え入れ、アルテタ、ピーナールらの流出も避けられそうな気配だ。
昨季は途中加入のドノバンがカンフル剤となったが、今季はフェライーニやジャギエルカら昨季負傷でほぼ棒に振った選手の復活で
上位争いに加わりたい。課題はパンチ力に欠けるFW。サア、ヤクブの奮起に加え、新加入のベックフォードがどれだけ出来るかが鍵。

もちろん、昨季は6位のアストンビラやフルアム、バーミンガムにプレミア復帰を果たしたニューカッスルなども虎視眈々と上位を窺う。
先に挙げた7つのクラブが上位争いの中心になると思うが、下位~上位の差は縮まってきており、もはや簡単に勝てる相手などいない。
かつてない混戦が予想される今季のプレミアリーグを制するのはどこか。そして、降格の憂き目に遭うのはどこになってしまうのか…。
非常に楽しみな2010/11シーズンは8/14(土)にいよいよ開幕します。Jスポーツさん、早く試合放送を決定してくれ~(笑)

| Article | comments:13 | TOP↑

≫ EDIT

オニールが電撃辞任

トッテナムとは直接的に関係無いんですが、今後の補強活動や、リーグ戦を戦う上で影響が出るかもしれない驚きのニュースから。

Club Statement (avfc.co.uk)
アストンビラはマーティン・オニール監督の辞任を発表。セルティックを3度のリーグ優勝に導き、2006年にアストンビラ監督に就任するや、
降格圏ギリギリの16位に低迷するチームを立て直し、プレミアリーグではここ3年連続で6位を確保する巧みな手腕を見せていました。

辞任理由は明らかにされてませんが、主力の慰留、今後の補強方針においてフロントとの対立があったのでは?というのが大方の予想。
昨夏はバリーがマンCへ移籍、今夏もミルナーがマンC移籍秒読みで、A・ヤングの去就までが微妙になりつつあった情勢で、
オニールが相次ぐ主力の流出に失望したというところでしょうか。それにしても開幕を4日前に控えたこのタイミングでの電撃辞任劇。
アストンビラとしては最悪なシーズンスタートとなりましたね。ファンは動揺してるだろうな…。トッテナムも主力を次々に引き抜かれ、
そのたびにゼロからのチーム作りを強いられ、低迷し監督交代を繰り返してきた過去があるので、気持ちはもの凄くわかりますね。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
今夏、トッテナムが獲得したのはブラジル人MFサンドロのみ。開幕を3日後に控えているにも関わらずなかなか思うように進まぬ補強に
我々ファンはヤキモキしていますが、主力が軒並み契約延長し、ビッグクラブからの引き抜きに怯えることなく夏を過ごせているのは
キーンある意味ではそれだけでも幸せなことなのかもしれません。 
放出候補とメディアに散々煽られたキーンもプレシーズンマッチでは好調をキープし、自身の移籍に関する報道についても
「全ては憶測に過ぎない。周りがゴチャゴチャ言ってるだけさ」
意に介さず。「ここ数シーズンで一番調子がいいから開幕が楽しみだね」と間近に迫る開幕戦に向けて意気込み十分です。

トッテナムのNo.2であるアシスタント・コーチのジョー・ジョーダンもキーンのプレシーズン・マッチでのパフォーマンスを絶賛。「キーンの存在はピッチでもロッカールームでも我々にとっては極めて重要だ。」と語り、戦力である事を改めて強調しました。
併せて、リバプールやエバートンらのアプローチが報じられ、
新戦力獲得の為の資金源として放出か?と騒がれたクラウチについても、「彼は現在、トッテナムで確かな実力を示している。
そんな選手を容易く放出する事などあり得ない」
と一蹴。
両FWへの信頼はすこぶる高く、昨季までは実力を発揮出来ずにいたドスサントスもプレシーズン・マッチでは好調ぶりをアピールすれば、
パブリュチェンコもレギュラー確保に虎視眈々、怪我で開幕戦に間に合わないのでは?と心配されたデフォーも復帰に向けて視界良好。
補強が進んでいない事から、現状維持の陣容で開幕を迎えることになるだろうが、ネガティブな印象は無く、むしろポジティブに捉えられる。

もちろん、得点力のある「スペシャルな」ストライカーが獲得出来ればそれにこしたことはないが、現状の動きを見ればそれは期待薄。
であるならば、昨季の主力4人(デフォー、クラウチ、パブリュ、キーン)+ジオに期待するしかない。彼らが本来の力を発揮して
「やっぱりFWを補強するべきだったんだよ」という声が挙がらない活躍を見せて欲しい。十分、それが出来る面子なのだから…。

最後に補強関連のトピックスをいくつか。

■プレティコサのローンでの獲得が迫る
スパルタク・モスクワとGKスティペ・プレティコサの1年間のローン移籍(買い取りオプションつき)でほぼ合意に至った模様。
プレティコサ自身はメディカルチェックと最終的な契約の詰めの為に既にロンドン入りとの報道もあり、一両日中に発表がありそうです。

■オニール退団の裏には、A・ヤング放出への動き?
これは完全に憶測の域を出ない報道ですが、オニールが辞任を決意した一因にミルナーに続いてA・ヤング放出があるのでは?というもの。
仮に移籍があるのならば移籍先の最有力候補がトッテナム…ということですが、£2000万近辺と言われる高額な移籍金が発生する点、
同ポジションに既に厚い選手層を抱えている点からも僕としては懐疑的です。確かに左右どちらでもこなせるイングランド人選手で、
まだまだ完成されていない今後が楽しみな選手だし、あのスピードや突破力は魅力的ですが、現状では特に必要性は感じませんね。

