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【第9節】 トッテナム vs エバートン

イングランド・プレミアリーグ10/11 9節

Tottenham 1 - 1 Everton 
         
Stadium:ホワイトハートレーン

              前半   後半   合計                               
トッテナム  1  0  1            
エバートン  1  0  1
得点
Spurs:ファン・デル・ファールト
Toffees:ベインズ

1011 9
Subs:Cudicini , Bassong , Jenas , Kranjcar , Keane


共にリーグで2連勝中、3連勝をかけて激突したトッテナムとエバートンの一戦でしたが、お互い見せ場に乏しい低調な内容に終始。
両チーム共に単純なミスが頻発、神経質な主審のジャッジが続きストレスと疲労だけが色濃く残るドロー決着と相成りました。

う~ん…。なんだかなぁ。なんともマッチレポ泣かせの試合でございます。見どころも少なかったですし、4位以内を争うべき
強豪同士の一戦にしては不満の残る内容だったという印象。数少なかったハイライトをピックアップしつつ、気になった部分を幾つか。

■「二足の草鞋」は言い訳にするべからず
水曜日にCLインテル戦の為にイタリアに遠征し、中2日で行われた試合。しかも普段より開始が2時間程早い、ランチタイムキックオフ。
トッテナムとしては非常に厳しい条件でした。まぁ、ホームなので幾分はマシでしたけど明らかにチーム全体の動きが重かった。
これ、ホームだから助かったもののアウェーだったらやられてたかもしれないな…と思っちゃうほどにパフォーマンスが悪かったですね。
苦戦した要因は恐らくは「疲労」という一言に尽きるのだと思いますけど、こればかりはビッグクラブの宿命ですし、CLに出てる
クラブは同じ条件で毎年戦ってるわけなので、言い訳は出来ません。というか、これは言い訳にしてはいけない要素だと感じます。
確かに今季は初めてのCLとリーグ戦の並行。疲労も蓄積するだろうし、コンディション調整が難しいのも解る。でも、それをふがいない
戦いぶりの言い訳にしているうちは、CL出場の常連も、プレミアリーグで優勝争いするのも無理だろうなと敢えてハードルを上げたい。
今までは中位で4位に入るのが目標だった。今季は、今後はこの4位が最低ライン。チームに求める要求は当然高くなって然るべきです。
で、この試合。残念ながら「二足の草鞋」による影響でパフォーマンスが低下したというのが顕著に表れる試合となってしまいました。
ここら辺は、今後も同様のシチュエーションが少なくともあと3試合はやってくるわけなので、乗り越えていかなければいけない。

■省エネロングボール戦法の誤算と幸運
疲労によりチーム全体のコンディションが低い時にいかにして戦い、最低限の結果を残すか?これはトッテナムに限らず、ビッグクラブは
どこも抱えている命題だと思うんですが、この日のトッテナムは「クラウチへのロングボールを徹底」という選択をしてきました。
この選択自体は悪くないと思います。昨季も一時期、クラウチへのロングボールに頼り過ぎていた時期がありましたけど、
試合内容がつまらなくなるのと引き換えに、(特にアウェーでは)最低限の結果は残せていたし、体力の消耗を抑える事が出来ていた。
中盤が走れない、攻守の切り替えが遅いとなれば、単純にクラウチの高さに頼って最小限のリスクで「効率的に」チャンスを作り出そう
というアプローチは決して悪くはないと思うんですよ。今季は特にクラウチの高さからラフィーに落としてゴールという必殺パターンが
生まれつつあるので尚更。もちろん、こればかりに頼り過ぎるのはよろしくないんだけど、こういうシチュエーションならばアリです。
当初から放り込みを狙ったのか、試合状況でそれをせざるを得なくなっただけなのかは解りませんがね。前者だったとは思うんだよな。

が、この日はそれが完全に封じられてしまいます。これが一つの誤算。クラウチには徹底して2人がかりでマークしてサンドウィッチの如く
挟み込み、自由にジャンプする事はおろかボールすら触らせないぞ!という気迫のこもったエバートン守備陣に手を焼く場面が頻出。
ともすればファールじゃねーの?と思うぐらいに、クラウチがジャンプする瞬間に体ぶつけてみたり、何気に押してみたりで(笑)
なかなか思うようにクラウチが競り合わせて貰えなかった。CBの二人、ディスタンもジャギエルカも集中してたので苦しかったです。


