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【COLUMN】 不遇の2年間を振り返る

2007年にチャールトンから当時のクラブ史上最高額の移籍金£1650万で加入したダレン・ベントが、
今夏2シーズン過ごしたトッテナムから、サンダーランドへと移籍していった。
ベントはサンダーランド入りを喜ぶと共に、さっそく古巣トッテナムでの不遇の2年間について痛烈に批判した。
内容を簡単に要約するとざっとこんな感じになるだろうか。
・トッテナムで過ごした2年間はキャリアで最悪の2年間だった。
・クラブ内で得点王だった昨季さえ、チームから必要とされていると感じなかった。
・レドナップからも全く信頼を得ることが出来なかったんだ。他のFWのことばかり考えていた。
・不遇の原因は僕自身では無く、別のところにあった(クラブ内の序列や政治的な意図云々)


率直な感想として、非常に残念というか、「まだまだ幼い」な・・・という印象を受けました。
せっかく新天地が決まり、快く送り出そうという気持ちに水を差されたようでとても気分が悪いです。
こういう気持ちがあったとしても、胸に留めて頑張るというのが「大人」というものです。
移籍が決まる直前のTwitterでの会長批判の際には、彼も人間だからと寛容に受け止めたのですが、
続けてこういうコメントを発せられると、なんだかなぁ・・・と思ってしまう。

確かに、ベントには同情の余地が沢山あった事は事実。
大きな移籍金でセンセーショナルに移籍してきたものの、出場機会に恵まれない日々。
そもそもあの時点で、彼の獲得の必要性がどれほどあったのか。クラブにも少なからず否はある。
初年度はベルバトフ、キーン、デフォーらとのポジション争いが熾烈で、4番手を脱することは無かった。
上記の3人が揃ってクラブを去った昨季は、10番というエースナンバーを与えれられエースFWとして期待されたが、
蓋を開ければパブリュチェンコと交互に起用されるという、本人には不満であろう起用法が続いた。
得点こそ17点挙げたものの、冬にキーン、デフォーが相次いで復帰し、また序列は元に戻った。
2年間で79試合に出場し、挙げたゴールは25。決して悪い数字では無い。それでも・・・。

£1650万という大金を費やしての加入という事実が、彼のハードルを上げたことは間違いない。
2年間それなりにゴールを積み上げたにも関わらず、ファンの間でも評価は著しく低いままだった。
そこには、クラブ史上最高額相応の活躍を・・・というファン心理が常について回った。
彼に対するサポーターの(そして、僕自身の)低評価は不要に過小評価であったと、振り返れば思う。

だが・・・
結局は勝負の世界なのだ。今回のようなコメントは構想から外れた選手の「負け犬の遠吠え」に他ならない。
ポジション争いで生き残れず、古巣のクラブを批判。そこに残るのは、ネガティブな要素だけだ。
これで完全にスパーズサポーターの大半を敵に回してしまったのだから・・・。

批判したくなる彼の気持ちも少なからず理解できる。しかし、果たして全て周りの責任なのだろうか?
彼が言うように、自分には否が無く、干したトッテナムが悪いということになるだろうか?それは、違うと思う。

ベントの得点力に関しては疑いの余地は無い。それは彼自身が、これまでに十分に示してきた。
チャールトンでも、もちろんトッテナムでも。ストライカーとしては及第点をあげられる活躍だった。
しかし、なぜ彼は指揮官の、そしてサポーターからの支持を遂に最後まで得られなかったのだろうか。
彼自身も素直に受け止め、振り返ることも必要だと思う。彼はまだ25歳。キャリアのピークはこれからのはずだ。

彼をファーストチョイスにしなかったのはレドナップだけでは無い。前任のラモスも、その前のヨルも同じ。
3人の指揮官の下でプレーしながら、一度も絶対的な信頼を得られなかったのは偶然ではないはずだ。
そして、示してきたゴール数と反比例してイングランド代表で重用されないのはなぜか。
エリクソンやマクラーレン、カペッロもなぜ彼をあまり招集せず、召集しても序列が低いままなのか。
彼自身も謙虚に自分を見つめ、今後に生かす姿勢でいないと今後も状況は変わらない、と僕は思う。