■ギャラス、フレブの元アーセナル2選手に触手?
これは何かと物議を醸しそうなショキングなニュースではありますね。まぁ、新聞を売りたいタブロイドからすれば格好のネタです。
ただ、フレブはバルセロナでほぼ戦力外扱い、ギャラスはフリー。二人ともに、安価で獲得が可能という、うってつけの状況ではあります。
元お隣の選手という事でファンの心情は穏やかではないでしょうが、純粋に戦力として考えれば二人ともある程度の計算は立ちます。
ギャラスは怪我がちなキング&ウッドゲイトの補完として、複数ポジションこなせる器用なフレブは中盤の駒として…。
特にギャラスは33歳でピークは過ぎてますが、CLの経験豊富で、適性はともかくとしてお隣では主将をやっていた選手ですからね。
現在のトッテナムに必要な経験・実績・キャプテンシーの3つを補うにはいい人材と言えなくもない?僕は大反対だけど(笑)皆さんはどう?
ちなみにアデバヨルの名前も一部では挙がってますが、彼は週給£15万貰ってますし、可能性はほぼゼロと言っていいでしょう。

■ベラミーはマンCの登録25人リストから漏れたら引退?
大型補強を行っているマンCは既に多くの選手を抱え、今季から導入される登録選手上限25人ルールの枠から5人程度漏れる見込み。
昨季は主力として大車輪の活躍を見せたベラミーですらその例外では無く、現在では当落線上という厳しい状況となっている。
トッテナムの他にも多くのクラブがその動向を追っていますが、ベラミー自身はあくまでマンCでのリスト入りを目指すと強調しつつ、
同時に仮にリストから漏れたら引退もあり得る…と危機感を露わにしています。たぶん、「引退」の二文字はブラフでしょうけど、
それほど追い込まれてるということか。もしくは、放出するならするで早めに決めてくれ!との彼なりのメッセージともとれる。
レドナップは獲得を熱望してるし、昨季のマンCとの一大決戦が終わった直後にはレドナップとガッチリ握手を交わしたベラミー。
しかし、マンCはトッテナムの戦力アップを望まず交渉はしない方針に固まってるっぽい状況。ベラミーの去就に注目が集まる。

| Article | comments:10 | TOP↑

≫ EDIT

ポジション別現状分析レポート(6)左サイド

不定期でお届けしてきた現状のトッテナムの戦力をポジション別に分析する企画も今回が最終回。左サイドのユニットを考えます。

モドリッチ (10) クラニチャール

現在の左サイドハーフ:モドリッチ、クラニチャール、ドスサントス、ローズ、タウンゼント、オハラ、ベイル

左サイドにはプレーメーカーを!
正直、この左サイドのユニットが一番悩みました。というのも非常に豊富な選択肢があり、どの選手もレベルが高く捨て難い。
数年来、トッテナムの左サイドはウィークポイント(補強ポイント)とされてきました。現地ファンサイトやフォーラムを覗いても
ジノラ以来、高レベルで純粋な左のアタッカーが不在だと嘆く声を多く見かけた。しかし、モドリッチ&ニコの加入とベイルの台頭で、
そういったネガティブな意見は減り、今やトッテナムの攻守に渡るストロングポイントになりつつあるのが左サイドのユニットだ。

セントラルMFの回でも触れたが、左サイドハーフのファーストチョイスにはモドリッチがベストであると僕は考えている。
バックアッパーにはニコ。モドリッチが不調、或いは疲労でコンディションが低下してもニコであれば遜色無く埋める事が可能だ。
モドリッチはタッチ&ゴーで自ら突破するタイプ、ニコはミドルパスを軸にした展開力と積極的にシュートを放っていくタイプ…と、
若干のアプローチの違いはあるが、二人に共通しているのが戦術理解度の高さと左サイド~中央でゲームメーク出来る能力の高さだ。
プレーメーカータイプの彼らが左サイドに陣取ることで、レノンによる縦への突破が中心の右サイドと併せて絶妙なバランスが保たれる。
誰かが欠けたら戦い方を大きく変えなければならない、というのはチームとしてあまり好ましく無い。そういう意味でも、モドリッチと
ニコの二人をメインに考えれば長いシーズン戦い抜くうえでも不安は少ないし、補強の必要性もそこまでは高くは感じない。

もう一つのオプションとして攻撃的に行きたい場合は、モドリッチを中央に、左にはニコを置くクロアチアのW司令塔共存も可能だし、
ニコでは無くベイルを一枚前に上げてレノンとベイルで両翼がらガンガンしかける戦い方も出来る。昨季終盤のマンC戦のように…。
この並びも破壊力は抜群で大変に魅力的ではあるんだけど、チームのバランスを考えた場合は主に守備面において不安がつきまとう。
ベラミーを獲得出来ればこの戦い方がメインになる可能性もあるが、現状の陣容ならばあくまでオプションに留めるべきだ。
プレシーズンで印象的な活躍を見せているジオ、伸び盛りのローズらイキのいい若手も控えてるので流れを変える駒にも不足しない。
タウンゼントもスピードがあって面白いタイプだがまだ経験不足でローン移籍が濃厚。去就が微妙だがオハラもこなせるのは心強い。