そして、セットプレー時のエバートンの守り方が特徴的で面白かった。横一線に5~6人が並ぶんだけど、全員が手を広げて等間隔で
立って絶妙な距離感を保ち、ゾーンを巧くカバーしていました。似たように守る形は見るけど、ここまで徹底してきたのは珍しいな…と。
ホント、ほとんど全てのセットプレーの場面でこの守り方やってました。手を繋ぐぐらいの勢いで。モイーズ流「連環の計」と名付けよう。

クラウチがなかなか競り合わせて貰えず、前線でボールを収める事が出来ないので、当然中盤からの押し上げが上手くいきません。
ベイルは疲労からかキレが無く、P・ネビルの堅実な守備の前に沈黙。レノンはほぼ空気で、守備面での貢献を多少した程度で低調。
サイドバックのP・ネビル、ベインズも攻撃よりも守備に重きを置いてベイル&レノンを完全に封じることに成功してましたね。
この日はピーナールもサイドではなく中央に配置して、突破が魅力のコールマンも守備に奔走していたため、サイド攻撃は死んでたものの、
それはトッテナムも同様で、お互いがサイドからの崩しが出来ず攻撃が停滞、前線が孤立という似たような状況でがっぷりよつといった気配。
そうなると流れの中からの得点の匂いはしてこないので、頼りは飛び道具ということになる。で、しっかりモノにしたのがエバートン。

絶好の位置でFKを得たエバートンのキッカーは左足のキック精度の高さに定評があるベインズ。鋭く曲げたボールは素晴らしい軌道を
描いてゴール右隅へ。これは見事なFKでしたね。あれは世界中どんなGKでもお手上げだと思います。素直に脱帽するしかない。ゴラッソ。

最近は先制される試合が多いんですが、またしても追いかける展開に。しかし、今季はリードされてもすぐに取り返せるのが強み。
前節のフルアム戦は失点した1分後でしたが、この日は3分後。攻撃参加したハットンがクラウチをめがけてクロスを入れると、
焦ったGKハワードが目測を誤り触れず、クラウチのお腹あたりに当たったボールがラフィーへの絶妙な折り返しになる幸運が舞い降りる。
図らずもこの場面だけ、クラウチの落としからのラフィーという黄金パターンがハマる。なんという幸運。神様ありがとう。1-1。
まぁ、クラウチの尋常じゃない高さという武器があるからこそ生まれた幸運なんですけど、形はヘンテコでも1点は1点ですから。

クラウチはこれ以外に仕事は出来なかった印象。いつにもなく前線でボールをキープ出来なかったし、絶好機もヒョロヒョロシュートで
潰えたし。彼自身、リーグ戦でのゴールは昨季終盤のマンC戦以来無いので、ストライカーとしての評価は相変わらず高くないですけど、
CLプレーオフでは爆発したし、この日のアシスト?含めて今季のラフィーの4ゴール中、3つはクラウチのお膳立てという事を考えれば、
やっぱりレドナップが重用するのも解る。決して満足ではないけど、適正が無い1トップで及第点の働きしてるので外せないだろうな。

■色々と試しては見たものの…笛吹けど踊らず
前半はお互いにシュートが4本ぐらいだったかな。退屈な試合でほとんど見せ場もなし。で、後半はというとこちらもさほど変わらず。
後半頭から前半に一枚イエローを貰い、出来もイマイチだったパラシオスに変えてサンドロ投入、70分辺りにはパブを投入して
4-4-2へと移行など手を打ったレドナップですが、試合の流れを変えるには至らず。むしろ、首を捻りたくなるような謎采配だった印象。
特にあれ?と思ったのがベイルの起用法。4-4-2移行後、なぜか右サイドにいることが多かった。ラフィーはどちらかのサイドに置いても
あまりポジションに囚われず動き回るので、たまたまそうなっただけのような気もするんだけど、あまり効果的では無かったですね。
ベイルは前半からイマイチな出来でしたが、マークも厳しく中に追い込まれる場面が多かった気がするので、切れ込んでも左足で
シュートを放てる右に置いてみてはどうだろ?と試してみたのかもしれない。けど、ちょっと疲れてたので思い切ってニコを入れる
選択肢もあったとは思います。というか、ベイルに休養を与える事を示唆してたのに結局先発させた辺りベイルは外せないんでしょうね。