スピードはある。裏への抜け出しも巧み。シュートも上手い。ゴール前のポジショニングも良い。
しかし、競り合いに弱く、ポストプレーは並で、クロスに合わせるのは下手。
好不調の波が大きく、全く存在感が無い試合も多い。そして、コンビを組むFWを生かす術を知らない。
よって、アシスト数が非常に少なく、チームの流れるような攻撃に絡む姿はなかなか見れずじまい。
これが2年間ベントのプレーを見続けてきた、一素人の彼に対する評価だ。
彼が多くの指揮官の信頼を得られないという問いに対する答えが、この中に隠されている気がしないでもない。

彼の今回のコメントで多少腹が立っていて、今後も彼を応援しようという気持ちが若干トーンダウンしたのは確か。
だが、2年間の不遇にも腐らず必死にアピールし、黙々と頑張ってきた彼を見続けてきたので、
最後ぐらいは感謝と激励の言葉で締めたいと思う。

ベントよ、スタジアムオブライトで頑張れよ!今度こそ絶対的なストライカーの位置を掴めよ!
2年間、多くのゴールをありがとう。昨季序盤、苦しい時期に幾度も救ってくれてありがとう。
そして、今季ホワイトハートレーンでの試合では盛大なブーイングで迎えるから覚悟しておけよ(笑)

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盛大なブーイングで不覚にもニヤリとしてしまいましたよ(笑) 
自分もベントの発言には残念な気持ちですねぇ 
まぁ不満が溜まってたのもわかるけどこういった発言してあまり得する事ないと思うんですよね。 
スピードのある好きなタイプの選手なんだけどやっぱりイマイチ印象に残るゴールがないんだよなぁ 
昨季もけっこうゴールしてるのになんだかなぁ~(笑)確かに調子の波が激しいしなんといっても消えてる時間多すぎ!(笑) 
でも新天地で頑張ってくれベント! 
もちろんスパーズ戦以外で

| ゆうすけ | 2009/08/09 05:00 | URL |


う~ん……まあ、よほどフラストレーションが溜まってたんでしょうね。
それを公の場で言う必要性がわかりませんが、同情できないわけではありません。



本人は不遇と思ってるようですが、ベルバもキーンもデフォーも居なかった咋季序盤というチャンスをモノにできなかったのも確か。
そのことを差し置いて不満だけ並べられても、と言いたい気持ちです。


そもそもミドを放出して大金払ってまでして獲得する必要性があった選手とはどうしても思えません。
そういう意味ではスパーズのブレた補強方針の被害者と言えなくもないですが、それにしたってハマーズからのオファーを拒否してスパーズを選んだのはベント自身なわけですし。
ベルバやキーンとのスタメン競争を覚悟してやってきた選手にしては、なんともみっともない幕引きになったものだなと思います。

| sini | 2009/08/09 18:12 | URL |

>ゆうすけ さん
ベントの気持ちも解るだけに複雑ではあるんですけど、ホントにこういう形で批判しても
あまりいい事が無いですよね。
僕も不思議とベントのゴールが記憶にあまり残っていないのが本音なんですけど、
でも残した数字は悪くないですし、まだまだこれから光れる選手なんで、頑張って欲しいですね!

>sini さん
相当溜まったものがあったんでしょうね…。
まぁそれなりに理解はできますけど、そういう感情を敢て出さないで次に向かった方が、
よかったのになぁ・・・とは個人的に思いますね^^
確かにスパーズの補強のブレの犠牲者と言えなくもないですが、泣き事を言う奴は結局、
どこに行ってたとしても結果はそうは変わってなかったんじゃないか?という気がします。
厳しい言い方になっちゃいましたけど、新天地での活躍を祈りましょう!
愛あればこその叱咤激励ということで…(笑)

| 管理人 ゆーや | 2009/08/09 20:49 | URL |















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