獲得候補:ベラミー、A・ヤング

0910 34 エコト (4)

現在の左サイドバック:アス-エコト、ベイル、ノートン、ウォーカー、ローズ

チームの総合力を上げるには…
僕は常々「ベイルはSBでは無く、彼の攻撃力を活かす為にウイングとして育てるべき。ギグスのようになれる逸材」と言い続けてきました。
2年程前、初めてその想いを書いた時「何を馬鹿な…」と思った方もいたでしょう。が、昨季後半の彼こそが僕の思い描いてた姿です。
今まではその想いを捨てきれずにいたんだけど、その考えを改める時が来たように思う。ベイルは「世界最高の左SBを目指せ!」。
いきなり主張を変えるのもいかがなもんかと思うんだけども(笑)トッテナムが一段高いレベルに達するにはそうするのがベストかな…と、
考えが変わりました。確かに彼を一枚前で使うメリットは計り知れない。ドリブル突破、高精度のクロス、自らの得点能力…etc
昨季後半にレノンが負傷離脱して以降、トッテナムの攻撃を牽引したのは間違いなく彼でした。だからこそ、惜しい。惜しいんだけど、
彼はSBからでもその溢れる魅力を発揮してくれるのでは…と思うのです。いや、むしろ比較的マークが緩いSBの方がより活きるのでは…と。

守備面での不安が彼のウイング起用を今まで推してきた一要因でもあったのですが、ここ最近はかなり改善されてきており、
元々スピードは抜群で、当たり負けしないフィジカルの持ち主。そして90分間トップスピードで上下動出来る無尽蔵の持久力がある。
今世界を見渡してもSBは人材不足。エブラ、A・コールら世界最高レベルのSBと肩を並べる素質をベイルは確かに持っていると思う。
ベイルがSBとしてもう一段階レベルアップした時、それはすなわちトッテナムが更なるレベルアップを果たす時だと信じ、期待したい。
ベイルのSB起用を推すもう一つの要因が左SBの層の薄さだ。もし仮にベイルを一枚前で固定したとしよう。残る左SBはエコトのみ。
前述した通り、即戦力でレベルの高いSBの補強は至難の業で、若手のウォーカー、ノートンらに託すにはあまりにも荷が重い。
エコトは多少のムラは気になるが、かなりレベルの高いSB。レギュラーにベイルでバックアッパーにエコトなら何の問題も無いのだ。

獲得候補:タイウォ、フィゲロア

予想
左サイドのユニットのファーストチョイスはモドリッチ&ベイル。呼吸もピッタリで今やトッテナム最大のストロングポイント。
前述した通り、SHではニコ(補強が叶えばベラミー)、SBにはエコトと遜色の無い陣容を揃えられる事からこの組み合わせがベスト。
モドリッチを左サイドに起用するメリットとして彼がサイドに張り過ぎない事も挙げられる。彼は中央や前線に進出する事が多く、
左サイドにはスペースが空く。ここをベイルがトップスピードで走り込んで使う、或いはキーンが流れてきて使う事で攻撃に厚みが出る。
もちろん、状況に応じてベイルを一枚前で使うオプションを併用するのも手だ。両翼から「ガンガンいこうぜ」もたまには観たい(笑)

左サイドハーフ
レギュラー:モドリッチ
バックアッパー:クラニチャール、新加入選手(ベラミー?)、ベイル、ドスサントス、ローズ、
ローン移籍:タウンゼント
状況によっては放出:オハラ

左サイドバック
レギュラー:ベイル
バックアッパー:エコト、ウォーカー、ローズ
ローン移籍:ノートン

| Article | comments:5 | TOP↑

≫ EDIT

【プレシーズン・マッチ】 vs フィオレンティーナ

Tottenham 3 - 2 Fiorentina 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  1  2  3
フィオレンティーナ  2  0  2             

得点
Spurs:パブリュチェンコ、キーン2
Fiorentina:ジラルディーノ、リャイッチ

先発出場:ゴメス、カブール、キング、バソング、エコト、レノン、パラシオス、ジーナス、ドスサントス、クラウチ、パブリュチェンコ
途中出場:ハドルストン、クラニチャール、キーン、クディチーニ、ウォーカー、ローズ、ノートン、リバーモア


今夏最後のプレシーズン・マッチとなったセリエAの強豪フィオレンティーナとの試合は、後半から登場したキーンの2ゴールで逆転勝利。
いよいよ来週に迫った2010/11シーズン開幕戦、その直後に控えるCLプレーオフに向けて、弾みがつく結果となりましたね。