確かにベイルの働きぶりは素晴らしいんですが、彼に依存し過ぎるのはかわいそうかな…と。少し休ませてあげたい気はします。
この日こそ、ニコの出番だろ?とは思うけど、こればかりは「相対評価」なのでね。ニコを干してる、信頼していないという類いではなく、
現段階ではニコの起用<ベイルやラフィーの起用という判断なのでしょうね。信頼してるからこそ、ベンチには置いてるわけですし。
ただ、やっぱりファンとしてはそろそろニコを途中起用でもいいから使ってもいいんじゃないか?とは思ってしまいますよね。
途中から出てきて流れを変えるようなタイプじゃないけど、出場には飢えてるだろうし、そういうパワーがいい方向に転がってくれれば、
チームにとっても彼にとっても大きいとは思うんだけどな。ここら辺はこの日はベンチにすら入れていないベントリーにも言えるけど。
全体的に疲れが見える状況で交代カード1枚使わなかったのももったいなかったしね。最近は動きが早く、それなりに当たってる
ハリーの采配をついこの間に褒めたばかりですぐに苦言を呈すのもアレなんだけど、この日はチグハグだった感は否めないところです。

ということで、1-1のドロー。厳しい日程、相手が強豪エバートンという事を踏まえればドローは悪く無い結果とは言えます。
ただ、エバートンの出来もあまり良く無かったわけで、こちらのゴールも相手GKのミスによるもの。なんとか拾った勝ち点1では寂しい。
今のところ上位にはいるけど決してチーム状態は良くないと思いますし、執念や情熱といった類いのこちらにも伝わってくる「何か」が
この日に限らず今季のトッテナムには物足りないような印象は否めません。次のマンU戦では死にものぐるいの戦いでポイントを奪い、
インテル戦に繋げて欲しいな…と思います。今のトッテナムに必要なのは戦術やシステム云々よりも「闘う気持ち」だと思う。
疲れていても、相手がどこでも何が何でも勝利を奪うのだという気迫。こういうのはたかが「精神論」とバカに出来ないですよ。
苦手なオールドトラッフォードですが、そういうアドレナリンが爆発して予想に反した戦いを見せてくれることに期待したい。

今日のGood モドリッチ。低調なチームの中で一人気を吐き、言葉では無く戦う姿勢でゲームキャプテンとしての存在を示した。
今日のBad  レノン。エバートンの巧みな守備もあったが、彼のサイドの攻撃は完全に消され、仕事が出来ないまま途中交代。

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ルカの闘志溢れるプレーは良かったですね!!

現状考えてベイルを起用しないのは難しいかもしれないですね。
ただあの展開なら左SBに下げて、ニコ起用してほしかったです。
そしたらベイルも上がった時にある程度スペース生まれたでしょうし。

攻撃面で言いたいことは山ほどありますが、ただ問題はディフェンスですね。
たまには無失点に抑えてほしいです。

| Vakky | 2010/10/25 21:29 | URL |

選手起用に疑問があったことは確かですね。

全部が全部を変えるのはリスキーですが、何人かはフレッシュな選手を入れて、チームの代謝を促したかったです。

そうしないと、今度はベンチに居る選手たちの不平不満もたまって、最悪不穏分子化してしまうので・・・


「ベストメンバーとは、その時最も『闘える』選手11人のことである」

自分の持論なのですが、ハリーの中ではどういう基準になっているのでしょうか・・・w

| 白面 | 2010/10/25 22:49 | URL | ≫ EDIT

確かに右ベイルは謎采配でしたね。ハットンとか、近くでベイルが手を上げていたのにクラウチへの放り込み一辺倒。何だったのでしょう?また、この日はレーンのサポーターにも変わったことがありました。出場していない段階で、パブのチャントを大合唱。そのせいなのか分かりませんが、交代出場しましたね。短い時間だったけどこの日のパブはわりと良かったと思います。次回アウェーのマンU戦。どんなメンバーで戦うのか興味深々です。

