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【COLUMN】 今夏の移籍市場開幕に寄せて

09/10シーズンに向けて、各クラブがせめぎ合う夏の移籍市場がオープンしましたね。
2週間余りが経過したわけですが、今夏の移籍市場は早くもカオスな状態になっている印象です。
レアルがC・ロナウド、カカの二人獲得に費やした(費やす予定)のは£1億4000万(約226億5000万円)ですか。
目が回りそうな数字です。ニューカッスルのクラブ自体の売却するであろう価格より上ですよ(笑)
まぁそれについては特に批判も無いです。持てる者がその力を惜しまずに使ったというだけの話で。
ただ、こういう市場の価格(というかフットボールの世界に存在するであろう暗黙の了解、常識)を破壊して、
欲しい選手を是が非でも・・・と、一気につぎ込むクラブが現れると、大概の場合、場は荒れます。

それに加えて、今季は多くのビッグクラブで監督交代がありました。
前述の大型補強を敢行中のレアルを筆頭に、ミラン、ユベントス、チェルシーですか。
これも場が荒れる現象に拍車をかけます。監督の移動に伴って、選手は動きやすいですからね。
プレミアリーグについて言えば、更にもう一つ厄介な要素が絡みます。
巨大な資本を持つオーナーの相次ぐ参入ですね。昨季のマンCに続いて、今季はポーツマスですよ。
サンダーランドも新たなオーナーを迎えましたし、少々事情は違いますがウエストハムも売却されましたね。

さて、長い前フリでしたけど、こっからが本題。
これらの状況を踏まえて、トッテナムはいかに今夏の市場でクラブの戦力を高めるか。

まず前提として抑えなければならないことがあります。
今夏のトッテナムは補強に費やすことが出来る資金が限られているということです。
トッテナムはここ2年間だけでも選手獲得におよそ£1億あまりをつぎ込んでいます。
獲得だけでは無く、主力選手の高額での売却も行っているので、その全てがマイナス収支ではありませんが、
少なくとも獲得の為に市場に投じてきた資金が、まともな額で無いということだけは確か。
デロイト社がまとめているクラブ収入ランキングでもここ5年間にわたり世界で15位以内をキープし、
多くの負債を抱えたクラブの中で健全な経営状態を維持しているとは言え、現在の経済情勢を踏まえれば、
今夏も、ここ数年と同様に多くの資金を使う事は難しい(危険である)と考えるべきです。
そのうえ、巨額の投資である新スタジアム建設プロジェクトが進行中ということも忘れてはなりません。

今夏のトッテナムの補強で重要となる(してほしい)キーワードをいくつかあげてみます。

1. 継続性
この夏に限ったことではないですが、クラブの補強というのは継続性が必要です。
数年先を見据えてクラブ強化しなければならない。それも急速にではなく、緩やかに行わなければならない。
昨夏に行ったような主力の大量放出、新戦力の大量獲得は避けるべきです。
昨季の終盤はチーム状態も安定し、メンバーを固定して戦ったこともありチームの連携が高まってきました。
ホームで堅守を誇った守備もさることながら、攻撃もに形が出来つつある状態でシーズンを終えました。
攻守にバランスが取れてる今のチームを大幅に崩さず、ピンポイントでの補強に留めて欲しい。

2. 経験とリーダーシップ
ここ数年のトッテナムは若く将来が有望である(であろう)選手を獲り続けてきました。
おかげでクラブには各国の代表クラスの若手が多く在籍しています。
しかし、そんな若い選手をまとめ、時に鼓舞し、苦しい時に流れを変えられるベテラン選手がいません。
チーム内にも甘えが蔓延し、好調時には若さに任せた勢いがあるが、一度不調に陥るとなかなか抜け出せない。
冬にキーンを呼び戻して幾分かは改善しましたが、もう一人あるいは二人の中堅~ベテランを加えたい。

3. 補強ポイントの絞り込み
これはもう監督であるハリー・レドナップの目を信じるしかないんですが(笑)
前述したように資金が無い現状であれば、「買う前に売る」ということが前提となってきます。
では誰を売るのか?昨季出番を失った選手を見切るのか、それとも今季の覚醒を待つのか。
特に若い選手が多いトッテナムの場合、選手の能力を見切るタイミングが非常に難しい。
わかりやすい例で言えば、レノン。昨夏の段階ではラモスの構想外で放出の候補でした。
しかし、昨季途中でたくましく成長し、今や不動のレギュラーで欠かせない選手です。
昨季活躍出来なかったハドルストン、ベントリー、ベイルらをどう判断するかが非常に興味深い。

補強資金が少ないということであれば、獲得出来る選手の数も自ずと少なくなる。
では、どのポジションに補強をするのか?今のチームに足りない部分はどこなのか?そこの見極めが大事。
得点力不足が叫ばれる前線の刷新なのか、中盤に新たな強さと深さを求めるのか、あるいは守備陣か。

いずれにしろ、7月からサマーキャンプに入り、プレシーズンがスタートします。
新戦力をチームにフィットさせる為にも、なるべく早く獲得し、チーム作りを固めることが重要。
レドナップは、混沌とした移籍市場の最中で、強化の為に様々な思考を巡らせているはずです。
彼がどのような補強を施し、チームを作り上げていくのか注目していきたいと思っています。

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