結果よりも内容だったり実戦に向けてのテスト、当落線上の選手がアピール出来たか?という面に注目して観ていたんですが、
概ねポジティブな印象を受けました。特にここまでのプレシーズン・マッチでも好調をキープしているジオの出来がこの日も良くて、
右サイド(状況に応じて左サイド)から、時には中央に陣取ってパス回しに積極的に絡み、チャンスを何度か演出してましたね。
前半はクラウチ&パブリュという、どちらかというとセンターに位置して持ち味を発揮する選手が前線に並んでいたこともあり、
前線で渋滞を引き起こしたり、彼の自由な動き回りに周囲が上手く合わせられない感じのバランスの悪さも多少は見られたものの、
後半はキーンが入ってサイドに流れたり、中盤に降りてきたりで空けたスペースを彼が突いていく流動的な攻撃が見られました。
サイドにいても縦に突破してクロス…よりかはカットインしたり、ワンツーでエリア内に侵入したりというプレースタイルなので、
周囲と上手く連携が図れれば面白い攻撃が見られるかも…という予感はあります。ひとまずアピールには成功した格好なので、
これで残留はほぼ間違いなく、それどころか出場機会も増えるはず。あとは昨季のように遅刻や飲酒でハリーの信頼を損ねないように。
あとは終盤ちょっと消えた事からフル出場はまだキツイのかも。当面はジョーカー的起用で流れを変えるタスクを担うことになりそうです。
とにもかくにも、昨季はほぼ戦力外だった彼が戦力として計算が立てば、新戦力一人獲得したのと同じ価値があると感じましたね。

そして、2ゴールで逆転勝利に大きく貢献したのがキーン。彼もジオと同様にここまでの数試合で結果を出し続けており、復調気配。
周囲と連携が合わず空回りしていた頃から比べれば、大分彼らしさが戻ってきてます。2得点とも中盤から出たスルーパスに鋭く反応し、
ディフェンスラインの裏に抜け出して、しっかりとGKの動きを見ながらゴール隅にコントロールして流し込む素晴らしいゴールです。
動き出しもシャープだし、今季はレギュラーを奪い返すんだという気迫が見てとれた。一部報道では未だに放出候補に名を連ねてるが、
今季は久しぶりにキーンがやってくれるんじゃないかな~という想いもあるし、FW補強も進んでいない現状からしても残留でしょう。
パブリュもごっつぁんゴールとはいえ連続ゴールで好調をキープしてますから、開幕戦に誰が起用されるのか楽しみですね。

怪我の影響でここまで出場してなかったパラシオスも多少のミスはあったものの起用の目途が立ち、ハドルストンは途中出場で
チームに安定感をもたらす上々の出来。ジーナスも見せ場こそ少なかったものの、鋭いタックルからドリブル突進の場面もあり、
若手のリバーモアは短い出場時間でアシストを記録とセントラルMF陣も及第点。ニコやレノンに関しては何も心配ないですし、
この日はお休みを与えられたモドリッチ、ベイルのコンビがいなくてもチームとして得点が獲れるのを証明出来たのはポジティブです。
一方で守備陣は課題も残ってる。2失点の場面を含めてクロスへの対処が緩い。相手FWを簡単にマークを外してフリーにする場面や、
横への揺さぶりにもろさを見せる場面が目立ったのは心配。しっかりと修正していかないとね。あくまで堅実な守備がベースですから。

Good win - Harry (tottenhamhotspur.com)
試合後の指揮官レドナップのコメントを。キーン、ジオ、カブールの出来には特に満足している様子。
劣勢を跳ね返せた戦いぶりには満足している。2ゴールは許してしまったが、あまりチャンスは作らせなかったからね。
リードを許す難しい状況だったがキーンがやってくれたね。彼はこのプレシーズンの間中しっかりと結果を出しているよ。
先週はベンフィカ、この日はフィオレンティーナと強いチームに対して、しっかりと戦えているので出来には満足している。
キーンは後半だけの出場でもずば抜けていたし、見事なゴールを2つも挙げた。彼はやはりトップクラスの実力を持った選手さ。
ジオもまた素晴らしい出来でトップレベルであることを証明したし、カブールも右SBで順調だった。攻撃への力強さを示したね。
我々はとても良いチームだ。上手くプレー出来ているし、自信に満ち溢れている。新シーズンが始まるのが待ちきれないな。
(レドナップ)

この日は欠場したモドリッチ、ベイル、ドーソンについては代表戦に招集されていることから休養を与えたことを付け加えています。
言及はしてませんがチョルルカも同様の理由でしょう。デフォーは鼠径部負傷という情報が入ってますが、開幕戦には間に合うでしょうかね。
案外、たいしたことなくて代表招集を逃れるために大事をとっただけかもしれませんけど、開幕戦からいきなりマンC戦と山場ですから、
出来るだけベストの布陣で戦いたいところ。直後のCLプレーオフも考え、どういうチョイスをしてくるのかは注目したいです。
遂に次の土曜日には新シーズンの開幕。待ちに待った週末にフットボールのある生活がやってきます。いやはや、楽しみです。

| Article | comments:8 | TOP↑

≫ EDIT

ターラブがQPR移籍

トッテナムはクラブ公式サイトにてMFアデル・ターラブのQPR移籍が合意に達したと発表しています。

Adel to QPR (tottenhamhotspur.com)
ターラブは2007年1月にフランスのランスから加入後、トッテナムでは15試合に出場(0ゴール)していました。


懐の深いドリブルだったり、トリッキーなテクニックだったりポテンシャルの高さは感じさせる選手でしたけど、ちょっと合わなかったですね。
出場機会が少なくトッテナムではほとんど何もしていないにも関わらず、クラブに対する起用法の不満・批判を公言するなど
精神面の幼さと自信過剰な面が目について、個人的にはあまり買ってなかった選手です。しかし、一度ピッチに立てば独特な
キープ力とセンスを見せてくれたりした事もあったので、もう一皮剥けて成長すれば…という思いも一方では持っていました。