| ばんでるばーると | 2010/10/26 06:27 | URL |

モドリッチ、よかったですね。
下がってもらっては、前線に配球し、
自分でも抜いていくし、あきらめずに最後まで追う。
本当に、ただただ頑張っていたと思います。
ゆーやさんのご指摘のとおり、
そうしたガムシャラさがスパーズにはあってもいいな、
と思います。もっと魅力的になるでしょう。

| ユキッチ | 2010/10/26 23:36 | URL | ≫ EDIT

マンU戦の前にベストメンバー揃えて勝っておきたかったのでしょうね。ですが、紙一重の差で勝ちはならなかった。仕方ないと考えるしかありません。ベインズのフリーキックはマジきれいな弾道だったな。ゴメス一歩も動けず・・・。DFの頭をギリで超えてくるシュートは見えないことがあるらしいし、そういう感じだったのかも。いやー勝ちたかったねぇ。WBAの好調はなんなの!?ぴったりくっつかれてるんですけどー。

| KTA | 2010/10/27 12:55 | URL |

>Vakky さん
モドリッチは少しづつ調子が上がってきた感がありますね。この試合は相手もきっちり守ってたので難しい面もあったけど、強引に突破してのシュートが久しぶりに幾つか見られたのでいい兆しかもしれません。
僕もどちらかというと守備面での不安を感じますね。毎試合必ず失点するのはいただけないと思います。

>白面 さん
パラシオスを起用したりとレドナップなりに考えているとは思うんですが、ターンオーバーをもう少し上手く活用していかないと今後はますます厳しくなると思います。ベストメンバーについての持論は僕も同感です。その時点で最も戦えるコンディションにある選手を使うべき。そして、誰を起用しても戦い方を大きく変えること無く、戦力も落とさないというのが理想です。ただ、爺は現状はベイルは外せないんだろうな…と、この試合の使い方をみて思ったり…。

>ばんでるばーると さん
たぶん、ベイルを右で使おうという明確な指示は無かったと思うんですよね。前線の枚数を増やしてラフィーを一列下げたら、図らずもあんな感じになっちゃったというのが真相かと(笑)ただ、ああいう中途半端になるんなら、コンディション考えてベイルを下げても…とは結果論ながら思ったりはしますね。でも、基本的に使い減りしないタイプだし、インテル戦での終盤のアレがあったのでベイルを下げづらいのかもしれませんね。

試合中には気付かなかったんですが、クラウチがゴールレスが続いているのでパブに変えろ!のチャントが起こってたらしいですね。サポーターの気持ちは理解できますが、個人的にはそういうチャントは好ましくない思います。マンU戦はどうでしょうね?たぶん、変更はパラシオス→ハッドだけで同じ布陣のような気がしますね^^

>ユキッチ さん
やっぱりモドリッチにはゴールに近い位置での働きをもっと見たいな~と主てったので、積極的にゴール狙うこの日の出来は良かったように思います。

最近はなんか小奇麗に戦ってる感が強くて、ハリーの試合後のコメントとかも引き分けで御の字的な物足りなさを感じます。確かに、厳しい日程、相手ですが勝負にこだわり貪欲に勝ちに行く姿勢、執念をもっと見せて欲しいとは思います。最後にモノを言うのはそういう「ハート」の部分だと思いますしね。

>KTA さん
勝ちに行ったとは思うんですが、どうも淡泊というか消化不良感が残るゲームだったのは残念でした。ベインズのFKは凄かったですね^^あれは、お手上げでしょう。

WBAはいい戦いしてると思いますね。ブラックプールにも言えますが、試合は名前でするものではないといういい例だと思いますよ。この調子がシーズン終盤まで維持出来れば本物でしょうが、なんとなく折り返し過ぎたあたりでお腹一杯になりそうな予感はします(笑)

| 管理人 ゆーや | 2010/10/27 23:32 | URL |















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