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【COLUMN】 現状分析レポート(5)左サイド

現在のチーム状況をポジション毎に分析する企画の第五回。
右サイドと同様、サイドバックとサイドハーフを一つのユニットとして捉え、分析することにする。
今回はトッテナムの長年の懸案、左サイドのユニットを。

現在の左サイドハーフ:モドリッチ、オハラ、ベントリー、ベイル、ターラブ
現在の左サイドバック:アス-エコト、ベイル、シンボンダ、オハラ、ジウベルト

純粋な左ウインガーの不在
サイドハーフの顔ぶれを見ても解る通り、現在のトッテナムには純粋な左サイドのウインガータイプが不在だ。
昨季、序盤ではベントリーを起用するも巧くいかず、終盤戦は本来、センターのモドリッチを起用する苦肉の策。
しかし、この決断が結果的に吉と出る。モドリッチが絶妙なポジションどりで左サイドを見事にこなして見せたのだ。
右はレノンがスピードを生かして縦に突破、逆サイドの左はモドリッチが巧みなパスを出す。
対照的な両サイドが攻撃に絶妙なバランスをもたらし、図らずも攻撃が活性化した。
思えば一昨季のマルブランクも純粋なサイドアタッカーでは無かったが、左サイドに安定をもたらしている。
モドリッチもマルブランクと同様に常にサイドに張るのでは無く、ポジションチェンジしながら打開を図っていた。

トッテナムは長らく本職の左サイドのアタッカーが補強候補と言われてきたが実現には至っていない。
クロスをスムーズにあげる為に、左サイドは左利きが良いというのが通説ではある。
しかし、世界的に見ても左利きのウイングは人材不足。多くのクラブが試行錯誤している状況だ。
右足でも正確なクロスを出せる選手もいるわけで、利き足にこだわるのはナンセンスと言えるのかもしれない。

二つの方法論
現在、最も考えるべきは「利き足」では無く、「プレースタイル」であり、どのように左サイドを組み立てるか・・・だ。
解り易くおおまかに例えるなら、方法論は二つになるだろう。
・ここ数年同様、サイドアタッカーでは無い選手の起用。個人の突破よりもパス、SBとの連携で打開を図る
(サイドバックは空いたスペースにガンガン入っていく積極的な攻撃参加が求められる)
・純粋なウインガータイプの起用。縦への突破からのクロスを軸に攻撃を組み立てる
(サイドバックはあくまでウイングの後方をケアし、オーバーラップは控え気味になる)

前者なら昨季同様モドリッチ起用となるだろう。オハラもこちらのタイプに含まれる。
モドリッチはセンター寄りにポジションを取る場面が多いので、左サイドには広大なスペースが空く。
そこにFWが流れるなり、サイドバックが上がるなりして、うまくスペースを使う攻撃をしたい。

後者なら新戦力の獲得かサイドバックのベイルのウイングへのコンバートが必要と考える。
現有メンバーの中で、個人の突破からクロスを期待出来るのはベイルただ一人。
移籍濃厚のベントリーが残留すれば、選択肢の一つだがレドナップは「彼は右サイドの選手」と明言している。
確実なのは、誰を起用したとしても、それは同時にモドリッチをセンターに移すことを意味する。

獲得候補:A・ヤング、ダウニング、M・ロドリゲス、J・コール、トゥラン、ペトロフ、バストス

最重要補強ポイント
左サイドバックは現在のチームを見渡しても、最重要の補強ポイントだろう。
昨季の序盤はベイル、中盤以降はエコトが務めたが両者共に絶対的な信頼とまでは言えない。
エコトはシーズン途中で大きな成長を見せ、今季もファーストチョイスとなるのが濃厚だが、
今季は冬にアフリカネーションズカップ(AFC)がある。カメルーン代表の彼は1ヶ月離脱が確定的だ。
補強が無い場合はベイル、シンボンダで回すことになるだろうが、両者とも守備面で心許ない。
右SBなら安定しているシンボンダも左では不安。ベイルも攻撃では光るも、守備は改善の余地が多い。
しかも、シンボンダは放出の噂も根強く、今季のスカッドに含まれるかどうかは怪しい。

また上記でも述べた通り、サイドハーフの補強に応じて、求められる役割に変化が生じる。
昨季同様の戦い方で行くなら、積極的な攻撃参加が必要で精度の向上も必須だ。
仮にウインガータイプを補強した場合には、守備面での負担が増す可能性が高い。
特にベイルの動向には注目だ。サイドバックとして育てるのか、本格的なウイング転向元年となるか。
ベイルがウイング転向ならば余計にサイドバックの補強は急務となってくる。
しかし、一つのプランとしてオハラをサイドバック起用というのも一考の価値があると考えている。
彼は元々、守備と運動量に定評のある選手で、U-21イングランド代表では既に左SBの経験がある。
補強が思い通りに進まなかった場合には、オハラが穴を埋める試合も見られるかもしれない。

獲得候補:フィゲロア、エインセ

結論
昨季のモドリッチの起用は成功だったが、やはりセンターでFWと近い位置で絡んでこその選手。
彼が決定的な仕事をしたのはセンターにいる時で、サイドよりはセンターで彼の持ち味を生かしたい。
理想はA・ヤングもしくはJ・コール。ただ、二人とも所属クラブが放出に応じる可能性は非常に低い。
レノンとA・ヤングの両翼が実現すれば、攻撃力に厚みが増すだろう。
J・コールは純粋なウインガーではないが中盤ならどこでもこなす実力者。
いずれかを獲得出来れば、システムの流動的な変化にも柔軟に対応出来るだろうが夢物語に近い。

現実的に考えればダウニング獲得。ある程度の計算は立つし、国内でも指折りの左ウイング。
そして、将来を見据えベイルのウインガーへのコンバートを真剣に検討するべきだと考える。
ウインガータイプの選手を起用ならば、前線でクロスに合わせるターゲットマンを補強する必要が出てくる。
ウイングと大型ストライカーの獲得はセットと考えるべきで、新たな連携構築に不安材料もある。

サイドバックは最優先に補強するべき。ベイルのコンバート、エコトのAFCでの不在時を考慮すれば急務。
エインセを獲得出来れば、守備陣の負担は減るだろう。CBのバックアッパーとしても使える。
フィゲロアもウィガンで印象的な活躍を披露している。獲得を考えても不思議では無い。

予想
サイドバック
レギュラー:アス-エコト
サブ:新獲得選手、ベイル、オハラ
放出:シンボンダ、ジウベルト

サイドハーフ
レギュラー:新獲得選手(モドリッチはセンターに)
サブ:ベイル、オハラ
放出:ターラブ、ベントリー

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