ただ、いかんせんテクニックに優れる選手が陥りがちな、周りを活かさず自らがボールを持ちすぎる傾向にあるのが課題でしょうかね。
そこら辺を修正して、周りを活かし、活かされる引き出しが増えてくれば「NEWジダン」と評されたテクニックが更に生きるはず。
旅立ちに寄せて厳しい言葉で送り出すのもアレですけど、せっかくいいものを持ってる選手だけに、このままでは惜しいので、
敢えて厳しい言葉で見送りたいな…と。「アデルよ、このままじゃ大成はしないぞ!が、今後の未来は自分次第。頑張れ!」
モロッコ代表にも招集され今後も楽しみな選手だけに、トッテナムで活躍出来なかったのは残念ですが新天地での活躍を祈りたい。

その他、若手のバットンがプリマスへ、ヤンソンがノーサンプトンへ、ボストックがハル・シティへそれぞれローン移籍が決定。
ボストックは2013年までの契約延長も決まっています。それぞれがローン先で逞しく成長し、帰ってくる事を願っています。

| Article | comments:2 | TOP↑

≫ EDIT

CLプレーオフの相手はヤングボーイズ

CL1011.プレーオフjpg
CLプレーオフの組み合わせ抽選が先ほど行われ、トッテナムの相手はスイスのヤング・ボーイズに決定しました~。
対戦カードは上記の通り(急いで作ったので雑な仕上がりで申し訳ない…笑)。ブレーメンとサンプドリア、ディナモ・キエフとアヤックスが
かなりの好カード(というか、トッテナムがここに入らなくて良かったなぁ)で、どちらが勝つのか全く予想が出来ませんね。
トッテナムの相手となるヤング・ボーイズに関しては正直全く解りません(笑)それだけに不気味と言えば不気味ではありますが、
対戦する可能性があったクラブの中では比較的与し易い相手なのかな…という印象。遠征での移動距離もそこまで気にならないですし。

ヤング・ボーイズについて簡単におさらい。
昨季、バーゼルと最終節まで優勝を争うも惜しくも競り負けたもののスイス・リーグで堂々2位を獲得し、CL予備予選出場。
予備予選ではトルコの強豪フェネルバフチェを相手にアウェーでドロー、ホームで勝利し、プレーオフ進出を決めています。
UEFA.comのサイト上でも「奇跡の勝利」と評されるほどの番狂わせを演じて、勢いそのままに乗り込むプレーオフに意気上がる。

トッテナムから見れば格下と表現しても良い相手だけに、現地ファンサイト、フォーラムなども軒並み楽観ムードで、早くも勝利したかの
ようなお祭りムードですが、油断は禁物。ホーム&アウェーとはいえ、ヨーロッパ戦の一発勝負は何が起きても不思議じゃない。
フェネルバフチェを破ってチームのムードも最高潮でしょうから、ふんどしを締めてかからないと足元をすくわれる可能性は十分ある。
幸いなことに(最近ではあまりアドバンテージにならんかもしれんが)2戦目をホームで戦えるので、ホームでは余計なアウェーゴールを
与えず勝利が必須。敵地では出来れば勝利、最低限ドローで。ホームのWHLで本来の力を出せれば難なく勝てるはずです。
この「本来の力を発揮する」というのが案外難しいもの。久しぶりの欧州戦ですが、チーム一丸で目指せCLグループステージ!

| Article | comments:7 | TOP↑

≫ EDIT

【プレシーズン・マッチ】 vs ベンフィカ

エウゼビオ・カップに招待を受けたトッテナムはポルトガル遠征。練習の様子とベンフィカ戦の簡単なマッチレビューを。

1                                           2
 
1:みんな揃って元気にトレーニング中。手前にはドーソン、ジオ、モドリッチら。なんかみんな水色似合ってる気がするんだよね。
2:何やら解らんが空中のボールをみんなで獲り合ってて楽しそうだな。あぁ、この中に混ざりたい(笑)一瞬で吹っ飛ばされるだろうが…。
3                                           4
 
3:カブールのシュート練習。こいつの弾丸ミドルは(枠に行けば…笑)誰にも止められんよ。後ろにはお疲れのクロアチアンコンビ。
4:真剣な表情でシュート練習に励むレノンと様々な表情で見守る面々。王子、どうでもいいけど背後霊みたいになってるよ!(笑)
5                                           6
 
5:ニコ様の華麗なフォームからのシュート。今季も遠目からガンガン狙ってくれ。例え宇宙開発でもニコ様なら許す!(えこ贔屓)
6:デフォー「いぇ~い!これで今日のおかずが1品増えたぜ」 ローズ「デフォーさん、そりゃないっすよ~。さっきのズルっすよ」
7                                           8
 
7:黙々と練習に励むカルロ&ゴメス。ゴールマウスを守る守護神に、この二人がいる安心感ったら半端ねぇ。
8:なんかこの写真凄く好きだな…。今までので一番いいかも。ドリンク飲んでるエコッちゃんとジオがなんか微笑ましい。

Benfica 0 - 1 Tottenham 
         
Stadium:エスタディオ・ダ・ルス

              前半   後半   合計                               
ベンフィカ  0  0  0             
トッテナム  0  1  1
得点
Spurs:ベイル
Benfica:


ポルトガルリーグ昨季王者のベンフィカのホームに乗り込んだプレシーズン・マッチは後半のベイルのゴール1-0で勝利しています。
まだまだいい時に比べれば70~80%ぐらいの出来だったとは思うんですけど、開幕に向けて次第に仕上がってきたな…という印象で、
ビジャレアル戦よりも動きがシャープになったと思います。相変わらず単純な横パスをかっさらわれてカウンターを喰らったり、
細かなミスは目立つものの、同じミスでも意図が見えるミスが多かったのでそこまでネガティブな印象は無かったです。
守備から攻撃へのペースアップはイマイチでしたが、ボールを奪われてから守備に切り替えるスピードは格段に上がってきてる。
これはいい兆しだと思います。「素早い攻守の切り替え」はトッテナムの生命線だし、調子を計るバロメーターとなるのでね。
ピンチの局面ではしっかりと4-4ブロックを作り、全体で素早く陣形を整えていたのがクリーンシートでの勝利に繋がったので、
いい調整試合になったと思います。チャンスを貰ってるジオも2戦連続でゴールに絡む仕事をしててW杯からの好調をキープ、
試合を決めるゴールを決めたベイルも得意のダイナミックな攻め上がりが活きたもの。エリア内に入っていくタイミングも良かった。

それにしてもベンフィカもまたいいチームですね。スポルティング・リスボン戦でも感じたが、ポルトガルリーグの上位クラブは
レベルが高いな…と。スタジアムの雰囲気も良かったし、歴史のある強豪といったオーラがビンビンに出てたし、本当に強かった。
こういうレベルの高いチームにアウェーで乗り込んだのは、来るべき欧州戦に向けて(特に若手にとっては)貴重な経験になったはず。
メンバーも揃ってますよね。左SBのF・コエントラオンはスピードあっていい選手。レノンとのマッチアップは面白かったですし、
トップにはサビオラ、トップ下にはアイマールと僕ら世代には思わず胸躍る選手がいたりして、キビキビと動く好チームでしたね。

一方でアカデミー組み主体にキング、カブール、パブリュらが加わったチームもイプスウィッチに1-0で勝利したようで。
同日に行われた2試合で共にトッテナムが勝利ってのは、プレシーズン・マッチとはいえ気分がいいもんですね。

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

マンCからのローン補強を画策

8/14に迎える2010/11シーズン開幕戦まであと2週間を切りましたが、トッテナムはここまでのところ非常に静かな夏を過ごしている。
昨季に悲願の4位を達成し、今季はCL(プレーオフ突破が条件)とリーグ戦で再び4位以内を狙うという大事なシーズンとなるので、
昨季からの更なるレベルアップを目指して補強を行っていきたいところだが、現状では遅々として進んでいないという実感がある。
今夏に行われたW杯や、今季から導入されるプレミアリーグの新ルール「ホームグロウン制」などの影響もあり、今夏の移籍市場の動向は
非常に読みづらく、一部のクラブ(マンC、レアルなど)を除いて、各クラブが補強に手間取っている印象。無論、トッテナムも例外では無い。
W杯が終了して本格的に幕を開けた今夏の移籍市場。それから約1ヶ月が経過したわけだが、指揮官レドナップの補強に関する
コメントにも最近は若干の変化が見られる。果たしてトッテナムは効果的な補強を実現出来るのか。現状を今一度整理してみる。

Harry ready for Ledley sting  (People)
我々は現在のチームを向上させる2~3人の選手を必要としている。いるだけで、チームメイトを奮い立たせるような誰かがね。
私はJ・コールがその役割を担えると期待したがそれは叶わなかった。現在はマンチェスター・シティの動きを注視しているよ。
彼らは巨大な選手層を誇っているから、溢れる選手が必ず出てくる。そういう選手をローンで獲得出来れば…と考えているんだ。
噂に挙がっているアイルランドはとても好きな選手だよ。だが、彼の獲得には£1100~1200万必要だ。彼の獲得に興味はあるが、
現在の我々にはそれぐらいの高額を費やす立場には無いんだ。私は現在、補強に大金を投じる必要性を感じていない。
J・コールはフリーで獲得出来る魅力的なケースだったが、それと同様のモニタリングしなければならない1~2つの動きがある。
(レドナップ:補強について)

記事の前半部分は開幕戦のマンC戦と、直後に行われるCLプレーオフでキングをCLプレーオフに優先して起用する事を示唆したもの。
注目すべきは記事の後半部分で、レドナップが現在の補強方針について、かなり突っ込んで言及しています。で、上記はそれの抜粋。
当初レドナップは「スペシャルな選手」という表現を用いて、現在のトッテナムに効果的な数人の補強を施したいと語っていました。
そのうちの一人がJ・コールだったとは容易に想像出来ますが、獲得を目指した彼以外にも「スペシャルな」ストライカーの補強を
考えていたはずです。フォルラン、ジェコ、L・ファビアーノ、スアレス、フンテラール、ラウル…これまでに多くの名前が挙がったのもFWで、
レドナップ自身もフォルラン、L・ファビアーノの2名については実際に実名を挙げて獲得への興味を示唆し、獲得も期待された。
しかし、繰り返されるのは「週給が高くて我々には手が出せる範囲ではない」という旨の発言。そして、ここにきて上記の最新コメント。

レドナップは移籍市場においても百戦錬磨の「狸親父」ですし、出されたコメントを額面通りに受け取るわけにはいかないんだけれども、
この最新コメントから、今後の補強の予測をまとめると次のようなものになるだろうか。(あくまで、ここまでの動きからの推測ですが…)

・トッテナムの過去の獲得移籍金レコード(ベント、モドリッチ:各£1650万)の更新はおそらく実現しない
・£6~7万の週給バランスを崩すような方針変換(例えば一選手に週給£10万提示など)に会長はGOサインを出さない
・補強は他のクラブ(特にマンチェスター・シティを注視)で干されている選手をローンで獲得
・仮に高額な資金を投じる大型補強を行うとしても、CLプレーオフ突破を決めてからではないか?


マンCが登録上限25人を超える勢いで補強を進めているので、そこから溢れる選手を狙うというのは狙いとしては悪く無い。
しかし、マンCにとってトッテナムは4位を争う直接ライバル。昨季は他でもないトッテナムとの最終決戦で敗れて5位に甘んじたわけで、
そのライバルクラブが戦力増になる移籍に応じるのか?という疑問が出てきますよね。リチャーズ、ベラミー、サンタクルス、オヌオハ、
アイルランドなどが溢れる可能性があり、これらのうち数人の補強を考えていると予想されるが、果たしてそう上手くいくだろうか。
話を複雑にする要因は他にもある。フルアム新監督に就任したマーク・ヒューズは前マンC監督で同じく彼らをターゲットにしている。
どうせ余剰戦力となったのならトッテナムではなくフルアムに売ろうとマンCが考えるのは自然の流れだし、選手たち自身だって
追いだされたのならば重用してくれた前監督の元へ行きたい!となってもおかしくない。ヒューズは信頼されていたと聞くし…。

フルアムのオーナーであるアル-ファイドは自身の所有してたハロッズ(高級スーパー)を売却するなど、財政的なピンチか?という
見方も出来るし、そもそもそんなに資金を費やせるクラブではない。しかし、格安で補強出来る状況になれば話は別だろう。
また、マンCはビラからミルナーを獲得する意思を示してはいるが、ビラ側は£3000万と強気の設定で徹底抗銭の構えを見せている。
この移籍がキッカケでアストンビラも代替選手の獲得に動き出した場合、トッテナム、マンC、ビラ、フルアムまで加えた4クラブ間で、
様々な思惑が絡んで一気に選手が動く可能性は高い。開幕まで2週間、移籍市場終了まで1ヶ月。まだまだ動きはありそうだ。

補強に大金を投じずに戦力アップ出来ればそれにこしたことはないので、レドナップが本当に必要であると認識している選手を
獲得出来さえすれば、それでいいと思います。僕らは結局はハリー爺を信じるしかないわけだし。ただ、それが上手い事進むか…?
我々ファンは、今しばらくメディアから発せられる真贋入り混じった報道にヤキモキする期間を過ごすことになりそうですね。

| Article | comments:3 | TOP↑

≫ EDIT

ポジション別現状分析レポート(5)セントラルMF

現状のトッテナムの戦力をポジション別に分析する企画の第五回。今回はチームの屋台骨である、セントラルMFを取り上げます。

ハドルストン (4) パラシオス (5)

現在のセントラルMF:パラシオス、ハドルストン、ジーナス、オハラ、サンドロ、リバーモア、パーレット、ボストック、モドリッチ

パラシオスの重要性
トッテナムの現状のスカッドを見渡しても、特に中盤の充実度には目を見張るものがあります。レドナップが強く希望したJ・コールの
獲得には失敗したものの、代替選手の補強の必要性を特に感じないほど。しかし、守備的MFは?という事になれば話は別かもしれません。
どうしても直接的にゴールに絡むアタッカーに目が行きがちですが、人一倍走ってスペースを埋め、体を張って時にはカードも辞さず
相手を潰すような、また守備から攻撃への起点となれるような汗かき役がチームには必ず必要です。目立たず黙々と働く黒子の役割が。
トッテナムには長らくそういう選手が不在でしたが、パラシオスが加入することでようやく一番必要だった中盤の「強さ」が加わった。
それまでどこか希薄だったチーム全体の守備意識が高まったのも、失点数が著しく低下して安定した戦いが出来るようになったのも、
彼の加入によるところが非常に大きかった。コンビを組んだジーナス、ハドルストンらも明らかに守備意識が向上しましたからね。
彼もまた純然たる守備的MFでは無く、所謂「Box-to-Box」 プレイヤー。しかし、与えられた役割は守備面での貢献に重きが置かれ、
攻撃面での貢献は物足りなくともチームには欠かせないピースと感じます。そんな彼が不在となった場合に一抹の不安が捨てきれません。

確かに昨季はダービー、チェルシーとの連戦をはじめ終盤の大事な時期に彼が不在でしたが、チームはなんとか乗り切る事が出来ました。
しかし、シーズン全体を通して見て、攻守におけるバランスを考えた場合、セントラルMFの一枚は彼を起用するのがベストと僕は思うし、
彼と同じような役割を担える選手が他に見当たらないのが少々気がかりです。昨季はローン移籍していたオハラが一番近いけれど、
現在は腰の負傷を抱えているし、そもそも去就が不透明。新加入のサンドロは若くして現役セレソンですがプレミアでは未知数で、
いきなり期待を懸けるのは酷だ。若手のリバーモア、パーレット、ボストックにはまだ荷が重いだろう…と考えていくと案外層が薄い。
ハドルストンは展開力に魅力があるもののパラシオスと組んでこそだし、ジーナスもまた然り。ジーナス&ハドルストンのコンビだと
中盤がチンチンに制圧されるのは過去の実績が証明しているし、モドリッチを一角に置いても守備に追われるようでは本末転倒。
一見して頭数が揃ってるように見える陣容でも尚、パーカー獲得への動きが見え隠れするのはレドナップも若干不安だからではないか。
サンドロがすぐにフィットするなら問題は無い。しかし、順応に戸惑うことも視野にいれ、オハラは手元に置いておく方が良いと思う。

状況に応じてモドリッチ起用も視野に
個人的にはモドリッチは守備の負担が軽く得意の攻撃に時間を割ける左サイド起用がベターだと思っている。彼は左サイド起用しても
サイドにずっと張ってる選手じゃないし、機を見てはボックス内に侵入したり、中央に寄ったり、中盤の底に下がったりというように
ある程度自由に動き回れる選手。セントラルの二枚にはしっかりと相手を潰せるパラシオスと展開力&ミドルがあるハドルストンで
チームの背骨をしっかりと安定させて、モドリッチには一枚前の(より相手ゴールに近い)位置でゴールに絡む仕事をさせた方がいい。
ただ、試合状況や相手に応じてモドリッチをセントラルで起用し、中盤の底からゲームメークさせるオプションも併用すべきでしょう。
当初は懸念されたフィジカルファイトでも負けず、守備においてもある程度の貢献を果たせる事をこの2シーズンで十分に証明したので、
彼をセントラルMFとして起用しても機能するとは思います。代表でもそうですし、彼自身は中央でゲーム作るのが得意な選手ですから、
ボールを奪い、そのままタッチ&ゴーで前にもいけて、なおかつ広い視野でパスを出せる中央での起用も捨てきれない選択肢だと思います。

彼をセントラルで起用することで、左にニコを置いてクロアチアのW司令塔共存も可能だし、ベイルを一枚前で起用し持ち味の攻撃力を
活かす戦い方も出来る。例えばベラミーを獲得したとすれば彼を左サイドに起用も出来る。オプションは無限に広がりますよね。
補強の進み具合やチーム状況に応じて起用法は流動的になると思うので、結局のところ彼がセントラルなのか左サイドなのか
未だにハッキリと断言出来ないんですけど、僕としてはハッド&パラシオスの安定感を基本線、より攻撃的に行くならセントラル起用…と、
柔軟性を持って使い分けていくのがいいのかな…と思っています。いずれにしろモドリッチがチームの軸ですから怪我なく、シーズン通して
フル回転してくれるのを期待したい。14番が思う存分に自らの力をいかんなく発揮し、ピッチで躍動すれば自ずと結果はついてくるはずです。

ジーナスとハドルストン
ここまではパラシオスとモドリッチにスポットを当てましたが、もちろんこの二人がどれだけやれるか個人的にも注目しています。
むしろ、この二人の出来がカギを握ってると言えなくもない。まずはハドルストン。昨季にようやくブレイクへのキッカケを掴んだ。
ポテンシャルの高さは評価されていたもののイマイチ伸び悩んでいた彼が、パラシオスという相棒を手にしたこと、レドナップの
信頼や起用法が功を奏した面も手伝ってか昨季は飛躍的に貢献度が増した。キック力は破壊力抜群だし、キックの種類も非常に豊富。
堅守からのスピーディーなサイド攻撃を武器にするトッテナムにあって、彼の長短織り交ぜたパスによる展開力は今や欠かせない。
今季も昨季同様の働きに加えて、あと一歩欲を言えばゴールに直結する決定的な仕事や、自らのゴール数も増えてくれば鬼に金棒です。

一方のジーナス。彼は昨季は散々なシーズンでした。序盤こそ見せ場があったもののレギュラーポジションはハッドに完全に奪われ、
自身の怪我もあり出場機会は激減。攻撃ではモドリッチ、守備ではパラシオス。彼ら二人や「一芸」に秀でるハッドと比較すると
ジーナスをどうしても起用しないと!という根拠が薄く、存在感が無くなってきている。在籍が長い彼にとっても今季は正念場と言える。
元々、自らが輝くのでは無く、気の利いたポジショニングやパスなどで周りの選手を活かしたり、活かされる事で持ち味を発揮する選手。
自らが光を放つ太陽では無く、光を受けてぼんやりと周りを照らす月のような。でも、そろそろそれだけじゃ物足りないのも確か。
強引にドリブルで仕掛けたり、中盤から思い切りシュート狙ったり。本来はそういうのが出来る奴なんだから、もっとエゴを出してもいい。
もう何シーズンもずっと言い続けてきたフレーズだけれど、今季こそは一皮剥けた彼の姿が見たい。そう思ってるファンも多いはずです。

獲得候補:パーカー

予想
昨季からの継続で考えれば、現状では主に3パターン。ハドルストン&パラシオス、ハドルストン&モドリッチ、パラシオス&モドリッチ。
状況によっていずれかにジーナス、オハラらがポジション争いを挑み、合流が遅れるサンドロがフィットすれば加わるという図式。
先にも触れた通り個人的には成長著しいハドルストンと守備での絶大な貢献度を買って、ハドルストン&パラシオスのコンビを推す

レギュラー:ハドルストン、パラシオス
バックアッパー:ジーナス、オハラ、サンドロ、リバーモア
ローン移籍:パーレット、ボストック
放出:場合によってはオハラ、ジーナスの可能性も?

| Article | comments:3 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。